キャンプチェアを考える2025 ~焚火サイド編~

2025年からキャンプテーブル及びチェアをハイスタイルに変更し、腰と膝の負担が軽減され快適度がUP!反面、ハイチェアは焚火チェアとしては座面高が高く火床との距離があり暖を取り難い。ロースタイル時に焚火チェア[コールマン/ファイヤープレイス フォールディングチェア]を復活させるのも手だが、只でさえハイスタイル導入により圧迫されている車載状況を考えるとそれも厳しい。ということで、今回は車載を圧迫しない収納時のサイズがコンパクトとなる焚火チェアをあれこれ模索してみる。

■焚火チェアに求める6つの条件

我家の焚火チェアの求める条件は以下の6点。

焚火の火床との距離が近く薪を入れやすいこと(ローチェアもしくはミドルチェアが望ましい)
収納時のサイズがコンパクトであること(車載を圧迫しないサイズが望ましい)
✅軽量であること(1kg未満が望ましい)
難燃性生地であること(メッシュ生地は火の粉による穴あきリスクが高いので避ける)
✅風で倒れにくいこと(ハイバックよりローバックの方が望ましい)
✅安価であること(火の粉で穴が空いてもダメージが少ない価格帯であることが望ましい)

※あくまで私見

■チェアの座面高

以下、私見による座面高の部類定義。焚火チェアの座面高はローチェアが最適。ミドルチェアは焚火サイドで使用するにはやや高いがハイテーブルでの使用も可能なので汎用性が高い。ハイチェアだと焚火の火床と距離があり使い難いし暖も取り難い。

項目 ロースタイル ミドルスタイル ハイスタイル
テーブル高
(目安)
40cm
(27~47cm)
55cm
(48~62cm)
70cm
(63~75cm)
チェア座面高
(目安)
30cm
(23~32cm)
35cm
(33~37cm)
40cm
(38~48cm)
利点 ・収納時のサイズが小さい
・軽い

・幕内レイアウトがし易い
・焚火時に使い易い
・子供が使い易い
・乗り降りが容易
・食事や料理がし易い
・机上の物に幼児がアクセスし難い
難点 ・乗り降りの際に腰と膝に負担が掛かる
・食事や料理がし難い
・机上の物に幼児がアクセス出来てしまう
・収納時のサイズが大きい
・重い
・幕内レイアウトがし難い
・焚火時に使い難い
・子供が使い難い

※あくまで私見

■所有チェア8アイテム

所有チェア8アイテムのラインナップは以下の通り。現在のキャンプでのオールシーズンのメインチェアは[Snowpeak/FDチェアワイド]と[Snowpeak/フォールディングシェルフLightBamboo]。[ニーモ/スターゲイズラグジュアリー]は3シーズン、[KZM/クォンタムチェアリロード]は冬シーズン時に出動。[Livinbox/Shuterアウトドアスツール]は予備及びゲスト用として使用。焚火サイトで使うとしたら[コールマン/ファイヤープレイス フォールディングチェア]が最適!

≫ローチェア(座面高23~32cm)
①[コールマン/ファイヤープレイス フォールディングチェア]
②[ロゴス/トレックチェア背付]
③[ユージャック/リクライニングローチェア]

≫ミドルチェア(座面高33~37cm)
④[ニーモ/スターゲイズラグジュアリー]

≫ハイチェア(座面高38~48cm)
⑤[Snowpeak/フォールディングシェルフLightBamboo]
⑥[Livinbox/Shuterアウトドアスツール]
⑦[KZM/クォンタムチェアリロード]
⑧[Snowpeak/FDチェアワイド]

先のキャンプで焚火チェアとして[Livinbox/Shuterアウトドアスツール]を使用したのだが、座面も高くお尻が痛くなり長時間使用に耐えない。[Snowpeak/FDチェアワイド]でも使えないことはないが、火床が遠く暖を取り難いし、薪も入れ難い。また、メッシュ生地は火の粉による穴あきリスク大なので使うとしても帆布調生地のグレーモデルの方が良い。




 

