キャンプ ハイスタイル構想2024 ~ロッジシェルターⅡ イメージ編~

我家のファミキャン主幕[Ogawa/ロッジシェルターⅡ]における幕内レイアウトを検討してみる。

 

■ハイスタイルに望む条件

[Ogawa/ロッジシェルターⅡ]のハーフインナー仕様の前室での使用を前提としてハイテーブルとハイチェアに望む条件がコチラ。

 

≫テーブル

先んじてスチールメッシュ天板仕様の[Ogawa/3 High&Low Table Tough Mesh]を補完したため、併用使用を前提として1枚様板仕様のテーブルを導入を検討。

✅時短展開が可能なこと⇒1アクションタイプが望ましい
✅ハイスタイルに対応したテーブルであること⇒テーブル全高70cm(63~75cm)
✅天板のメンテな容易なこと⇒スノコ式やメッシュ式でなく1枚様板
✅車載が可能なこと⇒収納時のサイズの最長辺が90cm以下
✅軽いこと⇒重量10kg未満であること
✅高さ調節が可能なこと⇒2~3段階もしくは無段階高さ調節


 

≫チェア

ダイニング用途のハイチェア[スノーピーク/FDチェアワイド]2脚、リラックス用途のハイチェア[KZM/クォンタムチェアリロード]1脚の導入を検討。

✅時短展開が可能なこと⇒組立式ではなく収束もしくは開閉タイプ
✅ハイスタイルに対応したチェアであること⇒座面高40cm(38~48cm)
✅車載が可能なこと⇒収納時のサイズの最長辺が90cm以下
✅軽いこと⇒重量5kg未満であること






 

■幕内外レイアウトイメージ

ロッジシェルターⅡのハーフインナー仕様の前室のスペースは広くないため、一般的に考えると全幅90cmクラスのテーブルが良いということは分かっているのだが、やはり天馬惨事が大きく食事や料理がし易い120cmクラスのテーブルも捨てがたい…ということで90cmクラスに加え120cmクラスのテーブルの幕外タープ下及び幕内レイアウトのイメージも比較検討してみる。

≫併用タープ
・[Ogawa/システムタープペンタ3×3]→300*300cm
・[Ogawa/システムタープレクタ]→350*295cm
・[DDハンモック/DDタープ3.5×3.5]→350*350cm
・[Ogawa/フィールドタープレクタTC]→350*420cm






≫全幅90cmクラス

言わずもがなロッジシェルターⅡのハーフインナー仕様の前室の利用を考えると全幅90cmクラスのテーブルが望ましい。

①[KingCamp/アウトドアテーブル80ガラス繊維天板]80*60*42-70(h)cm/5.3kg
②[Ogawa/3High&Low Table Tough Mesh]90*61*35.5&50&60(h)cm/3.9kg
③[Coleman/バタフライテーブル90]90*70*44&60&70(h)cm/5.1kg
④[Snowpeak/ワンアクションテーブルLB]90*72*66(h)cm/6.4kg
⑤[KingCamp/アウトドア テーブル100]100*70*42-70(h)cm/9.7kg

全幅90cmクラスのハイスタイル対応テーブル5選の仕様比較がコチラ。

No.
Table KingCamp Ogawa Coleman Snowpeak KingCamp
アウトドアテーブル80ガラス繊維天板 3High&Low Table Tough Mesh※所有 バタフライテーブル90 ワンアクションテーブルLB アウトドア テーブル100
全幅(cm) 80 90 90 90 100
奥行(cm) 60 61 70 72 70
天板面積(cm2) 4,800 5,490 6,300 6,480 7,000
収納寸(cm) 81*31*12(h) 61*46*8.5(h) 90*36*9(h) 90*36*9(h) 71*31*13(h)
収納体積(L)※収納寸乗値 30 24 29 29 29
重量(kg) 5.3 3.9 5.1 6.4 9.7
全高(cm) 42-70 35.5/50/60 44/60/70 66 42-70
ロー(27~47cm) 34cm
36cm
39cm
42cm
44cm
ミドル(48~62cm) 49cm
50cm
54cm
58cm
60cm
ハイ(63~75cm) 66cm
67cm
70cm
天板タイプ 1枚板 メッシュ 1枚板 1枚板 1枚板
天板分割(枚) 2 2 2 2 4
行程(数) 2
(天板&脚展開→ロック)
2
(天板&脚展開→ロック)
3
(天板展開→脚展開→ロック)
2
(天板&脚展開→ロック)
2
(天板&脚展開→ロック)
参考価格 ¥29,150 ¥15,180 ¥21,380 ¥62,700 ¥22,890

