我家の現役テント4幕2022 ~相性の良いタープアレンジ編~

我家の主要テント4幕とタープ4幕の併用についてこれまでの実証を踏まえて相性の良い組合せを考察してみた。

■所有テント4幕

①[Ogawa/Lodge Shelter Ⅱ]
②[Ogawa/TassoTC]
③[S’more/Deeper]
④[ Helinox/Tactical Cot Tent]

メーカー Ogawa Ogawa S’more Helinox
製品名 Lodge Shelter Ⅱ TassoT/C Deeper Tactical Cot Tent
タイプ 鉄骨 ティピー ドーム ドーム
生地 ポリエステル ポリコットン ポリエステル ポリエステル
外寸(cm) 460*350*210(h)  415*370*250(h) 460*230*180(h) 290*280*140(h)
パッケージ(cm) 92*36*54(h) 74*24*24(h) 63*25*25(h) 57*20*20(h)
重量(kg) 26.1
(フライ9.7/ポール16.4)
10.5
(フライ6.3/ポール1.0/付属品3.1)
8 3.02
(フライ1.43+インナー1.59)
インナーテント △(別売) △(別売) ○(2個)
インナー寸(cm) 340*220*205(h)
340*150*205(h)
360*150*200(h) 210*140*140(h)
210*140*140(h)
190*70*95(h)








 

■所有タープ4幕

Ⅰ.[Ogawa/SystemTarpRecta]
Ⅱ.[Ogawa/FieldTarpRectaTC]
Ⅲ.[Ogawa/SystemTarpHexaDX]
Ⅳ.[Snowpeak/SquareEvoPro.]

[メーカー名/製品名] 形状 稜線長
(cm)
ルーフ長
(cm)
フライ
(kg)
生地
[Ogawa/SystemTarpRecta] レクタ 350 295 1.5 ポリエステル
[Ogawa/FieldTarpRectaTC] レクタ 350 420 2.9 ポリコットン
[Ogawa/SystemTarpHexaDX] ヘキサ 480 570 2.4 ポリエステル
[Snowpeak/SquareEvoPro.] レクタ 500 440 4.8? ポリエステル








 

■テントとタープの併用パターン

青字は実証済、橙字は検証予定。

[Manufacturer/
Product name]
[ogawa/
LodgeShelterⅡ]
[ogawa/
TassoTC]
[S’more/
Deeper]
[Helinox/
TacticalCotTent]
[ogawa/
SystemTarpRecta]
並列張り
オガワ張り
並列張り
オガワ張り
並列張り
オガワ張り
並列張り
オガワ張り
過保護張り
[ogawa/
FieldTarpRectaTC]
並列張り
オガワ張り
並列張り
オガワ張り
連結張り
並列張り
オガワ張り
過保護張り
並列張り
オガワ張り
過保護張り
[ogawa/
SystemTarpHexaDX]
並列張り
オガワ張り
過保護張り
並列張り
オガワ張り
過保護張り
並列張り
オガワ張り
過保護張り
並列張り
オガワ張り
過保護張り
[Snowpeak/
SquareEvoPro.]
並列張り
オガワ張り
過保護張り
並列張り
オガワ張り
過保護張り
並列張り
オガワ張り
過保護張り
並列張り
オガワ張り
過保護張り

■併用履歴

①[Ogawa/LodgeShelterⅡ]

+[Ogawa/SystemTarpRecta]オガワ張り★★★
雨に濡れない動線を確保することが出来き且つ設営スペースもそこまで必要としないため現状ベストな併用パターン。

+[ogawa/FieldTarpRectaTC]オガワ張り★★★
稜線長は[Ogawa/SystemTarpRecta]と同じ350cmだが、ルーフ全長は+125cmとなる420cmと長いため日除け及び雨除けスペースは広い。遮光性の高いポリコットン生地を採用しているため真夏の炎天下時でも良質な影を演出してくれる。

+[Snowpeak/SquareEvoPro.]過保護張り★☆☆
雨天設営時を想定して試張りしてみた時は「お~これはイイ!」と思ったが実際にはタープが大きすぎて区画サイトにレイアウトし難いのと、過保護張りする程の大雨も無かったのと強風時には耐風性に懸念があることもあり、実践未投入の併用パターン。

②[Ogawa/TassoTC]

+[Ogawa/SystemTarpRecta]オガワ張り★☆☆
タープ連結アダプタ経由でオガワ張り調に連結。両翼が短く風の抜けも良く開放感はあるが、朝日西日や風雨時の雨の侵入が懸念される。手軽に連結できるが並列単独張りと設営の手間は同じ位なので実践で使う機会は少ないかな。

+[Ogawa/FieldTarpRectaTC]並列単独張り★★☆
タープは連結せずに並べて単独設営。ワンマンソロというよりツーマン、スリーマンソロ向きの併用パターン。

+[Ogawa/FieldTarpRectaTC]連結張り(標準調)★☆☆
ヘキサスタイルを190cm*1+130cmポール*2でキャノピーを立ち上げた前面パッカーンスタイルの190cmポールにタープを標準張り調に連結。耐風性が若干弱くサイドからのアクセスも悪い(サイドポールを追加すれば別だが)。

+[Ogawa/FieldTarpRectaTC]連結張り(タトンカ調)★★☆
ヘキサスタイルを190cm*1+130cmポール*2でキャノピーを立ち上げた前面パッカーンスタイルの190cmポールにタープをタトンカ張り調に連結。ペグダウン数が増えるため耐風性が標準張り調に比べ強く、サイドからのアクセスも良い。連結張りの場合はこの併用アレンジの方が実用度が高い。