■コンパクトチェア15アイテム

コンパクトチェアを座面高別に全15アイテムピップアップ

≫ローチェア(座面高23~32cm)

①[Helinox/タクティカルインクラインチェア]→座面高10cm
外寸54*55*51(h)cm/収納寸51*15*15(h)cm/重量1.3kg。レバー位置によって座面角度を調整可能なローチェア。焚火サイドで使うにはやや座面高が低いが、インナー内のお座敷チェアとしては15アイテム中最も使い勝手が良さそう。


②[VENTLAX/2WAY焚き火チェアワイドTC]→座面高11/23.5cm
外寸60*50*48/61(h)cm/収納寸37*17*17(h)cm/重量1kg。火の粉に強い難燃生地採用し座面高11cmのグランドスタイル、座面高23.5cmのロースタイルの2WAY使用。お座敷ではグランドスタイル、焚火サイドではロースタタイルを選択できるのは魅力。


③[BUNDOK/ベースチェア]→座面高15cm
外寸55*60*55(h)cm/収納寸40*14*11(h)cm/重量1.2kg。火の粉に強い綿100%の生地を採用したローチェア。3,000円弱で購入可能なので穴あきリスクのある焚火サイドで使うには適している。


④[鎌倉天幕/Cradle NO.14]→座面高18/34.5cm
外寸52.5*60*54(h)&52.5*62*67(h)cm/収納寸36*11*11(h)cm/重量1.18kg。フレーム切替によりハイ及びローチェアに切替が可能。アルミフレーム採用で軽量だが、値段は2万5千円程と高く、火の粉による穴あきリスクのある焚火サイドで使用するには勿体ない。


⑤[iClimb/グランドチェア]→座面高20cm
外寸57*58*53(h)cm/収納寸35*12*12(h)cm/重量0.86kg。胡坐チェアとして使用可能なローチェア。


⑥[Ogawa/ツーアングルチェアS]→座面高21/24cm
外寸50*52*75/66(h)cm/収納寸39*15*13(h)cm/重量1.4kg。脚フレームを付け替えることでアングルを変更することが可能。重量はやや重いが、弱風では倒れ無い安定性を感じる。実際に座ってみたがメッシュタイプの方が包み込まれ感が高く座り心地が良いが、焚火サイドで使うには火の粉による穴あきリスクが高いので避けた方が良いだろう。カップホルダーやフットレスト、フットボール等の別売オプションも魅力。







 

⑦[Helinox/グランドチェア]→座面高22cm
外寸52*50*49(h)cm/収納寸30*11*11(h)cm/重量0.64kg。深めのシート設計でゆったり寛ぐことができるローモデル。


⑧[Ogawa/ツーアングルチェアL]→座面高23/26cm
外寸63*69*107/96(h)cm/収納寸49*16*13(h)cm/重量1.7kg。ハイバック仕様で脚フレームの付け替えによりツーアングル選択可能。実際に身長175cmの小生が実際に座ってみたが頭部をホールドしてくれて寛ぎやすいが、背面ポールが干渉しどうにも居心地が悪いので候補外。


⑨[Helinox/チェアゼロ]→座面高28cm
外寸52*48*64(h)cm/収納寸35*10*10(h)cm/重量0.51kg。軽さを追求したローチェア。焚火サイドというよりも旅行や遊園地リュックに忍ばせておきたい。


≫ミドルチェア(座面高33~37cm)

⑩[Helinox/チェアワンHome]→座面高33.5cm
外寸52.5*51*65(h)cm/収納寸38*11*10(h)cm/重量1.05kg。座り心地とコンパクトさを両立した元祖ともいえるチェアワンシリーズの現行モデル。値段が高いがその分質感と耐久性も高いが、穴あきリスクのある焚火サイドで使うには勿体ないかな。


⑪[Helinox/チェアツーHome]→座面高34cm
外寸54.5*64*84(h)cm/収納寸49*11*10.5cm/重量1.27kg。ハイバック仕様のチェアツーシリーズの現行モデル。頭部をホールドしてくれるので長時間リラックスして使用することが出来る。


