スノーピークのハイスタイルに対応した[Snowpeak/ワンアクションテーブルLightBamboo]の“解剖の儀”を執り行う!
■仕様&特徴
製品HPから抜粋した仕様がコチラ。ハイチェアはFDチェアを推奨している。全高66cmはハイスタイルの基準と言われる70cmよりやや低く、食事は勿論、調理作業もし易い絶妙な高さと思わえる。
≫ワンアクションテーブル Light Bambooの仕様
【サイズ】720*900*660(h)mm
【重量】6.4kg
【収納サイズ】360*900*90(h)mm
【セット内容】本体、収納ケース
【材質】
天板:竹集成材、ポリプロピレン
脚フレーム:アルミニウム合金(アルマイト加工)、樹脂、ステンレス
収納ケース:ポリエステル
【特徴①】
ワンアクションテーブルの画期的な機構をそのままに、既存品から約30~40%の大幅な軽量化を実現。竹集成材の内部にハニカム構造を採用することで、強度を担保しつつ、サイズはそのままで軽量化を図りました。天面にシリーズ名の刻印を入れ、スタンドに黒アルマイト加工を施しています。ワンアクションテーブルは、2枚の天板を開くと、シンクロして内側から脚が現れる。画期的な開閉構造を持つテーブルです。抜群の安定性と清潔感あるデザインでありつつ、軽量性も備えた注目のアイテムです。地上高は66cmと、FDチェアに座ったときに最適な高さの快適基準寸法です。通常品との重量差:-3.6kg
【特徴②】ワンアクションで開閉できるシステム
2枚の天板の脚パイプ1本分のスペースに、4本の脚が絶妙なバランスで収まっています。天板を開くとシンクロして脚も飛び出すスノーピークオリジナルの画期的なシステムです。
※正確な仕様は製品HPを参照のこと
■シリーズ展開
≫スタイル定義
“Snowpeak”のワンアクションテーブルシリーズは全6製品。“Snowpeak”のスタイル定義に従うとロースタイルに対応しているのが2製品、ミドルスタイル(私見定義ではハイスタイル)に対応したのが4製品。
“Snowpeak”におけるスタイル定義
・グランドスタイル⇒全高30cm(お座敷スタイル)
・ロースタイル⇒全高40cm(ローチェア使用)
・ミドルスタイル⇒全高66cm(ミドルチェア使用)※私見定義ではハイスタイル
・ハイスタイル⇒全高83cm(スタンディング使用)
テーブル全高とチェア座面高により各スタイルの私見定義付けがコチラ。私見定義によると[Snowpeak/ワンアクションテーブルLightBamboo]はハイスタイルに対応したハイチェアに分類される。
項目 | ロースタイル | ミドルスタイル | ハイスタイル |
テーブル高 (目安) |
40cm (27~47cm) |
55cm (48~62cm) |
70cm (63~75cm) |
チェア座面高 (目安) |
30cm (23~32cm) |
35cm (33~37cm) |
40cm (38~48cm) |
利点 | ・収納時のサイズが小さい ・軽い ・幕内レイアウトがし易い ・焚火チェアとして使い易い |
⇔ | ・乗り降りが容易 ・調理や食事がし易い |
難点 | ・乗り降りの際に腰と膝に負担が掛かる ・調理や食事がし難い |
⇔ | ・収納時のサイズが大きい ・重い ・幕内レイアウトがし難い ・焚火チェアとして使い難い |
※あくまで私見
≫ラインナップ
“Light Bambo”シリーズは竹天板の難点である重量を竹集成材の内部にハニカム構造を採用することで、強度を担保しつつサイズを維持し軽量化した製品。
≫ロースタイル対応(全高40cm)
・ワンアクションローテーブル→5.5kg
・ワンアクションローテーブルLight Bambo→4kg※通常品との重量差-1.5kg
≫ミドルスタイル対応(全高66cm)
・ワンアクションテーブル→10kg
・ワンアクションテーブルLight Bambo→6.4kg※通常品との重量差-3.6kg
・ワンアクションテーブルロング→13kg
・ワンアクションテーブルロングLight Bambo→7.6kg※通常品との重量差-5.4kg
≫仕様比較一覧
6製品の仕様比較がコチラ。“Light Bambo”シリーズは約20%軽量化した分、約1.5倍値段が高くなっている。
[Snowpeak] | 全幅 (cm) |
奥行 (cm) |
全高 (cm) |
収納サイズ (cm) |
重量 (kg) |
税込価格 |
ワンアクションローテーブル竹 | 84.6 | 49.6 | 40 | 84.6*24.8*5(h) | 5.5 | ¥33,000 |
ワンアクションローテーブルLightBamboo | 4 | ¥48,400 | ||||
ワンアクションテーブル竹 | 90 | 72 | 66 | 90*36*9(h) | 10 | ¥41,800 |
ワンアクションテーブルLightBamboo | 6.4 | ¥62,700 | ||||
ワンアクションテーブルロング竹 | 121.5 | 121.5*36*9(h) | 13 | ¥50,600 | ||
ワンアクションテーブルロングLightBamboo | 7.6 | ¥74,250 |
※正確な仕様は製品HPを参照のこと
■チェア
≫FDチェアシリーズ
[Snowpeak/ワンアクションテーブルLightBamboo]の製品紹介ページで推奨されているチェアは[Snowpeak/FDチェアワイド]。座面高は46cmで脚をテーブル下に入れることができ、未使用時は肘掛部分が天板下に入るので設置面積をミニマム化できる。以下、FDチェアシリーズ5規格全8製品。
・[Snowpeak/FDチェアワイド レッドorグレー]
・[Snowpeak/メッシュFDチェア ブラック]
・[Snowpeak/FD KID’Sチェア レッドorグレー]
・[Snowpeak/FDベンチ レッドorグレー]
・[Snowpeak/メッシュFDベンチ ブラック]
FDチェアシリーズの仕様比較がコチラ。
