キャンプテーブルを考える2024 ~OGAWA編~

Ogawaのテーブルラインナップを比較検討してみた。

■ラインナップ

Ogawaのテーブルラインナップは全8種。タイプは主力と思われる1アクション展開且つ3段階高さ調節が出来るアルミテーブル“3 High&Low Table”、収納サイズの面で有利なロールテーブル、暑いものを載せることが可能なスチールメッシュテーブル、オーソドックスなバタフライテーブルの4種類。種類分類名は私見。

≫1アクションテーブル
・3 High&Low Table III→81*70*33.5&49&57.5(h)cm/4.5kg
・3 High&Low Table ロングII→100*81*33.5&49&57.5(h)cm/6.1kg

≫ロールテーブル
・ロールテーブルM→82*56*30&43(h)cm/3.5kg
・ロールテーブルL→120*70*40&60(h)cm/7kg

≫アイアンメッシュ
・タフメッシュテーブル→60*40*26.5&54.5(h)cm/2.3kg
・3ハイ&ローテーブル タフメッシュ→90*61*35.5&50&60(h)cm/3.9kg

≫バタフライテーブル
・フォールディングテーブル→120*60*38&70(h)cm/5.6kg
・フォールディングテーブルロング→180*60*38&70(h)cm/9kg

≫1アクションテーブル

・3 High&Low Table III→81*70*33.5&49&57.5(h)cm/4.5kg
天板と脚部が連動しており1アクションで展開可能なのが魅力。木目調のアルミ天板を使用しており高級感があり剛性も高く、天板をもっての移動も可能なので位置変更が容易。天板サイズが正方形に近く奥行が70cmとやや長くセンターにバーナーを置いても4人分の食事スペースを確保することが出来る。

 

・3 High&Low Table ロングII→100*81*33.5&49&57.5(h)cm/6.1kg
天板と脚部が連動しており1アクションで展開可能なのが魅力。テント外・タープ下で使うなら天板サイズの大きい方が断然使い勝手が良いがロッジシェルターⅡ幕内で使うと動線に支障をきたすこと及び収納時のサイズも大きく車載を圧迫するので候補外。

 

≫ロールテーブル

・ロールテーブルM→82*56*30&43(h)cm/3.5kg
脚部がショックコード連結式で収納時のサイズがコンパクトになる反面パーツ数が多く組立行程も多く時短設営&展開がややし難い。メッシュ棚やサイドバーもデフォルトで付属しており軽量コンパクトなので車載し易い。収納時のロール天板をセットするプラケースが付属しており収まりが良いがセットするのに時間が掛かりそう。



 

・ロールテーブルL→120*70*40&60(h)cm/7kg
ロールテーブルMと脚部システムが違い一体型となっており展開動画を観る限りパーツの多いロールテーブルMと展開時間はさほど変わらないと思われる。ロールテーブルMと同様にメッシュ棚やサイドバーもデフォルトで付属しており、メッシュ棚はロールテーブルMより使いやすそう。




≫メッシュテーブル

・タフメッシュテーブル→60*40*26.5&54.5(h)cm/2.3kg
ファミキャンメインテーブルとしては小さいため候補外。3ハイ&ローテーブル タフメッシュと違い天板と脚部は連動しておらず天板を広げてから脚部を伸ばす手順で展開。


 

・3ハイ&ローテーブル タフメッシュ→90*61*35.5&50&60(h)cm/3.9kg
天板と脚部が連動しており1アクションで展開可能なのが魅力。スチールメッシュで熱いものを載せることも可能。


 

≫バタフライテーブル

・フォールディングテーブル→120*60*38&70(h)cm/5.6kg
全幅120cmサイズのバタフライテーブル。白色調なので我家のキャンプスタイルには合わないかな。


 

・フォールディングテーブルロング→180*60*38&70(h)cm/9kg
全幅180cmの長尺バタフライテーブル。キャンプ用途ではなくイベント向きかな。

 

■仕様比較

フォールディングテーブルシリーズを除く6製品を天板面積順に並べた仕様比較がコチラ。[Ogawa/ロッジシェルターⅡ]のハーフインナー仕様の前室へのレイアウトを考えると天板面積は5,000cm2前後が望ましくOgawaテーブルラインナップでいうと「ロールテーブルM」「3ハイ&ローテーブル タフメッシュ」「3 High&Low Table III」の3製品が該当。

