睡蓮ビオトープ2023 ~タナゴ導入プラン編~

実家の屋外ビオトープで父親が導入した品種不明のタナゴ、高校同期のAMさんの父親が飼育しているタナゴ水槽を観察して興味がわいたタナゴについて来季の導入プランも踏まえて調べてみた。

■タナゴあれこれ

タナゴについてザックリ調べてみたのがコチラ。

-タナゴとは?

繁殖期のオスの婚姻色が魅力の日本にも生息している淡水魚。

-タナゴの種類は?

日本に生息しているタナゴは日本産タナゴ亜科4属12種9亜種(18種類)。

・アカヒレタビラ:アカヒレ3亜種の中間種、最大長9cm
・アブラボテ:長い口ぎげ、黒調体色、最大長12cm
・イタセンパラ:釣り禁止、売買禁止
・イチモンジタナゴ:青い縦線が特徴的な希少種、最大長7cm
・オオタナゴ:特定外来種、飼育禁忌、売買禁止
・カゼトゲタナゴ:最小種、最大長5cm
・カネヒラ:婚姻色が綺麗、遊泳力が高い、最大長15cm
・キタノアカヒレタビラ:アカヒレ3亜種の低体高種、最大長8cm
・シロヒレタビラ:矢尻体型、最大長10cm
・スイゲンゼニタナゴ:採取禁止、売買禁止
・ゼニタナゴ:黒縁の鱗の銀色体色、絶命危惧種、最大長10cm
・セボシタビラ:釣り禁止、売買禁止
・タイリクバラタナゴ:体高があり扁平体型、繁殖力強い、最大長8cm
・ニッポンバラタナゴ:絶命危惧種、最大長8cm
・マタナゴ:大高が低い、最大長9cm
・ミナミアカヒレタビラ:アカヒレ3亜種の高体高種、最大長9cm
・ミヤコタナゴ:釣り禁止、売買禁止
・ヤリタナゴ:矢尻体型と口ひげが特徴、最大長13cm


 

-タナゴの寿命は?

自然環境下では約2年、飼育環境下では約3年。

-タナゴの餌は?

植物性の餌を好むがメダカと同じでも問題ない。

-底砂は?

メンテナンスの容易さを考えると大磯砂利がベター。

-繁殖方法は?

イシガイとカワシンジュガイ等の二枚貝を使用した産卵

-水温域は?

活動性が高いのは23~27℃、10℃未満で活動性低下するが生存水温域が広く屋外越冬も可能。メダカと一緒な感じ。

■AMさんのタナゴ水槽

AMさんのタナゴ水槽。品種は聞き取りしていないが全3種いるみたい。

■タナゴ導入プラン

日本に生息する淡水魚なので基本的にメダカと同様の環境で飼育可能。タナゴは上見だと体色の違いが分かり難いため横見が可能なガラス水槽での飼育がベター。とはいえ生存水温域がメダカと同じなので、屋外ビオトープも可能。小型種ならメダカとの混泳も可能だが可能であれば単独単種での飼育が望ましい。来季は[ダイライト/角型容器 RL-300L]をタナゴ水槽にしてみたいところだが、品種も含めて父親の意向もあるため要相談かな。


 

≫候補タナゴ
・カゼトゲタナゴ:最小種、最大長5cm
・カネヒラ:婚姻色が綺麗、遊泳力が高い、最大長15cm

・タイリクバラタナゴ:体高があり扁平体型、繁殖力強い、最大長8cm
・ニッポンバラタナゴ:絶命危惧種、最大長8cm







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