冬幕にこそトンガリテント! ~4幕比較編~

■冬のファミキャン幕
冬のファミキャン幕に向いているタイプのテントはティピー型とそれに準じる支柱をワンポールで支持するトンガリテントだと考える。理由としては上部開放もしくはベンチレーターにより「①石油ストーブを使った際の一酸化炭素の抜けが良いこと」、「②幕内調理時の匂いの抜けが良いこと」、「③雪が降った際に幕上に雪が溜まり難いこと」の3点。外周部のデッドスペースとペグダウンの多さはトレードオフ。ちなみに雪は多角形で円に近くなるほど雪は溜まり難いようだ(ボトム形状が四角形より八角形のほうが雪が溜まり難い)。

キャンプ仲間のHKさんが[サバティカル/モーニンググローリーTC]をGETしたとのことで、個人的に冬のファミキャン幕に使い勝手が良さそうな4幕を改めて比較検討してみた。ちなみに12月のキャンプの際にお披露目してくれるとのこと。楽しみだ♪

・[サバティカル/モーニンググローリーTC]
縦型2ポールシェルター。ハーフインナー別売り。

・[オガワ/ピルツ15TC]
キャノピー付ティピー型テント。




・[ノルディスク/アスガルド12.6]
ベル型テント。




・[ローベンス/カイオワ]
前室付ティピー型テント。




 

■仕様比較

・4幕ともポリコットン生地で重量は使用面積に比例して増加。
・[サバティカル/モーニンググロリーTC]はフロアシートなしモデルではあるが、価格は飛びぬけて安い。
・[サバティカル/モーニンググロリーTC]以外の3幕はフロアが付いており、インナーテントなしでの尾籠スタイルが良さ気。
・[ノリディスク/アスガルド12.6]と[ローベンス/カイオワ]はフロアシートがチャック連結式のため風の吹き込みはないため恐らく暖房効率は高い。

【モーニンググローリーTC】 【ピルツ15TC】 【アスガルド12.6】 【カイオワ】
サイズ(cm) 470*440*270(h) 475*430*310(h) 400*375*250(h) 580*450*320(h)
収納サイズ(cm) 77*36*23(h) 90*40*35(h) 95*30*30(h) 93*28*28(h)
本体重量(kg) 14.35 17.6 21 23.4
ハーフインナー重量(kg) 2.55 2.4 3.6 3.5
総重量 16.9 20 24.6 28.9
生地 TC TC TC TC
フロアシート なし あり あり あり
薪スト用煙突穴 なし あり なし あり
参考価格(円) 56,760
(43,780+12,980)
158,545
(137,500+21,045)
177,100
(129,800+47,300)
210,100
(169,400+40,700)

※正確な数値は各メーカーHPを参照のこと

■上空視点イメージ

・[ノルディスク/アスガルド12.6]は4幕中一番小振りだが、サイズアップモデルの19.2モデルがラインナップされている。
・[サバティカル/モーニンググローリーTC]はフロアなしでその他3幕はフロアあり。

※正確な数値は各メーカーHPを参照のこと

■インナーテントレイアウトイメージ
[サバティカル/モーニンググローリーTC]はフロアなしの土間仕様。その他3幕はフロアシート付。インナーテントは[ローベンス/カイオワ]以外は[コールマン/ハイピークダブル]と[ヘリノックス/コットワン]の2つの同時配置は無理そう。フロア付きの3幕はインナーテントを使わずにシングルウォールのお座敷幕として使うのが良いかな。

・[サバティカル/モーニンググローリーTC]
インナーテント内に[コールマン/ハイピークダブル]と[ヘリノックス/コットワン]を配置することは出来ないかな。インナーテントの代わりに[DOD/カンガルーテントS]を使うのも手。


・[オガワ/ピルツ15TC]
イメーズ図によるとインナーテント内に[コールマン/ハイピークダブル]と[ヘリノックス/コットワン]を配置することは出来ない。


・[ノルディスク/アスガルド12.6]
同じくインナーテント内に[コールマン/ハイピークダブル]と[ヘリノックス/コットワン]を配置することは出来ないかな。


 

・[ローベンス/カイオワ]
4幕中雄一インナーテント内に[コールマン/ハイピークダブル]と[ヘリノックス/コットワン]を雄一配置することが出来そう。

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