[オガワ/タッソTC] ~ヘプタスタイル検証の儀~

[オガワ/タッソTC]の試張り終え、前回の記事で検証したいこと7点をリスト化。今回はその内③、⑥の4項目を実際に検証してみた。

■検証したいこと①⇒本体採寸
■検証したいこと②⇒ヘキサスタイルキャノピーアレンジ
■検証したいこと③⇒タープ連結アレンジ
■検証したいこと④⇒幕内レイアウト
■検証したいこと⑤⇒インナーテント比較
■検証したいこと⑥⇒ヘプタスタイルのキャノピーアレンジ
■検証したいこと⑦⇒オクタタイルのキャノピーアレンジ

■ヘプタスタイルのキャノピーアレンジ

気になっていた拡張辺パネルを1辺拡張した状態で設営するヘプタスタイル。全高が220cmになることにより幕内空間と導線の変化も検証。

①ヘプタスタイル+キャノピーポール130cm*1で入口辺パネルを立上げ
②ヘプタスタイル+キャノピーポール190cm*1で三角型に立上げ
ヘプタスタイル+キャノピーポール130cm*2を用いた四角立上げ

ヘプタスタイル(七角形)で設営。

前面パネル開放。

後面パネル開放。

ヘプタスタイルだとヘキサスタイルより全高少し低くなるので身長175cmの小生でもファスナー最上部まで手が届く

・キャノピーポール*1

ヘプタスタイル+キャノピーポール130cm*1で入口辺パネルを立上げ。出入りは少しし難いが、日除けや雨除け、目線除け効果は190cm*1よりも高い。

ヘプタスタイル+キャノピーポール190cm*1で入口辺パネルを立上げ。出入りがし易く、幕内からの視界もある程度確保でき、フルクローズにも戻しやすい実用度の高いアレンジ。

ヘプタスタイル+キャノピーポール140cm*1で三角型に立上げ。構造上、140cmが最長でそれより長いポールは使えない。出入りはし難いが日除け、雨除け、目線除け効果が高く、ウィングタイプのオープンタープを連結する際のベースアレンジでもある。実用度は高い。

スカート部を上側に捲り上げトグルで留めるとスカートが垂れさがらないのでスッキリする。

ポール間の稜線はガイロープにテンションを掛けてもピンと張ることは出来ず少し弛んでしまう。

ちなみに190cm*1だとかなり斜めにしないと立上げ出来ない。非実用的

・キャノピーポール*2

ヘプタスタイル+キャノピーポール130cm*2で観音開き。両サイドの目線除け効果が高く幕内で調理をしても匂いや煙が抜けやすい。反面、雨天時雨が幕内にモロに侵入するため雨が降る可能性があるときは使えない。使用頻度は低いと思うが実用性はある。

ヘプタスタイル+キャノピーポール130cm*2を用いた四角立上げ。幕内からの視界も広く、視線除け効果も高い。ヘプタスタイルの際の代表的なアレンジ。

スカートをトグル留めると見た目もスッキリするが白いタグが目立つ。タグは後ろ側にして欲しかった…

   

後面パネルを130cm*1で立上げ。ハトメは無いのでスカートのループを利用したが強度が弱そうなので実際のキャンプではフライのループを使った方が良いかも。

■ヘプタスタイルのタープ連結アレンジ

前の検証でヘキサスタイルをキャノピーポール*1で三角立上げが実用的ではなかったため、ヘプタスタイルに変更し拡張辺パネルを1枚開放して140cmポールで立上げ

<前回立てたプラン>
①ヘキサスタイル+キャノピーポール140cm*1で三角型に立上げ仕様を軸として以下の3幕を240cmポールを使って連結
・[Soomloom/レクタタープTC]
・[DOD/オーマイタープTC]
・[テンマクデザイン/ムササビウィング13TC]

②ヘキサスタイル+キャノピーポール200cm*1で三角型に立上げ仕様を軸として[Soomloom/レクタタープTC]を240cmポールで連結

これまでに検証したタープ連結アレンジ。

・[テンマクデザイン/ムササビウィング13TC]の連結

140cm*1/240cm*1で[テンマクデザイン/ムササビウィングTC]を連結。雨に濡れない導線は確保できない。ヘキサスタイルをキャノピーポール3本で立ち上げて連結した時より、シルエットが良く、幕内からの視界もタープルーフで妨げれることはない。雨天時、テント内への雨の侵入を防ぎつつ、キッチン&リビングスペースを確保するためにはこのタープアレンジが良さそうだ。尚、タープテント側のガイロープはテントと共用可能。




 

・[DOD/オーマイタープTC]の連結

140cm*1/240cm*1で[DOD/オーマイタープTC]を連結。

張り網はオガワスタッフさんに教えて貰ったチェーンノットでまとめてみた。これの方が簡単で良いナ。

・[フィールドア/スクエアタープS TC]の連結

[Soomloom/レクタタープ300*385]よりも小振りな280*280cmの[フィールドア/スクエアタープS TC]を連結。


 

メインタープポール140cm*1/240cm*1。タープがカーキ調なのでタッソTCのベージュ調と色調が違う。ウィング系のタープではないため、メインポールに高低差を付けすぎるとシルエットが崩れる。

メインタープポール140cm*1/180cm*1。メインタプポールの高さを240cm⇒180cmに変更するとシルエットが良くなるが、全高が低くなり少し出入りがし難い。190cmもしくは200cmの高さだと丁度良いかもしれない。

メインタープポール140cm*1/180cm*1*サブポール130*2。開放部のサイドにサブポールを使用すると出入りとタープ下からの視界が良くなる。

■まとめ

試張りをする前はソロキャンでは断然ヘキサスタイル一択かと思っていたが、どうしてこうしてヘプタスタイルも使い勝手が良さそうなことが判明。実際のキャンプでヘキサとヘプタの利点難点を検証してみたい。

・ヘプタスタイルはボトムが1辺分増えるため広くなるが全高が220cmと低くなる。身長175cmの小生が直立できるスペースは確保でき実用性が高い。
130cm*2を使いタープ調にキャノピーを立ち上げたアレンジは日除け、雨除け、目線除け効果を維持しつつ幕内からの視界も確保でき実用性が高い。

・ウィングタイプのオープンタープを連結する際は、ヘキサスタイルよりもヘプタスタイルの方が適している。
・ヘキサスタイルに比べキャノピーを展開する際に正面がどの向きになるのかが少し分かり難い。


 

まずは直近のソロキャンでヘキサとヘプタスタイルを比べてみる予定。

場所 タッソTC 寝室 日中 就寝時
大洗キャンプ場 ヘキサ ハーフインナー キャノピー立ち上げ
190cm*1/130cm*1
フルクローズ
わらび平森林公園キャンプ場 ヘプタ テントコット キャノピー立ち上げ
130cm*2
フルクローズ

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