屋内ガラス水槽を立ち上げて90日、屋外ビオトープ水槽を立ち上げて82日が経過。ここで一旦、メダカ観察日記をまとめてみた。
■学び
90日間のメダカ飼育での学んだ点はコチラ。
①バクテリアが定着するのは最低1ヵ月、安定するには3ヵ月必要
②水温31℃以上、気温35℃を越えるとメダカの墜ち率が高い
③投入5日目の墜ち率が高い
④発泡スチロール水槽の墜ち率が低い
⑤屋外より屋内水槽の墜ち率が高い
⑥水流を抑えると油膜が張り易くなる
ガラス水槽を立ち上げてからの90日間の気象データと生体数の推移記録がコチラ。やはり、如何に生存水温帯が広いメダカと言えども気温35度以上の酷暑時には墜ち率が高いことが伺える。
■水槽
【ガラス容器】⇒[コトブキ/レグラスR400]
現在は楊貴妃メダカ&チェリーシュリンプ、淡水コシオリエビ用水槽として運用。
◎上見に加え横見も可能でメダカを鑑賞し易い
×フィルターや照明などの機器を別途用意する必要がある
×メンテナンス頻度が高い
×保温性が低い(直射日光による水温変化が激しいため屋外水槽には向かない)
×重い
【陶器容器】⇒[チャムオン/陶器睡蓮鉢17号]
現在は幹之メダカ用水槽として運用。
◎容器自体の鑑賞性が高い
○睡蓮をレイアウトし易い
○保温性もそれなりに高い
○メンテナンス頻度が低い
○フィルターや照明などの機器を別途用意する必要がない
×メダカを横見出来ない
×重い
×やや値段が高い
【発泡スチロール容器】⇒[GEX/快適繁殖ケース L]
現在は楊貴妃メダカ用水槽として運用。
◎保温性が高い
○安価
○メンテナンス頻度が低い
○フィルターや照明などの機器を別途用意する必要がない
×容器自体の鑑賞性が低い
×メダカを横見出来ない
【プラスチック容器】⇒[チャーム/睡蓮鉢14号]
現在は稚魚水槽として運用。
◎安価
○軽い
○値段の割に容器自体の鑑賞性は高い
○メンテナンス頻度が低い
○フィルターや照明などの機器を別途用意する必要がない
×保温性が低い
×メダカを横見出来ない
【エアレーション】
水温が35℃近くになった際にメダカの墜ち率が高く、酸素不足を懸念して屋外水槽2つに導入。エアレーションを導入することにより穏やかな水流が発生し、水の循環が良くなり心なしかメダカも元気になり、墜ち率もやや減少した感がある。特に体温を超える気温となる真夏はエアレーション導入の意義はあると考える。
-エアレーションの利点
①溶存酸素の供給
②水の循環
③バクテリアの活性化
④油膜の発生防止
⑤水温変化の緩徐化
-エアレーションの難点
①初期導入費用と維持費用
②強い水流
③エアポンプの駆動音
④水の飛沫
【壁掛けフィルター】
水流が強くメダカの体力を奪ってしまうので対策が必要。一方水流が弱すぎると水の循環が低下し油膜が発生してしまうので頃合いが難しい。
【水温計】
【底砂】
10年以上寝かして置いた田砂を使用。
【流木&石】
流木をレイアウトするとメダカというよりミナミヌマエビやチェリーシュリンプを観察し易くなって良い。
■生体
【メダカ】
メダカ初心者はまず、1匹100円以下の安価で丈夫な品種から5匹単位で追加するのが良い。2大改良メダカも比較的安価なのでそれから初めるのも良い。
・安価で丈夫な品種3種⇒黒メダカ/ヒメダカ/白メダカ
・2大改良メダカ⇒楊貴妃メダカ/幹之(みゆき)メダカ
・水槽立上げ後のパイロットフィッシュは1匹/4L(20L水槽なら5匹)
・ろ過バクテリアが安定する1ヵ月後に2匹/2L(20L水槽なら10匹)
【淡水コシオリエビ】
独創的なフォルムで動きもコミカルで愛らしい。高水温が苦手ということだが酷暑期を乗り越えることが出来た…と思いきや秋口に入った途端3匹中2匹が墜ちた(>_<)。
【ミナミヌマエビ】
