10月下旬の睡蓮ビオトープ観察記。昼間は暖かいが朝晩は10℃近くまで冷え込み、メダカの採卵は停止、水草の成長は鈍化してきている。
目次
■ベランダビオトープ@自宅
水草の成長も鳴りを潜め開放水面も大分広がってきている。
-プラスチック水槽(78L)
ミナミヌマエビの爆殖も落ち着いた感もある。
耐寒性睡蓮“マンカラウボン”も葉の茂りも鈍化し、蕾を付ける気配は全くなく今期は収束かな。
“ウォーターダイヤ”は唯一、成長しており瑞々しい。
“ミズトクサ”の先端は3部ほど枯れている。
“ウォーターコイン”の水槽を覆うが如くの爆殖はなくなり枯れるスピードが速くなってきた。
“サルビニアククラータ”は小さいサイズのまま増えているが色が全体的に茶色っぽくなってきた。寒さに弱いので早めに越冬準備に入った方が良いかも。
-発泡スチロール水槽(25L)
いつの間にかふかしていた稚魚とミナミヌマエビの水槽。
“ウォーターバコパ”の森は枯れが進行、“ガガブタ”も元気がない。
■庭先ビオトープ@実家
父親の知人から我家の練り床水槽(500L)と練り床水槽(300L)のメダカの個体数が激減している要因は“ミナミヌマエビ”で葉という指摘を受け、生体の大部分を南側の小型水槽に移動したとのこと。ミナミヌマエビはメダカの死骸をスカベンジャーするが元気な生体迄捕食しないはずなのでその考察は正しいとは思えないけど。“ミナミヌマエビ”を導入していない練り床水槽(300L)での個体数減なのでつじつまが合わない。“ヤマトヌマエビ”はサイズが大きいので捕食されるかもだが導入していない。となるとやはり、動物や虫、爬虫類等が原因だと思うのだが。
-練り床水槽(500L)
最大容量を誇る混種メダカの大型水槽だがメダカの個体数は自然減及び移動によりかなり少ない。ビオトープ環境が整っていると思うんだけどな~!?メダカの外には“ミナミヌマエビ”“スジシマドジョウ”“ヒメタニシ”を導入している。
耐寒性睡蓮“ペリーズ・ファイヤー・オパール”は収束かな。
亜属間交配種睡蓮“サイアム・パール2”。咲き終わった蕾が確認できるので直近で開花したのだろう。
耐寒性睡蓮“マニー・サイアム”も収束かな。
“ロタラ・ロトンジフォリア”の森は一時枯れが酷かったがなぜか持ち直した感じ。
“ミズトクサ”もベランダビオトープのものより枯れが少ない。やはり内鉢の容量が大きいからかも。
“ウォーターミント”も意外に元気。
“ナガバオモダカ”は大分枯れが進行している。
-練り床水槽(300L)
2番目の容量を誇る体色が黒いメダカ用の大型水槽だがメダカの個体数は少ない。メダカのみ導入で“ミナミヌマエビ”“スジシマドジョウ”“ヒメタニシ”は導入していない。
耐寒性睡蓮“ローズ・マグノリア”と姫睡蓮(品種不明)も収束。
-タライ水槽(80L)
父親が鳥除けを施したタライ水槽。メダカも数匹泳いでる。
姫睡蓮最小種“ヘルボラ”も収束かな。葉が緑より黄色の方が多い。
“ウォーターダイヤ”は秋口でも元気!
-水溜水槽(50L)
カルキ抜き用の水溜にもメダカがいる。
-陶器水槽(35L)
当初、採卵用に単一品種をいれていたようだが、採卵が落ち着いて上見鑑賞用に複数品種のメダカを入れているとのこと。水の透明度は高く上見し易い。
-プラスチック水槽(23L)
上記と同様、採卵用に単一品種をいれていたようだが、採卵が落ち着いて上見鑑賞用に複数品種のメダカを入れているとのこと。
-火鉢水槽(15L)
採卵期は終わったがコチラは単一品種のメダカを投入。
-五右衛門水槽(235L)
タナゴを導入したが生体を確認できず。
耐寒性睡蓮“ペリーズ・ダブル・イエロー”は収束かな。
■所感
睡蓮の開花時期は収束を向かえ、それ以外の水草も緑は残るものの徐々に成長が鈍化し一部枯れてきた。大型水槽のメダカ個体減が困りごとだが、“ミナミヌマエビ”が原因ではないと思われる。来月11月は水槽が凍ることはないため、12月に入ったら越冬準備を始めるかな。
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