睡蓮ビオトープ2025 ~来季の実験プロトコル思案編~

睡蓮は4季目、花蓮は1季目となる今シーズン、少し気が早いが来季に試してみたい実験プロトコルを思案してみた。秋植替えの際に体裁が整えば良いかな。実験に使用する子株が順調に育つことに期待♪

■実験目的

来季の睡蓮構成を思案するに当たり、以下の4点を検証するために実験プロトコルを考えてみる。実施に当たり必要な子株の数を想定して今期の育成に励む。

【実験Ⅰ】内鉢サイズにより睡蓮の花上りが変わるのか?
【実験Ⅱ】外鉢サイズにより睡蓮の花上りが変わるのか?

【実験Ⅲ】肥料の量によって睡蓮の花上りは変わるのか?
【実験Ⅳ】外鉢式と内鉢式で花蓮の花上りは変わるのか?

これ迄の睡蓮育成履歴と購入元の情報を踏まえて実験に使用する睡蓮と花蓮は花上りの良いとされる以下の4品種を候補とする。

[耐寒性睡蓮]プッタラクサー、マンカラウボン
[熱帯睡蓮]ムラサキシキブ
[花蓮]小三色蓮

■内鉢と外鉢

実験に使用する内鉢と外鉢の容器候補がコチラ。

≫内鉢

睡蓮&蓮を植え付ける内鉢候補9点。プロトコル作成段階で選択した容器は桃字。

No. [メーカー名/製品名] 形状 外寸(cm) 全幅
(cm)
奥行
(cm)
全高
(cm)
外寸乗値
(m3)
概算容量
(L)
カタログ容量(L)
1 [新輝合成/トンボタライ45 浅型] 45*45*13(h) 45 45 14.5 29 14.7 16
2 [新輝合成/トンボタライ40 浅型] 40*40*13(h) 40 40 13 21 10.4 11
3 [大和/ガレージコンテナ45] 52.3*20*17(h) 52.3 20 17 18 8.9 8
4 [セリア/大鉢角型] 32.5*24.5*13.4(h) 32.5 24.5 13.4 11 5.3
5 [セリア/FL植木鉢7号] 22.6*22.6*15(h) 22.6 22.6 15 8 3.8
6 [ダイソー/ニューウェーブプランター] 32.2*16*12.1 32.2 16 12.1 6 3.1
7 [セリア/フルーラプランター] 32.2*16*12.1(h) 29.6 13.2 12.6 5 2.5
8 [セリア/FL植木鉢6号] 18.5*18.5*13(h) 18.5 18.5 13 4 2.2
9 [カインズ/エコポリポット15cm] 15*15*12.7(h) 15 15 12.7 3 1.4 1.6

※正確な値は各製品HPを参照のこと

≫外鉢

外鉢容器候補は以下の9点。プロトコル作成段階で選択した容器は桃字。

No. [メーカー名/製品名] 形状 外寸(cm) 全幅
(cm)
奥行
(cm)
全高
(cm)
外寸乗値
(m3)
概算容量
(L)
カタログ容量(L)
1 [ダイライト/角型容器RL-500L] 184*92*41(h) 184 92 41 694 347 500
2 [ダイライト/角型容器RL-300L] 130.5*92*41(h) 131 92 41 492 246 300
3 [コメリ/角型タライジャンボ120] 86*66*34(h) 88 66 34 197 98.7 120
4 [GEX/快適繁殖ケースL] 60*30*29(h) 60 30 29 52 26.1 25
5 [チャーム/睡蓮鉢14号] 44*44*25(h) 44 44 25 48 24.2 23
6 [チャムオン/陶器睡蓮鉢17号] 51*51*25(h) 51 51 25 65 32.5 35
7 [トンボ/丸形ストロングタプ45] 50*50*35.5(h) 50 50 35.5 89 44.4 45
8 [トンボ/丸形ストロングタプ30] 43*43*34(h) 43 43 34 63 31.4 30
9 [セリア/バケツ10L] 29.7*29.7*22.7(h) 29.7 29.7 22.7 20 10 10

※正確な値は各製品HPを参照のこと

■実験プロトコル案

睡蓮及び花蓮と内鉢と外鉢の組合せ、元肥の有無等を鑑みてプロトコル案を作成してみた。

実験Ⅰ.内鉢サイズにより睡蓮の花上りが変わるのか?

