ウルトラワイドモニターを考える2020 ～曲面タイプ編～

一昔前の比べるとウルトラワイドモニターしかり曲面ワイドモニターのラインナップも増え値段も落ち着いてきた。とはいえ、機能もピンキリで値段もそれに伴い結構な幅がある。現在、16:9の27インチモニターをメイン、24インチモニターをサブのデュアルモニター環境で使用しており、これを1台に纏めるとなると34もしくは37.5インチクラスの曲面ワイドモニター当たりになる。コスパと種類が多いのは34インチクラス。

価格.comでモニタサイズ30以上、ウルトラワイド、曲面型で条件検索を実施すると価格帯は¥54,780～¥356,238で10製品程がヒットする。売れ筋及びHPの34インチのウルトラワイド曲面モニター、解像度が3440×1440の4機種を比較してみた。

	[MSI/Optix MAG341CQ]	[LG/UltraGear 34GK950F-B]	[HP/EliteDisplay E344c]	[HP/34f カーブドディスプレイ]
【参考価格】	65,780円	108,800	118,800円	54,780円
【モニタサイズ】	34インチ	34インチ	34インチ	34インチ
【モニタタイプ】	ウルトラワイド	ウルトラワイド	ウルトラワイド	ウルトラワイド
【アスペクト比】	21：9	21：9	21：9	21：9
【パネル種類】	VA	IPS	VA	IPS
【解像度】	3440×1440	3440×1440	3440×1440	3440×1440
【HDR方式】		〇
【表示色】	16.7M	10.7億色	1677万色	10.7億色
【表示領域】	797.22 x 333.72 mm	800 x 335 mm	800.92 x 365.68 mm	799.8  x 334.8 mm
【応答速度】	16ms 最大8ms(GtoG)	5ms(GtoG High)	4ms(GtoG)	14ms
【コントラスト比】	3000:1	1000:1	3000:1	1000:1
【輝度】	250 cd/m2	400 cd/m2	400 cd/m2	300cd/m2
【リフレッシュレート】	48～100 Hz	60～144 Hz	30～76 Hz	40-60 Hz
【消費電力】	–	140 W	120 W	71W
【入力端子】	DVIx1 HDMI2.0x1 DisplayPortx1	HDMIx2 DisplayPortx1	HDMI2.0x1 USB Type-C DisplayPortx1	HDMIx2 DisplayPortx1
【高さ調節機能】	×	○	○	×
【ゲーミングモニター】	–	○	–	–
【横幅】	818.4 mm	819 mm	809.2 mm	814.2 mm
【高さ】	452 mm	573 mm	542 mm	451.6 mm
【奥行】	197.8 mm	287 mm	220 mm	187 mm
【重量】	7.1 kg	7.3 kg	11 kg	7.1kg

どれも横幅が大体81cm前後。自宅のデスクトップPCのデスク外寸が110*45*72.5(h)cmなので配置は可能。デスク奥行45cmと浅いのでできる限り奥行きが短いモニターが良い。人気なのは[MSI/Optix MAG341CQ]、ゲーミング対応なら[LG/UltraGear 34GK950F-B]、Type-C端子を有する[HP/EliteDisplay E344c]、コスパが高く機体がコンパクトなのが[HP/34f カーブドディスプレイ]という感じかな。これまでの経緯を考えるとゲームはやらないのだが、昨今流行りのオンラインゲームを試してみたい気持ちもある。モニターも買い替えサイクルも故障等がない限り10年は買い替えないことを考えるとエントリーではなくミドルクラスのゲーミングモニターにするのも一手。

追記）
店頭で[LG/UltraGear 34GK950F-B]の実機を確認してきた。34インチワイドモニターのサイズ感は自宅でも違和感なく導入ができそうな印象。発色も綺麗で応答速度も出も動画を見る限り問題なさそうな感じ。気になったのが奥行きが28.7cmであること。現在使用してる27インチモニターの奥行きが約22cmなので+6.7cmとなり配置に難儀するかも。Thunderbolt 3 対応のType-Cスロットは付いていないのも少し残念。