先のファミキャンの[WIWO/ヤクドーム460]の初実践投入を終えて「設営手順」と「結露」を中心に思うところを記事にしてみた。あくまで個人的見解である旨ご了承を。
目次
■設営手順
あくまで私見だが[WIWO/ヤクドーム460]の設営行程(フレームワーク)手順のこれまでとこれから。早々に最適解のフレームワークに至りたい!
①行程A⇒単独設営可能
取説が無いので何とも言えないが、恐らく最も汎用性の高い設営手順。風が無ければ単独設営も可能だが、少しでも風があると難易度が跳ね上がる印象。
1.黒色ポール*2をスリーブに通した後ハトメに刺し立ち上げる
2.赤色ポール*2をスリーブに通した後ハトメに刺す
3.黄色ポール*2をスリーブに通した後ハトメに刺す
4.灰色ポール*2をスリーブに通した後ハトメに刺す
5.フック*35をフレープポールに掛ける
6.ボトム*8をペグダウン
7.赤色ポールのクロスした部位*2をベルクロで締め張り網経由でペグダウン
今回、フレームポールを通した対応するフライのフックをその都度掛けていくと、その後のフレームをスリーブに通しやすかった。
1.黒色ポール*2をスリーブに通した後ハトメに刺し立ち上げフックを掛ける
2.赤色ポール*2をスリーブに通した後ハトメに刺しフックを掛ける
3.黄色ポール*2をスリーブに通した後ハトメに刺しフックを掛ける
4.灰色ポール*2をスリーブに通した後ハトメに刺しフックを掛ける
5.ボトム*8をペグダウン
6.赤色ポールのクロスした部位*2をベルクロで締め張り網経由でペグダウン
②行程B⇒単独設営不可
フレームポール径が13mmと細いので、単独設営だと赤色ポールが重しとなって立ち上げることが出来なかった。当然、全てのポールをスリーブに通してから立ち上げるのは小生には無理と判断。立ち上げる前に、フライ頂点にポールを噛ませてると良いという意見もあったが、それはそれで難しいかも。2人以上ならこの手順でも行けるかもしれないが単独設営に関しては要検証。
1.黒色ポール*2及びを赤色ポール*2をスリーブに通す
2.黒色ポール*2をハトメに刺し立ち上げる⇒赤色ポールが重くて単独設営では立ち上げることができない!
3.赤色ポール*2をハトメに刺す
4.黄色ポール*2をスリーブに通した後ハトメに刺す
5.灰色ポール*2をスリーブに通した後ハトメに刺す
6.フック*35をフレープポールに掛ける
7.ボトム*8をペグダウン
8.赤色ポールのクロスした部位*2をベルクロで締め張り網経由でペグダウン
③行程C⇒次回検証予定
正八角形のグランドシート[キャプテンスタッグ/オクタグランドシートUA-4529 440*440]を目安にして予め赤色ポールのハトメループ4カ所ペグダウンしてから黒色ポール*2をスリーブに通しハトメに刺す。これにより側面フライが閉じずに、黒色ポールをスリーブに通しやすく立てやすくなる気がする。
1.赤色ポールを刺すハトメ部分*4を仮ペグダウン。
2.黒色ポール*2をスリーブに通しハトメに刺し立ち上げる
3.赤色ポール*2をハトメに刺す
4.黄色ポール*2をスリーブに通した後ハトメに刺す
5.灰色ポール*2をスリーブに通した後ハトメに刺す
6.フック*35をフレープポールに掛ける
7.ボトム*8をペグダウン
8.赤色ポールのクロスした部位*2をベルクロで締め張り網経由でペグダウン
④行程D⇒次々回検証予定
赤色ポールが最長の7.67m、次いで黒色ポールの7.2mと長いので短い6.27mの黄色と6.11mの灰色ポールからスリーブを通して立ち上げる手順。黄色及び灰色ポールの4本で自立できるのならその後の赤色及び黒色ポールの作業が楽になる気がする。
1.黄色ポール*2をスリーブに通した後ハトメに刺す
2.灰色ポール*2をスリーブに通した後ハトメに刺し立ち上げる
3.黒色ポール*2をスリーブに通しハトメに刺す
4.赤色ポール*2をハトメに刺す
5.フック*35をフレープポールに掛ける
6.ボトム*8をペグダウン
7.赤色ポールのクロスした部位*2をベルクロで締め張り網経由でペグダウン
■結露
先のキャンプではルーフフライレスで運用したため結露が多かったと思われる。また、1日目は結露の雨が降る程に幕内に結露が発生したが、2日目はスカート付近には結露が発生したが上半面には殆ど結露が発生していなかったため、温度や湿度、地面の状況等の条件によってもかなり幅が出るのかもしれない。只、スカートが外側及び内側に付いているため風の侵入は少ないもの半面結露が発生し易いと予想出来る。
