[ノースフェイス/エバカーゴ2] ~初張の儀~

[ノースフェイス/エバカーゴ2]の初張の儀を執り行う!

■仕様

製品HPから引用した仕様はコチラ。フライ重量は約1.3kgと軽量で取り回しは良さそう。ノースフェイスのテント名の数字は最大使用人数を表しており、エバカーゴ2は2人となっている。只、フライ外寸は250*220*125(h)cm、インナー外寸は200*120*115(h)cmで荷物スペースを考えると実質ソロ用の幕と言える。

【Fabric】<キャノピー>75D ポリエステルタフタ<フロア>150D ポリエステルオックス 10,000mmPUコーティング<フライシート>75D ポリエステルタフタ 2,000mmPUコーティング
【Function】ダブルウォールのアウトフレーム構造/吊り下げ式のインナーテント/エバベース6と連結可能/大きなベンチレーション/ハンギングループ/スノースカート/ダッフル型の収納ケース
【原産国】中国
【Size】ONE SIZE
【Weight】約3.76kg(本体約1,285g、インナー約890g、ポール約865g、ペグ約590g)
【Color】ニュートープグリーン
【備考】 <収納サイズ>18*54*18(h)cm<ポール本数>2<収容人数>2名<フロアサイズ>120*200cm<フロア面積>2.90m²<高さ>125cm<出入口数>1



 

■初張の儀

-フライ設営

収納袋。かなりコンパクト。

フレームポール2本の簡単ならフレームワークなので取説なしで設営してみる。まずはフライを広げる。

オレンジのスリーブのある方が前方向、グレーのスリーブは後方向。

オレンジとグレーのポールをセット。2本共、最初から折癖が付いている。

ポールをスリーブに通し撓らせながらフライを立ち上げる。

グレーポールも同様。

背面センター部をペグダウンして前方に引っ張るようにテントを立ち上げて前面両サイドをペグダウンすれば幕が立ち上げる。次いでボトムのループを全てペグダウン。デフォルトのペグは使用せず自前のペグにて代用。

 


 

ポールとフライは6カ所のフックで掛けることで成形。

張り網5本は初めからフライに装着済で今回は省略。

後面のベンチレーター開放。四方四面開放できる[ノースフェイス/エバベース6]にドッキングできる仕様ならどうせなら後面も開放仕様にして欲しかった。

ココで初期不良発見(>_<)。オレンジポールを刺すハトメに付いているループの片側だけガイロープが付いていない!他のロープで代替すれば問題ない程度の微妙な初期不良…⇒メーカーのリペアセンターに問い合わせたところ、初期不良なのに何故か550円の見積りがきたが、経緯を再度、説明したところ無償でパラコードを送ってくれることになった。

前面1辺の両端のスカートにはキャノピーポール跳ね上げ時兼用のハトメが付いている。

前面以外の側面及び後面のスカートにはハトメがない。ノースフェイスならココも付けてほしいところ。必要性を感じたら自作でハトメと付けても良い。

-インナーテント装着

前面パネルを巻き上げ開放。インナーテントレスでシェルターとして使えるが後面パネルが開放できないのでビーチ転用は難しいかな。

後面に大き目のベンチレーターが1つのみで換気は良くはないかな。前面もしくは上面、側面ににも小さめなベンチレーターがあれば尚良かったのに。

別売のフットプリントを装着。ボトムサイズに合わせた台形なのかと思いきや182*112cmの長方形…これなら汎用品でも代用できたかも。


 

フットプリントの1端のみ赤色になっており、エバカーゴ2のボトムの左前の赤色のリングに引っ掛けてからそれ以外も接続。これは向きを迷う必要が無く便利♪

デフォルトのインナーテントを装着。こちらもボトムの1端が赤色で区別されているのでフライボトムの前方左側に併せてバックル全4ヵ所を順次装着。

インナーの11か所のフックを順次フライ内側のリングに取付。

インナーテント装着完了!前面の上方向はメッシュ仕様になっており換気能は高そう。見た感じハイコットも入りそう。次回のキャンプ時に実際に検証してみる予定。



 

■所感

ペグダウン用のループが1ヵ所付いていない初期不良ロットに当たったのが残念だがメーカーに問い合わせたところ無償で該当のパラコードのみを送付してくれることになったので良しとする。テント自体はシンプルなフレームワークで時短設営が可能、換気能は低めなので夏シーズンを除く3シリーズ用として使うのがベターな印象。[ノースフェイス/エバベース6]とのドッキング検証は別途投稿予定。

◎フレームワークがシンプルで簡単設営
○収納時のサイズがコンパクト軽量

○インナーテントのメッシュ部は大きく換気能が高め
○フットプリントとインナーテントは取付位置が区別されており迷わない
×ペグダウンなしで自立できない
×フライのベンチレーターが1カ所で換気能は低め
×スカートにハトメがないため強風時にバタつく恐れあり

×後面パネルが開放できない
×裁縫解れ等が所々に見られる(個体差かもしれないが)
×ペグダウン用のパラコードループが1ヵ所付いていなかった⇒初期不良により交換


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