ベランダでの睡蓮ビオトープの始め方をまとめてみた。あくまで我家の環境下としがない知識によるもので教科書的なものではないことをご了承m(__)m。
■ベランダビオトープの留意点2点
ベランダビオトープを始める際に留意する点は以下の2つ。
①設置スペース
②日照時間
①設置スペース
ベランダビオトープで避けて通れないのが“設置スペース”の問題。我家のベランダはやや広めなので容量80Lクラスの容器ならなんとか配置可能だが、ベランダが狭い場合は難しいかも知れない。また、ベランダは庭先と比べ土埃や他の生体の影響を受けにくいためグリーンウォーター化し難く、水の透明度を維持し易いという利点もある。
≫我家の現在のベランダビオトープ水槽
①[チャーム/凛RIN角型M]78L⇒耐寒性睡蓮“カビンブリ” ※耐寒性睡蓮“ヘルボラ”子株
②[チャムオン/陶器睡蓮鉢17号]35L⇒花蓮“緑風”
②日照時間
もう1つは睡蓮の花上りに最も重要とされる“日照時間”。我家のマンションは南向きだが思ったより日照時間が短く開花に至っていない品種も多い。ベランダは両サイドが壁に担っていることが多いため場所を移動しても日照時間を確保し難い。
≫我家のベランダで開花に至った品種
・耐寒性睡蓮“マンカラウボン”
・耐寒性姫睡蓮“ヘルボラ”
・熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”
≫我家のベランダで開花に至らなかった品種
・耐寒性睡蓮“ローズマグノリア”
・亜属間交配種睡蓮“フェイマクドナルド”
・熱帯睡蓮“キングオブサイアム”
・熱帯睡蓮“タイニムファ”
耐寒性睡蓮“マンカラウボン”。2023年7月31日のベランダ配置の[チャーム/凛RIN角型M]での開花の様子。八重咲中輪で橙基調の桃グラデーションが綺麗且つ花形も良く見応えあり。ベランダで是非生開花を拝んでもらいたい。
耐寒性姫睡蓮“ヘルボラ”。2024年9月14日のベランダ配置の[GEX/快適繁殖ケースL]での開花の様子。小さくて可愛らしい黄色い花が咲き、ベランダでも2輪咲を実現。ちなみにに庭先では5輪咲を実現しているのでやはりベランダ且つ小さめの内鉢では複輪数が少ない。
熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”2024年7月4日のベランダ配置の[セリア/バケツ10L]における開花の様子。白と紫のグラデーションが綺麗。
■ベランダビオトープで用意するもの
内鉢を使わずに直接外鉢に睡蓮を植え付けるやり方もあるが日々のメンテナンスを考えると内鉢に睡蓮を植付、外鉢に沈めるやり方のほうが好ましい。また、ベランダは設置スペースの問題があるため庭先ビオトープと違い睡蓮ではなくまずは外鉢容器から選ぶのが吉。外鉢と内鉢はビオトープグッズが豊富なホームセンター『カインズホーム』と100円ショップ『セリア』縛りでピックアップ。外寸及び容量と同じような容器を各種ホームセンターや100円ショップで近い商品を選んでも良い。
Ⅰ.容器を選ぶ
≫外鉢
メダカ等の生体を入れないのであれば品種を選べば10~20L容器でも育成可能。只、昨今の猛暑のベランダでは水温急上昇でメダカ致死必須!メダカは観賞用としてもボウフラ対策としても睡蓮ビオトープでは一緒に育成したい。水温上昇とメンテナンス頻度のことを考えると外鉢は容量60~80Lは欲しい所だが、ベランダに置くとなると厳しいケースも出てくる。メダカ育成を考えると最低でも容量30Lは欲しいところ。
| 外鉢 | 形状 | 外寸(cm) | 容量(L) | 参考価格 |
| [セリア/リサイクル樹脂製バケツ 10L] | 丸型 | 29.7*29.7*22.7(h) | 10 | ¥110 |
| [カインズ/ストロングタブ30] | 丸型 | 43*42.5*34(h) | 30 | ¥1,380 |
| [カインズ/ホースが留められるタライ36] | 角型 | 58.5*40.5*29.5(h) | 36 | ¥1,280 |
| [カインズ/ストロングタブ45] | 丸型 | 50*49.5*35.5(h) | 45 | ¥1,780 |
| [カインズ/ホースが留められるタライ60] | 角型 | 67.5*47.6*34(h) | 60 | ¥1,580 |
| [カインズ/ホースが留められるタライ80] | 角型 | 78.5*59*30(h) | 80 | ¥1,980 |
| [カインズ/ホースが留められるタライ120] | 角型 | 87*66.2*34.6(h) | 120 | ¥2,480 |
実際にに我家で導入しことがある外鉢がコチラ。
