[Anker/Nebula Capsule Ⅲ Laser]を衝動的に補完(>_<)。早速、“開封の儀”及び“セットアップの儀”を執り行う!
目次
- ■仕様
- ■開封の儀
- ■初期セットアップ
- ■内部デバイスの動作確認
- -音声アシスタント
- -動画配信サービス(Youtube)
- -動画配信サービス(PrimeVideo)
- -動画配信サービス(TVer)
- -動画配信サービス(Netflix)
- ■外部デバイスの映写検証
- -外部Bluetoothイヤホンによる再生
- -外部Bluetoothスピーカーによる再生
- -内部Bluetoothスピーカーモード
- -ワイアレスキャスティング
- -HDMI接続によるキャスティング
- -USBメモリからの再生(MicroSD/USB Cカードリーダー)
- -ノートPCからプロジェクターへのデータ移動
- -DiXiM Playを使ったテレビ視聴
- ■内部と外部デバイスの違い
- -内部デバイス
- -外部デバイス
- ■使用シチュエーション
- -自宅
- -ホテル
- -キャンプ
- -車の天井
- ■所感
- ■事後検証
■仕様
Android TV 11.0対応の単体での運用も可能なバッテリー内蔵のコンパクトな円柱型モバイルプロジェクタ―!
【Anker/Nebula Capsule Ⅲ Laser】
【光源】レーザー
【搭載OS】Android TV 11.0
【解像度】フルHD (1920*1080 画素)
【アスペクト比】16:9
【投影サイズ】40-120インチ
【スローレシオ】120インチ@3.18 m / 100インチ@2.66m / 80インチ@2.13 m / 60インチ@1.6 m
【明るさ】300ANSIルーメン
【CPU】クアッドコア ARM Cortex-A53
【GPU】クアッドコア G52MC1
【RAM】2GB DDR
【ROM】16GB eMMC
【スピーカードライバー】8W
【Wi-Fi】サポート | 802.11a / b / g / n / ac
【デュアル周波数】2.4 / 5 GHz
【Bluetooth】Bluetooth 5.1
【ファンの駆動音】約28db
【バッテリー容量】14,500 mAh
【動画再生時間(WiFi)使用時)】約2.5時間
【充電時間(付属充電器使用時)】約3時間
【台形補正】垂直(オート / マニュアル)、水平(オート/マニュアル)
【サイズ】高さ:約167mm/直径:約83mm
【重量】約950g
【オーディオ】Dolby Digital Plus
【ミラーリング】AirPlay、Chromecast
【インプット】USB-C/HDMI
【アウトプット】AUX/Bluetooth ※Bluetoothイヤホン接続可
【ランプ寿命】約25,000時間
【三脚穴】有
【HDMI】HDMI 2.1 (最大4k入力)対応
※正確な仕様は製品HPを参照のこと
■開封の儀
外箱。
内容物。本体、ACアダプタ、充電ケーブル(Type-C⇔Type-C)、リモコン、単4形乾電池*2、クイックスタートガイド。本体サイズはφ83*169.5mm。紙の取扱説明書は入っておらいずネットにてPDFファイルで提供されている。
45W規格のACアダプタと充電ケーブル(Type-C⇔Type-C)を接続。
リモコンに単4形乾電池を入れる。Type-C充電タイプなら尚良かった。
本体正面。レンズとオートフォーカス及び自動台形補正用センサーが付いている。
