今回は[オガワ/ロッジシェルターⅡ]のサイドを直結張りにてタープを拡張し、実使用に耐えうるか否かを検証してみた。
■使用ギア
・[オガワ/ロッジシェルターⅡ]
我家のファミキャン主幕。
・[オガワ/フィールドタープレクタTC]
外寸350*420cm/本体重量3.5kgのポリコットン生地のレクタタープ。
・[SK11/アルミカラビナB 5*50mm]
テントとタープの接続用カラビナ。
・[Booms Fishing/MRC マグネットリリーサー]
垂直耐荷重2kgのマグネットリリーサー。
■サイド直結張りイメージ
ロッジシェルターⅡの長辺側紐ループ3ヵ所と[オガワ/フィールドタープレクタTC]のルーフ辺をカラビナで接続し、メインタープポール250cm*2本とサブタープポール170cm*2本を使いサイドにタープスペースを拡張。強風の場合は180cmポール*2本を補強として追加。

■サイド直結張り実証
接続点に垂直耐荷重2kgの[Booms Fishing/MRC マグネットリリーサー]を使ってみたが直ぐに取れてしまい断念。マグネットリリーサーは補強ポールを追加した仕様で接続辺に使用したら強風時の紐ループへの強い負荷の際には外れるので良いかもしれない。



接続点を[SK11/アルミカラビナB 5*50mm]に変更し両端及び中央を3点留め。


250cmポール*2を使ってセンター稜線部を立上げ。



タープ前方を170cmポールで立上げ完成!広いタープ下スペースを確保できると共に、ポリコットン生地による良質な影も演出してくれる♪





接続点となる紐ループには結構な負荷が掛かるため、強風時はテントとの接続を解除し張り網経由で地面に直接ペグダウンするか、補強ポールを追加した方が良いと思われる。



接続辺の隙間は小さく日除けには問題ないが、雨天時タープ上からの雨水はテント側に流れてくるので大雨時には向かないかな。


タープルーフ前方のセンターを170cmポールで立上げ、両サイドを張り網経由でペグダウン。雨天時はこのスタイルの方が雨が両サイドに流れ、耐風性もやや向上するので良いかな。




ポリコットン生地で良質な影を演出してくれるため夏場炎天時に使いたい連結式。




設営スペースも思ったいたよりは広くないため、少し広めの区画スペースなら設営可能と思われる。

メインタープポールを前方側にズラして設営。




テント⇔タープ間に張り網がないため動線が良いが、明らかに雨天時タープ上に水が溜まりそうなのと耐風性が弱いため実使用には耐えないかな。




■まとめ
ロッジシェルターⅡの長辺側の紐ルーフに、[オガワ/フィールドタープレクタTC]のルーフ辺をカラビナで接続して設営することにより比較的省スペースで長辺側にタープスペースを拡張することが出来る。




稜線長が同じ350cmの[オガワ/システムタープレクタ]や[DDハンモック/DDタープ3.5×3.5]も同様に接続可能と思われる。

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