[オガワ/ロッジシェルターⅡ] ~設営手順アップデート2022~

[オガワ/ロッジシェルターⅡ]の2022年出動回数は11回、通算23回となり使用スタイルも暖房効率重視の“冬の陣”と換気効率重視の“夏の陣”の2パターンが定着してきた。今回は通算23回の実践投入を踏まえて初張りの儀の際の設営手順がどのようにアップデートしたかを比較してみる。★は小生の思うロッジシェルターⅡのセールスポイント。

[オガワ/ロッジシェルターⅡ] ~初張の儀~

■ロッジシェルターⅡの設営手順2022

今回はTCインナー5人用装着仕様である“冬の陣”での設営手順のおさらい。


 

収納袋はフレーム収納袋(左)とフライ収納袋(中央)の2つに分割されている。5人用インナーTCも別の収納袋(右)に入っている。


 

フレーム収納袋はポールが収まりが悪いので内袋として巾着タイプの袋がデフォルトで入っている。これがまた重いこと(>_<)。

ちなみにロッジシェルターⅡのフレーム構成はコチラ。頑強さと引き換えに重量増の所以。デフォルトのポール構成は全部で20本。

・軒フレーム:3本
・合掌フレーム:6本
・脚長フレーム:4本
・脚短フレーム:2本
・庇ポール:3本
・張り出しポール:2本

3本の軒フレームを組立て、短辺側入口を正面として位置シールの順に並べる。

合掌フレームを並べる。

合掌フレームと軒フレームを連結。合掌フレームの向きはどちらでも接続可能だが我家は短い方を上側にしている。

この状態だと1人でもフレームをもって位置調整ができる(★1)ため、区画の形状によりレイアウトが迷う際にイメージし易い。

脚フレームを並べる。脚長フレームは四隅、脚短フレームは長辺側中央。

上から1節目を折った状態で脚フレームを軒フレームに接続。下側の脚フレームの向きをペグダウン方向に向ければレイアウトをイメージできる。取扱説明書では2節目を折った状態で作業をしているが、それだと屋根畳(後述)からの展開はやり難いため1節目折式を採用している。当初はこの状態でライナーシートを取り付けていたが、1節目を折った状態だと取付時に地面に裾が付いてしまうため雨天事後だと汚れてしまうため、今は設営後に取り付けることにした。背が低く設営後の取付が難しい場合はこの時点で取り付けた方が良い。ちなみに最低気温予想15℃以上、石油ストーブ非使用の際はライナーシートは非装着を選択することが多い。

屋根畳で撤収してあるフライシートをセンター軒フレームの後方に置く。

フライシートをセンター軒フレームの上でクルクル展開。雨天事後に地面がぬかるんでいる時でもフライを地面に広げずに展開できるのはかなり便利(★2)。

フライシートを天井部分だけ広げる。フライ側面部部分はまだ降ろさない(脚ポールと立ち上げの際に節目にフライシートが挟まれ破損しないように)。

脚ポールを立上げ。

フライシート側面部を降ろす。ポールをスリーブに通す行程なしでフライを被せることが可能(★3)。

フライシートとフレームの四隅を合わせて位置を調整。

脚フレームの石突き部をフライ裾部のハトメに差し込み、フライ裾部のベルクロを仮締め後、強風の備えとして張り網を風上側の2ヵ所ペグダウン。

フライ裾部のベルクロを本締め。

フレームをキチキチに広げた状態だとドアパネルの開閉がし難くなるため少し遊びを残して四隅のフライ裾部を4カ所28cm鋳造ペグ[村の鍛冶屋/エリッゼステーク Ultimate 28cm]を使いペグダウン(★4)。後に長辺側のキャノピーを連結して立ち上げる場合はセンターフライ裾部はペグダウンしない(後で外す必要があるため)。※5人用TCインナーを取り付ける場合はペグダウン前に作業をした方が良い(脚フレームの石突き部をインナーハトメに刺すため)。

 


フルクローズ仕様時の基本ペグダウン数は20カ所。長辺部センター部は天候が穏やかな時は省略することもある。スカートのペグダウン数は除く。

短辺入口側3ヵ所、短辺後ろ側1ヵ所、長辺側2辺計4ヵ所を18cm鋳造ペグ[村の鍛冶屋/エリッゼステーク18cm]を使ペグダウン。


 

庇ポールを取付け。雨天時に庇部があると入口ドアの開閉に濡れなくて済む(★5)。

ライナーシートを取付け!

フライシートの四隅の張り網をペグダウン。強風時(予想)は長辺側センターの張り網もペグダウン。スカートが風でバタつく場合はミニピンペグをペグダウン。

■TCインナー5人用の装着

PVCマルチシートを敷く。PVCマルチシート単体重量は3.4kgとズッシリ感あり。


TCインナー5人用を広げ前後を確認し(ogawaロゴが付いている方が前方)、四隅ハトメに脚フレームの石突き部を差す。(取扱説明書では最後の行程だが我家では最初に実施)。TCインナー5人用単体での重量は7.5kgとかなり重い。


 

TCインナー5人用のボトムを脚フレームの石突き部に接続した状態。

棟・軒フレームの樹脂ジョイントの穴に、インナー上部6カ所のS字フックを引っ掛けて吊り下げる。屋根の最後部の棟フレームから順に軒フレームへと掛けていき、Sフックを掛けた後、インナーに付いているプラスチックフックをゴムを伸ばしてフレームに引っ掛けて固定。

■幕内レイアウト

-前室

前室右奥にハードコンテナボックスを縦積み。

・[アステージ/シールドコンテナ#22]*3個
・[アステージ/シールドコンテナ#45]*1個
・[アステージ/NTボックス#22]*1個






 