・[セリア/リサイクル樹脂製バケツ10L]
外寸φ29.7*22.7(h)cm/容量10L。我家では2024年熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”の外鉢と使用し無事開花に至る。
・[カインズ/ストロングタブ30]
外寸φ43*34(h)cm/容量30L。現在、花蓮用外鉢として使用中。
・[チャムオン/陶器睡蓮鉢17号35L]※所有
外寸φ51cm*25(h)cm/内寸φ47*23(h)cm/容量35L。陶器製で高級感あり。現在、自宅ベランダで花蓮用鉢として使用中。
・[カインズ/ストロングタブ45]
外寸φ50*35.5(h)cm/容量45L。我家では2025年に花蓮用外鉢として初使用。
・[ナフコ/角型タライジャンボ120]
[カインズ/ホースが留められるタライ120]と同容量のタライ容器(1枚目)。ホワイトカラーは真夏の温度上昇を幾らか抑えられると思い庭先南側用のメイン水槽として使用しているが、1年使ってみるとかなり汚れが目立ち軽く掃除しただけは汚れは取れない。隣に並べているのはグリーンカラーの[コメリ/角型タライジャンボ120]で汚れは目立たないが、藻も目立たないので知らぬ間に大繁殖していることがあった(2枚目)。カインズと違いナフコとコメリの容器は縁の四隅に穴が空いているため支柱を刺すことが出来きスダレを掛けることによって日除けも可能(3枚目)。80Lと120Lタライの大きさ比較(4枚目)。庭先で使用するなら設置面積がそれ程違い印象を受ける。
≫内鉢
サイズ的には30型系のプランターが使い易いと思われる。水捌け口は必要ないので100円ショップで全幅30cm程、高さ15~20cm程の容器でも代用可能。
| 内鉢 | 形状 | 外寸(cm) | 容量(L) | 参考価格 |
| [セリア/FL植木鉢6号] | 丸型 | 18.5*18.5*13(h) | 3.1 | ¥110 |
| [セリア/フルーラプランター] | 角型 | 29.6*13.2*12.6(h) | 3.4 | ¥110 |
| [セリア/フタ付きプレーンボックス] | 角型 | 27.5*19*12(h) | 4.4 | ¥110 |
| [セリア/FL植木鉢7号] | 丸型 | 22.6*22.6*15(h) | 5.4 | ¥110 |
| [セリア/大鉢角型] | 角型 | 32.5*24.5*13.4(h) | 7.5 | ¥110 |
実際にに我家で導入しことがある内鉢がコチラ。
・[セリア/FL植木鉢6号]
外寸18.5*18.5*13(h)cmで姫睡蓮や熱帯睡蓮の内鉢として使い易いサイズ。耐寒性睡蓮&姫睡蓮“ヘルボラ”や熱帯睡蓮“ヘルボラ”の内鉢として使用。
・[セリア/フルーラプランター]
外寸29.6*13.2*12.6(h)cm。小型~中型の耐寒性睡蓮の内鉢として使い易いサイズ。耐寒性睡蓮“マンカラウボン”や“マニーサイアム”の内鉢として使用。剛性は弱いので睡蓮の根が張ってくると形が歪むが、それが植替の目安ともなる。
・[セリア/大鉢角型]
外寸32.5*24.5*13.4(h)cm。2025年の我家のメイン内鉢。
Ⅱ.睡蓮を選ぶ
下記写真は昨年2024年に我家で開花した睡蓮12品種。あくまで我家の育成環境におけるサイズ感と花上りを各写真に付記。
【種類】温⇒温帯睡蓮(耐寒性睡蓮)/亜⇒亜属間交配種睡蓮/熱⇒熱帯睡蓮
【サイズ】SS/S/M/L ※根茎と花サイズを総じた我家の育成環境におけるサイズ感
【花上り】★/★★/★★★ ※我家の育成環境における花上り(咲き易さ)
■まとめ
ベランダのスペースの狭さと日照時間が短い傾向を踏まえると12品種の中で初めて選ぶとしたらサイズ感SS~M、花上り★★★の以下の3品種が個人的にはオススメかな。育成履歴を踏まえベランダで見応えのある中型サイズの八重咲睡蓮を見たいなら耐寒性睡蓮“マンカラウボン”、10Lバケツによるミニマム構成なら熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”、耐寒性姫睡蓮“ヘルボラ”がオススメ。
・耐寒性睡蓮⇒マンカラウボン:サイズ感(M)
・耐寒性姫睡蓮⇒ヘルボラ:サイズ感(SS)
・熱帯睡蓮⇒ムラサキシキブ:サイズ感(S)
もし、ベランダに80Lクラスの容器を配置可能ならば、耐寒性睡蓮“マンカラウボン”と熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”の2つの内鉢を沈ませるのがオススメかな。




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