Snowpeakチェア | カラー | 全幅 (cm) |
奥行 (cm) |
全高 (cm) |
座面高 (cm) |
収納サイズ (cm) |
重量 (kg) |
税込 価格 |
FDチェアワイド | レッド | 59.5 | 58 | 84 | 46 | 69*58*11(h) | 3.6 | ¥14,300 |
グレー | ¥21,120 | |||||||
メッシュFDチェア | ブラック | 3.1 | ¥19,580 | |||||
FD KID’Sチェア | レッド | 57 | 50 | 79 | 49 | 67*50*9(h) | 2.1 | ¥11,110 |
グレー | ¥12,936 | |||||||
FDベンチ | レッド | 109.5 | 33 | 36 | 36 | 109.5*47*6.5(h) | 2 | ¥12,980 |
グレー | ¥19,800 | |||||||
メッシュFDベンチ | ブラック | 1.9 | ¥18,480 |
※正確な仕様は製品HPを参照のこと
≫フォールディングシェルフシリーズ
フォールディングシェルフシリーズはシェルフとなっているが全高39.7cmのローテブル&ベンチとしても使用可能。天板デザインが1アクションテーブルと同じなので統一感あり。展開は1アクションでないのが残念。
・フォールディングシェルフLight Bambo
・フォールディングシェルフロング
・フォールディングシェルフロングLight Bambo
フォールディングシェルフシリーズの仕様比較がコチラ。
Snowpeakシェルフ | 脚カラー | 全幅 (cm) |
奥行 (cm) |
全高 (cm) |
座面高 (cm) |
収納 サイズ (cm) |
重量 (kg) |
税込 価格 |
フォールディングシェルフLight Bambo | ブラック | 84.6 | 34 | 39.7 | 39.7 | 84.6*47 | 3.5 | ¥36,300 |
フォールディングシェルフロング竹 | シルバー | 109.6 | 34 | 39.7 | 39.7 | 109.6*45.6 | 5.8 | ¥29,040 |
フォールディングシェルフロングLight Bambo | ブラック | 109.6 | 34 | 39.7 | 39.7 | 109.6*47 | 3.8 | ¥41,800 |
※正確な仕様は製品HPを参照のこと
■対抗馬比較
[Snowpeak/ワンアクションテーブルLightBamboo]の他に気になっているのが無段階高さ調節機能付で天板サイズがやや大きい[KingCamp/アウトドア テーブル100]。[Snowpeak/ワンアクションテーブルLightBamboo]の1アクション機構は魅力だが、高さ調節が出来ないのと値段の高さがネック。[KingCamp/アウトドア テーブル100]のサイズ感と無段階高さ調節、竹天板は魅力だが、10㎏近い重量がネック。
仕様 | [スノーピーク/ワンアクションテーブルLightBamboo] | [KingCamp/アウトドア テーブル100] |
魅力点 | ◎時短展開がし易い ○剛性が高い ○耐久性に懸念なし ○竹天板の割に軽い |
◎無段階高さ調節 ○天板サイズがやや広い ○収納時のサイズがややコンパクト ○価格が安い |
懸念点 | ×高さ調節が出来ない ×天板サイズがやや狭い ×収納時のサイズがやや大きい ×価格が高い |
×時短展開がややし難い ×剛性がやや低い ×耐久性に懸念あり ×やや重い |
改めて2アイテムの仕様比較。ん~甲乙付け難し。
仕様 | [スノーピーク/ワンアクションテーブルLightBamboo] | [KingCamp/ アウトドア テーブル100] |
天板素材 | 竹集成材/ポリプロピレン | 天然竹 |
フレーム素材 | アルミニウム | アルミニウム |
天板面積(cm2) | 6,300 | 7,000 |
全幅(cm) | 90 | 100 |
奥行(cm) | 70 | 70 |
全高(cm) | 66 | 42-70 |
重量(kg) | 6.4 | 9.7 |
耐荷重(kg) | 非公表 | 80 |
収納サイズ(cm) | 90*36*9(h) | 71*31*13(h) |
収納体積(L) | 29 | 29 |
収納袋 | 付属 | 付属 |
パーツ | 1 | 1 |
天板タイプ | 1枚様 | 1枚様 |
天板継数(枚) | 2 | 4 |
行程(数) | 2 | 3 |
参考価格 (20%セール想定) |
¥62,700(¥50,160) | ¥22,890(¥18,312) |
※正確な仕様は製品HPを参照のこと
■まとめ
[スノーピーク/ワンアクションテーブルLightBamboo]と[KingCamp/アウトドア テーブル100]の大きな違いは高さ調節の有無。[KingCamp/アウトドア テーブル100]は42~70cmの範囲で無段階高さ調節機構によりロー/ミドル/ハイスタイルに対応し、チェアに併せて高さを微調整することが出来るのが最大の利点。また、キャンプサイトは地面が水平でないことが多いため天板の水平維持にも役に立つ。[スノーピーク/ワンアクションテーブルLightBamboo]は高さ調節は出来ず全高は66cmに固定されている。過去のキャンプ歴を振り返ってみると高さ調節機能があったら良かったと思えるシチュエーションは各家族毎に多種多様なテーブルを持ち寄る4家族グルキャン位。[Ogawa/ロッジシェルターⅡ]へのハイスタイルを導入を想定した場合、一旦ハイチェア仕様に変更したらロースタイルに切り替えることはないため、高さ調節機能の必要性はその実ないのかもしれない。ということで現時点での第一候補は[スノーピーク/ワンアクションテーブルLightBamboo]に決定。
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