2wayコットを考える2024 ~10製品 比較検討編~

3本脚タイプの2Wayコット10製品をピップアップし比較検討してみた。

■コットの長短

2017年6月に導入し実に7年弱使用している[Helinox/コットワンコンバーチブル]を使った上のでのコットの使用感がコチラ。

◎快眠できる
○地面の影響を受けにくい
○ベンチ転用が可能
○コット下を荷物スペースとして使用可能
○テントコットを装着できる
△組立がやや面倒
×幕内レイアウトが制限される(特にハイコット)
×撤収が面倒(レバーが固い)

※あくまで私見

■所有コット

[Helinox/コットワンコンバーチブル]の特徴と所有オプションがコチラ。

-[Helinox/コットワンコンバーチブル]

外寸190*68*16(h)cm/重量2.32kg。現在の多々ある2WAYコットの源流とも言えるコット。2WAYとして使用するには別売のコットレッグが必要。購入当初は組立&撤収が面倒で1年程使用頻度が低かったが、ソロキャンを始めてからは、使い勝手の良さからファミキャンも含めオールシーズンで頻回使用している優良コット。別売オプションも豊富。本体とオプションは結構値段が高いのが難点。純正オプションのコットレッグを装着することにより高さ16cmのローコットが38cmのハイコットとして使用することが出来る。

 


 

純正オプションのメッシュ生地の寝面シート。通気性が抜群なので春秋でも夜は結構寒く夏はキャンプしないので使用頻度は低い。ビーチサイドでサマーベッドとしても使用可能。※執筆時カタログ落ち

純正オプションの約1cm厚のインフレーターマット仕様の寝面シート。寝心地は抜群で空気の層があるため、冬キャンでもかなり暖かい。



 

■2wayコット10製品仕様比較

3本脚且つロー&ハイコットの2wayで使用できる奥行約70cmのレギュラークラスのコット10製品をピップアップし参考価格順に列記。価格は執筆時のセール含む参考値。所有コットはブルー字、両サイドにデイジーチェーンを備えている製品はピンク字としている。

No. [メーカー名/製品名] 寝面
(cm)
高さ
(cm)
収納寸
(cm)
重量
(kg)
耐荷重
(kg)
デイジーチェーン サイドポケット 生地 参考価格
1 [wolfyok outdoors/2wayキャンプコット] 190*67 38/17 55*19*19(h) 3.12 150 × 600D PE ¥8,480
2 [TOMOUNT/2wayアウトドアベッド] 192*66 38/17 55*19*19(h) 2.75 150 × × 600D PE ¥8,900
3 [Soomloom/2wayキャンプコット] 192*69 39.5/19.5 55*16*16(h) 3 150 × 900D PE ¥9,970
4 [MoonLence/2wayアウトドアベッド] 190*71 41/20 44*23.5*19.5(h) 4.3 180 × 300D PE ¥10,349
5 [WAQ/2wayフォールディングコット] 190*65 37/17 60*18*18(h) 3.2 150 × × 300D NL ¥12,640
6 [VENTLAX/2wayアジャスタブルコット] 190*67 37/17 56*17*17(h) 3.2 150 × × 600D PE ¥15,800
7 [BROOKLYN/2wayタクティカルコット] 190*68 37/17 52*18*18(h) 3.2 150 × 600D PE ¥15,980
8 [Naturehike/アウトドアベッドUG版] 190*65 37/18 52*19*19(h) 2.3 150 × × 600D NL ¥16,900
9 [Helinox/コットワンコンバーチブル]
※別売コットレッグ含
190*68 38/16 54*16*16(h) 2.83 145 × × 300D PE? ¥43,300
10 [Helinox/タクティカルコット]
※別売コットレッグ含
190*68 38/16 54*16*16(h) 3.02 145 × 600D PE? ¥52,085

※正確な値は各製品HPを参照のこと

■各製品毎の特長

①[wolfyok outdoors/2wayキャンプコット]

