[Ratelworks/ヴォーゲルMID]の初張は生憎の雨でハウス内で実施したため細かいチェックが出来なかった。なので改めて快晴無風の屋外で改めて初期不良を兼ねての設営を行う!
■屋外設営
前回はボトムペグダウンとガイラインのペグダウンを省略したためフライが所々弛んでしまいピン張りとはいかなかった。今回はボトム及びガイラインをフルペグダウンしてピン張りに挑戦したい。
地面が朝露で濡れているので3×3シートの上にフライシートを広げて作業をすることに。
取説通りまずはフライボトム両側面4カ所にペグダウン。ペグは[村の鍛冶屋/エリッゼステーク28]もしくは[村の鍛冶屋/エリッゼステーク18]を使用。
魚座フレームを立上げ。アーチポールをフライのスリーブに2本通してから立ち上げようとしたらやたらタイトでフレームが歪むリスクを感じた…一旦立ち止まり冷静に考えてみたところ、アーチポールを刺すハトメ位置が違っていたという初歩的なミスが発覚(>_<)。正しい位置にハトメをセットしたらタイトさもなく作業不可も少なく立上げることが出来た。ハトメにポールを刺すときに抵抗があったらポールを刺す位置が間違っている可能性があるので立ち止まって考えることが肝。アーチポールを最初から2本差すと差し間違いのリスクがあるため、まずはアーチポール1本をフライスリーブに通してハトメ2ヵ所にセットしてから2本目を作業した方が良いと思われる。
今回は取説通りにフライボトム4ヵ所を予めペグダウンしたが、“ヴォ―ゲル”と違い小型なのでペグダウンなしでも行ける。
魚座フレームのクロス箇所のベルトを締め、ベンチレーターを開放。ベルトにはリングが2つ付いているがフリーの方はガイロープ用となっている。
フライのフックをポールに引っ掛ける。フックの質感は高く指挟みのリスクも感じない。
バックポールはフライスリーブに通す必要も無くフックを掛けるだけで完了。アーチポールと同じ黒色だが太さが細い。やや区別し難いので色を変えてくれたら尚良かったかな。
紫色のオーバーハングポールはフライスリーブの後方向から前方向に通していく。頂点付近で引っ掛かるがポールを水平にすると前方向に抜けていく。
フライ前面の庇部のハトメにセットしベルトを締める。
ボトム側面をペグダウンしようとしたらベルトエンド2ヵ所に縫い付けがなくバックルから抜けてしまう事態に(>_<)。他の場所はベルトエンドの縫い付けがあるため抜けないので初期不良と思われる。ベルトはフライシートに縫い付けてあるため自分でベルトエンドを縫い付けるか、メーカー返品で処理してもらうか、交換かな。帰宅後、メーカーに問い合わせせねば。
初張の際にフライ前辺左側のベルトのループも縫い付けられておらずペグダウンできない(>_<)。コチラもメーカー問い合わせだな。
後面ベンチレーターを立上げ。
ポール3ヵ所をベルトで収束。
ボトム8ヵ所をペグダウンして完成!
■外観チェック
ルーフプロテクトは前回の初張時に検証したため省略。5ヵ所のガイロープとグランドシートもセットしようと思ったが時間がなく未検証に終わる(>_<)。フライボトムを8カ所ペグダウンしたため初張の時と違いフライの弛みも少なくピン張りに近いが、所々ボトムが浮いてしまっている。次回はフライボトムとガイロープをフルペグダウンした上にベルトの調整にてピン張りを実現したい。
■キャノピー立上げ
今回は最も汎用性の高いと思われるキャノピーアレンジを試してみることに。170cmポール*2を使ってキャノピー立上げ、両サイドをガイロープ経由でペグダウン。就寝時にフルクローズ仕様にも換装しやすいし、ソロキャンのベーススタイルはこれかな。立上げポールを180cmに変更すればキャノピー下に身長175cm+靴長の小生が直立できるスペースを確保することが出来るかも知れない。次回要検証。
スカート部は3ヵ所トグル留めが可能なので強風時でもバタつかない。地味に嬉しいギミック。
生地が薄いため遮光性は低いが冬キャンメインなら特に問題はない。夏の炎天下は別途タープを張った方が良いと思われる。また、当アレンジだと雨天時はまずキャノピー上に雨が溜まってしまう。雨天時のアレンジは売炎天アレンジと併せて次回要検証。
幕内から各辺の長さを計測したところ後辺145cm、斜辺155cm、側辺145cm。
キャノピーポール間の長さは約183cm。[Farfly/テントシート180*210]の短辺側と接続すればキャノピー拡張が可能と思われる。[Oregonian Camper/メッシュシェード200*140]は無理かな。こちらも次回要検証。
■考察
次回設営時に留意すべく備忘録がコチラ。
☒フライボトムのベルトは中間位に調整してから設営を開始するとボトムが浮かないように調整し易い
☒アーチポールとバックポールの色が同じで分かり難い
☒アーチポールのハトメ位置を間違えないように注意する
☒アーチポールの立上げは風がないならペグダウンレスで単身立上げが可能
☒両側面及び後面のポール結束ベルトはガイロープを通さないリングを使って結束する
ボトム辺実測値に修正したイメーズがコチラ。
■所感
初の屋外設営の個人的所感がコチラ。
○キャノピー立上げでソロキャンで必要十分な日除けスペースを確保することが出来る
△アーチポールを魚座型で立ち上げる作業がやや難解
×遮光性が低い
×クロスポール結束バンドのガイロープの取付位置が分かり難い
×ボトム前辺左側のペグループが1ヵ所縫い付けられていない⇒フライ交換対応
×ボトム側辺後側2ヵ所のベルト留めが縫い付けられていないため緩めた際にベルトが抜けてしまう⇒フライ交換対応
■次回検証リスト
取説には耐風ループ7ヵ所となっているがヴォ―ゲルと違いヴォ―ゲルMIDはフロントパネル部分の耐風ループ2ヵ所がないため耐風ロープ(ガイロープ)は全5ヵ所。取説がヴォ―ゲルとヴォ―ゲルMIDがごちゃ混ぜになっているので注意が必要。
✅グランドシート装着検証
✅耐風ループ5ヵ所フル装着検証
✅キャノピー雨天/炎天/拡張アレンジ検証
✅石油ストーブ暖房能検証











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