ただ。ルーフフライを装着すると、ヤクドーム460の2つの天窓からの視界が妨げられるのが残念。
透明のルーフフライのオプションがでれば理想的。試張りの際に[MEIWA/間仕切りシート 透明タイプ 180*180cm]で代用できそうな感はあるが実践未投入。
■装備各種
≫フライシート
・スカート
スカートは内側と外側にあるため外気の侵入は少なく暖房効率は高い。その分換気能が落ちるため結露が発生し易いと思われる。スカートが少し浮いてしまい気になっていたが、後日ほかのユーザーのSNSの写真を見た限り多少浮いていのでこれはこれで正常なのかもしれない。
・出入口パネル
入口パネルは前後に2つで全高は約151cm、1辺は約195cm。ヤクドーム450は入口パネルの両サイドにメッシュパネルがあり幕内からの視界がヤクドーム460に比べ良好。
・サイドパネル
逆にサイドパネルはヤクドーム460の方が大きく、ヤクドーム450より視界が良い。
・天窓パネル
天窓はクローズかメッシュでオープンは出来ない。天窓縁の径は約78cm。
・TPU小窓
TPUの透明な三角小窓は幕外の様子を見ることが出来て便利だが、目隠しパネルのパーツが分かれているので無くし易いのと脱着がイチイチ面倒。ココはファスナー開閉式にして欲しかった。目隠しパネルのフックを天窓の縁に引っ掛けて置けば夜間の開閉がし易く邪魔にならない。
・ランタンフック
幕内頂上部に1つしかランタンフックが無いのと、フライカラーが濃色であるため思ったより幕内が暗く感じる。ヤクドーム450のようにランタンフックが5つあればカスタマイズできて良かったのに。
≫ルーフフライ
初実践投入の際には使用せず。KUさんの過去の経験からすると、ルーフフライを装着の効果は高いとのことなので結露リスクが高い冬場は基本装着した方が良いかも。
≫グランドシート
初実践投入の際には使用せず。お座敷スタイルは快適だが、外で過ごすことが多い3シーズンはやはり土間スタイルの方が便利。冬のおこもりの際はお座敷スタイルは暖房効率も高く快適だと思うが、冬はファミキャンに行かないことが多いので、採用する機会は少ないかな。
≫暖房効率
暖房能は季節や気象条件で変動するのでN数を増やさないと何とも言えない。先のキャンプにおいてヤクドーム460の半土間仕様及び中間部ベンチレーター2つを常時開放した状態でのフジカハイペットの暖房能は+8℃。お座敷スタイルなら+10℃程になるかな。
≫換気能
雨が降っていない場合は天窓含め8つの開閉可能なメッシュパネルを有しているため換気調節機能は極めて高いと言える。
≫結露
半球状のフォルムとスカートの密閉性が高いため結露はどうしても発生し易いと思われる。
■ VS ヤクドーム450
前モデルのヤクドーム450と色々と比較してみた。
-仕様比較
ヤクドーム460の執筆時の購入サイトの定価は220,000円、前モデルのヤクドーム450の定価は176,000円とその差、44,000円。ヤクドーム460の透明パネルや前室のオプションは現時点での取り扱いはない。
| [メーカー名/製品名] | [WIWO/ヤクドーム450] | [WIWO/ヤクドーム460] |
| 生地 | ナイロン70D | ナイロン40D |
| 耐水圧(mm) | 2,000 | 2,000 |
| 外寸(cm) | 460*440*210(h) | 460*460*210(h) |
| CUBE値(m3) | 43 | 44 |
| 収納寸(cm) | 77*26*28(h) | 75*36*30(h) |
| 重量(kg) | 16.3 | 17.2 |
| フライ重量(kg) | ? | 5.5※実測値 |
| ポール重量(kg) | ? | 6.8※実測値 |
| ボトム形状 | 八角形 | 八角形 |
| ポール径(mm) | 13mm 7001ジェラルミン | 13mm 7001ジェラルミン |
| メインフレーム(本) | 6 | 8 |
| サブフレーム(本) | 1 | 0 |
| 付属ペグ(本) | 12 | 10 |
| 付属ガイロープ(本) | 4 | 2 |
| 開放面(枚) | 2 | 2 |
| ランタンフック | 5 | 1 |
| ベンチレーター(場所/個) | 中上部(2) | 中部(2) |
