7泊8日のタイ&香港旅行前後における3つのベランダビオトープ水槽及び睡蓮、生体の観察記。
■旅行前
-2024.7.20
タイ&香港旅行直前の2024.7.20。いつもより多めの注水をした3つのベランダビオトープ水槽。
プラ鉢水槽(78L)の亜属間交配種睡蓮“フェイマクドナルド”と熱帯睡蓮“キングオブサイアム”。根を張り水上葉も安定してきたが花芽はまだない。
発泡スチロール水槽(25L)の夜咲熱帯睡蓮“タイニムファ”。子株が出来ているのか小さい水上葉が多数確認、花芽はまだない。
バケツ水槽(10L)の熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”。花芽は1つ確認。
■旅行後
-2024.7.29
タイ&香港旅行直後の2024/7/29。8日間放置していたベランダビオトープはかなり水上葉が密に茂っており、水も大分減っていた。成体メダカはやや墜ちた感はあるが8割方は生存。まずは急ぎ注水と水草のトリミングを実施。
熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”が開花!花形は小さいが開花率は高い。
“ウォーターミント”は育ち過ぎて倒れそう。猛暑のためか根腐れか葉先の枯れも認めれる。
-2024.7.30
注水と軽めのトリミング。抽水16L(8L*2)だと足りず翌日に同量を注水。
プラ水槽(78L)のメダカは数匹堕ちたが大多数の生存を確認。やはり水量が多いと水温と水質が安定するのだろう。極火蝦の生存も確認、そしてミナミヌマエビの稚エビが大量発生!
発泡スチロール水槽(25L)の稚魚&幼魚は1匹を残し全滅(>_<)。
バケツ水槽(10L)の幼魚は2匹中1匹が堕ち残1匹。水量が少なく急激な温度上昇に耐えうることが出来なかったのだろう。
熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”が開花!花形は小さいが開花率は高い。
-2024.8.4
開放水面が再び狭くなってきた。この季節はトリミングをしてもすぐに葉が密集する程繁るので少し大胆にトリミングをしないと間に合わない。
積極的にトリミング。“ウォーターミント”も成長しすぎてきているので差し木して植え替え。
結構な量のトリミングした水草。
-2024.8.6
旅行から帰宅して約1週間後のベランダビオトープの様子を観察してみる。
プラ水槽(78L)には亜属間交配種睡蓮“フェイマクドナルド”と温帯睡蓮“キングオブサイアム”の内鉢2つをレイアウト。やはり両睡蓮共に中型種で開放水面を覆う程に水上葉も繁り内鉢2つは多い。近々、“キングオブサイアム”の内鉢は実家の庭先ビオトープに移設する予定。
亜属間交配種睡蓮“フェイマクドナルド”の水上葉と株元。子株からの水上葉も確認できるが花芽はまだない。
温帯睡蓮“キングオブサイアム”も水上葉が茂っているが花芽はまだない。
極火蝦も5匹程は生存確認が出来、ミナミヌマエビは爆殖…ワラワラ密集している。
発泡スチロール水槽(25L)には夜咲熱帯睡蓮“タイニムファ”の内鉢をレイアウト。
夜咲熱帯睡蓮“タイニムファ”の葉はギザギザ模様。子株からも水上葉を出しているようで小さい葉が沢山出来ているが本株からの花芽は確認できない。
バケツ水槽(10L)には熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”の内鉢をレイアウト。
やはり10Lバケツの開放水面は狭いので直ぐに水上葉が覆ってしまう。花芽も次々に出来てきているが、旅行中に二輪咲をした形跡はあるのだが複輪咲を直に確認することはで来ていない。
熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”は相も変わらず花上りが良いが、日を追うごとに紫色がやや退職している感がある。
■所感
真夏に1週間ベランダビオトープを放置した結果、3つのビオトープ水槽は何れも開放水面を埋め尽くすほどに睡蓮の水上葉が茂っていた。メダカはプラ水槽(78L)は約8割方の生存を確認、発泡スチロール水槽(25L)は1匹を残し全滅、バケツ水槽(10L)は2匹中1匹が残存。やはり容量の小さい水槽だとこの季節は水温及び水質変化が顕著で生体へのダメージが大きいことを改めて実感。また、ミナミヌマエビは3水槽共に生存、プラ水槽(78L)では爆殖していた。左が旅行直前、右が旅行直後の写真。
現在、外鉢のプラ水槽(78L)には亜属間交配種睡蓮“フェイマクドナルド”と温帯睡蓮“キングオブサイアム”の内鉢2つをレイアウトしているが過密状態のため内1つを実家ビオトープ水槽に移設する予定。
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