本体背面。スピーカー、AUX出力ソケット、赤外線レシーバー、モード切替ボタン(Bluetoothスピーカーモードとプロジェクターモードの切り替え)、電源ボタン(3秒長押しでオン/オフ/スタンバイ切替、1回押すとプロジェクターが軌道、プロジェクターモードの時に押すとスタンバイ)、USB-Cポート、HDMIポートが付いている。
正面左側面には排気口、右側面には吸気口があるため使用時に塞がないように注意する必要がある。
φ65*180(h)mmの円柱形Bluetoothスピーカー[Ultimate Ears/UE BOOM WS700]と比べてみると高さ若干低いが径が二回り程大きい。φ66*167(h)mmの500ml缶に例えることがあるがそれよりも大きいのでステップワゴンRP4のどのペットボトルホルダーにも入らない。
本体上面。音量アップダウン、決定、戻る、ナビゲーションボタンが付いている。電源を入れてタッチすると光る。
本体底面。1/4三脚用ソケット。
ACアダプタを電源に刺し、Type-Cケーブルを本体に刺す。未充電時は電源ボタンがレッドに点灯する。
充電ケーブルを抜くと電源ボタンがブルーに点灯。
電源ONの状態で電源ボタンを軽く押すとスタンバイモードとなり電源ボタンがオレンジに点灯。
充電完了にすると電源ボタンがグリーンに点灯。
電源入れると上面ボタンが発光。使っていない時は消灯。前使用モデル[VIVITEK/QUMI Q5]の操作はリモコンが必須だったが[Anker/Nebula Capsule Ⅲ Laser]は単体操作が出来るためリモコンを忘れたり、電池切れの時でも安心。以前リモコンを忘れてPhotoMovieを再生できなかった苦い経験あり(>_<)。
■初期セットアップ
スクリーンは[サンワサプライ/机上式スクリーン30インチ]を設置。
プロジェクターに[JOBY/スマホスタンド]のスマホスタンド部を取り外し、三脚部を取り付け。
いざ、プロジェクターの電源ボタンを3秒長押しして電源オン!
スクリーンとプロジェクタの距離は約70cm。
本体とリモコンを接続。
AndroidスマートフォンでAndroid TVをセットアップしますか?というメッセージが出てきてなんのこっちゃ…!?次の画面の意味が全く分からない。「OK Google、デバイスのセットアップ」と入力するか、話しかけますとなっていたのでそうしてみたが、検索結果が表示されるだけ!?
…[サムスン/Glaxy note 9]を色々弄っていたら、リスト選択画面が出てきたので「D2436(372)」をタップするとAndroidスマートフォンの設定がそのままAndroid TVに引き継がれる。なので[設定 ] > [ ネットワークとインターネット ]から手動で自宅Wi-Fi ネットワークへの接続する必要はない。
≫クイックセットアップ
①Androidスマートフォンでプリインストールアプリ「Google」を開きます
②「OK Google、デバイスのセットアップ」と入力するか、話しかけます
③リストで「D2436(372)」をタップします
他のアプリのインストールは言われるがままに実行。
D2426というのは本体の識別番号のようだ。
“Nebula Connect”アプリをスマホにインストール。
スマホ画面。
とりあえず初期セットアップ完了!
[ 設定 ] > [ デバイス設定 ] > [ バージョン情報 ] > [ システムの更新 ]からシステムをアップデート。
■内部デバイスの動作確認
-音声アシスタント
リモコンの Google アシスタントボタンを使って音声で操作が可能。認識に多少タイムラグがあるので先走って話さないことを留意する必要がある。照明を落とすとリモコンが黒基調なこともありボタンが見え難いことこの上ない(>_<)。バックライト機能を付けるかせめてボタン部分だけでも白基調にして欲しい!