≫耐寒性睡蓮“プッタラクサー”
容量の異なる3つの容器による浮葉の立ち上がりと花上りの検証。副次目的として日照時間の短い自宅南側ベランダ配置例も追加。元肥“マグァンプK大粒”の基本量は内鉢容量(L)*2gでひとまず設定。実験施行時に元肥の量は変更する可能性あり。

≫内鉢3種
・[大和/ガレージコンテナ45型]⇒8L
・[ダイソー/ニューウェーブプランター]⇒3L
・[セリア/FL植木鉢6号]⇒2L ※根茎の伸長スペースが短くとも開花するかの検証

子株 外鉢 外鉢
容量(L)
内鉢 内鉢
容量(L)
元肥
(g)
用土 設置
場所
1 [ダイライト/角型容器RL-500L] 500 [大和/ガレージコンテナ45型] 8 16 芝の目土 庭北
2 [セリア/FL植木鉢6号] 2 4
3 [ダイソー/ニューウェーブプランター] 3 6
4 [GEX/快適繁殖ケースL] 25 ベ南


 

2025.4.19時の写真。水上葉を多数展開し花芽も発現済。



 

実験Ⅱ.外鉢サイズにより睡蓮の花上りが変わるのか?

≫熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”
外鉢のサイズにより花上りが変わるのかを検証。副次として内鉢のサイズによる花上りも検証。

≫外鉢サイズ
・[コメリ/角型タライジャンボ120]⇒容量120L
・[セリア/バケツ10L]⇒容量10L

子株 外鉢 外鉢
容量(L)
内鉢 内鉢
容量(L)
元肥
(g)
用土 設置
場所
1 [コメリ/角型タライジャンボ120] 120 [セリア/大鉢角型] 5 10 芝の目土 庭南
2 [セリア/FL植木鉢6号] 2 4
3 0
4 [セリア/バケツ10L] 10 4


 

2025.4.19時の写真。水上葉は植え替え時にトリミングしたため少ないが花芽も発現済。



 

実験Ⅲ.肥料の量によって睡蓮の花上りは変わるのか?

≫耐寒性睡蓮“マンカラウボン”
内鉢のサイズを統一し元肥“マグァンプK大粒”の量を変えて花上りを検証。元肥の基本量は内鉢容量(L)*2gでひとまず設定。実験施行時に元肥の量は変更する可能性あり。只、元肥が多すぎると肥料当たりが置き花弁がシワが酔ったり花形が悪くなり可能性もある。副次として用土を赤玉土小粒の練土と芝の目土で違いが出るかも検証。

≫元肥の量
・0g
・6g
・30g ※基本の5倍量


子株 外鉢 外鉢
容量(L)
内鉢 内鉢
容量(L)
元肥
(g)
用土 設置
場所
1 [コメリ/角型タライジャンボ120] 120 [ダイソー/ニューウェーブプランター] 3 0 芝の目土 庭北
2 6
3 練土
4 30 芝の目土

2025.4.19時の写真。水上葉を多数展開し花芽も発現済。



 

実験Ⅳ.外鉢式と内鉢式で花蓮の花上りは変わるのか?

≫花蓮“小三色蓮”
花蓮を内鉢に植付けて外鉢に沈めるやり方と、外鉢に直接植え付ける場合に花上りが変わるかを検証。副次項目として内鉢の容量違い及び10Lバケツに直接植え付け+ベランダ配置も検証。

≫内鉢植付+外鉢沈降
・[新輝合成/トンボタライ40]の9分目程の用土(約10L)に蓮根を植付し外鉢[コメリ/角型タライジャンボ120]に沈める
≫外鉢植付
・[トンボ/丸形ストロングタプ30]の3分目程(約10L)に用土を入れ蓮根を植付。

子株 外鉢 外鉢
容量(L)
内鉢 内鉢
容量(L)
元肥
(g)
用土 設置
場所
1 [コメリ/角型タライジャンボ120] 120 [新輝合成/トンボタライ40] 11 10 芝の目土 庭北
2 [セリア/大鉢角型] 5 5
3 なし [トンボ/丸形ストロングタプ30] 30 10
4 [セリア/バケツ10L] 10 3 ベ南


 

2025.4.19時の写真。水上葉は出ていない。



 

■所感

耐寒性睡蓮“マンカラウボン”と熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”は既に開花履歴があり複輪咲も実現している花上りの良い品種であることが確認済で今季も既に花芽の確認が取れている。耐寒性睡蓮“プッタラクサー”と花蓮“小三色蓮”は今季導入だが、“プッタラクサー”は既に花芽が確認済、“小三色蓮”は最も日照時間の長い庭先南側に配置し成長を見守っている。実験に使用する子株数で心配なのは植替え時に子株が全く取れない“ムラサキシキブ”。今季はムカゴを丁寧に育えていくことで子株を揃えていきたい。


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