[SOLO UP/ワンアクションタープM-1424] ~汎用サイドウォール装着検証編 其の参~

センターロック式の自立式タープ[SOLO UP/ワンアクションタープM-1424]の汎用サイドウォールとして新たに[Farfly/テントシート190*160cm]と[Farfly/テントシート190*210cm]を補完したので早速、装着検証を執り行う!

 

■サイドウォール7製品13サイズ

今回新たに汎用サイドウォールを2種3幕補完し7製品で選択できるサイズは二つ折りを含めて全13種類となった。アーミーグリーンカラーはグレーカラーと違いシルバーコーティングが施され生地が厚く遮光性が高い。

[メーカー名/製品名] シート
サイズ
(cm)
シート
面積
(m2)
重量
(g)
①[Oregonian Camper/メッシュシェード200]二折ハーフ 200*70 1.4 608
②[SOLOUP/純正サイドウォール]二折ハーフ 200*73 1.5 380
③[Farfly/テントシート187*187]*2枚二折ハーフ※カタログ表記は190*160 190*160 3.5 410/410
④[Farfly/テントシート190*190]二折ハーフ 190*95 1.8 419
⑤[Farfly/テントシート180*210]二折ハーフ 180*105 1.9 419
⑥[Farfly/テントシート180*220]二折ハーフ 180*110 2.0 452
⑦[AMERTEER/スクリーン84インチ] 186*108 2.0 950
⑧[Oregonian Camper/メッシュシェード200] 200*140 2.8 608
⑨[SOLOUP/純正サイドウォール] 200*145 2.9 380
⑩[Farfly/テントシート187*187]*2枚※カタログ表記は190*160 190*160 3.5 410/410
⑪[Farfly/テントシート190*190] 190*190 3.6 419
⑫[Farfly/テントシート180*210] 180*210 3.8 419
⑬[Farfly/テントシート180*220] 180*220 4.0 452

※実寸値を反映

上記一覧表の[Farfly/テントシート]の重量は再実測値に修正。[Oregonian Camper/メッシュシェード200]→[Farfly/テントシート187*187]*2枚⇒[Farfly/テントシート190*190]→[Farfly/テントシート180*210]→[Farfly/テントシート180*220]の順。

今回新調したのは以下の2種3幕。。

・[Farfly/テントシート アーミーグリーン]190*160cm*2枚
側辺センターにハトメないため二つ折り装着は出来ない。カタログ値のサイズ190*160cmは間違いで実際は187*187cmのスクエア形状。

【メーカー名】Farfly
【製品名】テントシート190*160cm
【材質】210Dポリエステルオックス、シルバーコーティング
【耐水圧】3,000mm
【天幕シート形状】レクタ(長方形)
【カラー】アーミーグリーン
【展開サイズ】190*160cm 
【実寸サイズ】187*187cm

【ハトメ&ループ&ショックコードの数】6つ
【重量】425g※※吊り秤による2枚実測値平均


 

カタログ表記では190*160cmなっているが、実測値は188*187cmと長辺側は-2cm、短辺側に至っては+27cmの差異があり最早、違う規格の製品(>_<)。

カタログの記載が間違っているのか、違う規格の製品を間違って送ってきたのかを確認するために同じものをもう1枚追加し、実測してみたところサイズは187*187cm/重量は410g。カタログ記載の190*160cmが間違いで実際には187*187cmのスクエアタープであることが判明(´;ω;`)ウゥゥ。カタログ値とサイズがかけ離れており返品案件ではあるがこのサイズはこのサイズでサイドウォールとして使うには使い易いため継続使用することにした。以後の表記は[Farfly/テントシート アーミーグリーン187*187cm]とする。サイズ的に[Farfly/テントシート グレー190*190cm]と用途が被るので、遮光性の高い[Farfly/テントシート アーミーグリーン187*187cm]を優先する予定。

 