-動画配信サービス(Youtube)
“Youtube”は問題なく再生。
-動画配信サービス(PrimeVideo)
“PrimeVideo”は再生できたが、コンテンツのダウンロードができない。
Google Play StoreからPrimeVideo他計16個のソフトウェアをアップデートしても変わらず!ダウンロードできればオフラインでも視聴可能なのでアウトドアで使うのに持ってこいなのだが(´;ω;`)ウゥゥ…。
-動画配信サービス(TVer)
“TVer”は初利用なのでユーザ登録後に再生確認。無事再生。
-動画配信サービス(Netflix)
Netflixを利用するまで一手間必要だが解説が詳しいので問題なく設定完了。再生及びダウンロードも可能。内臓ROMが16GBしかないので10本位の映画は入るかな。
1.【Nebula Play】アプリをインストール
2. [ヒント] の [Netflixの視聴方法] から [ダウンロードする] を選択
3.【File Explorer】アプリをインストール
4.【File Explorer】アプリから[機器] >[ローカル]> [Download]> [Netflix.apk]を選択
5.ポップアップが表示されたら、[設定]より[ファイルマネージャー] を許可に設定
6.再度 [機器] > [ローカル] > [Dowlnoad] > [Netflix.apk]を選択し、インストール
7.インストール後、【Netflix】アプリを開きログイン
リモコンの他にスマホを操作してマウスの用に使うことも出来る。別途、Bloutoothマウスをプロジェクタと接続すると操作し易いとのことなので[FENIFOX/Bluetooth マウス]を接続してみた。エラーメッセージが出たが最初からやり直したら接続できマウスカーソルも無事動くことを確認。
Nebula Capsule 3 Laser | Netflixの使用方法(HP)
Nebula Capsule 3 Laser | Netflixの使用方法(動画)
■外部デバイスの映写検証
-外部Bluetoothイヤホンによる再生
[設定]→[リモコンとアクセサリ]→[アクセサリを追加]から、Bluetoothイヤホン[Shokz/骨伝導ワイヤレスイヤホン AEROPEX]を選択しペアリング。Bluetoothイヤホン再生中は本体スピーカーは無効になる。骨伝導イヤホンは耳を塞がないため外部の音を完全にシャットダウンしないのでキャンプ使用に向いている。長時間使用していも耳が痛くならないが寝ながらだとネック部が後頭部が干渉してしまう。
[Shokz/骨伝導ワイヤレスイヤホン AEROPEX]をペアリング後、[ソニー/ワイヤレスイヤホン WI-C310]をペアリング。マルチペアリングには対応していないようでダブルで視聴は出来ない。Bluetoothイヤホンは1デバイス限定の出力となるようだ。カナル型は耳を塞いでしまい外部からの音をほぼシャットダウンしてしまうのと長時間の使用で耳が痛くなるのが難点だが、ネック部分がコード状なので寝ながらの視聴に向いている。
-外部Bluetoothスピーカーによる再生
[Tribit/StormBox Bluetoothスピーカー BTS10]2個を用意しステレオモードで再生できるかを試してみた。まず、実際にライブ映像を再生してみたがやはり左右からのステレオ再生は迫力がある。自宅でゆっくりライブや映画等を視聴する際はこのやり方が良いかな。
①プロジェクターとスピーカーAの電源を入れBluetoothボタンを長押ししてペアリングモードになるのでスピーカー設定画面からペアリング
②スピーカーBの電源を入れ、スピーカーA及びBのBluetoothボタンを5秒間同時押しすることでスピーカー同士が「パーティーモード」で接続(2個のスピーカーから同じ音が出る)
③どちから一方のBluetoothボタンを1回押しステレオモードに切り替え。「ステレオモード」に切り替わった場合、スピーカーAから “Left Channel”、スピーカーBから “Right Channel” と流れ左右どちら側のスピーカーかを判別。
※上記の行程だと中々ステレオモードにすることが出来ないことが多い。その場合はまずはスピーカー同士ペアリングしてからプロジェクターとペアリングした方が早い。
-内部Bluetoothスピーカーモード
