キャンプで使うハードタイプの車載ボックスをアルミコンテナと折りたたみコンテナの支店から考えてみた。
目次
■アルミコンテナ仕様比較
車載用ハードコンテナボックスは以前は[アステージ/アクティブストッカー600]*2を使用していたが荷物へのアクセスが思いの他悪く、現在は[アステージ/シールドコンテナ#45]と[アステージ/シールドコンテナ#22][アステージ/NTボックス#22]に分散して使用している。[アステージ/シールドコンテナ#45]はクリアケースで外から中が見えて便利…なのだが、アウトドアで使うには蓋の強度が弱く使用数回で既に歪みが生じている。
≫所有履歴とアルミコンテナの仕様比較
以下、過去現在使用ハードコンテナと気になっているアルミコンテナの仕様比較。容量はカタログ値ではなく内寸値からの算出値を表記。クーラーボックス[シマノ/ICEBOX PRO 30L]も参考値として追記。サイズ的には容量47Lの[ダルトン/アルミコンテナCONVOY2 RC-M]がキャンプでの使い勝手が良く人気があるようだ。小生も中に入れるギアのことを考えると50Lクラスの使い勝手が良いと思う。
[メーカー名/製品名] | 素材 | 外寸(cm) | 内寸(cm) | 容量(L) | 重量(kg) |
[アステージ/アクティブストッカー600] | プラ | 60*38*33.3(h) | 48.6*28.6*28.2(h) | 39 | 2.6 |
[アステージ/シールドコンテナ#45] | プラ | 54.5*37.9*32.2(h) | 43.9*30.9*30(h) | 44 | 2.1 |
[アステージ/シールドコンテナ#22] | プラ | 54.5*37.9*17.8(h) | 44.9*31.9*15.5(h) | 22 | 1.5 |
[アステージ/NTボックス#22] | プラ | 54.5*37.9*17.8(h) | 44.9*31.9*15.5(h) | 22 | 1.5 |
[FUTURE FOX/ALUMINUM CONTAINER FOX-BOX M] | アルミ | 48*34*28(h) | 47*32*25(h) | 38 | 5.5 |
[FUTURE FOX/ALUMINUM CONTAINER FOX-BOX L] | アルミ | 59*39*33(h) | 57*38*30(h) | 65 | 7.7 |
[ダルトン/アルミコンテナCONVOY2 RC-M] | アルミ | 58*38*28.5(h) | 54.5*34.5*25(h) | 47 | 4.1 |
[ダルトン/アルミコンテナCONVOY2 RC-L] | アルミ | 78*43.6*34.5(h) | 74.5*40*30.5(h) | 91 | 5.8 |
[シマノ/ICEBOX PRO 30L] | アルミ | 58.3*35*35(h) | 44.9*26*26(h) | 30 | 7.7 |
■[FUTURE FOX/ALUMINUM CONTAINER FOX-BOX]
目下導入を検討しているのが剛性が強く見た目もタフな[FUTURE FOX/ALUMINUM CONTAINER FOX-BOX]シリーズ。サイズは内寸容量38LのMサイズと、65LのLサイズの2規格展開。