製品名 タフメッシュテーブル ロールテーブルM 3ハイ&ローテーブル タフメッシュ 3 High&Low Table III 3 High&Low Table ロングII ロールテーブルL
全幅(cm) 60 82 90 81 100 120
奥行(cm) 40 56 61 70 81 70
全高(cm) 26.5/54.5 30/43 35.5/50/60 33.5/49/57.5 33.5/49/57.5 40/60
天板面積(cm2) 2,400 4,592 5,490 5,670 8,100 8,400
収納(cm) 40*30*6.8(h) 61*20*18(h) 61*46*8.5(h) 70*40*9.5(h) 100*40.5*9.5(h) 75*24*19(h)
収納容量(L) 8 22 24 27 38 33
パーツ 1 4
※サイドハンガー&メッシュ棚除く
1 1 1 2
※サイドハンガー&メッシュ棚除く
アクション 2 2 1 1 1 3
天板(枚) 2 13※ロール式 2 2※小板7枚*2 2 20※ロール式
重量(kg) 2.3 3.5 3.9 4.5 6.1 7
耐荷重(kg) 20 20 20 40 60 50
天板素材 スチール アルミ スチール アルミ アルミ アルミ
2段棚 × ※メッシュ ※DIY可能 ※DIY可能 ※DIY可能 ※メッシュ
サイドバー × × × ×
定価 ¥8,580 ¥17,600 ¥15,180 ¥19,580 ¥24,750 ¥31,900

※正確な仕様は各製品HPを参照のこと

■展開高比較

展開した際の高さの選択幅一覧がコチラ。小数点は四捨五入、ロースタイルの基準高40cmは橙線としている。

製品名 タフメッシュテーブル ロールテーブルM 3ハイ&ローテーブル タフメッシュ 3 High&Low Table III 3 High&Low Table ロングII ロールテーブルL
全幅(cm) 60 82 90 81 100 120
奥行(cm) 40 56 61 70 81 70
全高(cm) 26.5/54.5 30/43 35.5/50/60 33.5/49/57.5 33.5/49/57.5 40/60
27cm
30cm -  -  - 
34cm - 
36cm -  -  -  -  - 
40cm
43cm - 
49cm -  -  -  - 
50cm -  -  -  - 
55cm -  -  -  - 
58cm -  -  - 
60cm

※正確な値は各製品HPを参照のこと

■イメージ比較

天板サイズのイメージ比較がコチラ。“3 High&Low Table”シリーズはやや正方形に近い長方形でそれ以外は長方形の形状をしている。

ロッジシェルターⅡのハーフインナー仕様における前室レイアウトに適していると思われる[Ogawa/ロールテーブルM][Ogawa/3ハイ&ローテーブル タフメッシュ][Ogawa/3 High&Low Table III]の天板イメージ比較がコチラ。[Ogawa/3 High&Low Table III]は正方形寄りの形状でそれ以外の2製品は長方形。

現所有の[ノースフェイス/TNFキャンプテーブルスリム]と[Ogawa/ロールテーブルM][Ogawa/3ハイ&ローテーブル タフメッシュ][Ogawa/3 High&Low Table III]の4製品におけるロッジシェルターⅡのハーフインナー仕様における石油ストーブ[フジカ/ハイペット]インストール時の前室レイアウトイメージがコチラ。ロッジシェルターⅡの前室スペースは350*240cmとそれ程広くないため、「3 High&Low Table III」の奥行70cmは長辺側のスペースがやや手狭感あり。ちなみに石油ストーブをインストールしないのであれば「3 High&Low Table III」の方が奥行があり使い勝手は良い。


 

実際にOgawaショップのロッジシェルターⅡ展示にて[Ogawa/3ハイ&ローテーブル タフメッシュ]「3 [Ogawa/3 High&Low Table III]の現物にてレイアウトを検証させてもらったがサイズ感的には天板サイズ90*61cmの「3ハイ&ローテーブル タフメッシュ」の方がマッチしていた。

 




 

[Ogawa/3ハイ&ローテーブル タフメッシュ]と所有テーブルを並べたイメージがコチラ。タープ下で3人使用を想定するなら[笑’s/焚き火調理台700re]が良いかな。


 

[Ogawa/3ハイ&ローテーブル タフメッシュ]+[テンマ/フォールディングテーブル]とサブテーブルの併用イメージ。こちらも[笑’s/焚き火調理台700re]が良さ気かな。





 

■まとめ

イメージ比較時には[Ogawa/3 High&Low Table III]の方が最有力候補だったが、実際に店舗展示にて[Ogawa/ロッジシェルターⅡ]のハーフインナー仕様の前室レイアウトを検証したところ[Ogawa/3ハイ&ローテーブル タフメッシュ]の方が良いという結論に至る。

◎1アクション展開(ロック除く)
◎ロッジシェルターⅡ前室にレイアウトし易い天板サイズ
○熱いクッカーをそのままのせることが出来る
○メッシュ構造で天板下迄の視界が良く広く使える
○水を溢しても下に抜ける
○重量が4kg未満と軽い
×木目調天板に比べ高級感は少ない

×収納時のサイズが61*46*8.5(h)cmとやや大きく車載を圧迫する
×網目構造なので飲食物を溢した際の掃除が面倒かも
×天板の網目部分が薄く重いものは荷重が均等になる用に載せないと撓むかも

※あくまで私見


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