今回の記事は[オガワ/ファシル]のタープ連結レイアウトの検証編。今回使用するタープは小振りの300*285cmの[エバニュー/TC2タープ]。
※設営自体は緊急事態宣言前に早朝単独にて実施m(__)m
まずはテント設営。2回目だけあって立上げまで15分程で完了。ペグダウンなしで自立するのは何気に便利。ペグダウンは短辺側両端に4カ所のみ。
■お座敷スペース
グランドシートを1枚だと土間スペースを広く取ることが出来き、2枚だと完全お座敷スタイルになる。
<グランドシート1枚>
<グランドシート2枚>
■キャノピー立上げ
最初にキャノピーを180cmサブポールで立ち上げてみた。ポールを挿すリングがスカート先端に付いているためのれんの様にならずピチッと張れる。日陰スペースは思ったより少ない。サイドウォールも付いていないため小雨ならともかく風雨時にはクローズしたほうが良さそう。
■フロントパネルをロールアップ
フロントパネルと長辺側の一方の入口をロールアップ。
■テント短辺側にタープを横方向に連結
TC2タープのほうがやや薄いベージュ。メインポールは250cm、サブポールは180cmを使用。雨天時に雨に濡れない導線を確保するために深めに被せたところ、タープ下のリビングスペースは思いの外狭い。これならキャノピー立ち上げとあまり変わらないかもしれない。フルクローズ時でも風の抜けの良いオープンタープスペースを設けることが出来るので気温の低い春秋のキャンプで使うのに良いかも。
■テント短辺側にタープを縦方向に連結
タープ下はフルで使うことが出来るが、雨濡れない導線は確保できない。また縦方向の長さが8m近くになり、区画サイトだとレイアウトできない恐れあり。
■テント長辺側にタープを平行に連結
タープ半面の殆どがテントに重なっているためタープ下の有効面積が狭い。ガイラインなしで5*5m内に収まるため区画サイトでのレイアウトはし易い。位置を調整すれば雨に濡れない導線を確保することが出来る。テント全高が180cmと2ルームテントの中では低いためガイラインワークはし易い。
≪所感≫
1家族だけならキャノピーを立上げるか、タープを短辺側に横方向に連結、もしくは長辺側にひさしをつくるスタイルが良い。2家族共有スペースを確保するなら、タープ下を広く使うことが出来る短辺側に縦方向に連結するのが良いかな。
■タープレイアウト展望
一回り大きい380*420cm[テンマク/PEPOタープ]を使ってテント長辺側と連結すると、タープ下のオープンスペースも少しだけ広くすることが出来き且つ雨に濡れない導線も確保することも可能かも。テント中央部までかぶせることが出来れば純正のルーフフライを使わなくても済むかもしれない。次回、検証予定。
TC素材は少し重いので、350*420cmの[オガワ/フィールドタープレクタDX]を合わせるのも良いかも知れない。250cm*2、180cm*4のポールが最初しか付属している製品パッケージなのが残念。タープ単体で値段を抑えてくれれば有り難いのだが。
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