・[Farfly/テントシート アーミーグリーン]180*210cm
上下辺及び両側辺センターにハトメがあるため二つ折り装着が可能でアレンジもし易い。

【メーカー名】Farfly
【製品名】テントシート180*210cm
【材質】210Dポリエステルオックス、シルバーコーティング
【耐水圧】3,000mm
【天幕シート形状】レクタ(長方形)
【カラー】アーミーグリーン
【展開サイズ】180*210cm
【ハトメ&ループ&ショックコードの数】8つ
【重量】470g※吊り秤による実測値



 

■装着オプション

100円ショップで装着オプションとして各種クリップ、ガイロープ、結束ロープ、S字フックを補完。3種計6個のフッククリップはシート固定に使用。3種の内最小最軽量且つ挟む力が強い[ダイソー/フッククリップ白]が使い易いと思われる。

≫クリップ
・[ダイソー/フッククリップ白]*2
・[セリア/フッククリップ赤]*2
・[セリア/ポールフッククリップ緑]*2

≫ガイロープ
・[ダイソー/アウトドア用ガイロープ300cm ベージュ]*1
・[セリア/テント用ガイロープ300cm黒 自在付]*2
・[セリア/テント用ガイロープ300cm赤 自在付]*2

≫S字フック
・[ダイソー/スチールエスフック抗菌3P]*2
・[セリア/ステンレスS字フック小4P]*1
・[セリア/やわらかS字フック10]*4

≫結束ロープ
・[セリア/コンプレッションバンド100cm]*1

フッククリップ3種3色。

ガイロープ300cm3色。適宜そのままもしくはカットして使用。

S字フック3種。

 

収納時にフレームを結束。

■サイドウォール装着オプション検証

装着オプションは[カインズ/コンテナトレーS]に入れて運搬。


 

[セリア/コンプレッションバンド100cm]で脚フレームを結束してみたが丁度良い感じ。外周部の実測長は69㎝。

写真位に四隅のフレーム上の突起が出ていないと天幕シートを装着し難い。ここがあまり出ていない状態で装着するとセンターロックの際に外れてしまうリスクあり。

サイドウォールの接続点には[ダイソー/スチールエスフック抗菌3P]のS字フックを使用。株が緩いので外れやすい。

[セリア/ステンレスS字フック小4P]の方がカーブがきつく外れ難いので装着点のデフォルトとする予定。

[セリア/やわらかS字フック10]はハンギング用として使用。ソフト素材でカチャカチャ音がしないのが良い。

サイドウォールの下部を脚部フレームに固定するのにフッククリップを使用。[セリア/ポールフッククリップ緑]はクリップ力も適度でサイズも大きいので扱いやすい。[ダイソー/フッククリップ白]は小型でクリップ力も強力な分、少々扱いにくい。

■サイドウォール“単幕”装着検証

今回装着検証するのは実用度が高いと思われる①②③⑤の4幕。④は③と、⑥は⑤とサイズ感が同じで遮光性が低いため、今回は除く。

①[Oregonian Camper/メッシュシェード200]200*140cm
②[SOLOUP/純正サイドウォール]200*145cm
③[Farfly/テントシート アーミーグリーン]190*160cm*2枚⇒実寸値187*187cm
④[Farfly/テントシート グレー]190*190cm
⑤[Farfly/テントシート アーミーグリーン]180*210cm
⑥[Farfly/テントシート グレー]180*220cm

収納袋を並べてみた。左から①→⑥。[Oregonian Camper/メッシュシェード200]の収納袋は使用していないものがあったので流用。



 

・[Oregonian Camper/メッシュシェード200]

メッシュ素材のため遮光性は低いがその分通気性と幕内からの視界が良い。風が程よく抜けるので夏場に使用することが多くなりそう。

 

◇1枚シートとして装着◇

≫下段位(軒下高135cm/全高190cm)に装着⇒タープ下スペース85cm拡張

≫中段位(軒下高165cm/全高220cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離15cm

≫上段位(軒下高195cm/全高250cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離48cm

地面からサイドウォール上辺までの距離は186cm。

・[SOLOUP/純正サイドウォール]200*145cm

メーカー純正のサイドウォール。装着はマジックテープ式でハトメやループがないため、張り網経由で庇調にアレンジすることはできない。裏面にブラックコーティングが施されているため遮光性が高い。表を内側に向けて設置することによりプロジェクタースクリーンとして流用できるかもしれない。

