睡蓮ビオトープ2025 ~卯月 観察記 其の参~

2025.4.26の睡蓮ビオトープ水槽の観察記。フルリセット後2週間と左程時間が経過していないのにも関わらず以下の3容器のグリーンウォーター化が酷い。北-②と北-④は日照時間が南ゾーンに比べて短いにも関わらずグローンウォーター化しており共通点は金魚を飼育していること。肥料漏れの可能性もある。金魚は大食漢で水が汚れやすいため原因の1つかも知れない。特に西-①はグリーンウォーター化に加えて少しヘドロ臭もする(´;ω;`)ウゥゥ。底が深いことによるボトムエリアへの日照不足とこちらもやはり金魚を飼育していることが原因かもしれない。

≫グリーンウォーター化が酷い容器
・北-②[ダイライト/角型容器RL-500L]
・北-④[コメリ/角型タライジャンボ120]B
・西-①[アンノウン/五右衛門風呂]

枯れた水上葉のトリミングと花殻摘み。

使わなくなった曲面ガラス水槽をメダカの横見用に設置。屋外使用に耐久性が少し心配かも。



 

■庭先北側ゾーン

リセット作業後2週間の庭先の植栽の北側ゾーン。1週間前は透明度が高かったが北-②と北-④のグリーンウォーター化が酷い。

庭先北側エリアには5つの水槽を配置。写真左からナンバリング。

北-①[コメリ/丸型ストロングタブタライ45]A
北-②[ダイライト/角型容器RL-500L]
北-③[コメリ/角型タライジャンボ120]A
北-④[コメリ/角型タライジャンボ120]B
北-⑤[コメリ/丸型ストロングタブタライ45]B


北-①[コメリ丸型ストロングタブタライ45]A

前回、ナガバオモダカとウォータコイン、メダカ3匹を追加。

2025年導入の大型花蓮“大酒錦”。読みは“たいせいきん”もしくは“だいしゅきん”で八重咲の白地に濃いピンクの斑が入る大型の花蓮。

【花蓮】“大洒錦”
【水草】抽水植物“ナガバオモダカ”、抽水植物“ウォーターコイン”
【生体】ミックスメダカ

①大型花蓮“大酒錦”。水中葉が1枚発現!


 

北-②[ダイライト/角型容器RL-500L]

我家のビオトープ水槽最大容量500Lを誇る大型水槽。基本、開花履歴のある睡蓮を6品種レイアウト。やはり耐寒性睡蓮“マンカラウボン”の立ち上がりが頭1つ抜けている。次いで耐寒性睡蓮“ローズマグノリア”、耐寒性睡蓮“グレッグスオレンジビューティー”。

【耐寒性睡蓮】“ローズマグノリア”“ペリーズファイヤーオパール”“マンカラウボン”“マニーサイアム”“ヘルボラ”“グレッグズオレンジビューティー”
【生体】ミックスメダカ、タナゴ、金魚、ミナミヌマエビ

①中型耐寒性睡蓮“ローズマグノリア”。4季目。水上葉を5枚以上展開している。

②大型耐寒性睡蓮“ペリーズファイヤーオパール”。3季目。辛うじて水上葉が出ている。

③中型耐寒性睡蓮“マンカラウボン”。3季目。

2025.4.24にリセット後初開花を父親が確認。花弁先が萎れており一部変色しており花形が余り良くない。

小型耐寒性睡蓮“マニーサイアム”。3季目。弱弱しいが水上葉を展開。

⑤小型耐寒性姫睡蓮“ヘルボラ”。3季目。弱弱しいが水上葉を展開。

⑥中型耐寒性睡蓮“グレッグズオレンジビューティー”。2季目。赤い水上葉を5枚以上展開。

 

 

