[ヨネックス/パーセプト100] ～解剖の儀～

目下気になっている硬式テニスラケット[ヨネックス/パーセプト100] の解剖の儀を執り行う！

■仕様

ボックス型オールラウンドラケットの標準でいわゆる黄金スペック「フェイス面積:100インチ」「バランス:320mm」、「重量:300g」「フレーム厚25mm」に近い仕様のラケット。[バボラ/ピュアストライク]に近いというクチコミあり。

※正確な仕様は製品HPを参照のこと

 

■特徴

テクノロジー的なことをは正直よく分からないが、スウィートスポットが大きく面安定性が高いことに加えラケット単品で振動吸収性に優れ肘に優しいラケットといった印象。

※正確な仕様は製品HPを参照のこと

■シリーズ比較

“パーセプト”シリーズは全部で6種。[YONEX/PERCEPT100]より上はハード寄り、下はソフト寄りといったところかな。[YONEX/PERCEPT100D]は[YONEX/PERCEPT100]よりやや攻撃寄りのテイストで守備力を考えると[YONEX/PERCEPT100]の方がマッチしているかも。飛び過ぎ感を抑えるなら[YONEX/PERCEPT100D]の方が良いかもしれないが中々同じガット&テンションで打ち比べる機会はないのでレビュー動画等で判断するしかない。

ラケット名	フェイス面積	重量	ストリング	バランス	フレーム厚	長さ	上級	中級	初級
PERCEPT 97D	97inch	305g	16*19	310mm	21mm	27inch	◎	○	–
PERCEPT 97	97inch	320g	18*20	310mm	21mm	27inch	◎	○	–
PERCEPT 100D	100inch	305g	18*19	315mm	23mm	27inch	◎	◎	–
PERCEPT 100	100inch	300g	16*19	320mm	23mm	27inch	◎	◎	–
PERCEPT 100L	100inch	280g	16*19	330mm	23mm	27inch	○	◎	○
PERCEPT 104	104inch	290g	16*19	325mm	22mm	27inch	◎	◎	○

※正確な仕様は製品HPを参照のこと

各モデルのメーカーの謳い文句はコチラ。同シリーズで6ラインナップ揃えていることを考えるとYONEXの主力モデルと言える。

・PERCEPT 97D
ボールを潰して操る、18*20のハイデンシティモデル。

 

・PERCEPT 97
ボールを掴んで操る、ビッグヒッターモデル。

 

・PERCEPT 100D
ボールを潰して攻撃的に操る、18*19のオールラウンドモデル。

 

・PERCEPT 100
攻撃的にボールを操る、オールラウンドモデル。

 

・PERCEPT 100L
攻撃的にボールを操る、軽量オールラウンドモデル。

 

・PERCEPT 104
クラシカルな球持ちで操る、オーバーサイズモデル。

 

現使用モデル[Wilson/ULTRA TOUR 95JP CV]は[YONEX/PERCEPT100]に比べ全長がやや長く、フェイス面積はやや小さく、やや軽量でトップヘビーのテイスト。[Wilson/ULTRA TOUR 95JP CV]はプレー後半の体力低下時にややパワー不足を感じることを考えると[YONEX/PERCEPT100]は使いやすそうな感がある。

メーカー名	ラケット名	フェイス面積	重量	ストリング	バランス	フレーム厚	長さ
YONEX	PERCEPT 97D	97inch	305g	16*19	310mm	21mm	27inch
YONEX	PERCEPT 97	97inch	320g	18*20	310mm	21mm	27inch
YONEX	PERCEPT 100D	100inch	305g	18*19	315mm	23mm	27inch
Wilson	ULTRA TOUR 95JP CV	95inch	289g	16*20	340mm	22mm	27.5inch
YONEX	PERCEPT 100	100inch	300g	16*19	320mm	23mm	27inch
YONEX	PERCEPT 100L	100inch	280g	16*19	330mm	23mm	27inch
YONEX	PERCEPT 104	104inch	290g	16*19	325mm	22mm	27inch

※正確な仕様は製品HPを参照のこと

 

■ガット

[Wilson/ULTRA TOUR 95JP CV]は(縦)[バボラ/エクセル1.25mm]及び(横)[テクニファイバー/ブラックコード1.24mm]を53Pでハイブリットで張り上げ。[YONEX/PERCEPT100]をポリ及びナイロンで同メーカー各3種、現使用ガットを加えた比較表がコチラ。

分類	[メーカー名/ガット名]	打感柔らかさ	反発力	スピン性能
ポリ	[ヨネックス/ポリツアーレブ125]	8	8	9～9.5
	[ヨネックス/ポリツアープロ125]	7.5	7～7.5	8
	[ヨネックス/ポリツアーストライク125]	6.5～7	7.5	7.5～8
	[テクニファイバー/ブラックコード124]	8	7～7.5	8.5～9
ナイロン	[ヨネックス/エアロンスーパー850 130]	9	8～8.5	8～8.5
	[ヨネックス/レクシススピード 130]	9	9	8～8.5
	[ヨネックス/レクシスコンフォート 130]	9.5	9～9.5	7～7.5
	[バボラ/エクセル125]	9～9.5	8.5	7～7.5

※予想値含む

≫ポリエステル

・[ヨネックス/ポリツアーレブ125]
ポリの中では柔らかめの打感でスピン性能が高く高弾道、テンション維持性能も高い。

・[ヨネックス/ポリツアープロ125]
ポリの中では柔らかめの打感でホールド系の中弾道、スタンダード的なガット。

・[ヨネックス/ポリツアーストライク125]
ポリの中ではやや硬めで球速が出しやすく低弾道ガット。

・[テクニファイバー/ブラックコード124]
ポリの中では柔らかめの打感で[ヨネックス/ポリツアープロ125]に近いスペックでややスピンがかかり易い。

≫ナイロン

・[ヨネックス/エアロンスーパー850 130]
ナイロンではやや軟らかめで飛びは標準でスピン性能が高く中弾道。

・[ヨネックス/レクシススピード 130]
ナイロンではやや軟らかめで強めの反発力でスピン性能が高く低弾道。

・[ヨネックス/レクシスコンフォート 130]
ナイロンでは軟らかめで強めの反発力。

 

・[バボラ/エクセル125]
ナイロンでは軟らかめで強めの反発力だが[ヨネックス/レクシスコンフォート 130]より弱い。

 

■まとめ

[ヨネックス/パーセプト100]を購入するとしたら[ヨネックス/ポリツアーレブ125]を50Pで張り上げ実際にプレーしてみて弾道が高くスピードが出ないようなら[ヨネックス/ポリツアープロ125]に変更もしくは前ラケットと同様に(縦)[バボラ/エクセル1.25]及び(横)[テクニファイバー/ブラックコード1.24]のハイブリットも良いかも。

【1st】[ヨネックス/ポリツアーレブ125]

【2nd】[ヨネックス/ポリツアープロ125] or (縦)[バボラ/エクセル1.25mm]/(横)[テクニファイバー/ブラックコード1.24]

 

■オマケ

見た目が超カッコいいラケット[Wilson/ROLAND GARROS 2024 BLADE 98 16×19 V9]を発見したが残念ながら小生のプレースタイルには合わないかな(´；ω；`)ｳｯ…。グリップサイズも2オンリーだし。