 

◇1枚シートとして装着◇

≫中段位(軒下高165cm/全高220cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離23cm

≫上段位(軒下高195cm/全高250cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離52cm

◇二つ折りハーフシートとして装着◇

≫下段位(軒下高135cm/全高190cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離58cm

≫中段位(軒下高165cm/全高220cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離91cm

≫上段位(軒下高195cm/全高250cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離121cm

・[Farfly/テントシート]187*187cm

カタログ表記のサイズは190*160cmのレクタ型だが、実寸は187*187cmのほぼスクエア型。裏面にシルバーコーティングが施されているため同シリーズのグレーカラーモデルより遮光性が高い。側辺中央にハトメ&ループがあるため二つ折りハーフサイズでのサイドウォール装着が可能。

 

◇1枚シートとして装着◇

≫下段位(軒下高135cm/全高190cm)に装着
⇒タープ下スペース165cm拡張

≫中段位(軒下高165cm/全高220cm)に装着
⇒タープ下スペース150cm拡張

≫上段位(軒下高195cm/全高250cm)に装着
⇒タープ下スペース100cm拡張

◇二つ折りハーフシートとして装着◇

≫下段位(軒下高135cm/全高190cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離26cm

≫中段位(軒下高165cm/全高220cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離57cm

≫上段位(軒下高195cm/全高250cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離86cm

・[Farfly/テントシート]180*210cm

裏面にシルバーコーティングが施されており、同シリーズのグレーカラーモデルに比べ遮光性が高い。上下辺及び両側辺の中央にもハトメ&ループがありため、二つ折りハーフサイズでの装着やサブポールを使ってのアレンジも可能。

 

◇1枚シートとして装着◇

≫下段位(軒下高135cm/全高190cm)に装着
⇒タープ下スペース185cm拡張

≫中段位(軒下高165cm/全高220cm)に装着
⇒タープ下スペース165cm拡張

≫上段位(軒下高195cm/全高250cm)に装着
⇒タープ下スペース135cm拡張

◇二つ折りハーフシートとして装着◇

≫下段位(軒下高135cm/全高190cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離20cm

≫中段位(軒下高165cm/全高220cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離51cm

≫上段位(軒下高195cm/全高250cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離79cm

■サイドウォール“複幕”装着検証

サイドウォールを2~3枚の複数枚装着パターンも検証してみる。

◇サイドウォール2枚装着

≫上段位(軒下高195cm/全高250cm)に装着
向かって左側に[Farfly/テントシート アーミーグリーン180*210cm]、右側に[Farfly/テントシート アーミーグリーン187*187cm]を装着。[Farfly/テントシート アーミーグリーン180*210cm]の方が荷物スペースを広く確保することが出来る。

≫上段位(軒下高195cm/全高250cm)に装着
両側に[Farfly/テントシート アーミーグリーン]187*187cmをそれぞれ装着。同じ幕なので見た目と張りのバランスが良い。

◇サイドウォール3枚装着

≫上段位(軒下高195cm/全高250cm)に装着
写真1枚目向かって両側に[Farfly/テントシート アーミーグリーン187*187cm]、奥側に[SOLOUP/純正サイドウォール200*145cm]を装着。多少の風があってもタープ下の雨除けスペースを確保可能な3面クローズ調の装着パターン。

■考察

今回の装着検証を通してシチュエーション別のパターンを考察してみる。

≫一覧表

今回装着検証した4種7サイズ(面積の低い順)のサイドウォールのタープ下拡張幅とサイドウォール下と地面の距離の実測ベースの一覧表がコチラ。タープ下に日除け&雨除け&風除けスペースを拡張し荷物置場として使いたい場合は設置スペースのバランスが“青字”、風の抜けを優先する場合はサイドウォールレスもしくはサイドウォール下辺と地面の距離を50cm以上設けることが出来る“橙字”のパターンが良いと思われる。