| フライメッシュ(枚) | 12 | 8 |
| TPU窓(枚) | 0 | 2 |
| フロアシート | ○(準正八角形) | ○(正八角形) |
| ルーフフライ | ○ | ○ |
| スカート | 外側/内側 | 外側/内側 |
| 吊り下げインナー | × | × |
| ペグダウンなしで自立 | ○ | ○ |
| キャノピーアレンジ | × | × |
| メッシュアレンジ | ○ | ○ |
| 身長175cm幕内直立 | ○ | ○ |
| ポールをスリーブに通す行程 | 有 | 有 |
| フライを地面に広げる行程 | 有 | 有 |
| OP/透明パネル | ○ | ×※発売予定? |
| OP/メッシュパネル | × | × |
| OP/前室 | ○ | ×※発売予定? |
| OP/タープ | × | × |
※正確な仕様は各製品HPを参照のこと
※※CUBE値とは全幅/奥行/全高の値を掛けた数値で広さの独自の目安
-長短比較
2幕の長短を色々と比較してみた。あくまで個人的見解なのでご了承を。
≫ヤクドーム460 ≒ ヤクドーム450
広さと大枠のコンセプトはほぼ同様。
・幕内空間の広さ
・八角形ボトムの半球状のフォルム
・メッシュフル
・結露が発生し易い
≫ヤクドーム460 > ヤクドーム450
ヤクドーム460の改良点は2つの天窓と2つのTPU窓が付いたこと、フレーム単体での耐風性が向上したこと、生地がヤクドーム550と同じナイロン40Dと少し厚くなり上部で若干遮光性が高いこと。この違いに価格差44,000円の価値を見出せるかどうかは個々の判断基準次第かな。
・2つの天窓がある⇒ヤクドーム450は天窓なし
・2つのTPU窓がある⇒ヤクドーム450はTPU窓なし
・メインポールが2本多く幕単体の耐風性が高い⇒ヤクドーム450は6本(+サブフレーム1本)
・生地がナイロン40D⇒ヤクドーム450は ナイロン70D
・フロアシートが正八角形なので取り付けやすい⇒ヤクドーム450は取付時に向きを確認する必要あり
≫ヤクドーム460 < ヤクドーム450
改めて前モデルと比較してみると、ヤクドーム450のほうが有利が点を多々発見!ん?価格を考えるとヤクドーム450の方がコスパが高いのでは!?具体的にはメインフレームが6本と少なく、設営不可も少ない。TPU窓はないがメッシュパネルが多く且つランタンフックも5カ所付いており且つ価格も安いため、在庫があるのならヤクドーム450を選ぶのもあり。
・前後面の入口メッシュパネルが各3枚あり幕内からの視界が良い⇒ヤクドーム460の入口パネルは各1枚
・メッシュパネル数が12枚と多い⇒ヤクドーム460はメッシュパネルは8枚
・メインポールが6本と少ない⇒ヤクドーム460は8本
・張り網が4本と張り網含めた耐風性は強い⇒ヤクドーム460の張り網は2本
・ランタンフックが5ヵ所あり⇒ヤクドーム460のランタンフックは1ヵ所
・価格が安い⇒ヤクドーム460の方が44,000円安い ※購入サイトの場合
■ VS ロッジシェルターⅡ
実践投入20回以上を誇る我家のファミキャン主幕ロッジシェルターⅡと私見交えて色々比較してみた。
-仕様比較
[ogawa/ロッジシェルターⅡ]の本体価格は187,000円。一般的なルーフフライに該当するライナーシート(幕内取付)は付属するがインナーテント、グランドシートは別売りとなっている。
| [メーカー名/製品名] | [WIWO/ヤクドーム460] | [ogawa/ロッジシェルターⅡ] |
| 生地 | ナイロン40D | ポリエステル210D |
| 耐水圧(mm) | 2,000 | 1,800 |
| 外寸(cm) | 460*460*210(h) | 460*350*210(h) |
| CUBE値(m3) | 44 | 34 |
| 収納寸(cm) | 75*36*30(h) | 92*36*54(h) |
| 重量(kg) | 17.2 | 26.1 |
| フライ重量(kg) | 5.5※実測値 | 9.7 |
| ポール重量(kg) | 6.8※実測値 | 16.4 |
| ボトム形状 | 八角形 | 四角形 |
| ポール径(mm) | 13mm 7001ジェラルミン | 22mm スチール |
| メインフレーム(本) | 8 | 15 |
