[オガワ/ロッジシェルターⅡ] ~庇ポールからのタープ拡張編~

先のキャンプで[オガワ/ロッジシェルターⅡ]の庇ポールからガイロープ&張り網経由でタープを拡張してみたがこれまた良い感じ!サブタープポール0~2本を使用して簡単に接続できる上に雨に濡れない動線も確保することが出来る。何よりロッジシェルターⅡの重量級のフレームだからこその安定感もある。今回は所有タープもしくは代替可能なタープ(シェード)について考えてみる。ロッジシェルターⅡの庇ポール間の長さは約200cmなのでタープの接続辺の長さは200~180cmとなるが、そのサイズのタープは殆ど発売されていない。そのためサンシェードの範疇も含めて検討。

■[HIMIMI/テントシート180*210cm]

[HIMIMI/テントシート180*210cm]による庇ポールからのタープ拡張実例。両サイドの庇ポール間の長さは約200cm、高さは約165cm。


 

[HIMIMI/テントシート180*210cm]のハトメはタープではなくベルトに付いており、ベルトの先端のループも接続点としてつ開けるため、実際のタープサイズよりも接続辺が約200cm程の長さとなる。また、生地が薄いので雨除けとしてはベストサイズだが日除けとしては遮光性は期待できない。



 

≫ポールレス

ポールレスでガイロープ経由で直接ペグダウン。タープ下の高さが無く身長175cmの小生が直立できるスペースは確保できないが、目隠し効果があるのと雨天時に雨がタープ上に溜まらないのが利点。

≫160cmポール*2

身長175cmの小生が直立出来るスペースを確保することが出来きず、雨天時明らかにタープ上に水が溜まるため晴天時の使用に限定される。



 

≫160cmポール*1+100cmポール*1

雨天時でもタープ上に水が溜まらないことが実証済。身長175cmの小生が直立出来るスペースを確保することが出来きない。



 

≫200cmポール*2

200cmポール*2を使って延長。身長175cmの小生が直立出来るスペースを確保することが出来る。タープ上に水が溜まるため晴天時の使用に限定される。



 

■[スノーピーク/ポンタシールド200*235cm]

[スノーピーク/ポンタシールド200*235cm]によるタープ拡張検証。

  

タープの接続辺の長さは200cmで若干弛みを生じ、庇フライとも若干干渉するもの特に支障はなさそう。よりピン張りするなら180~190cmの接続辺のタープの方が良いかな。

≫ポールレス

タープの開放部を直接地面にペグダウン。スクリーン効果はあるがタープ下の面積は狭く実用性は低い。張り網経由でペグダウンしタープ下からの視界を確保すれば目隠し効果も得ることが出来き実用性が少しはあるかもしれない。

≫200cmポール*1

雨天時に雨が両サイドに流れるので良いかと思ったが、やはりタープ幅が200cmしかないためバランスの悪く、タープ下のスペースが思ったより狭く感じた。

≫200cmポール*2

日除け用途ではやはり200cmポール*2で立ち上げるのが一番実用性が高い。雨天時はタープポールを接続辺の高さ165cmより低い150~140cmにするか、片方のポールを抜くか100cm程に設定するかで雨が流れるようにする必要がある。

■代替候補

テントの接続辺は180cm~200cm、長さは200cm以上の条件で代替タープ(シート)をピックアップしてみた。接続辺180cmなら[ogawa/タッソTC]でも流用可能且つピン張り出来るので理想的かな。

・[Cool Time/日除けシェード180*240cm]2,980円
・[Cool Time/日除けシェード200*240cm]2,980円
・[Cool Time/日除けシェード200*300cm]3,580円
接続辺180cmなら長さ240cmがバランス的には丁度良いかな。砂色なのでロッジシェルターⅡのサンドカラーとも近い。ハトメの数が多くアレンジ幅が広い




・[LOVE STORY/撥水シェード180*240cm]2,880円
接続辺180cm、長さ240cmの選択肢は多い。クリーム色なのでタッソTCの薄めのサンドカラーとも近い。


 

・[Sekey/サンシェード ポリエステル180*240cm]3,260円
・[Sekey/サンシェード ポリエステル200*200cm]3,310円
・[Sekey/サンシェード ポリエステル200*300cm]3,920円
接続辺180cmからは1つ、接続辺200cmからは2つ選択可能。





・[Umi/撥水シェード180*240cm]2,880円
・[Umi/撥水シェード190*270cm]3,280円
・[Umi/撥水シェード200*200cm]2,780円
・[Umi/撥水シェード200*300cm]3,480円
Umiの撥水シェードシリーズからは4つから選択可能。








 

・[STYLE DART/アウトドアサンシェード 180*260cm]5,940円
STYLE DARTシリーズで撥水性を重視するならコチラ。

・[STYLE DART/ウルトラサンシェード 185*270cm]9,471円
STYLE DARTシリーズでUVカットを重視するならコチラ。

・[ogawa/システムタープペンタ300*300cm]13,200円
接続辺が190cmのなので連結可能かと思われる。


 

・[FIELDOOR/サンシェード 200*190cm]2,800円
・[FIELDOOR/サンシェード 200*240cm]3,000円
・[FIELDOOR/サンシェード 200*290cm]3,400円
FIELDOORのサンシェードシリーズは接続辺200cmで長さは190/240/290cmの3種類選択可能。





・[Nice Home/撥水シェード オーニング180*240cm]2,580円
・[Nice Home/撥水シェード オーニング200*240cm]2,680円
・[Nice Home/撥水シェード オーニング200*300cm]2,680円
接続辺は180cm/200cm、長さが240/300cmから選択可能。


 




 

■まとめ

[HIMIMI/テントシート180*210cm]と[スノーピーク/ポンタシールド200*235cm]の2幕で接続検証をしてみたわけだが、バランス的には[HIMIMI/テントシート180*210cm]の方が良いかな。

次回、ロッジシェルターⅡ炎天時出動の際は[HIMIMI/テントシート180*210cm]を連結し、日除け効果を検証。タープが薄いので日除け効果も薄そうではある。短辺側のみの拡張を考えるなら[Cool Time/日除けシェード180*240cm]が一番相性が良いかも。


 

以前、[Soomloom/レクタタープ300*385cm]を半分に折って300*193cmのサイズでロッジシェルターⅡの長辺側キャノピーに連結させた画像がコチラ。短辺側に加え長辺側の拡張を考えるなら[Cool Time/日除けシェード200*300cm]が良さそう。

[オガワ/ロッジシェルターⅡ] ~キャノピー アレンジ編~


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