最近、SNSやYoutubeで目にする機会が多くなったマルチグリドル。多種多様な製品があるが今回ピックアップするのは[JHQ/マルチグリドル33cm]。ファミキャンでの導入を検討するべく解剖検討してみる。
■仕様
鉄板と銘打っているがその実、鉄製ではなくアルミ製の円形上のクッカー。深型で約2cmの深さに水1Lが入るため汁物レシピにも対応。[JHQ/マルチグリドル]シリーズには33cmと19cmの2サイズあるがファミキャン用途だと33cmが良いかな。
メーカー | JHQ | |
製品名 | 鉄板マルチグリドル | |
径 | 33cm | 19cm |
外寸 | 40*33*0.4(h)cm | 21.5*19*0.4(h)cm |
深さ | 2cm(1L) | 1.5cm |
重量 | 1,000g | 330g |
素材 | アルミニウム合金鋳物 | |
コーティング | イノーブルコーティング | |
付属品 | シリコンミトン(赤2個) | シリコンミトン(グレー1個) 収納ケース(1個) |
対応熱源 | ガス、IH調理機、直火、炭火、ラジエントヒーター、セラミックヒーター、ハロゲンヒーター | ガス、直火、炭火 |
[JHQ/マルチグリドル33cm]には収納ケースが付いていないので必要な場合は汎用品の収納ケースもあった方が良さそう。
■バーナー
所有バーナーは以下の3つ。[JHQ/マルチグリドル33cm]の径は33cmなので[ソト/FUSION ST-330]を使うのが一番良いかな。SNSをみると[イワタニ/たふマルJr.]を使っている人もいるので短時間であるならば熱輻射によるガス缶への影響は少ないのかもしれない。
①[イワタニ/たふマルJr.] ※最大鍋径20cm
②[イワタニ/焼き上手さんα] ※最大鍋径17cm
③[ソト/FUSION ST-330]
[JHQ/マルチグリドル33cm]は結構サイズが大きいので、[ソト/FUSION ST-330]で使うと不安定な感が否めない。なので台座による安定化、兼熱輻射予防のために補助テーブル[EnHike/遮熱テーブル アルミ]があった方が良いかもしれない。
■メニュー
[JHQ/マルチグリドル33cm]でのレシピで思いつくのは以下の6点。そのまま大皿としても使えるのも便利。深さがあるので揚物も可能だが油跳ねの範囲が広そう。パエリアと焼きそばをやるには別途蓋[VANIA/グリドルパン蓋32cm]を用意した方が良いかも…でも収納時の収まりが悪くなるのが気になるところ。
①アヒージョ
②ペッパーランチ
③サムギョプサル
④チーズダッカルビ
⑤パエリア
⑥焼きそば
■まとめ
[JHQ/マルチグリドル33cm]の導入により今まで[イワタニ/焼き上手さんα]で担ってきたメニューをほぼ賄えるかも知れない。但し、パエリアや焼きそば等“蒸し”が必要な場合は別途蓋を用意した方が良い。また、フライパンのように返しが無いため食材量が多いと零れやすいため、鍋径サイズの割に使用できる食材量は少ないように思われる。
最近のコメント