トライポッドを考える2023 ~10製品 比較検討編~

トライポッドはキャンプに必要か!?…というとそうでもない。実際キャンプ歴5年目となる小生もこれまでトライポッドなしでも特に不都合は無かった。ちなみにキャンプ仲間でトライポッドを使っているひとはソロキャンパーのYZさんとファミソロキャンパーのKUさんの2人のみ。今回改めてトライポッドについて考えてみる。自分のキャンプスタイルに導入できるか否かは展開撤収及び事後メンテの手間と用途のバランスが肝となる。

■トライポッドとは?

三脚もしくは四脚錐フレームの頂点から長さ調節可能なチェーンが備えてありケトルやダッチオーブン等を吊るして調理するギア。高さを調節することにより火力調節が可能なのが利点。

■トライポッドの種類

≫脚フレームの本数

殆どが3本タイプの製品だが、安定性のある4本タイプもある。展開撤収行程を考えるとやはり3本タイプが良いかな。脚フレームも組み方もラチェット式、ネジ式、スプリングロック式等のタイプあり。

≫耐重量

用途によって耐荷重は変わってくる。我家の場合、一番重いクッカーが[ベルモント/ダッチオーブン8インチ BM-256]の2.52kg、満水容量が2.87L(2.87kg)と併せて5.39kgなので耐荷重は10kgが担保出来ればOK。フレームが太ければ耐荷重も大きくなるが、収納サイズと重量が増えるので自分のキャンプスタイルに合ったものをチョイスする必要がある。

≫素材

素材は主に4種類。小生のキャンプスタイルを鑑みると一軍ギアになるか否かを検討する意味もあるので収納時のサイズがコンパクトで安価なスチール製かアルミ製が良いかな。

・鋳鉄製→重いが耐久性が高い
・スチール製→コスパが良いが錆び易い
・ステンレス製→値段がやや高いが錆び難い
・アルミ製→コスパが良く軽量だが耐久性が低い

■トライポット10製品比較

所有のキャンプギアのメーカーを中心にトライポッド10製品をピックアップし重量順に並べて比較した表がコチラ。小生のキャンプスタイルのマッチング度が高いと思われる製品は下線で区別。

[メーカー名/製品名] 脚数 全幅(cm) 全高(cm) 収納寸(cm) 重量(kg) 耐荷重(kg) 主な素材 参考価格
①[キャンピングムーン/トライポッドL] 3 67.5 105 40*6*4(h) 0.62 15 アルミ ¥2,805
②[DOD/ライダースファイアークレードル] 3 68 108 29*6*6(h) 0.717 8 アルミ ¥4,695
③[キャプテンスタッグ/焚き火三脚UG-85] 3 66 114 52*9*7(h) 0.82 10 ステンレス ¥3,296
④[YOGOTO/アルミ 焚き火スタンド] 3 101 119.5 59.5*13*13(h) 1 25 アルミ ¥3,080
⑤[キャプテンスタッグ/クアッドファイアスタンド] 4 50 95 60*7*7(h) 1.2 10 ステンレス ¥3,836
⑥[ハイマウント/マルチトライポッド] 3 136 52*13*6(h) 1.7 20 スチール ¥4,235
⑦[BUNDOK/焚き火トライポッド]  3 90 135 54*12*4(h) 1.8 30 ステンレス ¥3,618
⑧[ONOE/ハンディトライポッドHT-141] 3 80 138 50.5*9*9(h) 2.5 20 ¥4,566
⑨[キャンピングムーン/プレミアムファイヤープレイスタンド] 4 110 120 75*9*9(h) 2.8 90 ステンレス ¥6,580
⑩[Ujack/焚火三脚] 3 90 140 60*30*5(h) 3.8 20 ステンレス ¥5,280

※正確な値は各製品HPを参照のこと

①[キャンピングムーン/トライポッドL]
3本脚タイプ4連結フレームの超軽量トライポッド。売れ筋モデル。


②[DOD/ライダースファイアークレードル]
軽量且つ耐熱メッシュ付きのトライポッド。


③[キャプテンスタッグ/焚き火三脚UG-85]
高さ調節式のステンレス製3脚タイプのトライポッド。


④[YOGOTO/アルミ 焚き火スタンド]
スプリングロック式でパーツ数が少ない3脚タイプのトライポッド。


⑤[キャプテンスタッグ/クアッドファイアスタンド]
安定感のある4脚タイプ且つメッシュ付のオールインタイプ。


⑥[ハイマウント/マルチトライポッド]
ラチェット連結式の3脚タイプのトライポッド。


⑦[BUNDOK/焚き火トライポッド]
ラチェット連結式の3脚タイプのトライポッド。脚フレームはペグで固定できるため強風時の使用も安心。


⑧[ONOE/ハンディトライポッドHT-141]
鉄製で重量はあるが耐久性と安定感に優れる三脚タイプのトライポッド。


⑨[キャンピングムーン/プレミアムファイヤープレイスタンド]
安定感のある4脚タイプで耐荷重も90kgを誇る。


 

⑩[Ujack/焚火三脚]
トレー付きで汎用性が高い3脚タイプのトライポッド。


■何を吊るすか?

トライポッド吊るすことが出来る所有ギアを中心にピックアップしてみた。

≫ケトル

・[テンマクデザイン/ステンレスケトル2.0L]
トライポッドのド定番ともいえるケトル。炭汚れは否めないがそれはそれで風情がある♪

 

≫ダッチオーブン

・[ベルモント/8インチダッチオーブンBM-256]
小型のステンレス製のダッチオーブン。重量2.52kg、満水容量が2.87L(2.87kg)と併せて計5.39kgなので耐荷重10kgあれば必要十分。


 

≫焼き網

・[Boundless Voyage チタン焼き網吊りロープセット]※未所有
吊り下げの焼き網があればBBQも可能。

 

≫ランタン

・[S’more/Twinkle Grande]
移動式ランタンスタンドとしても代用可能。

 

≫干し籠

・[コールマン/ハンギングドライネット]
移動式干し籠としても使える。

 

≫ポータブル扇風機

・[HOPWINN/キャンプ扇風機10000mAh]
ポータブル扇風機を吊るしても良いかも。


 

■補完候補

小生のキャンプスタイルとのマッチング度合いが高いと思われる3製品はコチラ。現状、パーツ数の少ない[YOGOTO/アルミ 焚き火スタンド]が第一候補かな。

①[キャンピングムーン/トライポッドL]→最軽量
②[DOD/ライダースファイアークレードル]→軽量&耐熱メッシュ付き
[YOGOTO/アルミ 焚き火スタンド]→スプリングロック式でパーツ数が少ない





 

■まとめ

キャンプに必須なツールではないが、彩りと自己満足度を高めてくれるであろうトライポッド。熱源を焚火台[ANCAM/焚火台 FIRE WHIRL L]としてとりあえずケトルと焼網を吊るしてBBQグリルとして試してみたい。


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