[オガワ/ロッジシェルターⅡ]とタープ5幕の連結イメージを「雨に濡れない動線を確保する」というテーマの元、色々と思案してみた。
目次
■タープ5幕仕様比較
今回[オガワ/ロッジシェルターⅡ]と連結検証予定の所有タープ5幕は以下の通り。
①[オガワ/システムタープペンタ3×3]→直結張り
②[オガワ/システムタープレクタ]→直結張り
③[DDハンモック/DDタープ3.5×3.5]→オガワ張り
④[テンマクデザイン/ムササビウィング13TC 390*380]→オガワ張り
⑤[オガワ/システムタープヘキサDX 480*570]→オガワ張り
所有タープ5幕の稜線長順に並べた仕様比較表がコチラ。
[メーカー名/製品名] | 形状 | 稜線長 (cm) |
ウィング全長 (cm) |
総重量 (kg) |
フライ重量 (kg) |
耐水圧 (mm) |
素材 |
①[オガワ/システムタープペンタ3×3] | ペンタ | 300 | 300 | 1.02 | 0.56 | 1,800 | ポリエステル |
②[オガワ/システムタープレクタ] | レクタ | 350 | 295 | 2.2 | 1.5 | 1,800 | ポリエステル |
③[DDハンモック/DDタープ3.5×3.5] | スクエア | 350 | 350 | – | 1.05 | 3,000 | ポリエステル |
④[テンマクデザイン/ムササビウィング13TC] | ペンタ | 390 | 380 | 2.15 | 1.9 | 500 | ポリコットン |
⑤[オガワ/システムタープヘキサDX] | ヘキサ | 480 | 570 | 4.1 | 2.4 | 1,800 | ポリエステル |
※正確な値は各製品HPを参照のこと
■タープ連結に必要なギア
今回使用予定のポールとセッティングテープはコチラ。
≫ポール
メインタープポールは[オガワ/ALラチェットポール250]*2本、サブタープポールは3種計6本用意。
・[オガワ/ALラチェットポール250]*2本→220~250cm間で5cm毎に高さ調節が可能(7段階)
・[オガワ/ロッジシェルターⅡ付属キャノピーポール170]*2本
・[テンマクデザイン/デュラスティック140-200]*2本→140~200cm間で5cm毎に高さ調節が可能(10段階)
・[テンマクデザイン/PEPOポール180]*2本→180cm/120cmの高さが選択可能(2段階)
≫セッティングテープ
オガワ張りに必要なセッティングテープで現在所有しているのは下記の5種。今回は使うのは4m[オガワ/システムタープヘキサDX]の付属のセッティングテープと5m[REVOR/タープ延長ベルト]の2つ。
メーカー | ogawa | ogawa | HIMIMI | REVOR | Coleman |
製品名 | SystemTarpRecta SettingTape (セット品) |
SystemTarpHexaDX SettingTape (セット品) |
タープ延長ベルト | タープ延長ベルト | エクステンションウエビィングキット |
調節方法 | ハトメ式 (段階別/システムタープ専用) |
ハトメ式 (段階別/システムタープ専用) |
ハトメ式 (段階別/汎用) |
ベルト式 (無段階/汎用) |
ベルト式 (無段階/汎用) |
30cm | ○ | ||||
40cm | ○ | ○ | |||
50cm | ○ | ○ | ○ | ||
100cm | ○ | ○ | ○ | ||
150cm | ○ | ○ | ○ | ||
180cm | ○ | ○ | ○ | ||
200cm | ○ | ○ | ○ | ○ | |
230cm | ○ | ○ | ○ | ||
250cm | ○ | ○ | ○ | ○ | |
280cm | ○ | ○ | ○ | ||
300cm | ○ | ○ | ○ | ○ | |
330cm | ○ | ○ | ○ | ||
350cm | ○ | ○ | ○ | ||
400cm | ● | ● | ○ | ||
500cm | ● | ○ | |||
650cm | ○ |
■連結イメージ
①[オガワ/システムタープペンタ3×3]→直結張り
[オガワ/ロッジシェルターⅡ]の庇ポールからカラビナとロープを使って[オガワ/システムタープペンタ3×3]を直結し、240cmポールで立上げ。場合に寄ってはサイドポールを追加。後方ポールを必要としないため時短展開&撤収が可能で設営スペースもミニマムで済むために通常の1テント区画サイトでもまず問題なく設置できると思われる。接続辺のセンターにはセッティングテープ取付用のプラスチックがあるため少しずらして庇ポールに挟み込む必要がある。後方ポールが無いため耐風性が弱く強風時には展開しないほうが良い。
②[オガワ/システムタープレクタ]→直結張り
[オガワ/ロッジシェルターⅡ]の長辺側キャノピーを200cmポールで立上げ、[オガワ/システムタープレクタを直結しキャノピーを延長。場合に寄ってはサブポールを追加。大雨もしくは風雨時はサイドウォールが無いため幕内への雨の侵入が懸念されるが、小雨もしくは炎天時には雨除け&日除けスペースを比較的時短で展開できると思われる。長辺側は風の影響を受けやすく、耐風性が弱いため強風時の実用性は低い。
③[DDハンモック/DDタープ3.5×3.5]→オガワ張り
[オガワ/ロッジシェルターⅡ]に400cm長のセッティングテープを使って[DDハンモック/DDタープ3.4×3.5]をオガワ張り。両翼が[オガワ/システムタープレクタ]の295cmより長い350cmあるため、雨除けエリアが広いため雨天時に適したタープと言える。スクエアな形状なので、単独でのアレンジが多いのも魅力。
④[テンマクデザイン/ムササビウィング13TC 390*380]→オガワ張り
[オガワ/ロッジシェルターⅡ]に440cm長のセッティングテープを使って[テンマクデザイン/ムササビウィング13TC 390*380]をオガワ張り。ポリコットン生地で遮光性が高く火の粉による穴あきすリスクが低く、風の抜けも良いため夏場炎天時に向いていると思われる。前方ポールと後方ポールの高低差が短いと張り姿がイマイチかもしれない。
⑤[オガワ/システムタープヘキサDX480*570]→オガワ張り
[オガワ/ロッジシェルターⅡ]に400cm長のセッティングテープを使って[オガワ/システムタープヘキサDX480*570]をオガワ張り。タープ下の面積は今回ピックアップしたタープ中最大で2家族での共有スペースを設けることが出来るが、張り網を含めると全幅10m以上のスペースが必要となるため通常の1テント区画サイトだと張れない可能性が高い。
■まとめ
特に検証したいのは補完したばかりの[オガワ/システムタープペンタ3×3]の直結張り。ロッジシェルターⅡの短辺側にポール1本で日除けに加え雨除けスペースを時短で確保できるようなら次回キャンプで早々に実践投入してみたい連結式である。逆に広い設営スペースを必要とする[オガワ/システムタープヘキサDX480*570]との連結はキャンプ場では中々試すことが出来ないので試張りの際に検証してみたい。
[…] [オガワ/ロッジシェルターⅡ] ~タープ5幕 連結イメージ編~ […]
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[…] [オガワ/ロッジシェルターⅡ] ~タープ5幕 連結イメージ編~ […]