モード切替ボタンを押すとプロジェクターモードからBluetoothスピーカーモードに切り替わる。Bluetoothスピーカーモードの状態でスマホとペアリングし(プロジェクタモードのときにペアリングしてからBluetoothスピーカーモードに戻しても音声出力できない)、音楽や“radiko”アプリの音声を聴講可能となる。
-ワイアレスキャスティング
プロジェクターとパソコンやスマホ、タブレットが同じワイヤレスネットワークに接続されていれば、Android及び Windows 機器から本製品にムービー、ゲーム、ミュージック、スクリーンをワイヤレスでキャスト可能。製品サイトには“AirPlay”および“Chromecast”の対応表が掲載されている。HDMIによるミラーリングも可能。
機器種 | 単体 | 外部デバイス | ||
アプリ | OS (Google Play) | Chromecast | Air play | HDMI接続 |
YouTube | ● | ● | × | ● |
Prime Video | ● | ● | × | ● |
Netflix | ● | × | × | ● |
Tver | ● | ● | ● | ● |
≫AirScreen
“AirScreen”アプリは初期セットアップ時に既にインストールしているので起動してみた…がイマイチよく分からない(´;ω;`)ウゥゥ。コチラは時間のある時に改めて再検証。
≫Chromecast
アプリを立ち上げてからキャスティングするのではなくブラウザのGoogleChromeの拡張機能を利用してのキャスティングになるようだ。“YouTube”はアプリを開いてから右上のキャストボタンを押すとキャストされ、スマホから動画コンテンツを再生するとキャスティングされる。
“Prime Video”もアプリを開いてから右上のキャストボタンを押すとキャストされ、スマホから動画コンテンツを再生するとキャスティングされる。コンテンツによって再生できるものと出来ないものがある。
“TVer.”もアプリを開いてから右上のキャストボタンを押すとキャストされ、スマホから動画コンテンツを再生するとキャスティングされる。画面キャプチャは出来ない。“Netflix”はキャストボタンが表示されない。
≫SmartView
所有スマホAndroid10の[サムスン/Galaxy note9]側で「SmartView」を使ってミラーリングが可能であったがYoutube以外の動画コンテンツの映像と音がキャスト(ミラーリング)出来なかった。
“SmartView”によるミラーリング
・Youtube⇒ミラーリング可能
・PrimeVideo/Netflix/Tver⇒メニュー画面がミラーリングできるが再生画面はミラーリング不可(音声はスピーカーから出力
・Video&TV SideView⇒画面も音声もミラーリング不可
・スマホ保存の動画ファイル⇒ミラーリング可能だが音声が多々途切れる(環境の問題かも)
-HDMI接続によるキャスティング
≫スマホ
プロジェクタとスマホ[サムスン/Galaxy note 9]をType-C⇔HDMI変換ケーブル[CLDAY/USB Type C to HDMI交換ケーブル1.8m]で接続しミラーリング。“Youtube”と“Netflix”、“Tver”はキャスティング可能だが、“PrimeVideo”と“Video&TV SideView”は不可。スマホに保存した動画ファイルをMX Playerで再生してのキャンスティングは可能だが動作が不安定で途中切断が多い。ケーブルを違うものに差し替えたら安定化。不安定であったケーブルだがノートPCとの接続の際は安定しているので相性が悪かったのかもしれない。
≫ノートPC
プロジェクターとPC[HP/Spectre x360]をType-C⇔HDMI変換ケーブル[CLDAY/USB Type C to HDMI交換ケーブル1.8m]で接続しミラーリング。“Netflix”“PrimeVideo”“Tver.”は問題なくキャスティング再生が可能。“Netflix”“PrimeVideo”はダウンロードが可能なのでオフラインでのキャスティング再生も可能。
[設定]>[デバイス設定] > [入力]> [HDMI] を選択となっていたが、ケーブルを差しただけで認識。ノートPC画面の複製及び分割も問題なく作動。
-USBメモリからの再生(MicroSD/USB Cカードリーダー)
