先の記事で[DOD/テキーラレッグL]を使って、レッドパイン集成材にニスを塗るだけのなんちゃってDIYをやってみたわけだが、改めてテキーラレッグシリーズの便利さを感じた。ということで、DODのテキーラレッグシリーズのバリエーションを私見踏まえてまとめてみた。ちなみに[DOD/テキーラレッグL]以外の在庫は皆無(´;ω;`)ウッ…
■テキーララッグとは!
そもそも当シリーズはワンバイ材対応のアイアンレッグという位置づけで全部で6種類存在している。幅が325/490/655mmの3タイプ、高さは260/470mmの2種類がラインナップっされている。小生がまず最初に購入したのは[DOD/テキーラレッグL]で奥行600mmの天板を差し込むことが出来る。

商品名 | 幅 (mm) |
奥行 (mm) |
高さ (mm) |
スリット幅(mm) | 重量(kg) |
テキーラレッグS | 325 | 470 | 13 | 299 | 8.0 |
テキーラレッグM | 490 | 470 | 13 | 464 | 1.3 |
テキーラレッグL | 655 | 470 | 13 | 629 | 1.6 |
テキーラローレッグS | 325 | 260 | 13 | 299 | 0.6 |
テキーラローレッグM | 490 | 260 | 13 | 464 | 0.8 |
テキーラローレッグL | 655 | 260 | 13 | 629 | 1.0 |
■ワンバイ材とは!
ワンバイとは「1*数字」で表示。1単位が「アメリカの規格」である1インチ(19mm)を表しておりホームセンター等で比較的安価に販売されている。近くのビバホームでは幅910mmでカットされたもので比較すると全7種類のラインナップがあり、最小が910*38*19(h)mm、最大が910*286*19(h)mmとなる。必要に応じて希望の長さにカットしてもらうことも可能。テキーラレッグシリーズでは1*6を使われることが多いようだ。
ワンバイ規格 | 厚さ(mm) | 奥行(mm) | 長さ (mm) |
参考価格(円) |
1*2 | 19 | 38 | 910/1,820 | 218 |
1*3 | 19 | 63 | 910/1,820 | 328 |
1*4 | 19 | 89 | 910/1,820 | 218 |
1*6 | 19 | 140 | 910/1,820 | 548 |
1*8 | 19 | 184 | 910/1,820 | 658 |
1*10 | 19 | 235 | 910/1,820 | 933 |
1*12 | 19 | 286 | 910/1,820 | 1,188 |
各テキーラレッグには挟める奥行と同規格のワンバイ材の組合せは以下の通り。1*6(140mm)、次いで1*12(286mm)が汎用性が高い。加えて1*4(89mm)の3種類をベースにワンバイ材構成を考えていくのが基本みたい。
テキーラレッグ | 【S】 | 【M】 | 【L】 |
スリット幅 | 299mm | 464mm | 629mm |
1*2(38mm) | 7枚(266mm) | 12枚(456mm) | 16枚(608mm) |
1*3(63mm) | 4枚(252mm) | 7枚(441mm) | 9枚(567mm) |
1*4(89mm) | 3枚(267mm) | 5枚(445mm) | 7枚(623mm) |
1*6(140mm) | 2枚(280mm) | 3枚(420mm) | 4枚(560mm) |
1*8(184mm) | 1枚(184mm) | 2枚(368mm) | 3枚(552mm) |
1*10(235mm) | 1枚(235mm) | 1枚(235mm) | 2枚(470mm) |
1*12(286mm) | 1枚(286mm) | 1枚(286mm) | 2枚(572mm) |
■DOD純正のワンバイ規格の天板
DOD純正のワンバイ規格製品は3種類
・テキーラプレートM/910*140*19(h)mm ※1*6(ワンバイシックス)
・テキーラプレートS/810*90*19(h)mm ※1*4(ワンバイフォー)
・テキーラウッドプレートM/910*140*19(h)mm ※1*6
■レッドパイン集成材とは!
[DOD/テキーラレッグL]だとスリット幅が629mmなので幅140mmの1*6(ワンバイシックス)が4枚(560mm)が必要となり枚数が増えて組立と運搬が少し面倒。その場合はレッドパイン集成材を利用するのも良い。厚さが18mmとワンバイ材より1mm短いので若干脚の角度が広がるが使用は差し支えない感じ。加工&運搬を考えてまず最初は91*30*1.8(h)R加工されたパイン集成材2枚を選択。R加工パイン集成材の規格は豊富。182cm仕様もあるがテーブルで使うには長すぎる。

幅(cm) | 奥行(cm) | 高さ(cm) | 重さ(kg) |
60 | 45 | 1.8 | 2.58 |
60 | 40 | 1.8 | 2.29 |
60 | 35 | 1.8 | 2.00 |
60 | 30 | 1.8 | 1.72 |
91 | 45 | 1.8 | 3.92 |
91 | 40 | 1.8 | 3.48 |
91 | 35 | 1.8 | 3.05 |
91 | 30 | 1.8 | 2.61 |
91 | 25 | 1.8 | 2.17 |
91 | 20 | 1.8 | 1.74 |
■[DOD/テキーラレッグL]とR加工パイン集成材の組合せ例
実際に天板に910*300*18(h)mm のR加工パイン集成材を2枚にて検証してみた写真がコチラ。且つ水性ウレタンニス(ツヤ消しクリア)処理。

下段に910*250*180(h)mm 1枚と910*200*18(h)mm 1枚をスリットに差し込み2段テーブル化。且つ水性ウレタンニス(ツヤ消しケヤキ)処理。


↓テキーラレッグL(スリット幅629mm)
①910*600*18(h)mm * 1
②910*300*18(h)mm * 2
③910*350*18(h)mm*1 +910*250*18(h)mm*1
↓テキーラレッグM(上限464mm)
①910*450*18(h)mm * 1
②910*250*18(h)mm * 1+910*200*18(h)cm * 1
↓テキーラレッグS(上限299mm)
①910*250*18(h)mm * 1
■まとめ
テキーラレッグシリーズと天板の組合せでバリエーション豊かにテーブルとシェルフをカスタマイズ可能。2段テーブルとして使えるのはかなり便利。
○天板さえ用意すれば簡単にテーブルや棚をアレンジすることが出来る。幕外用テーブル用途なら“テキーラレッグL”、幕内用なら“テキーラレッグM”、シェルフ(棚)用途なら“テキーラレッグS”を選択するのが良さそうだ
○中間のスリット口を使えば2段テーブルにもなる。
○ロー仕様を追加すればテーブルを延長することも出来る
△テキーラレッグSのスリット幅が299mmなので300mmレッドパイン集成材が使えるかどうかは要検討⇒その後の検証で入らないことが判明!
△アイアンレッグと天板の接続部に色が付くのと少し凹む
■所感
以下の3種を補完検討中。
・[DOD/テキーラレッグM]*1⇒幕内テーブル用
・[DOD/テキーラローレッグS]*1⇒幕外テーブルのサイドテーブル用
・[DOD/テキーラプレートM]*3⇒天板や棚板、サイドテーブル用
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