[コールマン/アテナワイドツーリング130] ~初張の儀~

[コールマン/アテナワイドツーリング130]の“初張の儀”を執り行う!

■仕様

メーカー名:コールマン
製品名:アテナワイドツーリング130
インナーサイズ:130*220*115(h)cm
本体サイズ:305*230*130(h)cm
収納サイズ:約Φ20*62cm
素材(生地):フライ/75D ポリエステルリップストップ(UVPRO、PU防水、シームシール) フロア/75D ポリエステルタフタ (PU防水、シームシール) インナー/68D ポリエステルタフタ (撥水加工)
素材(ポール):(メイン)アルミ合金約Φ12.5mm+約Φ11mm (サポート)アルミ合金約Φ9.5mm
収容人数:1~2名
耐水圧:約2,000mm (フロア:約1,500mm) (グランドシート:約1,500mm)
重量:約4.8kg
仕様:キャノピー、前室、サイドドア、メッシュドア、ベンチレーション メッシュポケット、ストームガード、吊り下げ式インナーテント
付属品:ペグ、ロープ、収納ケース
定価:41,800円 セール価格:23,120(45%オフ)円


 

■初張の儀

収納袋。

パッケージ内容はコチラ。

・フライシート:1張
・インナーテント:1張
・メインポールセット(シルバー/ブラック):1本
・サポートポール(シルバー):1本
・グランドシート&スタンディングテープ:1本
・自在付ロープ:4本
・アルミペグ:13本

付属のアルミペグの長さは約18cm。

Ⅰ.グランドシート&スタンディングテープを広げる

グランドシートとスタンディングテープは一体型で長方形部分の長さは約262*200cm。コールマンのロゴを上にして地面に広げる。グランドシートは薄くペラペラ。完成後のカタログ外寸値は305*230*130(h)cm。

Ⅱ.ポールをセットする

クロスされてるメインポールを伸ばす。先端がブラックカラー側が前室側。約457㎝の10節ポールがジョイントパーツでクロス状に連結されている。

 

最初から若干の折癖が付いている。

ポールの先端をグロメットに差し込む。ポールが細いので作業は簡単。

 
Ⅲ.サポートポールをセットする

サポートポールの先端を長辺側センターのグロメットにセット。約404cmの9節ポール。

Ⅳ.インナーテントをセットする

インナーテントをロゴマークを前向きにして広げ、インナーテントコーナーのグロメットをポールの先端に外側から引っ掛ける。

インナーテントのフックをフレームポールに取付け。

 
Ⅴ.設置位置を決め固定する

フレームにインナーテントを装着した状態で移動が可能。設置位置を決め四隅4カ所をペグダウン。次いで長辺側センター2カ所を[村の鍛冶屋/エリッゼステーク18cm]でペグダウン。

Ⅵ.フライシートをかぶせる

フライシートを被せフライシートの端とインナーテントコーナーのループをバックルを留める。

フライシートの裾を捲り上げながら内側のベルクロテープ全11か所をフレームポールに固定。幕内での作業も可能だが、暗いのと暑いので幕外で作業。

Ⅶ.ペグで固定する

フライファスナーを閉じたままフロント2ヵ所、リア1ヵ所のループを[村の鍛冶屋/エリッゼステーク18cm]でペグダウン。

各コーナーのバックルのテープを絞りテンションを調整。

スカートは付いていないので隙間風は結構入りそう。

ベンチレーターは前室に1つ。

Ⅷ.ロープを張り固定する

張り網4本をフライシートに取付けペグダウンし完成だが、今回は省略。

■外観チェック

メーカーロゴと製品ロゴ。

前面パネルを巻き上げオープン仕様に。実際のキャンプでは[オガワ/アップライトポール130]*2でキャノピー立上げ予定。

初期モデルはサイドドア連動式ファスナーでドアパネルが地面に付くことなくファスナーの開閉が可能だったようだが当モデルはその機構はない。ちなみに[オガワ/ステイシーST-Ⅱ]では採用されている。

前室3面オープン。

インナーフルクローズ。

インナーの前後面パネルはクローズ、フルメッシュ仕様が可能。後面パネルはさらにパートメッシュ仕様にもなる。

後面パネルフルメッシュ仕様。

インナー内側の左側に荷物ポケットが1つある。右側にはない。

インナーのランタンフックもなし。

後面フライボトムのスペース。

前室及びインナーにランタンフックは付いていない。ランタンを使う場合は剥き出しのフレームポールにS字フックを引っかけてからランタンを吊り下げて使用。

若干の糸のほつれや裁縫の甘さがあるがおおむね問題ないようだ。

■撤収の儀

実際のキャンプでは張り網はフライに付けたまま“チェーンノット”で収束する予定。今回は張り網はしていないのでまず、フライのバックルを外す。

[オガワ/ロッジシェルターⅡ]の屋根畳と同じ要領でフライシートをフレームの上で観音折式で畳んでいく。

インナーを畳む。

フライシートの上にインナーシートをおき、ポールケースを芯にして巻いていく。

結構甘めに収束しても収納袋には入った。収納袋のバックルを絞ればよりコンパクトになる。

■検証予定

次回キャンプもしくはデイキャンでは以下の2点について検証したい。

-幕内レイアウト

□インナー内に外で組み立てたロー仕様の[ヘリノックス/コットワンコンバーチブル]を搬入できるか?
□前室に[ユニフレーム/焚火テーブル][笑’s/焚き火調理台700re][ユニフレーム/フィールドラック][コールマン/ファイヤープレイス フォールディングチェア]を配置。
□インナー内に[笑’s/焚き火調理台450re]を配置し使い勝手を検証

-インナーテントの代替

□純正のインナーテントを取り外しシェルター使用に変更
□[コールマン/インスタントアップドームS]インナーを設置
□[フィールドア/ポップアップメッシュテント]インナーを設置

■所感

初見の印象は「え…こんなに簡単に設営できるの!?」というもの。所有テントはいずれもオコモリ可能な中型もしくは大型幕なので2ルームテントと言えど小型幕の取り回しの良さを痛感。標高の低いキャンプ場なら冬でもこれで行ける気がする…

-プラスポイント

思いつく限りの独断と偏見によるプラスポイント。小型幕故の取り回しの良さが際立っているしフライを地面に広げずに畳めるのも良い。

◎収納時のサイズがコンパクト
◎総重量5kg未満と軽い
◎ポールをスリーブに通す行程がない
◎フライ単体でシェルターとして使用可能
◎フライを地面に広げずに展開収納が可能

〇色がカッコよく且つ汚れが目立たない
〇前室が広い
〇フロントパネルのキャノピー跳ね上げが可能
〇安い

-ネガティブポイント

思いつく限りの独断と偏見によるネガティブポイント。定価4万だと不満が残るが、2万ちょっとで購入できるのならば非常にコスパが高い製品。

×サイドパネルのキャノピー跳ね上げ不可
×裁縫がやや甘い
×前モデルで採用されていたサイドドア連動式ファスナーがカットされてている

×スカートがない
×ランタンフックがない
×サイドパネルがダブルファスナーではない
×前室メッシュがない
×キャノピー立上げ時のサイドウォールがない
×ベンチレーターが1つしかないので寒暖差の激しい季節の結露が酷そう
×遮光性が低い
×キャノピー跳ね上げポールが付属していない

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