ハイコットを考える2020 ~比較編~

キャンプ1年目はコットの有用性を知らずに組み立てが何となく面倒くさくて(特にコットレッグを12本装着するのが)殆ど使用していなかったが、ソロキャンを始めてから徐々に使い勝手の良さをしり、キャンプ2年ではレギュラーギアに昇格。ちなみに現在所有しているコットは[ヘリノックス/コットワンコンバーチブル]。別売りのコットレッグを装着すれば高さ38cmのハイコットとしてできる。特にハイコット仕様はロー仕様に比べベッドとしてだけでなく、ベンチや荷物置きの他、幕内ではベッド下を荷物スペースとして使えるので便利。




 

■ハイコットの4つのベネフィット■
①ベッドとして
・冬キャンでは底冷え防止にもなる。
・冬キャンなら虫がいないのでシェルター内でコット寝が可能。

②ベンチとして
・ベンチとしても使用(背もたれはないが)

③荷物置きとして
・キャンプ場の地面は湿っていたり子砂利があったりと荷物が汚れ易いため一時的な荷物置きとして使えるのは便利。

④荷物スペースの確保として
・幕内に設置した際にベッド下を荷物スペースとして使用できる。PEPOテントを家族3人で使用するときはコットとグランドマットをL字型に配置し、コット下に荷物を置けるため、狭いながらもリビングスペースを設けることができる。寒い時は石油ストーブもそのスペースに設置。

先月、冬のソロキャン幕として[テンマク/大炎幕]を補完。別売りの純正インナーテントは購入せず、初回はコットテント[クオルツ/イージーキャンパー]を使用。使い勝手は上々だが如何せん収納サイズが大きくて車載を圧迫するため、ファミキャンは元より、友人と2人でのキャンプ時には中々出動し難い。まあ冬ならコット寝でも良いのだが何となく不安なので、コットの上に小型のインナーテント[テンマク/モノポールインナーテント]を載せてコットテント仕様に使用と思ったが、コットの方が一回り小さくインナーテントの四面が垂れ下がってしまう。

■ハイコットのタイプ
①軽量タイプ
軽量コンパクトになる反面、組み立ての行程は少し煩雑。寝面にテンションを掛けるときに力やコツがいるものが多い。小生の使用してるコットワンがこのタイプ。

②展開が簡単なタイプ
展開が簡単であるが、収納サイズが大きい。

アマゾン・楽天からハイコットを抽出し、幅の長い順で並べてみた。[テンマク/モノポールインナーテント]の外寸は210*70*97(h)cmでコットの上に乗せることが出来るのは[ロゴス/グランベーシック ベッドスタイル BIGコット]と[ヘリノックス/コットマックス コンバーチブル]の2製品のみ。市販のコットの外寸の代替は190*65*40(h)。

[メーカー/プロダクツ] 外寸 収納寸 重量
[ロゴス/グランベーシック ベッドスタイル BIGコット] 217*111*51(h) 113*17*23(h) 14.5
[ヘリノックス/コットマックス コンバーチブル] 210*75*38(h) 58*16*17(h) 2.83
[オガワ/アルミGIベット ワイド] 205*75*49(h) 104*20*12(h) 7.1
[スノーピーク/コットハイテンション] 200*65*30(h) 125*28*20(h) 6
[ユニフレーム/リラックスコット] 193*69*45(h) 77*32*18(h) 7.5
[オガワ/アルミGIベット ノーマル] 193*66*40(h) 98*20*10(h)) 6.4
[クオルツ/2WAY ライトビームコット] 191*61.5*36.5(h) 55*19*17(h) 3.3
[コールマン/トレイルヘッドII] 190.5*76.2*43.2(h) 102*20*10(h) 8.3
[ロゴス/グランベーシック EZアッセムコット] 190*76*40(h) 92*20*12.5(h) 6.3
[ヘリノックス/コットワンコンバーチブル]※所有 190*68*38(h) 54*16*16(h) 2.19
[WAQ/2WAY フォールディング コット]
190*67*37(h) 60*18*18(h) 3.2
[Naturehike/キャンプコット] 190*65*38(h) 52*19*19(h) 2.3
[コールマン/パックアウェイコット] 190*64*38(h) 94*17*22(h) 4.6
[キャプテンスタッグ/CS フォールディングベッド] 188*59.5*55(h) 94*24*20(h) 5.7

■幅広&奥広サイズ(ビッグサイズ)
幅210cm以上、奥行75cm以上のビッグサイズ。

・[ロゴス/グランベーシック ベッドスタイル BIGコット]★☆☆
外寸217*111*51(h)cmと今回ピックアップした製品の中で最大サイズ。その分重量も14.5kgと最重量ヘビー級!収納寸も113*17*23(h)cmと最大級。


・[ヘリノックス/コットマックス コンバーチブル]★★★
外寸210*75*38(h)と外寸210*70*97(h)cmの[テンマク/モノポールインナーテント]をギリ載せることが出来るサイズ。収納寸も58*16*17(h)cmとコンパクトで、重量も2.83kgと最軽量クラスだが如何せん値段が高い。




■奥広サイズ
奥行75cm以上のサイズ。寝返りも打てる余裕のあるタイプ。

・[オガワ/アルミGIベット ワイド]★★☆
外寸205*75*49(h)cm。


・[コールマン/トレイルヘッドII]★☆☆
外寸190.5*76.2*43.2(h)cm




・[ロゴス/グランベーシック EZアッセムコット]★☆☆
外寸190*76*40(h)cm


■蛇腹タイプ
展開収納が一番簡単。蛇腹タイプは展開収納が楽ちんだが、寝面が平らにならないので、単体仕様での寝心地はイマイチな感がある。

・[ユニフレーム/リラックスコット]★☆☆
外寸193*69*45(h)cm


■格安モデル。
ベストセラー[ヘリノックス/コットワンコンバーチブル]とかなりスペックの似通っている格安モデル。

・[WAQ/2WAY フォールディング コット]
外寸190*67*37(h)cmと奥行と高さがコットワンコンバーチブルより-1cm。


・[Naturehike/キャンプコット]
外寸190*65*38(h)cmと奥行がコットワンコンバーチブルより-2cm。


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