各メーカーがしのぎを削る機内持ち込み可能な容量35Lクラスのキャリーケースを比較検討してみる。
■Sサイズとは
飛行機に持ち込めるキャリーケースの標準サイズは、100席以上の国内線・国際線で「3辺合計115cm以内」となる。重量は一般航空会社で10kg以内、LCCは7kg以内が基本。機内持込の場合キャリーケース本体が軽いほど、荷物の量を増やすことが出来るため収納するアイテムとの総重量を考慮する必要あり。
| 一般的なサイズ表記 | SS | S | M | L | LL |
| 容量目安 | 20L | 35L | 60L | 90L | 110L |
| 一般的な無料手荷物 (3辺計115cm/重量10kg) |
〇 | 〇 | ✖ | ✖ | ✖ |
| 一般的な無料受託手荷物 (3辺計158cm/重量23kg) |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✖ |
■Mクラスキャリーケースに望む条件
Mクラスのキャリーケースは基本海外旅行の際に無料受託手荷物として機内に預けることになる。そして機内預けの際のケースの取り扱いは兎に角、乱雑で傷や凹みが付くことを常に想定しなければならない。実際に所有の[Solgaard/トランククローゼットL]は傷だらけ且つ上辺の一角が凹んでしまっている(´;ω;`)ウッ…。スーツケースカバーで対応する手もあるが脱装着がやや面倒。
| ✅無料手荷物の上限である3辺計115cm以内であること ✅キャスターが静音タイプであること ✅荷物の保護を考えハードタイプであること(機内持込前提ならソフトタイプも可) ✅重量3kg未満が望ましい(必須ではない) ✅個人使用が前提なのでドリンクホルダーがあると望ましい(必須ではない) ✅フロントオープンタイムであることが望ましい(必須ではない) ✅ファスナー式ではなくロック式であることが望ましい(必須ではない) ✅メインルームがメッシュ仕様で荷物を探しやすいことが望ましい(必須ではない) |
■15製品 ~仕様比較~
Sクラスの気になるキャリーケース15製品の仕様比較がコチラ。並び場重量順。
| No. | Travelist | 容量 (L) |
重量 (kg) |
総外寸 (cm) |
三辺計 (cm) |
拡張時総外寸 (cm) |
三辺計 (cm) |
参考価格 |
| 1 | [FREQUENTER/アウラ] | 33 | 1.8 | 54*35*23(h) | 112 | – | – | ¥18,700 |
| 2 | [FREQUENTER/リエーヴェ] | 33 | 2.7 | 55*35*23(h) | 113 | – | – | ¥25,300 |
| 3 | [Ace/クレスタ2 35] | 35 | 2.9 | 55*35*25(h) | 115 | – | – | ¥28,600 |
| 4 | [Samsonite/ミンタースピナー55] | 33 | 3.3 | 55*38*22(h) | 115 | – | – | ¥47,900 |
| 5 | [Innovator/INV50 FO] | 38 | 3.3 | 55*35*25(h) | 115 | – | – | ¥23,900 |
| 6 | [ASIA LUGGAGE/マックスボックス] | 38(44) | 3.3 | 53.5*36.5*25(h) | 115 | 53.5*36.5*28(h) | 118 | ¥33,000 |
| 7 | [Solgaard/トランククローゼットS] | 39 | 3.3 | 50.8*34.3*23(h) | 110 | – | – | ¥41,700 |
| 8 | [Travelist/レストS] | 35(43) | 3.6 | 53*37*25(h) | 115 | 53*37*30(h) | 120 | ¥26,180 |
| 9 | [Travelist/シエラS] | 35(43) | 3.6 | 53*37*25(h) | 115 | 53*37*30(h) | 120 | ¥32,780 |
| 10 | [ASIA LUGGAGE/ピタフラット37] | 37(44) | 3.6 | 55*36.5*23.5(h) | 115 | 55*36.5*28(h) | 120 | ¥36,300 |
| 11 | [PROTECA/マックスパス-3] | 42 | 3.6 | 50*40*25(h) | 115 | – | – | ¥79,274 |