北-③[コメリ/角型タライジャンボ120]A

父親のお気に入り“ダルマメダカ”水槽。“ダルマメダカ”はハウス内で早々に産卵ラッシュを迎えた通常メダカに比べると産卵し難い感があり、頑張って増やすと意気込み。

【耐寒性睡蓮】ペリーズダブルイエロー
【水草】ミズトクサ、ヒメコウホネ
【生体】ダルマメダカ

①大型耐寒性睡蓮“ペリーズダブルイエロー”。3季目。水上葉が出てきたが形が良くない。成長点が土に隠れてしまっているので花芽が出来ないようなら植替した方が良いかも。

 

ダルマメダカも少ない産卵数ながら産卵床に卵を産み付け。

北-④[コメリ/角型タライジャンボ120]B

子株鉢を概ね譲渡したので耐寒性睡蓮“ラズベリー”を移設。

【睡蓮】耐寒性睡蓮“ラズベリー”
【子株苗】耐寒性睡蓮“ペリーズダブルイエロー”“ペリーズファイヤーオパール”、熱帯睡蓮“キングオブサイアム”
【生体】ランチュウ

①中型耐寒性睡蓮“ラズベリー”。2季目。赤色の水上葉を2枚展開。


 

金魚“ランチュウ”も大分大きくなってきた。

北-⑤[コメリ/丸型ストロングタブタライ45]B

AYさんから頂いた古代蓮。花弁色は赤、白、黄色の何れかだが色区別ができていないため、花弁色は咲いてからのお楽しみ♪水面が物寂しいので抽水植物“ロタラ ロトンジフォリア”を小鉢に植替て追加。

【花蓮】古代蓮A
【水草】抽水植物“ロタラ ロトンジフォリア”、抽水植物“ウォーターコイン”

【生体】ミックスメダカ

①花蓮“古代蓮A”。水上葉も認められず。


 

■庭先南側ゾーン

所有ビオトープ水槽中最も日照時間の長い南側で睡蓮の花上り環境が一番整っているゾーンでもある。反面、夏場の灼熱の炎天下による水温上昇による生体ダメージのリスクも高いため夏場は日除け対策も必須。今季初導入睡蓮をメインでレイアウト。

南-①[ダイライト/角型容器RL-300L]
南-②[コメリ/トンボ角型タライ60型]
南-③[ナフコ/角型タライジャンボ120]A

南-④[ナフコ/角型タライジャンボ120]B
南-⑤[ナフコ/角型タライジャンボ120]C
南-⑥[コメリ/丸型ストロングタブタライ30]A
南-⑦[コメリ/丸型ストロングタブタライ30]B
南-⑧[コメリ/丸型ストロングタブタライ30]C
南-⑨[コメリ/丸型ストロングタブタライ30]D 


 

南-①[ダイライト/角型容器RL-300L]

所有水槽中2番目の容量を誇る。熱帯睡蓮、亜属間交配種睡蓮の列を入替。親父肝入りの黒系メダカを集めたイチオシの水槽でもある。水上葉を順調に展開しているのは前季未開花の亜属間交配種睡蓮“フェイマクドナルド”。前回植え替えたばかりの熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”は水上葉を大分トリミングしたにも掛からず既に花芽を出している。

【熱帯睡蓮】“ムラサキシキブ”“キングオブサイアム”“タイニムファ”
【亜属間交配種睡蓮】“アウグキー”“サイアムパープル2”“フェイマクドナルド”
【水草】
【生体】黒色系メダカ

①中型夜咲熱帯睡蓮“タイニムファ”。2季目。株元の水中葉すら展開していない。根茎が腐ってしまった可能性あるが根はまだブヨブヨしていない。

②小型熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”。2季目。水上葉をトリミングした後に植付たため水上葉は少ないが、紫色の花芽を複数展開。

移動間際のため水中で中途半端に開花。次の芽は水上に出てくると思われる。

③大型熱帯睡蓮“キングオブサイアム”。2季目。前回極小の水中葉があったが今回は全くの未展開。根腐れの可能性があるが根茎は軟らかくなっていない。

子株は1枚水中葉を出している!復活なるか…!?