残餌やコケを食べてくれる水槽の掃除屋さん。屋内ガラス水槽に導入した個体が繁殖しかなりの数の稚エビが生まれ、エビ水槽に変貌。弱ったメダカには群体で捕食。ミナミヌマエビが増えすぎてメダカのストレスになってそうな勢い。
【チェリーシュリンプ】
コケ取り能力はミナミヌマエビに劣るが体色が綺麗で残餌処理にも活躍。チェリーシュリンプメインならメダカは5匹位が丁度良い。
【スジシマドジョウ】
水槽底を世話しなく動き回る愛嬌のある見た目も綺麗なドジョウ。水槽投入から最長寿で水質変化に最も強い生体。
■水草
我家で実際に導入した水草の90日間の記録から、導入し易い、次回水槽立上げ時に導入するであろう水草がコチラ。
≪屋内水槽で導入し易い水草≫
・マツモ
・アナカリス
・南米ウィローモス
≪屋外水槽で導入し易い水草≫
・マツモ
・アマゾンフロッグピット
・ホテイソウ
【温帯睡蓮】
中型の睡蓮種[ビバホーム/睡蓮 ローズマグノリア]。立上げ82日経過しても花を咲かすことが出来なかった。葉は綺麗に生え変わるのだが。来季は枝分け且つ容器を少し大きくして、肥料を変えてみるかな。
【姫睡蓮】
小型の睡蓮種(白&赤)。立上げ50日経過しても花を咲かすことが出来なかった。葉は綺麗に生え変わるのだが。来季は枝分け且つ容器を少し大きくして、肥料を変えてみるかな。
【アナカリス】
底砂に植え込んでレイアウト。結構枯れにくく強い水草。
【マツモ】
直ぐ増えるので水流調整やエビの隠れ家に重宝する。
【アマゾンフロッグピット】
直ぐ増えるので定期的な除去が必要となるが、屋外水槽ではあると干渉具合が良い。
【オオサンショウモ】
我家の環境下では結構早い段階で枯れ始めて今は見る影もない。
【南米ウィローモス】
チェリーシュリンプ用に補完したが徐々に枯れ始めて、増える兆しもない。
【ミズトグサ】
酷暑を過ぎた秋口に枯れ始めた。
【ホテイソウ】
花は意外に綺麗だが1か月位で枯れた。安いのでシーズン毎の買替がよいようだ。
【水草寄せ植えセット】
ナガバオモダカ、ウォーターバコパ、ヒメホタルイの寄せ植えセット。生育が早く茂りすぎてメダカを観察し難くなり、手入れも大変。
■まとめ
メダカ水槽を立ち上げて90日間を経て、立上げ前の自分に助言したいことは以下の通り。
-メダカ水槽立上げの季節
⇒春(4月~5月)
メダカの最適温度の季節で繁殖も楽しめる春に開始するのがベター。
-水槽の種類
⇒ガラス水槽
子供の観察用なら上見に加え横見観察のできる屋内ガラス水槽が良い。
⇒陶器水槽
ビオトープ水槽なら見栄えも良く睡蓮もレイアウトし易い陶器容器が良い。
-水槽の容量
⇒45L
上部フィルターの設置も可能且つ、水質メンテも比較的容易で60cm水槽に比べ設置もし易い。
-水槽フィルター
⇒上部フィルター
メンテナンスが容易且つろ過能力も高い上部フィルターがベストチョイス。
-メダカ生体
⇒メダカ(黒メダカ/ヒメダカ/白メダカ/楊貴妃メダカ/幹之メダカ)
水質が安定する迄結構な頻度で墜ちるため、安価で丈夫な品種を5匹単位で投入するのが良い。1週間墜ちなかったら次の5匹を投入。墜ちるようなら水質改善を検討。
-タンクメイト
⇒スジシマドジョウ
食べ残りの餌を処理してくれ且つとにかく丈夫!動きもコミカルで見ていて飽きない。
⇒ミナミヌマエビ
残餌及びコケ処理が得意。そして簡単に増える。コケ取り能は落ちるが近似種のチェリーシュリンプなら彩りも良い。
-水草
⇒ガラス水槽
マツモ/アナカリス/南米ウィローモス
⇒陶器水槽
ビオトープ水槽なら見栄えも良く睡蓮もレイアウトし易い陶器容器が良い。
睡蓮/アマゾンフロッグピット/マツモ





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