※正確な仕様は各製品HPを参照のこと

①[KingCamp/アウトドアテーブル80ガラス繊維天板]80*60*42-70(h)cm/5.3kg
展開寸80*60*42-70(h)cm/収納寸81*18*13(h)cm/重量6.2kg。2枚継1枚様天板のバタフライテーブル。無段階高さ調節機能が魅力。※製品リンクは同シリーズのサイズアップ版


 

タープ下で使用する場合は4タープ中最も時短展開が可能な[Ogawa/システムタープペンタ3×3]だとテーブル2つとハイチェア3脚をレイアウトすると少しはみ出てしまうため雨天時は[Ogawa/システムタープレクタ]もしくは[DDハンモック/DDタープ3.5×3.5]、炎天時はポイコットン生地の[Ogawa/フィールドタープレクタTC]を併用した方が良い。

天板面積が10製品中ミニマムなこと、無段階高さ調節でローテーブルとして使えるため幕内前室にもレイアウトし易く、幕内動線にも影響がないと思われる。

④[Snowpeak/ワンアクションテーブルLightBamboo]
展開寸90*70*66(h)cm/収納寸90*36*9(h)cm/重量6.4kg。竹天板仕様でありながら軽量化をを達成した1アクションテーブル。2枚継1枚様天板で剛性も高く安定している。ネックは高さ調節ができないことと価格がめちゃくちゃ高いこと。


 

タープ下で使用する場合は[Ogawa/システムタープペンタ3×3]だとテーブル2つとハイチェア3脚をレイアウトすると少しはみ出てしまう。雨天時は[Ogawa/システムタープレクタ]もしくは[DDハンモック/DDタープ3.5×3.5]、炎天時はポイコットン生地の[Ogawa/フィールドタープレクタTC]を併用した方が良い。

高さ調節ができないため、ローテーブル仕様にして幕壁に寄せることは出来ないがその分チェア未使用時にはテーブル下に肘掛が入るため、幕内前室にもレイアウトし易いと思われる。

⑤[KingCamp/アウトドア テーブル100]
展開寸100*70*42-70(h)cm/収納寸71*31*13(h)cm/重量9.7kg。幕内及び車載レイアウトを踏まえ導入できる最大サイズの天板。4枚継1枚様の竹天板で無段階高さ調節付。


 

タープ下で使用する場合は[Ogawa/システムタープペンタ3×3]だとテーブル2つとハイチェア3脚をレイアウトすると少しはみ出てしまう。雨天時は[Ogawa/システムタープレクタ]もしくは[DDハンモック/DDタープ3.5×3.5]、炎天時はポイコットン生地の[Ogawa/フィールドタープレクタTC]を併用した方が良い。

天板サイズはやや大きいが使用は可能。また、無段階高さ調節機能があるためローテーブル仕様にして幕壁に寄せることも出来る。

≫全幅120cmクラス

幕外タープ下での使用だけを考えると全幅120cmクラスのテーブルが良い。

⑥[モンベル/マルチフォールディングテーブルワイド]113*70*39&54&67(h)cm/4.49kg
⑦[Ogawa/3 High&Low Table ロングII]100*81*33.5&49&57.5(h)cm/6.1kg
⑧[Coleman/バタフライテーブル120]120*70*44&60&70(h)cm/5.7kg
⑨[Snowpeak/ワンアクションテーブルロングLB]121.5*72*66(h)cm/7.6kg
⑩[KingCamp/アウトドアテーブル120ガラス繊維天板]120*80*42-70(h)cm/9.4kg

全幅120cmクラスのハイスタイル対応テーブル5選の仕様比較がコチラ。

No.
Table モンベル Ogawa Coleman Snowpeak KingCamp
マルチフォールディングテーブルワイド 3High&Low Table ロングII バタフライテーブル120 ワンアクションテーブルロングLB アウトドアテーブル120ガラス繊維天板
全幅(cm) 112.5 100 120 121.5 120
奥行(cm) 70 81 70 72 80
天板面積(cm2) 7,875 8,100 8,400 8,748 9,600
収納寸(cm) 70*18*19(h) 100*40.5*9.5(h) 120*36*9(h) 121.5*36*9(h) 82*63*12(h)
収納体積(L) 24 38 39 39 62
重量(kg) 4.49 6.1 5.7 7.6 9.4
全高(cm) 39/54/67 33.5/49/57.5 44/60/70 66 42-70
ロー(27~47cm) 34cm - 
36cm
39cm
42cm
44cm
ミドル(48~62cm) 49cm
50cm
54cm
58cm
60cm
ハイ(63~75cm) 66cm
67cm
70cm
天板タイプ ロール スノコ 1枚板 1枚板 1枚板
天板分割(枚) 6 2 2 2 2
行程(数) 3
(脚展開→天板バー取付→天板取付)
2
(天板&脚展開→ロック)
3
(天板展開→脚展開→ロック)
2
(天板&脚展開→ロック)
2
(天板&脚展開→ロック)
参考価格 ¥31,900 ¥24,750 ¥21,880 ¥74,250 ¥37,150