前室左側面には[ユニフレーム/フィールドラック]*6個を使いL字型に棚を作成。






前室右手前には[ユニフレーム/ダストボックス4]を設置。


 

前室のレイアウトはこんな感じ。

インナーテント入口にスノコ[キャプテンスタッグ/フリーボード52*41cm]を設置。


 

内側の脚ポールには[コールマン/コンビニハンガー]を取付け。


屋根ポールにはハンガーを掛けることも出来る。


 

諸々の荷物を入れた後の前室はこんな感じ。



 

-インナーテント内

インナーテントは幕内フロアの半分を占める。

[オガワ/フォームマット2]を中央に設置。


[サーマレスト/ベースキャンプ]*2をエアポンプで膨らまし左側に並べて設置。[オガワ/フォームマット2]の上に電気カーペット[モフア/ホットカーペット176*88cm]を敷く。




 

インナー右側に大判タオル[ペンドルトン/ジャガードタオル180*100cm]を敷き、電気カーペットの上にエルパソマットを敷く。


 

[ヘリノックス/コットワンコンバーチブル]をハイコット仕様で組立て大判タオルの上に設置。

   


 

[サーマレスト/ベースキャンプL]の上にセミダブルベッド用の120*200cmベッドシーツ[クモリ/ボックスシーツ200*120cm]を取り付け。


 

インナーテント内のレイアウトはこんな感じ。

■撤収手順2022

-乾燥モード

この季節はスカート部を中心に結露が酷いのでS字フックとコンビニフックを使って乾燥モードにチェンジ。

-撤収作業

PVCマルチシートも結構結露しているのでまずはインナーテントを取り外し、乾燥。

ライナーシートを取り外す。

張り網は次回展開時に楽な“チェーンノット”スタイルで収束。

庇ポールを取り外し。

全てのチャックを締め、フライシートのバックルを占め側面フライシートを屋根部に捲り上げる。先に側面フライを屋根部に上げることで、脚を折る行程時にフレームの節目にフライが挟まって破損することを防ぐ(過去2回挟んで生地が少し薄くなった経験あり)。

脚フレームの1節を折る。

長辺側のフライシートを屋根部方向に片側ずつ折りたたむ。

更に三つ折りになるように折りたたむ。

短辺側前方のフライシートを屋根部方向に折りたたむ。短辺側後面は空気を抜けやすい用に折りたたまずにそのままの状態。

短辺側前方のフライシートを後方に向かって巻く。

フライシートを地面に広げずに撤収完了(★6)。通称“屋根畳”。

フレームを分解。フレームが垂直の状態でないと抜け難いので今は脚フレームの次に稜線部のポールの順で分解している。

■パネルアレンジ

パネルアレンジは別の記事から引用

-フルクローズ

就寝時及び天候不順時のデフォルトスタイル。

 
-フルメッシュ

風の抜けが意外に悪いため、虫除けもしくは寒い時の風除け時のスタイル。

 
-フルオープン

風の抜けが良くほぼタープとして使える。

 
-乾燥スタイル

スカート部をS字フックとクリップで簡単に持ち上げることが出来るので乾燥し易い。

■キャノピーアレンジ

-長辺側両パネル立上げ

170cmポール*2で長辺側パネルを連結してキャノピーを立上げ。

 

170cmポール*1で長辺側パネルを連結してキャノピーを立上げ。

-長辺側片パネル立上げ

170cmポール*2で長辺側パネルの1辺をキャノピーを立上げ。

■ロッジシェルターⅡのセールスポイント

ロッジシェルターⅡの設営手順にセールスポイントに6つの★を付けたわけだが、纏めると以下の3点に集約される。

其の壱『区画レイアウトが容易』

ボトム形状が長方形且つ、屋根フレームは単独で持ち上げることが出来るため区画内の設営イメージが付きやすくレイアウトし易い。

其の弐『換気調節が容易』

気候条件により暑さにはオープン仕様、虫や霧時はメッシュ仕様を選択組合せが可能。

-クローズ仕様
-メッシュ仕様
-オープン仕様

其の参『雨の日の使い勝手が良い』

ロッジシェルターⅡの良さは何といっても雨天関連の使い勝手の良さに尽きる。

-雨天時はポールをスリーブに通す作業が難儀するがロッジシェルターⅡはその工程が無い
-フライシートを雨で抜かるんだ地面に広げずに展開撤収が出来る
-短辺側入口に庇が付いており雨天時でも濡れ難い
-フライが乾燥し易い

日本の気候を鑑みると3日に1回は雨模様。実際の過去のファミキャンを振り返るとキャンプを通して雨無で過ごせたのは4割で残りの6割はどこかしらの時点で雨が降っていることとなる。雨がちな気候でやはりロッジシェルターⅡの使い勝手は上々♪

≪ファミキャン通算62回≫
・雨天設営は15回(24%)
・雨天撤収は11回(18%)
・終始雨無は27回(44%)

≪ロッジシェルターⅡ出動計23回≫
・雨天設営は4回(17%)
・雨天撤収は3回(13%)
終始雨無は10回(43%)

■ロッジシェルターⅡのウィークポイント

ロッジシェルターⅡの難点は以下の2つに集約されるかな。

・重い
・高い

-重い

特に冬の陣の構成の総重量は本体パッケージ26.1kg(フライ9.7kg/ポール16.4kg)TCインナー5人用7.5kg、PVCマルチシート3.44kgの総重量は実に37kgに及ぶ。

-高い

本体パッケージ(165,000円)、TCインナー5人用(56,100円)、PVCマルチシート(12,650円)の定価総額は233,750円に至る。初期投資が高いのは否めないが、我家のロッジシェルターⅡの出動回数23回で割ると1回当たり約1万円なので長期使用を考えるとそこまで割高感はないのかもしれない。




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