| サブフレーム(本) | 0 | 3 |
| 付属ペグ(本) | 10 | 26 |
| 付属ガイロープ(本) | 2 | 6 |
| 開放面(枚) | 2 | 6 |
| ランタンフック | 1 | 3 |
| ベンチレーター(場所/個) | 中部(2) | 上部(2) |
| フライメッシュ(枚) | 8 | 8 |
| TPU窓(枚) | 2 | 0 |
| フロアシート | ○(正八角形) | △(別売) |
| ルーフフライ | ○ | ○ |
| スカート | 外側/内側 | 外側 |
| 吊り下げインナー | × | △(別売) |
| ペグダウンなしで自立 | ○ | ○ |
| キャノピーアレンジ | × | ○ |
| メッシュアレンジ | ○ | ○ |
| 身長175cm幕内直立 | ○ | ○ |
| ポールをスリーブに通す行程 | 有 | 無 |
| フライを地面に広げる行程 | 有 | 無 |
| OP/透明パネル | ×※発売予定? | × |
| OP/メッシュパネル | × | × |
| OP/前室 | ×※発売予定? | × |
| OP/タープ | × | × |
※正確な仕様は各製品HPを参照のこと
※※CUBE値とは全幅/奥行/全高の値を掛けた数値で広さの独自の目安
-長短比較
2幕の長短を色々と比較してみた。あくまで個人的見解なのでご了承を。
≫ヤクドーム460 ≒ ロッジシェルターⅡ
両幕共メッシュフルタイプのファミキャン用幕。
・3人家族オコモリが可能な幕内空間
・ペグダウンなしで自立
・メッシュフル
≫ヤクドーム460 > ロッジシェルターⅡ
ヤクドーム460の有利な点は2つの天窓とTPU窓と重量。未発売だがオプションで透明パネルがあること。
・2つの天窓がある
・2つのTPU窓がある
・軽い
・オプション前室あり(未発売)
・オプション透明パネルあり(未発売)
≫ヤクドーム460 < ロッジシェルターⅡ
ロッジシェルターⅡはフレームワークがシンプル且つフライを地面に広げる行程が無いため、雨天でも単独設営が容易。ボトム形状も長方形で区画のレイアウトもし易い。
・区画レイアウトが容易
・単独設営が容易
・ポールをスリーブに通す行程が無い
・四方四面開放可能
・長辺側4面分割もしくは2面連結のキャノピー立上げ可能
・フライを地面に広げる行程が無い
・入口側に庇があり雨天時雨が侵入し難い
■雨天使用
・[WIWO/ヤクドーム460]
ヤクドーム460は設営時フライを地面に広げる必要があるため、地面がぬかるんでいる場合はグランドシートを敷かないと幕がドロドロに汚れてしまう。また。半球形のフォルムなので雨天時の出入りにはどうしても雨が幕内に侵入し易い。雨天時はベスティブル(未発売)を装着するか、別途タープを連結して雨に濡れない動線を確保する必要がある。
・[ogawa/ロッジシェルターⅡ]
一方、ロッジシェルターⅡは屋根畳み及び屋根展開が出来るので設営撤収時にフライを地面に広げる行程がないため雨天時の負荷が少ない。また、入口に庇があり、キャノピーアレンジも可能なため雨天時の使い勝手は頭一つ抜けている。何度も言うようだがヘビー級の重さを除けば死角のない良幕である。
■まとめ
新幕[WIWI/ヤクドーム460]と過去20回以上の出動履歴を誇る[ogawa/ロッジシェルターⅡ]と比較してみたが、ロッジシェルターⅡの良さも改めて浮き彫りになりファミキャン主幕であることは変わらない。ヤクドーム460は小生の苦手とする8本の長いフレームをスリーブに通し撓らせて立ち上げる行程があるが、その半球形のフォルムと天窓、オプションの透明窓(未発売)は魅力的♪。フレームワークの煩雑さと結露、雨天使用でまだまだ課題は残るが、試張り実践投入を踏まえて我家のキャンプスタイルのマッチング度を高めていく予定。
-今後の展望
先のキャンプでヤクドーム460の3人ファミキャンにおける幕内レイアウトはほぼ確定したので、今後は以下の3点について順次検証していきたい。
□フレームワークの最適解を探す
□雨に濡れない動線を確保可能なタープ併用の最適解を探す
□デュオキャンにおける幕内レイアウトの最適解を探す




[…] [WIWO/ヤクドーム460] ~初実践投入を経て思ふこと~ […]
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