[サンディスク/microSDXC200GB]を[UGREEN/Micro SD USB C カードリーダー]経由でプロジェクターのType-C端子に挿入し動画及び静止画ファイルの再生可否を検証。当然充電しながらの視聴は不可となるため内臓バッテリー駆動となる。
≫File Explorer
“File Explorer アプリ”では外部デバイスとして認識すらされない。
≫MX Player
動画再生アプリの“MX Player”も外部デバイスとして認識しない。
≫VLC Player
動画再生アプリ“VLC Player”も同様に外部デバイスとして認識されず。
≫FileBrowser(Beta)
“FileBrowser(Beta)”を使ってみたところ、外部デバイスとして認識はされるが、動作が不安定で指し直す必要があったり操作中にフリーズしたりエラーメッセージがでる。mp4ファイルは再生できるが、wmv/m4v/isoファイルは再生できなかった。音楽ファイルは開くが再生できず、画像ファイルは保存フォルダ自体が開かない。試用版のβ仕様なので今後の改善に期待。
≫Perfect Viewer
Andoridタブレットで愛用してる“Perfect Viewer”はAndorid TVに対応していない。“PhotoViewer for Andorid TV”で代替できそうだが有料アプリなので当面、スマホからのワイアレスキャスティングで使用する予定。
-ノートPCからプロジェクターへのデータ移動
プロジェクタとノートPCをType-C⇔Type-Cケーブルで接続し、動画及び静止画ファイルを内部ROMに移動できるかと思ったが外部デバイスとして認識されず(>_<)。内部ROM容量は16GBと少なめ。動画ファイルを大量に保存できないように敢えて小さくしているのか否かは不明だが、64GBは欲しいところ。
-DiXiM Playを使ったテレビ視聴
DiXiM Playは、自宅WiFiネットワークを経由して、レコーダーに保存されている録画番組や放送中の番組を、スマートフォンやタブレット、パソコンで視聴できるDTCP-IP対応のネットワークプレーヤーアプリ。[Anker/Nebula Capsule Ⅲ Laser]にGoogle Playから“DiXiM Play Android テレビ版”をインストール。当アプリではリモートアクセス機能、コンテンツの持ち出し機能等は付いていないため外出先からの利用は出来ないとなっていたが、そもそも所有のレコーダー[SONY/BDZ-ET1100]が表示はされるがコンテンツを認識できない。
[SONY/BDZ-ET1100]側のホームネットワーク設定を開くも[Anker/Nebula Capsule Ⅲ Laser]のMACアドレスが表示されない…DiXiM Playの対応表では動作確認済になっているのだが(´;ω;`)ウゥゥ。ルータとレコーダーのAC電源を一旦抜いてから再起動しても表示されず。実家のWiFiで自宅ネットワークにアクセスした際にレグザのレコーダーは何もしなくても表示及びアクセスが可能だったのでソフト的な問題というよりもむしろ相性が悪いのかもしれない。そうなると打つ手無しだけど(´;ω;`)ウッ…。
■内部と外部デバイスの違い
-内部デバイス
[Anker/Nebula Capsule Ⅲ Laser]のウリはAndroid TV 11.0によりプロジェクター単体でも使用可能なこと。オンライン環境が整っているならば数々の動画配信サービスの利用が可能となる。
・動画配信サービス“Youtube/PrimeVideo/TVer”はアプリ経由で視聴が可能
・“PrimeVideo”がダウンロードできずオフライン再生が不可
・“Netflix”は一手間掛かるが許容範囲でダウンロードも可能なのでオフライン再生が可能
-外部デバイス
外部デバイスとの連携も可能だがソフト及びハード的な面から数々の制限あり。特にスマホからのワイアレスキャスティングの制限が多い。キャスティングの制限が一番少ないのがパソコンからのHDMIによるキャスティング。
・Bluetoothイヤホン及びスピーカーによる音声の外部出力が可能
・スマホ“Youtube”画面の「SmartView」経由のワイアレスキャスティングは可能、“Netflix”“PrimeVideo”“TVer”“SmartView”は不可。
