[SouthLight/二次燃焼焚き火台 sl-fhtp] ~解剖の儀~

目下気になっている二次燃焼系箱型焚火グリル[SouthLight/二次燃焼焚き火台 sl-fhtp]の“解剖の儀”を執り行う!

■仕様

以下、製品HPの仕様から引用、抜粋した仕様及び特徴一覧。特に重量8.27kgは同サイズの焚火グリルの中では最重量級に位置する。

【メーカー名】SouthLight
【製品名】二次燃焼式「吹火」焚火台
【サイズ】
・組立時:41.3*21.6*28(h)cm
・収納時:41.5*20.5*7.4(h)cm
・内部:37.4*17.7*16.5(h)cm
【重量】8.27kg
【材質】ステンレス
【梱包内容】本体*1/フロントプレート*1/バックプレート*1/ロストル*1/グリル五徳*1/フックハンドル*1/専用収納袋*1
【特徴】
①中空プレートによる二次燃焼構造設計により、“吹火”のような豪快な火力を実現!
②通常一次燃焼で未燃焼の可燃性ガスは煙とともに空気中に放出されるが、その可燃性ガスを吸い集めて二次燃焼させることで通常の焚火台と比べて煙が少なく、高い燃焼効率を示す
③燃焼効率が高いため、燃え残りが少なく片付けが簡単!
④天面に付属のステンレス製の五徳プレートを乗せると耐荷重5kgのグリル台として使用可能
⑤横幅約40cmのBOX型には通常サイズの薪がそのまま使用可能
⑥ステンレスは錆びに強く強度・耐摩耗性に優れ、耐食性の高いバランスの取れた鋼種。耐火性は薪の燃焼温度とされる250~450℃への耐久性を有する。
⑦五徳を付けることにより鍋やケトルを置いたり、直火焼きが可能。フックハンドル付属で五徳の移動も簡単。
灰受けは分離設計されており、灰の片付けが簡単
⑨地面に優しいスタンド付き

※正確な仕様は製品HPを参照のこと

■4製品仕様比較

二次燃焼系箱型焚火グリル4製品と所有の非二次燃焼系焚火グリル1製品の仕様比較。総じて二次燃焼系焚火グリルは非二次燃焼系に比べて価格が高く、重量も重い傾向が見受けられる。

メーカー名 Soomloom DCM SouthLight mont-bell SouthLight
製品名 二次燃焼焚き火台 ファイアブーストコンロ 二次燃焼焚き火台sl-fhtp フォールディングファイヤーピット 焚火台グリル
sl-fh3722-st
二次燃焼 ×
本体外寸(cm) 31.9*18.5*24(h) 41*22.5*27.5(h) 41.4*21.6*28(h) 42*22*30(h) 37*21.3*30.5(h)
収納寸(cm) 31.9*18.5*9(H) 41*22*8(h) 41.5*20.5*7.4(h) 42*30*5(h) 37*22.9*8(h)
重量(kg) 4.9 4.6 8.27 4.1 5
収納ケース
かまどスタイル ×
35cm薪
焼網高さ調節 ×
参考価格 ¥9,999 ¥9,878 ¥14,880 ¥24,000 ¥5,580

※正確な仕様は各製品HPを参照のこと
※※参考価格は執筆時の実売価格

■4製品概要

・[Soomloom/二次燃焼焚き火台]

外寸31.9*18.5*24(h)cm/重量4.9kg。デザインとフレーム厚からくる堅牢性は魅力的で二次燃焼系箱型焚火グリルの中では安価だが、他の3製品に比べサイズが一回り小さく35cmクラスの薪がそのまま入れることが出来ない。もう少しサイズアップしてくれたら第一候補に躍り出るのだが…カタログには記載がないが前面プレートを取り外せばかまどスタイルで使用することが出来ると思われる。

 

・[DCM/二次燃焼ファイアブーストコンロ]

外寸41*22.5*27.5(h)cm/重量4.6kg。良心的な価格の二次燃焼系焚火グリル。全幅が41cmあるため35cmクラスの薪ならそのまま使用できる。二次燃焼系箱型焚火グリルの中では軽量だが、フレーム厚が薄めで高熱による歪みの懸念が残る。前面プレートを取り外せばかまどスタイルで使用することが出来る。

 

・[SouthLight/二次燃焼焚き火台 sl-fhtp]

外寸41.4*21.6*28(h)cm/重量8.27kg。サイズ感は[DCM/二次燃焼ファイアブーストコンロ]とほぼ同等だが、フレームが厚く堅牢性が高く、高熱による歪みの懸念が少ない。その分重量が同サイズ感の焚火グリルの中でも最重量級に重い。付属のバッグは初期モデルはチャック式で灰が漏れなかった現行はトート式になり灰が漏れやすくなり残念。カタログには記載がないが前面プレートを取り外せばかまどスタイルで使用することが出来ると思われる。

 

・[mont-bell/二次燃焼フォールディング ファイヤーピット]

外寸42*22*30(h)cm/重量4.1kg。二次燃焼系箱型焚火グリルの起源となる製品のため価格は高め。折り畳み式で展開収納が簡単だが、フレーム厚は薄めで高熱による歪みの懸念は残る。


 

■まとめ

[SouthLight/二次燃焼焚き火台 sl-fhtp]は重さ以外は非常に我家のキャンプスタイルにマッチしている製品であると言える。

○二次燃焼により燃焼効率が良く煙が少ない
○35cm薪がそのまま使用可能

○スクエアなボディ
○かまどスタイルも可能(予想)
○フレーム厚があり堅牢性が高い
×重い
×焼網とロストルの高さ調節が出来ない

×バッグがトート式


 

[SouthLight/焚火台グリル sl-fh3722-st]で使用している周辺ギアもサイズ感が近いのでそのまま流用可能と思われる。

・[キャンプグリーブ/大型風防版120*70cm]
・[テンマクデザイン/焚火台ベーススタンドM]
・[キャプテンスタッグ/火消しつぼ火起し器セットM-6625]
・[ホンマ製作所/サンフィールド炭焼グルメM-450用焼アミ40.5*20.5cm]








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