※画像はメーカーHPより引用
-サイズ比較
Mサイズだと容量不足、Lサイズだと重量増となり悩ましいサイズ展開(>_<)。我家の比較的背の高いギアが正方向に入るか否かも追記。
[メーカー名/製品名] | [FUTURE FOX/ ALUMINUM CONTAINER FOX-BOX] |
[アステージ/ アクティブ ストッカー600] |
[アステージ/ NTボックス#22] |
|
規格 | M | L | ||
外寸(cm) | 48*34*28(h) | 59*39*33(h) | 60*38*33.3(h) | 54.5*37.9*17.8(h) |
内寸(cm) | 47*32*25(h) | 57*38*30(h) | 48.6*28.6*28.2(h) | 44.9*31.9*15.5(h) |
重量(kg) | 5.5 | 7.7 | 2.6 | 1.5 |
内寸全幅(cm) | 47 | 57 | 48.6 | 44.9 |
内寸奥行(cm) | 32 | 38 | 28.6 | 31.9 |
内寸高(cm) | 25 | 30 | 28.2 | 15.5 |
内寸容量(L) | 38 | 66 | 39 | 22 |
カタログ容量(L) | 44 | 75 | 38 | 22 |
[S’more/Twinkle Grande size] 11*11*21.1(h)cm |
○ | ○ | ○ | × |
[ユニフレーム/fan5duo] 21.5*21.5*17.5(h)cm |
○ | ○ | ○ | × |
[テンマクデザイン/ ステンレスケトル2.0L] 22*16*19(h) |
○ | ○ | ○ | × |
[ANCAM/焚火台 FIRE WHIRL L] 44*31*5(h)cm |
○ | ○ | ○ | ○ |
[キャプテンスタッグ/ 火起し器セットM-6625] 21.5*20*29(h)cm |
× | ○ | ○ | × |
≫Mサイズの功罪
Mサイズ1個のカタログ容量計は44L、重量計は5.5kg。
Mサイズ2個のカタログ容量計は88L、重量計は10.1kg。
Mサイズ3個のカタログ容量計は132L、重量計は16.5kg。
Mサイズ4個のカタログ容量計は176L、重量計は22kg。
○軽い
○チェアとして使い易い
×容量が少ない
≫Lサイズの功罪
Lサイズ1個のカタログ容量計は72L、重量計は7.7kg。
Lサイズ2個のカタログ容量計は144L、重量計は15.4kg。
Lサイズ3個のカタログ容量計は216L、重量計は23.1kg。
○容量が多い
○ステップワゴン下段にジャストサイズ
○テーブルとして使い易い
○火消しつぼセットも同包可能
×重い
≫上空視点イメージ
所有ギア及び補完候補ギアの上空視点イメージ比較がコチラ。これまでの経験からボックス系の全幅は60cm以下に揃えた方が車載レイアウト的にも、荷物収納時の重量的にも使い勝手が良い。

-車載イメージ
≫過去
[ホンダ/ステップワゴンRP4]のラゲッジルームの車載イメージ。ベッドキットにて2段式なっており上段下段に分けて荷物を配置できる。[アステージ/アクティブストッカー600]にクッカー類を収納すると20kg超とかなり重くなり取り回しが悪く小振りのものに代替。

≫現在
中身の見えるクリアタイプの[アステージ/シールドコンテナ]シリーズに代替。キャンプ感は薄れるが外から中身が確認できるので便利。…が早々に蓋に歪みが出てきた。元々外使いようではないので耐久性は低いのかも。
≫未来(Mサイズ*2個)
見た目と耐久性を考えてアルミコンテナの導入を検討。Mサイズ2個の場合の車載レイアウトイメージがコチラ。隙間にはチェアやテーブルを収納。


≫未来(Lサイズ*2個)
Lサイズ2個の場合の車載レイアウトイメージがコチラ。隙間にはチェアやテーブルを収納。Lサイズ2個の容量は144Lと大きい。が荷物パンパンだと25kg超となる可能性もあり取り回しの面を考えると腰痛持ちの小生にはちと厳しいかも知れない。
-テーブルイメージ
別途天板を用意して[FUTURE FOX/ALUMINUM CONTAINER FOX-BOX]をテーブルの脚として代替できるかをイメージしてみた。Lサイズの方が安定感はあるがMサイズでも支障はない感じ。天板サイズは90*45cmよりも90*60cmの方がバランスが良いかな。
≫Mサイズ
↓天板90*45cmの場合
3人家族なら奥行45cmで十分。

↓天板90*45cmを90*60cmにサイズアップ
天板外周が少し浮くように配置できるため奥行60cmの方が使い勝手が良い印象。
厚さ2cmの天板を使ったとするとテーブル高は30cmなのでロースタイルで使うとしても少し低い。30*23.5*17(h)cmのコンテナスタンドを使えばテーブル高は47cmとなり今度は高すぎる。


36*9*9(h)cmのブロック角材を脚台にすればテーブル高が[ユニフレーム/焚火テーブル]と同じ37cmとなるので丁度良いかも。
≫Lサイズ
↓天板90*45cmの場合
3人家族なら奥行45cmで十分だがLサイズだと少し小さいかも。

