[オガワ/ファシル] ~タープレイアウト設計図 起草編~

[オガワ/ファシル]と[テンマク/焚火タープTCレクタ]をベランダで借り乾燥し、本乾燥及び皺取りも兼ねて週末、乾燥デイキャンへ行く予定。その前にタープレアウト7パターンの設計図を起こしてみた。①②は1テントサイト、③~⑦は2テントサイトでタープを2家族で共有するためのアレンジ。時間がある限り、試していないレイアウトを検証してみたい。




使用するタープポールはメイン280cm、サブ240cm/180cmの3種類。






 

①タープウィングの半面をテント長辺側に重ねるレイアウト
6月の『赤城山オートキャンプ場』で実践投入したレイアウト(下記写真2枚)をベースとしてメインポールを250cm⇒280cmに変更、テント側のタープウィングは幕内への浸水を防止するためにウイング中央を180cm or 240cmポールを使い雨水を左右に流れるようにする。雨に濡れない導線を確保することが出来、設営スペースもほぼ正方形で区画レイアウトがし易い。1テントサイトでの汎用スタイル。

 

②タープウィング半面をテント短辺側の重ねるレうアウト
重ねたタープから流れ落ちる雨水がタープ内に侵入しないようにするためにはタープ長辺の3分の1近くまで重ねる必要がある。設営スペースは①より必要となるが、テント短辺側の入口を開放すればタープ下と幕内を連続して使用することが出来る。こちらも雨に濡れない導線を確保できるため1テントサイトの汎用スタイルの1つとなる。

③タープ稜線とテント長辺側を垂直に連結するレイアウト
1テントサイトでは①②のレイアウトを基本とするが、2テントサイトでタープを共有する場合はタープ下に2家族で共有できるスペースを確保する必要がある。このレイアウトはタープ下のスペースをフルで使えるベネフィットがある半面、タープとテントの間に隙間が生じてしまうために完全に雨に濡れない導線を確保することが出来ない。

タープ稜線とテント長辺側を垂直にオガワ張りで連結するレイアウト
セッティングテープの長さもそれほど長くならないので1家族で使用するには良いかもしれない。雨水の流れもテントから見て左右後方に流れるため幕内への雨の侵入も少ない感じ。懸念点は設営の手間と強風時の耐久性。

タープ片ウイング端とテント長辺側を連結するレイアウト
タープ下のスペースを最大化できるレイアウト。懸念点としてはタープから流れ落ちる雨水がタープ下に侵入しやすいため雨の流れを誘導できるようにするのが課題。実践投入できるか否かは実際に検証してみないと分からない。

⑥タープ片ウィングの中央をポールアップし片隅とテント短辺側を重ねるレイアウト
7月の『北軽井沢スウィートグラス』で隣のサイトの人が実際に使っていたレイアウト。タープウィングの片方の中央を240cmポールで立ち上げ、タープ隅の1画にテント前室をかな寝るレイアウト。実際に見せてもらったが雨の流れもタープ下に侵入せず実用性の高い可能性が高い。こちらも実際に検証してみたいスタイルの1つである。ウィング中央部をポールアップするいわゆるタトンカ張りは単なる“おしゃれ張り”かと思っていたが雨天時に雨が四方に流れるためその実、雨天時に実用性の高いスタイル!

⑦タープ稜線とテント短辺側を垂直に連結するレイアウト
③と同様にタープ下のスペースを最大限活用できるレイアウトだが、設営スペースの幅が非常に長くなるため実践投入は難しいかもしれないレイアウト。

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