+[Ogawa/SystemTarpHexaDX]過保護張り★☆☆
雨天設営時にタープを先行してその下で作業することが出来る。メインタープポールの張り網のテンションを強めに、ルーフの張り網のテンションをやや弱めにしないとテントとタープが干渉する。

③[S’more/Deeper]

+[Ogawa/SystemTarpRecta]オガワ張り★☆☆
タープが軽いので手軽に雨に濡れない動線を確保できる。タープ両翼が短いため風雨時の雨除けスペースは狭い。

 

+[Ogawa/FieldTarpRectaTC]並列張り★☆☆
設営スペースは小さくて済みレイアウトも容易だが雨に濡れない動線は確保できない。ツーマンソロが主用途になるかな。

+[Ogawa/FieldTarpRectaTC]オガワ張り★★☆
若干タープとテントが干渉するが許容範囲。テント長辺側いっぱいに雨除け及び日除けスペースを拡張でき且つ雨に濡れない動線も確保できる。ポリコットン生地なので夏場の炎天時でも良質な影を作ってくれる。

+[Ogawa/SystemTarpHexaDX]オガワ張り★★☆
タープ下に広いリビングスペースを設けることが出来る。タープ両端が閉じているので風雨時の雨の侵入も少ない。デュオもしくはファミキャンで雨の降る可能性がある場合に採用したいアレンジ。ソロだと広すぎかな。

+[Ogawa/SystemTarpHexaDX]過保護張り★★☆
設営スペースがミニマム且つタープ下のスペースも広くはないが確保できる。テントとタープも鑑賞しないためテントへの荷重の懸念もない。検証したアレンジの中で最も汎用性が高い併用パターン。ファミリーだとタープ下スペースが手狭なのでソロもしくはデュオキャンで採用したい。

+[[Snowpeak/SquareEvoPro.]過保護張り★★★
所有タープ中最大サイズとなるレクタタープ。稜線長が500cmと長いため過保護張りしてもタープ下の半分がリビングスペースとして使用可能。雨天時もタープさえ設営してしまえばタープ下で雨に濡れずに作業することが出来る。風の影響を受けやすいため風が強い時にはタトンカ張りにした方が良い。

④[Helinox/TacticalCotTent]

+[Ogawa/SystemTarpHexaDX]過保護張り★★★
雨天時はタープを先行設営しその下でテントを設営できる。雨天は勿論、炎天時でもタープ下に必要十分以上のスペースを確保可能でデフォルトの組合せ。

 

+[Ogawa/SystemTarpHexaDX]過保護張り + [ユニフレーム/REVOフラップⅡ]★★☆
終日雨模様ならREVOフラップⅡを装着することによりタープ下の雨の侵入をかなり減らすことが出来る。基地感が増す。

■まとめ

テントと相性の良いタープ連結式は実際にやってみるとイメージと違うことも多いため実践投入前に試張りをしておくとキャンプ当日にあたふたせずに済むし時短設営にも繋がる。現時点で各テントとベストマッチなタープ及びアレンジはコチラ。

①[Ogawa/LodgeShelterⅡ]

+[Ogawa/SystemTarpRecta]オガワ張り★★★
雨に濡れない動線を確保することが出来き且つ設営スペースもミニマムで済み汎用性が最も高い併用アレンジ。

②[Ogawa/TassoTC]

+[Ogawa/FieldTarpRectaTC]連結張り(タトンカ調)★★☆
タッソTCをファミキャン転用した際の連結アレンジ。ソロの場合はタープレス運用が主。

③[S’more/Deeper]

+[[Snowpeak/SquareEvoPro.]過保護張り★★★
所有タープ中最大サイズとなるレクタタープ。稜線長が500cmと長いため過保護張りしてもタープ下の半分がリビングスペースとして使用可能。雨天時もタープさえ設営してしまえばタープ下で雨に濡れずに作業することが出来る。風の影響を受けやすいため風が強い時にはタトンカ張りにした方が良い。

④[Helinox/TacticalCotTent]

+[Ogawa/SystemTarpHexaDX]過保護張り★★★
雨天及び炎天時にも対応できるデフォルトの併用アレンジ。

 

■検証リスト

今後、検証したいリストで優先したいアレンジは下線付記。

①[Ogawa/LodgeShelterⅡ]

まずは[Ogawa/FieldTarpRectaTC]と[Ogawa/SystemTarpHexaDX]のオガワ張りを検証したい。

+[Ogawa/FieldTarpRectaTC]オガワ張り
+[Ogawa/FieldTarpRectaTC]並列張り
+[Ogawa/SystemTarpHexaDX]オガワ張り
+[Ogawa/SystemTarpHexaDX]並列張り

②[Ogawa/TassoTC]

ヘキサスタイルの前面パッカーンスタイルと[Ogawa/FieldTarpRectaTC]を連結することにより雨に濡れない動線を確保できるか、そして[Ogawa/SystemTarpHexaDX]をタープ連結アダプタ経由で連結しての動線及びタープ下の有効スペースの検証をしたい。

+[Ogawa/SystemTarpHexaDX]オガワ張り
+[Ogawa/SystemTarpHexaDX]並列張り

③[S’more/Deeper]

[Ogawa/SystemTarpRecta]の短辺側を稜線として並列張りで併用してみたい。

+[Ogawa/FieldTarpRectaTC]過保護張り
+[Ogawa/SystemTarpRecta]並列張り

④[Helinox/TacticalCotTent]

炎天時の使用を想定して[Ogawa/FieldTarpRectaTC]の過保護張りを検証したい。

+[Ogawa/FieldTarpRectaTC]過保護張り
+[Ogawa/SystemTarpRecta]オガワ張り

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