↓天板90*45cmを90*60cmにサイズアップ
バランス的にはこっちの方が良いかな。

Mサイズ*4と天板90*60cm2枚で大型テーブルにもなる。まあ使う機会は無さそうだけど。

-ベッドイメージ
[FUTURE FOX/ALUMINUM CONTAINER FOX-BOX]をベッドの脚として代替できるかをイメージしてみた。別途として使うならやはりLサイズの方が安心感があるがMサイズでもまあ支障はないかな。天板サイズは90*60cmでないと[サーマレスト/ベースキャンプL]が載らない。
≫Mサイズ

≫Lサイズ
■折りたたみコンテナ仕様比較
折りたたみコンテナは側面からアクセスできるタイプだとシェルフとしても使えるのでべりかなと考えている。蓋のタイプが一体型と分離型の2タイプがあり分離型はテーブルとして使うことも出来る。我家はテーブルが沢山あるので一体型の方がマッチしている。
[メーカー名/製品名] | 素材 | 外寸(cm) | 内寸(cm) | 容量(L) | 重量(kg) |
[アイリスオーヤマ/折りたたみコンテナOC28L] | プラ | 45*32.5*24(h) | 42.7*30.3*22.8(h) | 31 | 1 |
[ゴードンミラー/フォールディングコンテナラック50L] | プラ | 53.1*36.8*33.4(h) | 49.1*33.4*30.3(h) | 50 | 3.15 |
[ベニヤ/オリコンシェルフ50L] | プラ | 52.5*36.5*34(h) | 48.9*33.3*29.7(h) | 50 | 3 |
[X XUNTAO/折りたたみコンテナL] | プラ | 51.5*36*30(h) | 表記なし | 55.6 | 2.25 |
[X XUNTAO/折りたたみコンテナM] | プラ | 47.5*35.5*24(h) | 表記なし | 40.5 | 1.93 |
[NEXUP/折りたたみ式収納ボックス] | プラ | 47.2*34.7*28.5(h) | 50 | 2.8 |
・[アイリスオーヤマ/折りたたみコンテナOC28L]
小振りで軽量の折りたたみコンテナ。
・[ゴードンミラー/フォールディングコンテナラック50L]
アウトドア感溢れる折りたたみコンテナ。長辺及び短辺の側面が1面ずつ開放できるため荷物へのアクセスが容易。蓋は一体型。
・[ベニヤ/オリコンシェルフ50L]
一体型の蓋付の折りたたみコンテナ。長辺及び短辺の側面が1面ずつ開放できるため荷物へのアクセスが容易。
・[X XUNTAO/折りたたみコンテナL]
容量55.6Lの折りたたみコンテナで側面アクセスが可能。側面がクリアタイプなので中身を下記人し易い。
・[X XUNTAO/折りたたみコンテナM]
容量40.5Lの折りたたみコンテナで側面アクセスが可能。側面がクリアタイプなので中身を下記人し易い。
・[NEXUP/折りたたみ式収納ボックス]
長辺側側面1面からのアクセスが可能。分離型天板付きでテーブルとして使用することも出来る。側面パネルが透明で外から中身を確認出来き、且つライト&ローラー付き。
■まとめ
過去[アステージ/アクティブストッカー600]も重すぎて代替した経緯も踏まえ、[FUTURE FOX/ALUMINUM CONTAINER FOX-BOX]のサイズはやはりLサイズだと荷物を入れた時の重量がを考えると腰痛持ちの小生にとってはMサイズの方がマッチしていると考えられる。まあMサイズでも5kg超と重いんだが。また、クーラーボックスは何れ[シマノ/アイスボックス30]に、折りたたみコンテナも[ゴードンミラー/フォールディングコンテナラック50L]に代替を検討。

未来の車載構成及びレイアウトはこんな感じ。

アルミコンテナ*4、折りたたみコンテナ*2、ソフトコンテナ*2でも車載は可能かな。

[…] 車載収納を考える2022 ~アルミコンテナ編~ […]