⑫[MOON LENCE/アウトドアチェア]→座面高34cm
外寸54*54*66(h)cm/収納寸36*12*12(h)cm/重量0.91kg。3,000円弱で購入可能なミドルチェア。座面高は34cmとミドルチェアに分類され、ギリハイテーブルでも使用可能。また、安価なので万一焚火サイドで火の粉で穴が空いてもダメージが少ないのも魅力。


⑬[iClimb/ビーチチェア]→座面高35cm
外寸53*34*67(h)cm/収納寸37*13*10(h)cm/重量1.05kg。メッシュタイプ且つでデフォルトで脚キャップが付属しているためその名の通り焚火サイドというよりビーチサイド向きのミドルチェア。生地毎に数種類ラインアップされているが、焚火サイドで使うならメッシュ生地レスの“All Brown-Tactical Version”が良いと思われる。


 

⑭[iClimb/アウトドアハイバックチェア]→座面高37/42cm
外寸101*60*100(h)cm/収納寸44*16*15(h)cm/重量2kg。脚ポールの調節により李クライング可能なハイバックミドルチェア。脚キャンプもデフォルトで付属しているためビーチサイドでも使い易い。


≫ハイチェア(座面高38~48cm)

⑮[iClimb/回転チェア]→座面高42cm
外寸71*61*75(h)cm/収納寸36*10*10(h)cm/重量1.6kg。ハイチェア分類される焚火サイドで使うには不向きだが、回転するの何気に便利かも。


 

■15アイテム仕様比較

コンパクト収納と座り心地を両立したチェアの元祖と言える[ヘリノックス/チェアワン]をベースに同系のチェアの仕様を所有チェア8製品含め全23アイテムを比較してみる。

座面高
(cm)
分類 [メーカー名/製品名: 外寸(cm) 収納寸(cm) 重量
(kg)
10 L ①[Helinox/タクティカルインクラインチェア] 54*55*51(h) 51*15*15(h) 1.3
11/23.5 L ②[VENTLAX/2WAY焚き火チェアワイドTC] 60*50*48/61(h) 37*17*17(h) 1
15 L ③[BUNDOK/ベースチェア] 55*60*55(h) 40*14*11(h) 1.2
18/34.5 L ④[鎌倉天幕/Cradle NO.14] 52.5*60*54(h)
52.5*62*67(h)
36*11*11(h) 1.18
20 L ⑤[iClimb/グランドチェア] 57*58*53(h) 35*12*12(h) 0.86
21/24 L ⑥[Ogawa/ツーアングルチェアS] 50*52*75/66(h) 39*15*13(h) 1.4
22 L ⑦[Helinox/グランドチェア] 52*50*49(h) 30*11*11(h) 0.64
23/26 L ⑧[Ogawa/ツーアングルチェアL] 63*69*107/96(h) 49*16*13(h) 1.7
28 L ⑨[Helinox/チェアゼロ] 52*48*64(h) 35*10*10(h) 0.51
28 L [コールマン/ファイヤープレイス フォールディングチェア] 54*55*61(h) 56*53*9(h) 2.2
28 L [ロゴス/トレックチェア背付] 24.5*29*48(h) 34.5*24.5*4.5(h) 0.4
30 L [ユージャック/リクライニングローチェア] 62*68-95*79-86(h) 80*62*10(h) 4.4
33.5 M ⑩[Helinox/チェアワンHome] 52.5*51*65(h) 38*11*10(h) 1.05
34 M ⑪[Helinox/チェアツーHome] 54.5*64*84(h) 49*11*10.5 1.27
34 M ⑫[MOON LENCE/アウトドアチェア] 54*54*66(h) 36*12*12(h) 0.91
35 M ⑬[iClimb/ビーチチェア] 53*34*67(h) 37*13*10(h) 1.05
36 M [ニーモ/スターゲイズラグジュアリー] 92*68*112(h) 88.9*25.4*25.4(h) 3.2
37/42 M ⑭[iClimb/アウトドアハイバックチェア] 101*60*100(h) 44*16*15(h) 2
40 H [Snowpeak/フォールディングシェルフLightBamboo] 84.6*34*39.7(h) 84.6*47cm 3.5
40 H [Livinbox/Shuterアウトドアスツール] 36*31*40(h) 51.2*36*4(h) 1.5
42 H ⑮[iClimb/回転チェア] 71*61*75(h) 36*10*10(h) 1.6
43 H [KZM/クォンタムチェアリロード] 58*68*110(h) 82.5*28*15(h) 6.2
46 H [Snowpeak/FDチェアワイド] 58*59*84(h) 69*58*11(h) 3.6