・ノートPCからの動画配信サービスのHDMIキャスティングは“Youtube”“PrimeVideo”“Netflix”“TVer”は可能。
・スマホからの動画配信サービスのHDMIキャスティングは“Youtube”“Netflix”“TVer”は可能、“PrimeVideo”は不可。
・USBメモリ(Type-Cカードリーダー)経由のmp4ファイルの再生は可能だが動作が不安定、wmv/m4v/isoファイルは不可。
・プロジェクタがノートPCの外部デバイスとして認識されない。
・“DiXiM Play”でBDレコーダーが認識されるがコンテンツが表示されない。
■使用シチュエーション
以下の4つのシチュエーションで運用していく予定。
-自宅
自宅リビングには65インチ液晶テレビがあるため、プロジェクターを使用するとしたら白壁エリアが広く投影距離も240cm確保(90インチ相当)できる取れる寝室か、投影距離110cmパソコンルーム(50インチ相当)で使用。天井映写だと250cm(90インチ相当)だが、ライトや火災警報器等の干渉あり…直ぐに寝落ちしそうなので運用頻度は低いかも。
-ホテル
フリーWiFiサービスのあるホテルなら、プロジェクター単体で様々な動画コンテンツを再生することが可能。白壁でない場合は72インチ布スクリーンもしくは60インチロールスクリーンを設置。
-キャンプ
「ルールとモラルの壁」がクリアできれば幕(テント)内及び幕外にスクリーンを設置して映写することが可能。幕外スクリーンは音の他に光による周囲への配慮も必要となるので幕内スクリーンのワイアレスイヤホンの環境下で使用するケースが多くなるかな。
-車の天井
天井投影にてリクライニングを倒して天井に投影。以下の写真は夕方[ニッサン/ノート]に投影したもの。ちょっと視点が近く長時間視聴は疲れるかも。
以下の写真は昼間[ホンダ/ステップワゴン]に投影したもの。やはり昼間の視聴は厳しいかな。
■所感
ソフト的な問題は著作権の問題があるためある程度の制限が止む負えないが、プロジェクター単体で“Netflix”がダウンロードに対応しているのでオフラインでも視聴できるのは有難い。ワイアレスキャスティングはケーブルレスで良いのだが視聴制限が多いのと、小生の環境下では不安定のため、ケーブルが必要となるがHDMIキャスティングの方が実用性が高いかな。リモコンの操作性は良いのだが、何気に地味に不便なのは暗がりでリモコンが見難いこと。
【○な点】
◎軽量コンパクト
◎バッテリー内蔵
◎プロジェクター単体の運用が可能
◎リモコンなしでも操作可能
◎Type-C充電のため他の電子機器とケーブルを共用可能
◎垂直水平自動台形補正機能あり
○Netflixの操作は少し癖があるが許容範囲内、ダウンロードも可能なのでオフラインでの動画視聴が可能
○フットプリントが小さく設置し易い
○円柱型のデザインがカッコイイ
○USBメモリのMP4ファイルを再生可能(動作は少し不安定)
【×な点】
×リモコンが暗がりで見難い
×パソコンの外部記録デバイスとして認識しない
×プロジェクター単体にPrimeVideoがダウンロードできない
×ワイアレスキャスティングの制限が多い
דDiXiM Play”とBDレコーダー[SONY/BDZ-ET1100]が連携できない
×スクリーンによって自動焦点が合わないことがある
×ROM容量が16GBと少ない
×値段が高い
×防水仕様ではない
×明るい場所では使えない
■事後検証
今回の検証で上手く行かなったのは以下の2点。コチラは改めて検証する予定。
□“DiXiM Play”とBDレコーダー[SONY/BDZ-ET1100]は本当に連携できないのか?できないのなら出来るようにするために別途必要なハード及びソフトがあるのか?
□プロジェクター単体の“PrimeVideo”のダウンロードは本当に出来ないか?前モデル[Anker/Nebula Capsule Ⅱ]ではできるような記事があるのでもしかしたら[Anker/Nebula Capsule Ⅲ]はデフォルトで出来ない仕様に変わったのかもしれない。“PrimeVideo”をオフラインで使用した場合はノートPCの“PrimeVideo”に動画コンテンツをダウンロードしてHDMI出力にて視聴するしかないのかな。
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