マグネットリリーサーから気になる10製品をピップアップし、キャンプの際の使い道を考えてみた。
■マグネットリリーサーとは
マグネットリリーサーとは2つの磁石でワンタッチ着脱できるギアのこと。元々は釣りのランディングネットやプライヤー小物等で使われることが多かったが、小型ながら強力なネオジウム磁石を使用している製品が多く、ワンタッチで素早くツールにアクセスできるのが利点。最近ではアウトドアでも小型ランタンの固定やキッチンツールの脱着で使うことも見受けられる。
≫磁石の強度
磁石が強すぎても脱着に手間取るし、弱すぎると落ちやすい。シェラカップの用の軽いものなら磁力が弱いものの方が使い易いし、ランタン等はある程度強くないと落下して破損の危険もある。カタログ記載の垂直耐荷重を目安に用途に合わせた磁力を選択する必要がある。
≫カラビナ
リソースされる側のギアの重さや形状にあったリリース元のカラビナの強度を選択する必要がある。
■所有マグネットリリーサー
・[ブッシュクラフト/クイック焚き火グローブ]
マグネットリリーサー付きの耐熱グローブ。アクセスを優先してやや手を保護する部分は狭いがリリース元をズボンのベルトループに取付けたり、グローブ単体でロッジシェルターⅡのスチールフレームや、焚火テーブルの裏側等の金属部分に取り付けることも出来き重宝している。
■マグネットリリーサー10選
気になっている広義な意味でマグネットリリーサー10選がコチラ。順番は垂直耐荷重の低い順。
①[Naokin/ランタンフック]
垂直耐荷重1kg。リソース元のリングが無いためベルトループ等への装着は出来ないため、テントやタープ等の固定された場所でその名の通りランタン等のキャンプギアを吊るす用途のマグネットリリーサー。耐荷重が低いのでシェラカップ等の小物を吊るすのに向いている。
②[JESIMAIK/ランタンフック]
垂直耐荷重1.6kg。プラスチック円形でサイズが大きめで取扱し易い。[アソマタス/ハングバーガーランタンフック]のオマージュ品!?
③[BoomsFishing/MRCマグネットリリーサー]
垂直耐荷重2kg。4色展開に加えて、尻手ロープ付のモデルも選択可能。
④[セリア/マグネットリリーサー]
垂直耐荷重予想3kg。圧倒的な安さ。近くのセリア2店舗を巡ったが在庫なし(>_<)。
⑤[ラパラ/マグネティックリリース]
垂直耐荷重3kg。デザインがカッコイイ。
⑥[ティムコ/マグネットリリーサーベルクロ]
垂直耐荷重3kg。ベルクロ付のマグネットリリーサー。
⑦[プロックス/マグネットジョイントツインカラー]
垂直耐荷重3.5kgと2kgの2ラインナップ。それぞれ5色展開。
⑧[CRAZY SHARK/マグネットリリーサー]
垂直耐荷重3.5kg。小型でスタイリッシュなマグネットリリーサー。カラー展開も豊富。
⑨[Fieekty/ランタンフック]
垂直耐荷重5kg。マグネット部計3cmと大き目で高垂直耐荷重を誇る。カラー展開も豊富。
⑩[ダイワ/マグネットキーパー5.0]
垂直耐荷重5kgと3kgの2ラインナップ。
■マグネットリリーサーを使いたいギア
マグネットリリーサーを使いたいギアはコチラ。耐荷重2kgの使い勝手を検証してから必要に応じた耐荷重のマグネットリリーサーを揃えていくのが良いかな。
・[ユニフレーム/シェラカップ300]90g⇒垂直耐荷重1kg
・[Jeebel/ランタン16000mAh]420g⇒垂直耐荷重1kg
・[タラスブルバ/TBハンマー]715g⇒垂直耐荷重1.5kg
・[ZIJINJIAJU/ビニールシート1000*1370*0.5mm]950g⇒垂直耐荷重2kg
・[S’more/Twinkle Grande]1,100g⇒垂直耐荷重3kg
■まとめ
まずは垂直耐荷重2kgのマグネットリリーサーを補完して、耐荷重2kgの適性を見極めたい。ランタンは設置後固定したままなので垂直耐荷重の範囲内でも十分耐えうることが出来ると思われる。
・[Jeebel/ランタン16000mAh]420g
・[S’more/Twinkle Grande]1,100g
問題はベルトループに取り付けた状態で動きの出るペグハンマー。垂直耐荷重2kgは重量の2倍を確保しているが、動きがあるためマグネット部分への負荷は高い。実際に1テントを設営する際に外れないかを検証し、もし外れるようなら垂直耐荷重の高いマグネットリリーサーに変更。
・[タラスブルバ/TBハンマー]715g
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