親株と子株を並べて配置。

④中型亜属間交配種睡蓮“アウグキー”。2季目。水上葉が出てきてはいるが元気がない。

⑤中型亜属間交配種睡蓮“サイアムパール2”。3季目。株元から水上葉が伸びてきた。

⑥中型亜属間交配種睡蓮“フェイマクドナルド”。2季目。水上葉を5枚以上展開。前期は開花に至らずだっとが今期の開花は期待できそう。


 

南-②[コメリ/トンボ角型タライ60型]

父親がメダカ幼魚水槽として立上げ。メダカ幼魚が成長するするまで一時的に金魚“黒デメキン”を入れておく。耐寒性睡蓮“パラニー”の水上葉の成長は順調。

【耐寒性睡蓮】“パラニー”
【水草】なし
【生体】金魚“デメキン”

①中型耐寒性睡蓮“パラニー”。1季目。水上葉が茂ってきたが花芽はまだない。


 

南-③[ナフコ/角型タライジャンボ120]A

日当たりの良い庭先南側ゾーンの中でも更に日照時間が長いためか、早くもグリーンウォーターの兆しが見られる。メダカの上見を楽しむには定期的にフルリセットする必要が出てきそう。生体は楊貴妃系のオレンジ体色のメダカの水槽。耐寒性睡蓮“タンポン”もようやく水上葉を展開♪

【耐寒性睡蓮】“タンポン”
【水草】ナガバ オモダカ
【生体】楊貴妃系メダカ

①中型耐寒性睡蓮“タンポン”。1季目。水上葉を2枚展開。


 

南-④[ナフコ/角型タライジャンボ120]B

上見ホワイト系の幹之系のメダカを集めた水槽。日照時間が長く、1週間前はややグリーンウォーター化が進行していたがやや回復。

【耐寒性睡蓮】“ヤヤ”
【水草】ナガバ オモダカ
【生体】幹之系メダカ

①大型耐寒性睡蓮“ヤヤ”。1季目。水上葉はあるが元気がない。何となくだが色調花弁は立ち上がりが悪い印象あり。


 

抽水植物“ナガバオモダカ”の開花♪



 

南-⑤[ナフコ/角型タライジャンボ120]C

メダカ針子水槽。耐寒性睡蓮“プッタラクサー”の立ち上げりが早く、花芽も出てきた♪

【耐寒性睡蓮】“プッタラクサー”
【水草】抽水植物“ロタラロトンジフォリア”
【生体】針子メダカ

①中型耐寒性睡蓮“プッタラクサー”。1季目。水上葉が大いに繁り花芽も2つ確認。立ち上がりが早い!

 

南-⑥[コメリ/丸型ストロングタブタライ30]A

今季施設した花蓮ゾーンの一角。爆殖のウォーターコインをトリミング。トリミングしたウォーターコインは別の花蓮容器にそれぞれ移動。

【花蓮】“小三色蓮”
【水草】抽水植物“ロタラ ロトンジフォリア”、抽水植物“ウォーターコイン”
【生体】ミックスメダカ、ミナミヌマエビ

①小型花蓮“小三色蓮”。土表面に変化なし。


 

南-⑦[コメリ/丸型ストロングタブタライ30]B

今季施設した花蓮ゾーンの一角。

【花蓮】“赤蜻蛉”
【水草】抽水植物“ウォーターコイン”
【生体】ミックスメダカ、ミナミヌマエビ

①小型花蓮“赤蜻蛉”。1季目。土表面に変化なし。



 

南-⑧[コメリ/丸型ストロングタブタライ30]C

今季施設した花蓮ゾーンの一角。

【花蓮】“古代蓮B”
【水草】抽水植物“ロタラ ロトンジフォリア”、抽水植物“ウォーターコイン”
【生体】ミックスメダカ、ミナミヌマエビ

①花蓮“古代蓮B”。1季目。土表面に変化なし。



 

