■キャンプ場
2020年第1回目のキャンプは男キャンプで始動!寒さが比較的厳しくないと思われる標高の低く、薪使い放題プランがあるキャンプ場『成田ゆめ牧場キャンプ場』を選択。冬キャンだが客の入りは良く、7割方サイトは埋まっていた感じで区画サイトはファミキャンも多く見受けられた。
・圏央道『下総インターチェンジ』が近くアクセスが良い
・標高の高いキャンプ場に比べると最低気温-1℃、最高気温10℃と暖かい
・電源付き区画サイトは狭めで隣との仕切りはロープ(今回は利用せず)
・フリーサイトはチェックイン9:00、チェックアウト17:00と余裕がある(反面、午後にならないと中々スペースが空かない)
・Dサイトの道路際は生活道路に面しており夜間少し車の音が煩い(KKさん談)
・薪使い放題プランはソロでもファミリーでも値段は一緒
・サニタリーは一部お湯が使える
・薪使い放題プランは豪快に焚火を楽しめる(余らすと注意を受ける)
・朝パンの販売があり調理が面倒な時に便利(値段は高め)
・深夜12時過ぎまで騒いでいるグルキャンへの注意はない(連絡はせず)
■冬キャンプ
当初は小型2ポールシェルターでミニマムキャンプを試す予定だったが、前回のキャンプで乾燥撤収することができなった[ヘルスポート/バランゲルキャンプ]を乾燥するべく、薪ストーブと併用して出動。“ふもとっぱら”の時より結露は少なかったが、翌日晴天微風の気温10℃の状態でも乾燥に時間がかかり完全乾燥できたのは昼12:00頃であった。冬キャンは寒さ対策と結露乾燥が肝。
≪所感≫
・暖房効率を優先するとフロア+インナーテントだが結露が多く発生。
・冬は晴れていても気温が低いので結露乾燥に時間が掛る。特に大型幕。
・結露や撤収時の乾燥を優先すると土間仕様だが、暖房効率が落ちる。
・暖房効率と結露乾燥、両方を考えると小型幕となるが、雨天時等の天候不順時にフルクローズ時の幕内活動が制限される。
≪小生の思うソロキャンに適している幕の条件≫
・昼間はタープ調、夜はフルクローズで使え、結露乾燥も早い小型2ポールシェルター+コットテント
・グランドシートは結露し易いので土間仕様で使えること
・土間仕様でも暖房の効きやすい小型幕であること
・石油ストーブが設置できる最小限の空間を有すること
・焚火で穴の開き難いポリコットン生地であること
■薪ストーブ
今回は薪使い放題プランで潤沢な薪を投入したため、高い熱量をキープすることが出来た。反面、灰の溜まりも早く、灰を一度も除去せずに運用すると2日目の朝頃には不完全燃焼を起こし、煙の逆流による“異臭”“一酸化炭素”“煙突のタール汚れ”が発生。
≫灰を定期的に撤去しないと危険!
「不完全燃焼による煙の逆流」
「不完全燃焼による一酸化炭素の発生」
「不完全燃焼によるタール汚れの発生」
≫最大熱量だと皮グローブが溶ける!
追記)使用後の薪ストーブはクリアケースに入れて車載しているのだが、車内が焦げ臭ささと酸っぱいタール臭で充満(>_<)。帰宅後、煙突をブラシで掃除。特にスパークアレスターの汚れが酷かった。汚れが洗面台周りに飛び散り嫁怒る( ノД`)シクシク…。不完全燃焼は安全性的にもメンテナンス的にも避けねばならない!
■焚火台
今回は小生及びKUさん、SGさんの焚火台に加え無料レンタル品を合せて5台の焚火台を運用し薪の積み方や火力(暖かさ)等を検証することが出来た。
①[スノーピーク/焚火台L]
②[ユニフレーム/UFファイヤーポット]
③[ソロストーブ/レンジャー]
④[ムラコ/サテライトファイアーベース]
⑤[キャプテンスタッグ/ヘキサステンレスファイアグリル]
≪火力順≫
レンジャー>ヘキサステンレスファイアグリル>焚火台L>サテライトファイアーベース>UFファイヤーポット
・火力は“レンジャー”際立って強い。2つ共、底が深いので投入できる薪量も多く得られる火力も高い。そして火力が高い分薪の消費ペースも早い。“レンジャー”はドラム缶スタイルで薪を縦に挿入するが偶に薪が折れて外に落ちることがあるため投入間際は注意する必要がある。二次燃焼に至ると煙が少なく遠赤外線効果でかなり暖かい。
・“ヘキサステンレスファイアグリル”は底が深く、薪を投入し易く非常に良く燃える。難点は後半、灰が底面の穴からこぼれ易いこと。灰受けを用意したほうが良いかも知れない。
・“焚火台L”は格子積みや三角積みで高く積み上げれば高火力を得られるが風が吹いていると危険なので汎用性は低い。また、底が浅いので風が吹くと灰が飛びやすい。
・“サテライトファイヤーベース”はメッシュタイプの焚火で適度な重さがあって微風なら倒れることはないが、薪を高く積むことは出来きない。少しずつ薪をくべて楽しむスタイルが向いている。
・“UFファイヤーポット”は火力は弱いがソロで時短使用に適している。灰も飛び難い。篝火としても楽しむことが出来る。
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