※正確な仕様は各製品HPを参照のこと

4アイテムPickUp

我家のキャンプスタイルにおける焚火サイドで使うことを考え4アイテムをピックアップ!

Ⅰ.[VENTLAX/2WAY焚き火チェアワイドTC]
Ⅱ.[Ogawa/ツーアングルチェアS]
Ⅲ.[MOON LENCE/アウトドアチェア]
Ⅳ.[iClimb/ビーチチェア]

Ⅰ.[VENTLAX/2WAY焚き火チェアワイドTC]→座面高11/23.5cm
外寸60*50*48/61(h)cm/収納寸37*17*17(h)cm/重量1kg。難燃生地採用で焚火サイドでの穴あきリスクが少ないことと、高さ調節が可能で脚フレームを取りグランドスタイルに変更すればお座敷でも使い易いのが魅力。


 

Ⅱ.[Ogawa/ツーアングルチェアS]→座面高21/24cm
外寸50*52*75/66(h)cm/収納寸39*15*13(h)cm/重量1.4kg。ツーアングルで使用することが出来き、オプションパーツも豊富なのが魅力。焚火サイドで使うならメッシュタイプでない方が良いのだが、座り心地はメッシュタイプの方が良いのが悩みどころ。


Ⅲ.[MOON LENCE/アウトドアチェア]→座面高34cm
外寸54*54*66(h)cm/収納寸36*12*12(h)cm/重量0.91kg。座面高がミドルなのでハイテーブルでもギリ使用可能。また、2脚セットなら1脚2,500円程で購入可能でコスパも高く焚火サイドで万一穴が空いてもダメージが少ないのは何気にポイント高い。

Ⅳ.[iClimb/ビーチチェア]→座面高35cm
外寸53*34*67(h)cm/収納寸37*13*10(h)cm/重量1.05kg。メッシュタイプ且つでデフォルトで脚キャップが付属しているためその名の通りビーチサイド向きのミドルチェア。


 

4アイテムの仕様比較がコチラ。焚火専用なら[VENTLAX/2WAY焚き火チェアワイドTC]、汎用性の高さなら[Ogawa/ツーアングルチェアS]、コスパが良くハイテーブルでも使用したいなら[MOON LENCE/アウトドアチェア]、ビーチサイドでも使うなら[iClimb/ビーチチェア]といったところかな。

[メーカー名/製品名: [VENTLAX/
2WAY焚き火チェアワイドTC]
[Ogawa/
ツーアングルチェアS]
[MOON LENCE/
アウトドアチェア]
[iClimb/ビーチチェア]
分類 グランドチェア/ローチェア ローチェア ミドルチェア ミドルチェア
座面高(cm) 11/23.5 21/24 34 35
外寸(cm) 60*50*48/61(h) 50*52*75/66(h) 54*54*66(h) 53*34*67(h)
収納寸(cm) 37*17*17(h) 39*15*13(h) 36*12*12(h) 37*13*10(h)
重量
(kg)
1 1.4 0.91 1.05
焚火サイド
ビーチサイド
テニスコートサイド
お座敷サイド × ×
脚キャップ × △(別売) ×
参考価格 ¥7,980 ¥7,818 ¥2,999 ¥3,690

※正確な値は各製品HPを参照のこと

■まとめ

焚火サイドでの使用を主眼に置くとしたら現状[VENTLAX/2WAY焚き火チェアワイドTC]が第一候補。難燃生地採用で火の粉による穴あきリスクが少ない。ロースタイルは焚火サイド、グランドスタイルはお座敷サイドと2WAYで使えるのも魅力。収納袋がコンパクトではないのが唯一の難点。


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