この前のONさんとのキャンプデビュー談義を踏まえて独断と偏見的知見から年単位のファミキャンでのキャンプデビュープログラムを考えてみた
【3月】カリキュラム① ~プレテントとプレタープ選び~
既に己の琴線に触れるテントがあればそちらを購入。とりあえずキャンプを初めて見たいけどテントやタープのことは良く分からないがとりあえずキャンプを始めたい場合は1ルームドーム型テントと小型レクタタープを用意。
テント⇒≪コールマン/タフドームⅣ≫
・フレームワークがシンプル
・ボトムがスクエア
・ペグダウンなしで自立可能
・安価
・レンタルテントの定番でネットに設営方法や動画が豊富に掲載
タープ⇒≪DD Hammocks/DD Tarp タープ 3.5 x 3.5≫
・小型で取り回しが多い
・タープアレンジの練習に最適
【3月】カリキュラム② ~設営&撤収の練習~
可能であればキャンプ経験者同伴の下、風の少ない日を選んで設営撤収の練習はやった方が良い。ド素人は自在の使い方が分からなかったり、ポールの撓らせ方が分からず曲げてしまうケースもあるため…というかキャンプデビュー時の自分(>_<)。初期不良か否かの判断も難しい。加えて、ペグとタープ、テントは取り出しやすい場所に配置する等、使用順序を考えて車載レイアウトを試してみる。尚、ペグは可能であれば汎用性の高い30cmクラス鋳造ペグを別途用意。
【テント設営&撤収】
①パーツ確認(初期不良と役割の確認)
②設営
③キャノピー立上げ
④撤収
【タープ設営&撤収】
①パーツチェック
②標準張り/タトンカ張り/シェルター張り
【4月】カリキュラム③ ~プレキャンプ~
プレキャンプは自宅から100km圏内の区画サイトで設営&宿泊&撤収を経験。夜間はランタンやライトが必要なこと、昼間に比べると作業が格段にし難いこと、タイムテーブルバランスを理解する。尚、料理は設営作業が押して時間が無くなることが多いためレトルトもしくは時短料理にした方が吉。
≪初キャンプ場の条件≫
①自宅近隣のキャンプ場を選らぶ
初めてのキャンプは運転負荷の少ない近場のキャンプ場を選択
②広めの区画サイト
平坦で少し広めの他の人が入ってこない専用の区画サイト
③高規格
初めてのキャンプは電源付きで設備の整った高規格キャンプ場を選択
④林間キャンプ
平原キャンプではなく風の影響の少ない林間キャンプ場を選択
⑤料理はレトルトもしくは時短
【5月】カリキュラム④ ~本キャンプ~
本キャンプは中日をゆったり過ごせる2泊3日でプランを組みたいところだ。
①行きたいキャンプ場を選定(景色が良い、大型遊具あり、温泉併設等)
②2泊3日分のキャンプギアの車載状況を把握
③2泊3泊で中日をゆっくり過ごす
【6月】カリキュラム⑤ ~雨キャンプ~
敢えて雨天時のキャンプを1泊2日も体験して欲しい。雨天時の作業スペースの狭さや手間を経験して、不意な天候悪化等への応用力を身に付けたい。尚、“雨”に加えて“強風”となる場合は難易度が上がるので中止にした方が無難。一度、雨天設営&雨天撤収を経験するとレベル上昇につながる。
①上下雨具及びレインブーツを用意&装着
②タープを先行設営し荷物置き場と作業スペースを確保
③テントとタープの雨に濡れない導線を考える
④雨水の流れの把握を考える(雨水が撥ねるエリアを考えてタープ下の荷物置き場を考える、雨天時は荷物は直置きしないのが吉)
■カリキュラム⑥~夏キャンプ~(7月/8月)
その実、夏はキャンプの最適シーズンではない。その理由は昨今の猛暑と虫(>_<)。とはいえファミキャンでは夏休みイベントにすることも多いのも真。ということで、夜間熱帯夜のリスクを避けるために標高1,000m長の高原キャンプ場を選定し虫対策を十分に行った上でプランニングする必要がある。
①暑さ対策
・脱水症状を予防するための十分な飲料量を用意
・ポータブル扇風機もあれば持参
②虫対策
・虫除けスプレー
・虫取り線香
・かゆみ止め
■カリキュラム⑦~秋キャンプ~(9月/10月)
秋はキャンプの最適シーズン。高原キャンプ場では寒暖差があり、最低気温が10℃を下回ることもあるため寒さ対策が必要となる。
①寒さ対策
・電源サイトなら電気掛敷毛布、電気ストーブを用意
②風対策
風が強いことが多いので基本ペグやガイロープはフル展開、強風の場合はタープを撤収
■カリキュラム⑧ ~己の嗜好の確認~(11月)
自分もしくは家族のニーズに応えうるテントを選定!
□幕内で過ごす or 幕外で過ごす
□1ルーム or 2ルーム
□単独設営 or 複数設営
□車載スペース余剰あり or なし
□土間スタイル or お座敷スタイル
□焚火必須 or 非必須
もし、キャンプを始める前の自分にこのカリキュラムを教授出来れば[コールマン/タフドームⅣ]⇒[オガワ/ロッジシェルターⅡ]の最短距離で至適幕に辿り着いたかもしれない…
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