南-⑨[コメリ/丸型ストロングタブタライ30]D

余っていたAYさんから頂いた古代蓮(色不明)の蓮根3種を同時植付。

【花蓮】古代蓮“CDE” ※蓮根3つ
【水草】抽水植物“ロタラ ロトンジフォリア”、抽水植物“ウォーターコイン”
【生体】なし

水上葉1枚、水中葉2枚発現。恐らく植付が3つの蓮根全てから発現している。


 

■庭先西側ゾーン

強い西日に晒される西側ゾーン。湿生植物“シュロガヤツリ”は撤去、“ミニシペラス”はレイアウト。ヤフオクで花蓮“巨椋大黒”を落札出来たらレイアウトしたい。

西-①[アンノウン/五右衛門風呂]

西-①[アンノウン/五右衛門風呂]

グリーンウォーター化に加えヘドロ臭もするため水替し、新たに花蓮内鉢を設置。

【花蓮】花蓮“巨椋大黒”
【水草】抽水植物“ウォーターコイン”
【生体】金魚、タナゴ、ミナミヌマエビ

大型花蓮“巨椋大黒”を新たに設置。



 

■自宅南側ベランダゾーン

実家のベランダは南向きだが実質の日照時間は短く恐らく5時間程。

ベ-①[チャーム/凛RIN角型M]
ベ-②[チャムオン/陶器睡蓮鉢17号]


 

ベ-①[チャーム/凛RIN角型M]

ベランダビオトープメイン水槽。

【耐寒性睡蓮】カビンブリ、ヘルボラ
【水草】浮葉植物“ガガブタ”、浮遊植物“マツモ”“アオウキクサ”
【生体】ミックスメダカ、ミナミヌマエビ

①中型耐寒性睡蓮“カビンブリ”。1季目。水中葉が中々水上に展開しない。成長が遅いため庭先ゾーンに移動した方が良いかもしれない。

②小型耐寒性姫睡蓮“ヘルボラ”子株鉢。3季目。水上葉を10枚以上展開。やはり日照時間の短いベランダでも立ち上がりが早い。

大きい水上葉は耐寒性睡蓮“マンカラウボン”の子株鉢のもの。ヘルボラの水上葉の小ささが際立つ。

浮遊植物“マツモ”は元気に茂っている。

浮葉植物“ガガブタ”に復活の兆し♪

予備用のマンカラウボン子株。[東海化成/エコポリポット15cm]と小さい容器でも立ち上がりが早い。

予備用のラズベリー子株。根茎株元に小さい水中用を展開。根茎サイズが極小なので成長に時間が掛かる。

朝6時頃のベランダ推奨の水温は16℃と少し冷たい。


 

ベ-②[チャムオン/陶器睡蓮鉢17号]

所有水槽中唯一の陶器睡蓮鉢。

【花蓮】“緑風”
【水草】マツモ、アナカリス
【生体】ダルマメダカ、スジシマドジョウ、ミナミヌマエビ

①小型花蓮“緑風”。土表面に変化なし。


 

■まとめ

今回の所感がコチラ。

✅花蓮“巨椋大黒”を新規植付し庭先西側ゾーンに配置
✅金魚を飼育している水槽でのグリーンウォーター化の進行
✅耐寒性睡蓮“マンカラウボン”が水槽リセット後初開花に至るが花形がイマイチ
✅耐寒性睡蓮“プッタラクサー”、熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”は花芽が順調に成長しており開花間近
✅熱帯睡蓮“キングオブサイアム”“タイニムファ”の根腐れ
✅花蓮“大洒錦”“古代蓮C”の水上葉展開
✅ベランダゾーンの耐寒性睡蓮“カビンブリ”の成長鈍化のため次回に庭先ゾーンに移設を検討


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