| 12 | [Travelist/ファーストS-Limited] | 35(43) | 3.8 | 53*37*25(h) | 115 | 53*37*30(h) | 120 | ¥44,000 |
| 13 | [Travelist/ファーストS] | 35(43) | 3.8 | 53*37*25(h) | 115 | 53*37*30(h) | 120 | ¥39,600 |
| 14 | [魔法小屋/スーツケースSS] | 36 | 3.8 | 54*35*23(h) | 112 | – | – | ¥19,821 |
| 15 | [BRIGHTECH/BRO-SH] | 31 | 3.9 | 56*35*24(h) | 115 | – | – | ¥20,800 |
※正確な仕様は各製品HPを参照のこと
■15製品 ~各論~
①[FREQUENTER/アウラ]
日本の老舗鞄メーカーであるエンドー鞄が開発した、「圧倒的な軽さ」を最優先に追求した超軽量キャリーケース。機内持ち込みサイズ(Sサイズ)の平均的な重量は約3.5kgだがアウラはわずか約1.76kgと15製品中最軽量。機内手荷物重量上限10kgとして荷物を約8.24kgまで入れることが出来る。
②[FREQUENTER/リエーヴェ]
1824年創業の老舗バッグメーカー「エンドー鞄」が開発した、圧倒的な静音性とフリクエンター史上最軽量の軽さを誇る大人気キャリーケース。
③[Ace/クレスタ2 35L]
2〜3泊程度の旅行や出張に最適な、機内持ち込み対応の多機能ファスナー型キャリーケース。
④[Samsonite/ミンタースピナー55]
洗練されたデザインと高い機能性を兼ね備えた、1〜3泊程度の旅行や出張に最適な機内持ち込み対応サイズのハードキャリーケース。
⑤[Innovator/INV50 FO]
旅行や出張に大人気のフロントオープンタイプのキャリーケース。
⑥[ASIA LUGGAGE/マックスボックス]
「荷物が出し入れしやすいフロントオープン(前開き)」や「容量を増やせる拡張機能」を搭載したジッパータイプのキャリーケース。
⑦[Solgaard/トランククローゼットS]
内部に立体的なシェルフ(棚)を内蔵した「持ち運べるクローゼット」を内包したキャリーケース。
⑧[Travelist/レストS]
上部からメイン収納へ直接アクセスできる独自のトップオープン機能を有しクイックアクセスを可能としたキャリーケース。
⑨[Travelist/シエラS]
ワンタッチ・トップオープン機能を搭載し立てたまま上部のファスナーから直接メイン収納へアクセスを可能としたキャリーケース。基本構造は同メーカー“レスト”と同じ。
⑩[ASIA LUGGAGE/ピタフラット37]
ワンタッチで簡単に開閉できるフロントオープン機能や便利な前輪キャスターストッパーを搭載した、高い機能性が魅力の機内持ち込み対応サイズのキャリーケース。
⑪[PROTECA/マックスパス-3]
日本の老舗バッグメーカー「エース(ACE)」の最高峰ブランドが手掛ける、機内持ち込みサイズ最大級の容量(42L)を誇る高品質なフロントオープンポケット付きのハードキャリーケース。一般的な機内持ち込みサイズ(約35L前後)を大きく上回る容量を確保。
⑫[Travelist/ファーストS-Limited]
大ヒットモデル「ファースト」の特別仕様モデル。所々がスエード調になっておりカッコいい!
⑬[Travelist/ファーストS]
バッグ作りの老舗である株式会社共和が手掛ける、ワンタッチ開閉のトップオープン機能を搭載した大人気の多機能キャリーケース。
⑭[魔法小屋/スーツケースSS]
便利なフロントオープン仕様。ボディ上部にUSBポートおよびType-Cポートを搭載。中に手持ちのモバイルバッテリーを接続しておけば、移動しながらスマートフォンの充電が可能。
⑮[BRIGHTECH/BRO-SH Sサイズ]
国内特許を取得した強固な特殊フレーム構造に加え、メディアでも非常に高く評価されている「極静音サスペンションキャスター」が特徴。
■考察
現状、我が家の場合、海外旅行に行くときしかキャリーケースを使わない。3人家族でLサイズのキャリーケースを2つを機内預け、機内手荷物はキャリーケースではなくバックパックを持参。我家のトラベル様式ではSサイズのキャリーケースのニーズはその実、低いが一人旅や国内旅行の際はあると便利ななことは間違いない。一人旅を想定した場合は所有満足度が高く、トップパネルがワンタッチオープンでドリンクホルダーを備える[Travelist/ファーストS-Limited]が第一候補だが如何せん価格が高い(´;ω;`)ウッ…。
