[DAYTONA/マエヒロドームDuo] ~シェルター2幕 比較検討編~

[DAYTONA/マエヒロドームDuo]と[THE NORTH FACE/エバベース6]及び[Minimalworks/シェルターGP]の3幕比較検討編。[THE NORTH FACE/エバベース6]は純正インナーテント付のテントだが、小生は純正インナーレスでカンガルースタイルのシェルターとして使用している。

■製品概要

[DAYTONA/マエヒロドームDuo]の仕様がコチラ。

≫仕様

製品HPから抜粋した仕様は以下の通り。インナーサイズはデュオサイズだが、インナー内は就寝及びお座敷スペースを設けてソロ用途で使用する予定。“マエヒロ”という名前の通り、インナーサイズと同じ広い前室をもつミニマムツールームテント。収納時の重量が5kg未満と軽量コンパクトながら天候不順時にオコモリできるのは魅力である。

【メーカー名】DAYTONA(デイトナ)
【製品名】MAEHIRO DOME DUO(マエヒロドームデュオ)
【カラー】2色展開(フォレストカーキ/コヨーテ)
【重量】約4.2kg
【収納サイズ】45*φ20cm
【本体サイズ】345*230*150(h)cm
【インナーサイズ】220*150*150(h)cm
【前室サイズ】220*150*150(h)cm
【材質】
外幕…20Dリップストップナイロン/シリコン、PU(耐水圧3000mm)
内幕…68Dポリエステル(床部:耐水圧3000mm)
【ポール】アルミ合金(A7001)φ11mm
【製造国】中国
【税込価格】55,000円

※正確な仕様は各製品HPを参照のこと

 

≫三方視点イメージ

三方視点によるイメージ図がコチラ。身長175cmの小生が幕内で直立できるスペースはないが、インナー内に就寝スペースとお座敷スペース、前室にリビングスペースを設けることが出来る。

■3幕比較

[THE NORTH FACE/エバベース6]&[Minimalworks/シェルターGP]との3幕仕様比較。[THE NORTH FACE/エバベース6]は所有幕の1つで純正インナーを使用せずカンガルースタイルで3シーズンのソロキャン幕として使用している。と言っても3シーズンは殆どソロキャンではなくファミキャンなのだが。

≫仕様比較

3幕仕様比較がコチラ。[THE NORTH FACE/エバベース6]は四方四面がオープン仕様になり風の抜けが良く、幕内で身長175cmの小生が直立できるスペースを設けることが出来るため腰と膝に優しい。また上部に大型メッシュのベンチレータがあり通気性は高い反面、石油ストーブをインストールした際の暖房効率は悪い(石油ストーブの使用は自己責任下で実施)。[Minimalworks/シェルターGP]は憧れのシェルターで独特のフレームワークと天井メッシュがありTPUドアやMESHドア、ベスティブル等のオプションが豊富でソロお困り幕としての完成度が高い…が如何せん価格が高く中々手が出せない(´;ω;`)ウゥゥ。

メーカー名 THE NORTH FACE Daytona Minimalworks
製品名 エバベース6 マエヒロドームDuo シェルターGP
外寸(cm) 310*310*200(h) 345*230*150(h) 350*300*180(h)
インナー寸(cm) 280*280*185(h) 220*150*150(h) なし
インナー奥行(cm) 280 150 なし
重量(kg) 9.55
※6.54kg(フレーム+フライ)
4.2 7.4
収納寸(cm) 68*25*25(h) 45*20*20(h) 65*25*25(h)
フライ生地 ポリエステル ナイロン ナイロン
カラー ニュートープグリーン フォレストカーキ/コヨーテ オリーブ/タン/チャコール
フレームパーツ(体) 5 2 4
アウター
テント
耐水圧(mm) 2,000 3,000 2,000
ベンチレーター 2 2 4
オープン仕様(面) 4 4 2
メッシュ仕様(面) 0 0 3+2※別売MESHドア
キャノピー立上げ(面) 4 2 0
ガイロープ(本) 4 6 6
ペグ(本) 12 22 8
スカート ※内側
煙突穴
サイドパネルファスナー シングル シングル
インナー
テント
タイプ 吊り下げ型 吊り下げ型
オープン仕様 前後面/両側面 前後面/両側面
メッシュ仕様 前後面/両側面 前後面
クローズ仕様 前後面
付属
パーツ
グランドシート 別売 別売 別売
シェルター用スタンディングテープ 別売
アップライトポール 別売
TPUドア 別売
ペグダウンなしで自立
ポールをスリーブに通す作業
参考価格 ¥64,739 ¥50,036 ¥176,000

※正確な値は各製品HPを参照のこと

≫イメージ比較

[THE NORTH FACE/エバベース6]とのイメージ比較。ボトムスペースはやや[THE NORTH FACE/エバベース6]の方が広い。[THE NORTH FACE/エバベース6]の全高は250cmあり幕内で身長175cmの小生が直立できるスペースを確保することが出来る。


 

[Minimalworks/シェルターGP]とのイメージ比較。ボトムスペースは[Minimalworks/シェルターGP]の方がやや広いが[Minimalworks/シェルターGP]は全高が180cmありセンター部分は狭いながらも身長175cmの直立できるスペースを確保することが出来る。また、[Minimalworks/シェルターGP]前後面パネルが大きく開く上に別売OPのTPUドアやMESHドアを併用することにより様々な環境下に対応が可能。[Minimalworks/シェルターGP]はインナーレスなので別途コットもしくはインナーテントを用意する必要がある。



 

≫フレームワーク比較

[DAYTONA/マエヒロドームDuo]はダブルY字フレームをセットしアーチポールを長辺側に組み込むフレームワークで幕壁の角度を垂直に近づけることが可能で幕内のデッドスペースが少ない。[THE NORTH FACE/エバベース6]は長短各2本ずつのフレームポール4本と1本のリッジフレームにて設営し四方四面をオープン仕様に出来るのが特徴。[Minimalworks/シェルターGP]は長短各2本ずつのフレームポール4本で設営し前後面を大きくオープン仕様にすることが出来る。また側面はオープン仕様にはならないが三角メッシュ構造になり風の抜けは良く、天井メッシュと併せると換気調節幅はかなり広い。

■所感

[DAYTONA/マエヒロドームDuo]のコンセプトは収納時のサイズがコンパクトで重量5kgでバイクツーリング時の車載を視野に入れたテント。一方、[THE NORTH FACE/エバベース6]と[Minimalworks/シェルターGP]は全高が高く石油ストーブをインストール可能なオコモリシェルターとなっておりコンセプト自体が違う。小生のソロキャンは冬キャンメインで「石油ストーブをインストール」「身長175cmの小生が直立できるスペースを確保」「TPUドアオプションで暖房機器の暖気を逃さず外の景色を楽しむ」というニーズを満たせる[Minimalworks/シェルターGP]の方は非常に魅力的なスペックに仕上がっている…如何せんオプション含めると20万超の価格が最大のネック(>_<)。


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