[ミナトワークス/ M.O.L 焚き火台 M] ~解剖の儀~

焚火グリルをネットで色々物色していたらふと目を惹いた製品があった。それは[ミナトワークス/M.O.L 焚き火台 M]というかまど型の焚火グリル。今回は[ミナトワークス/M.O.L 焚き火台 M]をカタログスペックから解剖検討してみた。

■仕様

ブラックカラーのスクエアなボックス状のボディはかなりカッコイイ!更に、ゴトクは3段階、ロストルは2段階で高さ調節が出来き、前面パネルの高さ調節も3段階もしくは取り外して開放仕様にもできるため食材や熱源によって7パターンのバリエーションがあるのも魅力的♪気になるのは単体で6kgを超える重量と鉄製であるためにメンテナンスを怠ると直ぐに錆びそうなこと。

メーカー:ミナトワークス
製品名:M.O.L 焚き火台 M
寸法:340*210*305(h)cm
グリル台面積:340*155mm
板厚:2.3mm(グリル台は3.2mm)
重量:約6.2kg(付属品含まず)
付属品:串台1組 / 専用袋 / 取手1個/ 火かき棒1個
材質:鉄(SS400)


 

■純正オプション

純正オプションのラインナップも豊富。極厚鉄板も4種類。

サイドテーブル
焚火グリル本体の両サイドに取り付け可能なサイドテーブル。構造上、焚火及び調理中はかなり熱くなるため、プラスチック製のギアは解ける恐れがある。逆に食材の保温スペースとして使えそうだが。


 

極厚アウトドア鉄板S
150*150*4.5(h)mm/0.75kgの黒皮鉄鉄板。


 

極厚アウトドア鉄板M
200*150*4.5(h)mm/1kgの黒皮鉄鉄板。


 

極厚アウトドア鉄板L
250*150*4.5(h)mm/1.25kgの黒皮鉄鉄板。大き目のステーキもはみ出ることなく焼ける。小生がまず選ぶならコレかな。


極厚アウトドア鉄板LL
240*180*3.2(h)mm/1kgの黒皮鉄鉄板。鉄板厚が他3枚より少し薄い。


 

各パーツもそれぞれ“ミナトワークスオンライン”から個別に購入可能なのは経年使用をしていく上で有難い。

ロストル
グリル台
串台
前面パネル
後方パネル
火かき棒
ハンドル

■vs [SouthLight sl-fh3722-st]

ネットで焚火台グリルを探していたら[ミナトワークス/M.O.L 焚き火台 M]と外観がソックリでステンレス製の[movement store/SouthLight sl-fh3722-st]を発見!以下仕様比較。[movement store/SouthLight sl-fh3722-st]の利点は[ミナトワークス/M.O.L 焚き火台 M]より若干軽くステンレス製で錆び難く値段も3分の1と安価なのが魅力。難点は熱により歪みやすいこと(鉄に比べて)ゴトクの高さ調節が1つ少ない2段階であること、ロストルの高さ調節が出来ない(後にロストルの高さ調節が出来ることが判明)こと、別売オプションパーツが少ないことが

[メーカー名/
製品名]
[ミナトワークス/
M.O.L 焚き火台 M]
[movement store/
SouthLight sl-fh3722-st]
収納寸(cm) 34*21*8(h) 37*22.9*8(h)
外寸(cm) 34*21*30.5(h) 37*21.3*30.5(h)
上面面積(cm2) 714 788
重量(kg) 6.2 5
素材 黒皮鉄 ステンレス
錆び 錆び易い 錆び難い
歪み 歪み難い 歪み易い
ゴトク
高さ調節
3段階 2段階
ロストル
高さ調節
2段階 ×
2段階
前面パネル
高さ調節
3段階 2段階
前面開放
串台 ×
参考価格 ¥14,800 ¥4,580


 

■まとめ

以前、鉄製の[トリパスプロダクツ/グルグルファイヤーM]を使ったことがあるが、事後乾燥を怠ると一晩で錆びだらけになった苦い経験がある。[ミナトワークス/M.O.L 焚き火台 M]は黒皮処理をしてあるとはいえ鉄製なので錆び易さは否めない…事後メンテナンスのことを考えるとどうしても購入に二の足を踏んでしまう。

◎ブラック&スクエアな外観がカッコイイ!
◎ゴトク&ロストルの高さ調節が全7パターン可能!
○収納サイズがコンパクトなる
○パーツが分かれているため事後メンテナンスし易い
×コンパクトボックスタイプの焚火グリルでは最重量級!
×事後メンテナンスを怠るとすぐ錆び易い
×焚火の灰が短辺側側面から零れやすい




 

ほぼ同形態の[movement store/SouthLight sl-fh3722-st]はステンレス製で小生の懸念している錆のリスクは鉄製よりも低く且つ値段が安価。ゴトクのロストルのパターンが4種類と少ないが、まずはコチラで自分のキャンプスタイルのマッチング具合を検証してみるのが良いかもしれない。


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