[メーカー名/製品名] シート
サイズ
(cm)
シート
面積
(m2)
重量
(g)
タープ下スペース拡張幅(cm) サイドウォール下辺と地面の距離(cm)
下段位 中段位 上段位 下段位 中段位 上段位
①[SOLOUP/純正サイドウォール]二折ハーフ 200*73 1.5 380 58 91 121
②[Farfly/テントシート187*187]二折ハーフ 187*94 1.8 425 26 57 86
➂[Farfly/テントシート180*210]二折ハーフ 180*105 1.9 470 20 51 79
④[Oregonian Camper/メッシュシェード200] 200*140 2.8 590 85 15 48
⑤[SOLOUP/純正サイドウォール] 200*145 2.9 380 23 52
⑥[Farfly/テントシート187*187] 187*187 3.5 425 165 150 100
⑦[Farfly/テントシート180*210] 180*210 3.8 470 185 165 135

※実測値を反映

以下、今回の実寸値を反映した[Farfly/テントシート187*187]と[Farfly/テントシート180*210]の拡段位毎の装着イメージ。タープ下スペースの拡張スペースと設営スペースのバランスを考えると拡張幅は100~150cm当たりが使い勝手が良いと思われる。

≫シチュエーション別パターン

雨天晴天時に雨除け及び日除けスペースの拡張を優先した場合と炎天時に風の抜けを湯煎した場合の2つのシチュエーションにて適しているサイドウォール装着パターンを考えてみる。

≫タープ下スペース拡張を優先する場合
雨天もしくは晴天時に雨除け及び日除けスペースを拡張したい場合のサイドウォール選択肢はコチラ。但し、サイドウォール下辺と地面の隙間は殆どないので風の抜けは悪い。

・[Farfly/テントシート187*187]
≫中段位(軒下高165cm/全高220cm)に装着
⇒タープ下スペース150cm拡張

≫上段位(軒下高195cm/全高250cm)に装着
⇒タープ下スペース100cm拡張



 

・[Farfly/テントシート180*210]
≫上段位(軒下高195cm/全高250cm)に装着
⇒タープ下スペース135cm拡張



 

≫風の抜けを優先する場合
風の抜けが一番良いのはサイドウォールレス。
日除けも兼ねて夏場の炎天時に風の抜けを少しでも良くしたい場合のパターン。

・[Oregonian Camper/メッシュシェード200]
≫上段位(軒下高195cm/全高250cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離48cm


 

・[SOLOUP/純正サイドウォール]二折ハーフ
≫下段位(軒下高135cm/全高190cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離58cmで風の抜けが良い。

≫中段位(軒下高165cm/全高220cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離91cmでタープ下からチェア座位からの視界も確保される。

≫上段位(軒下高195cm/全高250cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離121cmで出入りも可能


 

・[Farfly/テントシート187*187]二折ハーフ
≫中段位(軒下高165cm/全高220cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離57cm

≫上段位(軒下高195cm/全高250cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離86cm



 

・[Farfly/テントシート180*210]二折ハーフ
≫中段位(軒下高165cm/全高220cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離51cm

≫上段位(軒下高195cm/全高250cm)に装着
⇒サイドウォール下辺と地面の距離79cm



 

≫常設収納袋の中身

本体に常設する収納袋の中身はコチラ。

・S字フック*4※[セリア/ステンレスS字フック小4P]
・1.3mカラビナ&自在付ロープ*4
・20cmペグ*8

■まとめ

キャンプの際にサイドウォールオプションとして用意しておくのは以下の4種5幕があれば季節や天候によって様々なシチュエーションに対応できると思われる。

①[Oregonian Camper/メッシュシェード200*140cm]
②[SOLOUP/純正サイドウォール200*145cm]
③[Farfly/テントシート アーミーグリーン187*187cm]*2枚
④[Farfly/テントシート アーミーグリーン180*210cm]


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