展開サイズ190*67*38&17(h)cm/重量3.12kg。サイドポケット付きの格安コット。


 

②[TOMOUNT/2wayアウトドアベッド]

展開サイズ192*66*38&17(h)cm/重量2.9kg。メジャーオマージュメーカーの格安コットコット。


 

③[Soomloom/2wayキャンプコット]

展開サイズ192*69*39.5&19.5(h)cm/重量3kg。メジャーオマージュメーカーの格安コットコット。カモ柄が選択でき、両サイドにデイジーチェーン付で1万円をきる安さ。


④[MoonLence/2wayアウトドアベッド]

展開サイズ190*71*41&20(h)cm/重量4.3kg。耐荷重180kgを誇る高強度タイプ。サイドポケットに加え寝面裏に大きなポケットも備える。


 

⑤[WAQ/2wayフォールディングコット]

展開サイズ190*65*37&17(h)cm/重量3.2kg。大ヒットのオマージュコット。キャンプ仲間のMUさんとHKさんが使用。


 

⑥[VENTLAX/2wayアジャスタブルコット]

展開サイズ190*67*37&17(h)cm/重量3.2kg。口コミ評価が高くカスタマーサポートにも定評のあるコット。


 

⑦[BROOKLYN/2wayタクティカルコット]

展開サイズ190*68*37&17(h)cm/重量3.2kg。デイジーチェーン付のアップグレード版が2024/4/30発売予定。


 

⑧[Naturehike/アウトドアベッドUG版]

展開サイズ190*65*37&18(h)cm/重量2.3kg。中国総合アウトドアメーカーのコット。


 

⑨[Helinox/コットワンコンバーチブル]※コットレッグ別売

展開サイズ190*68*38&16(h)cm/重量2.83kg※コットレッグ含
2wayコットの先駆モデル。7年間使用で1回脚フレームの修理があったがそれ以外の使用は極めて順調。価格の高さと脚フレームを外すときに力がいるのが難点。




 

⑩[Helinox/タクティカルコット]※コットレッグ別売

展開サイズ190*68*38&16(h)cm/重量3.02kg※コットレッグ含
両サイドにデイジーチェーンあり。特にカモ柄は憧れで是非マイキャンプに導入したいが、如何せんコットレッグ含む値段が5万超なのが難点。




■マッチング

小生のキャンプスタイルとのマッチングを考えるとサイドにデイジーチェーンが付いているタイプが良く、10製品中以下の3つが該当。特質すべきはその値段の違い。③は1万円を切る価格に対して、⑦は約1.5倍、⑩に限っては約5倍の値段。恐らくだが先発品はポールや脚フレーム、生地のクオリティや耐久性は高いと思われる。敬意を表して先発品を購入したいところではあるが価格差を見ると躊躇する。

③[Soomloom/2wayキャンプコット]⇒9,970円
⑦[BROOKLYN/2wayタクティカルコット]⇒15,980円
⑩[Helinox/タクティカルコット+別売コットレッグ]⇒52,085円






 

■まとめ

コットは快適な睡眠のための必須アイテムであるため、良質なものを選びたい…が安価なオマージュ品のクオリティが先発品の8割程だったとしても値段の安さは魅力…他にもコットテントやコット用ブランケット等の補完も検討していることを含めると現時点での第一候補は1万円を切る価格とカモ柄、オマージュ品大手メーカー製の[Soomloom/2wayキャンプコット]かな。


 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

Year2023-3rd-CAMP#93@大洗キャンプ場 ~LookingBac...

キャンプギア散財録2022 ~水無月編~

新規補完ギア2019 ~弥生散財録編~

[オガワ/タッソTC] ~妄想試張りプラン編~

[オガワ/ツインピルツフォークTC] ~ポールアレンジ編~

ヒマラヤ行脚2021 ~皐月編~