[DAYTONA/マエヒロドームDuo]とNaturehike“Dune”シリーズ2幕との比較検討編。[Naturehike/Dune10.9]は所有幕の1つ。
■製品概要
[DAYTONA/マエヒロドームDuo]の仕様がコチラ。
≫仕様
製品HPから抜粋した仕様は以下の通り。インナーサイズはデュオサイズだが、インナー内は就寝及びお座敷スペースを設けてソロ用途で使用する予定。“マエヒロ”という名前の通り、インナーサイズと同じ広い前室をもつミニマムツールームテント。収納時の重量が5kg未満と軽量コンパクトながら天候不順時にオコモリできるのは魅力である。
【メーカー名】DAYTONA(デイトナ)
【製品名】MAEHIRO DOME DUO(マエヒロドームデュオ)
【カラー】2色展開(フォレストカーキ/コヨーテ)
【重量】約4.2kg
【収納サイズ】45*φ20cm
【本体サイズ】345*230*150(h)cm
【インナーサイズ】220*150*150(h)cm
【前室サイズ】220*150*150(h)cm
【材質】
外幕…20Dリップストップナイロン/シリコン、PU(耐水圧3000mm)
内幕…68Dポリエステル(床部:耐水圧3000mm)
【ポール】アルミ合金(A7001)φ11mm
【製造国】中国
【税込価格】55,000円
※正確な仕様は各製品HPを参照のこと
≫三方視点イメージ
三方視点によるイメージ図がコチラ。身長175cmの小生が幕内で直立できるスペースはないが、インナー内に就寝スペースとお座敷スペース、前室にリビングスペースを設けることが出来る。

■3幕仕様比較
[Naturehike/Dune7.6]と[Naturehike/Dune10.9]との3幕比較。
≫仕様比較
3幕仕様比較一覧がコチラ。サイズ感的に[Naturehike/Dune7.6]は競合幕と言えるが[Naturehike/Dune10.9]は明らかに対象人数と用途が違い競合幕とは言えない。
メーカー名 | Naturehike | Daytona | Naturehike | |
製品名 | Dune7.6 | マエヒロドームDuo | Dune10.9 | |
外寸(cm) | 320*240*180(h) | 345*230*150(h) | 420*260*200(h) | |
インナー寸(cm) | 220*150*170(h) | 220*150*150(h) | 240*200*185(h) | |
インナー奥行(cm) | 150 | 150 | 200 | |
重量(kg) | 7.5 | 4.2 | 11.8 | |
収納寸(cm) | 66*35*26(h) | 45*20*20(h) | 73*35*25(h) | |
フライ生地 | ポリエステル | ナイロン | ポリエステル | |
カラー | からし色 | フォレストカーキ/コヨーテ | からし色 | |
フレームパーツ(体) | 3 | 2 | 3 | |
アウター テント |
耐水圧(mm) | 2,000 | 3,000 | 3,000 |
ベンチレーター | 2 | 2 | 2 | |
オープン仕様(面) | 4 | 4 | 4 | |
メッシュ仕様(面) | 4 | 0 | 3 | |
キャノピー立上げ(面) | 2 | 2 | 2 | |
ガイロープ(本) | 8 | 6 | 10 | |
ペグ(本) | 14 | 22 | 16 | |
スカート | 有 | 無 | 有 | |
煙突穴 | 有 | 無 | 有 | |
サイドパネルファスナー | シングル | シングル | シングル | |
インナー テント |
タイプ | 吊り下げ型 | 吊り下げ型 | 吊り下げ型 |
オープン仕様 | 前後面/両側面 | 前後面 | 前後面/両側面 | |
メッシュ仕様 | 前後面/両側面 | 前後面 | 前後面/両側面 | |
クローズ仕様 | 前後面/両側面 | 前後面 | 前後面/両側面 | |
付属 パーツ |
グランドシート | 別売 | 別売 | 別売 |
シェルター用スタンディングテープ | 無 | 別売 | 無 | |
アップライトポール | 別売 | 別売 | 別売 | |
TPUドア | 別売 | 無 | 別売 | |
ペグダウンなしで自立 | 可 | 可 | 可 | |
ポールをスリーブに通す作業 | 有 | 無 | 有 | |
参考価格 | ¥49,990 | ¥50,036 | ¥65,990 |
※一部予測値含む
※※正確な値は各製品HPを参照のこと
≫イメージ比較
[Naturehike/Dune7.6]とのイメージ比較がコチラ。インナー及び前室スペースはほぼ同等だが、[Naturehike/Dune7.6]の方が全高が+30cm高く幕内空間に余裕があり、身長175cmの小生の直立スペースも確保できるため腰膝に優しい。[Naturehike/Dune7.6]と[Naturehike/Dune10.9]のフレームワークは同じ

[Naturehike/Dune10.9]のイメージ比較がコチラ。[Naturehike/Dune10.9]の対象人数が3~4人と多くテントのクラス自体が違う。[Naturehike/Dune10.9]の方がインナー及び前室が二回り大きく、全高も+50cm高いので幕内空間にかなり余裕がある。
≫フレームワーク比較
[DAYTONA/マエヒロドームDuo]はダブルY字フレームをセットしアーチポールを長辺側に組み込むフレームワークで幕壁の角度を垂直に近づけることが可能で幕内のデッドスペースが少ない。[Naturehike/Dune7.6]は四隅にメインフレームをクロス状にセットし、長辺側センターにリッジフレームをセット。[Naturehike/Dune10.9]は四隅にメインフレームをクロス状にセットし、長辺側センターにアーチ状にフレームをセット。

■考察
[Naturehike/Dune10.9]は[DAYTONA/マエヒロドームDuo]とそもそも対象人数が違うため競合幕でないため比較から除外。[Naturehike/Dune7.6]との10項目比較してみた。
≫10項目比較
①【インナーの広さ】[マエヒロドームDuo]>[Naturehike/Dune7.6]
②【キャノピーアレンジ】[マエヒロドームDuo]≒[Naturehike/Dune7.6]
③【前室の広さ】[Naturehike/Dune7.6]>[マエヒロドームDuo]
④【携帯性】[マエヒロドームDuo]>[Naturehike/Dune7.6]
⑤【時短設営】[マエヒロドームDuo]>[Naturehike/Dune7.6]
⑥【換気性】[Naturehike/Dune7.6]>[マエヒロドームDuo]
⑦【耐寒性】[マエヒロドームDuo]>[Naturehike/Dune7.6]
⑧【遮光性】[マエヒロドームDuo]≒[Naturehike/Dune7.6]
⑨【耐風性】[マエヒロドームDuo]>[Naturehike/Dune7.6]
⑩【コスパ】[マエヒロドームDuo]>[Naturehike/Dune7.6]
■所感
[Naturehike/Dune10.9]は[DAYTONA/マエヒロドームDuo]とそもそも用途クラスが違う。[Naturehike/Dune7.6]は身長175cmの小生が直立できるスペースを確保することが出来ると共に、四面四方がオープン、メッシュ、クローズ仕様に変更可能なことが魅力。更にスカート付きで且つ別売OPでTPUドアもラインナップされており、冬シーズンにも対応可能な全部入りソロ幕。但しその分、重量が[DAYTONA/マエヒロドームDuo]より+3.3kgの7.5kgと重くなる。只、既に[Naturehike/Dune10.9]を所有しているので補完候補としては除外かな。
最近のコメント