※正確な仕様は各製品HPを参照のこと

⑥[モンベル/マルチフォールディングテーブルワイド]
展開寸113*70*39&54&68(h)cm/収納寸70*18*19(h)cm/重量4.49kg。収納時のサイズが小さい割に天板サイズが大きいのが魅力。ネックは展開行程が多く時短設営ができないこと。


 

タープ下で使用する場合は[Ogawa/システムタープペンタ3×3]だとテーブル2つとハイチェア3脚をレイアウトするとややタイト感があり少しはみ出てしまうので[Ogawa/3 High&Low Table Tough Mesh]レスで[モンベル/マルチフォールディングテーブルワイド]単体使用の方が良いかもしれない。雨天時は[Ogawa/システムタープレクタ]もしくは[DDハンモック/DDタープ3.5×3.5]、炎天時はポイコットン生地の[Ogawa/フィールドタープレクタTC]を併用した方が良い。

前室スペースをやや圧迫するがレイアウトは可能だが石油ストーブは少し厳しくなるかも。

⑨[Snowpeak/ワンアクションテーブルロングLightBamboo]
展開寸122*72*66(h)cm/収納寸121.5*36*9(h)cm/重量7.6kg。大人4人使用にも耐えうる天板サイズ。2枚継1枚様天板且つ1アクション展開が可能。ネックは収納時の全幅が121.5cmと長く車載が厳しいこと。

 

[Ogawa/システムタープペンタ3×3]の場合、[Ogawa/3 High&Low Table Tough Mesh]レスで[Snowpeak/ワンアクションテーブルロングLightBamboo]単体使用でも十分。雨天時は[Ogawa/システムタープレクタ]もしくは[DDハンモック/DDタープ3.5×3.5]、炎天時はポイコットン生地の[Ogawa/フィールドタープレクタTC]を併用した方が良い。

前室スペースをやや圧迫するがレイアウトは可能。石油ストーブのレイアウトは厳しいかな。

⑩[KingCamp/アウトドアテーブル120ガラス繊維天板]
展開寸120*80*42-70(h)cm/収納寸82*63*12(h)cm/重量9.4kg。2枚継1枚様天板で無段階高さ調節が可能。ガラス繊維天板により軽量且つ高強度を実現している。


 

[Ogawa/システムタープペンタ3×3]の場合、[Ogawa/3 High&Low Table Tough Mesh]レスで[KingCamp/アウトドアテーブル120ガラス繊維天板]単体でも過不足ない。雨天時は[Ogawa/システムタープレクタ]もしくは[DDハンモック/DDタープ3.5×3.5]、炎天時はポイコットン生地の[Ogawa/フィールドタープレクタTC]を併用した方が良い。

[KingCamp/アウトドアテーブル120ガラス繊維天板]は奥行80cmと長いため前室スペースをかなり圧迫すためレイアウトは難しい。石油ストーブの併用も厳しいかな。

[KingCamp/アウトドアテーブル120ガラス繊維天板]は幕外タープ下用として幕内は[Ogawa/3 High&Low Table Tough Mesh]した方が良いかも。

■まとめ

全幅120cmクラスのハイテーブルはタープ下で使用するには快適だが、ロッジシェルターⅡのハーフインナー仕様の前室に使用するにはタイト。既に[Ogawa/3 High&Low Table Tough Mesh]を所有していることもあり追加するなら90cmクラスのテーブルが妥当と思われる。また、ハイテーブルはハイチェアの肘掛部分がテーブル下に入るため未使用時のボトムスペースを小さくすることが出来るため、高さのあるロッジシェルターⅡの幕内で使用する分にはその実ロースタイルと設置面積は大差ないかもしれない。

≫全幅90cmクラス

幕内及び幕外兼用を鑑みるとやはり90cmクラスのハイテーブルがロッジシェルターⅡと併せやすい。

○幕内レイアウトが容易
○石油ストーブとの幕内併用レイアウトが容易
○収納時のサイズがコンパクト(車載し易い)
×幕外タープ下レイアウトはテーブル2個並列のほうが調理&食事がし易い

≫全幅120cmクラス

憧れの120cmクラスのハイテーブルは車載と幕内レイアウトから考えるに難しい。[モンベル/マルチフォールディングテーブルワイド]は組立式で収納時のサイズも小さいが設営行程が多いのが難点。

○120cmクラステーブルは幕外タープ下で単体でも調理&食事がし易い
×幕内レイアウトがし難い
×120cmクラステーブルと石油ストーブは幕内レイアウトがし難い
×収納時のサイズが大きい(車載し難い)


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