2026年8月12日に発売された1インチ相当センサー搭載の[Insta360/X6]の“解剖の儀”を執り行う!
■仕様
メーカーHPより抜粋した仕様がコチラ。注目すべきは何といっても1インチ相当のセンサーを搭載したことによる夜間撮影時の画質の向上!
| 【イメージセンサー】ソニー製 1/1.1インチ スクエアセンサー ×2 【動画解像度(360度)】8K: 50/48/30/25/24fps, 6K: 60/50/48/30/25/24fps 【動画解像度(単眼モード)】5K: 60/50/30/25/24fps, 4K: 120/100/60fps など 【写真解像度】360度:120MP (15520×7760) / 単眼:42MP 【ディスプレイ】2.32インチ OLED(有機EL)タッチパネル(最大1200nit) 【ストレージ】64GB内蔵(使用可能約47GB) + microSDカード(最大1TB) 【重量 / サイズ】約196g / 100 × 50 × 26.4 mm(レンズ含まず) 【バッテリー】 充電2600mAh / 30W PPS急速充電対応(約24分で80%充電) 【カラー展開】ミッドナイト・ブラック / アークティック・ホワイト |
※正確な仕様は各製品HPを参照のこと
■特徴
昼夜問わず高画質な撮影が可能な上に、バッテリー持続時間の延長と内臓ストレージ搭載も嬉しい。熱耐性も実際にどの位、強化されているのか興味深い。
| 『圧倒的な高画質撮影』 360度動画でネイティブ8K/50fps、360度静止画で最大1億2,000万画素(120MP)の超高解像度撮影に対応。 |
| 『3-in-1 カメラシステム』 「360度カメラ」「被写体追跡ジンバルカメラ」「単眼アクションカメラ(5K/60fps・最大170°超広角)」の3つの役割を1台でこなす。 |
| 『編集いらずのInstaFrame 2.0』 カメラが人やペットを自動で認識・追跡し、編集の手間なくそのままSNSにシェアできるフラットな4K動画を出力。 |
| 『バッテリーと熱耐性の向上』 2600mAhの大型バッテリーを搭載し、8K/30fpsで最大140分間の連続撮影が可能(前作X5比で撮影時間が約51%向上)。熱耐性も強化され、長時間の撮影でも安定。 |
| 『内蔵ストレージ搭載』 本体に64GB(ユーザー使用可能領域:約47GB)の内蔵メモリーが搭載され、microSDカードがなくてもすぐに撮影を始められる。 |
※正確な仕様は各製品HPを参照のこと
■前2機種との仕様比較
所有の[Insta360/X4 Air]の仕様の左右に[Insta360/X6]及び前機種[Insta360/X5]を並べてみた。[Insta360/X6]は1インチセンター搭載により夜間の撮影画質が格段に良くなったこととに加え、内臓メモリ搭載でmicroSDカードに不具合が起こっても撮影が可能になったこと、8K撮影時間が140分と格段に延長したこと、本体単体でAI自動編集が可能になり機能的は不満の無いスペックに仕上がっている。難点は約12万弱の価格。約6万弱の[Insta360/X4 Air]に比べても約倍の値段。
| Insta360 | X5 | X4 Air | X6 |
| 発売日 | 2025/4/22 | 2025/10/29 | 2026/8/12 |
| 全高 | 12.45cm | 11.38cm | 10cm |
| 全幅 | 4.6cm | 4.6cm | 5cm |
| 奥行 | 3.82cm | 3.7cm | 4cm |
| 重量 | 200g | 165g | 196.5g |
| 内蔵メモリ | ✖ | ✖ | ○(64GB) |
| センサーサイズ | 1/1.28インチ | 1/1.8インチ | 1/1.1 |
| チップ | 3 | 1 | 3 |
| PureVideo(暗所) | |||
| Dolby Vision | ✖ | ✖ | ○ |
| PanoMind | ✖ | ✖ | ○ |
| シングルレンズ | 4K60fps | 4K60fps | 5K60fps |
| 写真解像度 | 72MP | 29MP | 120MP |
| バッテリー容量 | 2400mAh | 2010mAh | 2600mAh |
| 8K撮影時間 | 85分 | 88分 | 140分 |
| 急速充電 | |||
| 防水性 | 15m | 15m | 20m |
| マイク風防 | |||
| レンズガード | |||
| 強化レンズ | |||
| レンズ交換 | |||
| マウント | クイックリリース 1/4インチネジ |
クイックリリース 1/4インチネジ |
クイックリリース 1/4インチネジ |
| 価格 | 84,800円 | 56,900円 | 118,000円 |
※正確な仕様は各製品HPを参照のこと
各項目別に3製品を細かく比較してみる。
≫サイズ
全高はX6が一番短く、全幅&奥行はⅩ4 Airが短い。体積近似となる外寸乗値はX4 Airが最も小さくコンパクト。
| 【全高】X6(10cm)< X4 Air(11.38cm)< X5(12.45cm) 【全幅】X4 Air(4.6cm)= X5(4.6cm) > X6(5cm) 【奥行】X4 Air(3.7cm)< X5(3.82cm) < X6(4cm) 【外寸乗値】X4 Air(194)< X6(200) < X5(220) |
≫重量
重量はⅩ4 Airが他2カメラより30g強軽量で取り回しが良い。
| 【重量】X4 Air(165g)< X6(196.5g) < X5(200g) |
≫センサー
X6のセンサーは1インチ相当で特に夜間撮影画質に最も優れる。X5も夜間撮影画質はX6程ではないが良い。X4 Airは夜間撮影画質は悪い。
| 【センサー】X6(1/1.1インチ)> X5(1/1.28インチ)> X4 Air(1/1.8インチ) |
≫撮影時間
8K撮影時間もX6が一番長く、バッテリー交換の頻度が抑えれれていると言える。
| 【8K撮影時間】X6(140分)> X4 Air(88分)> X5(84分) |
≫内蔵メモリ
万が一のための内蔵メモリはX6のみの機能。
| 【センサー】X6(64GB)> X5(なし)= X4 Air(なし) |
≫価格
定価はX4 AirはX6の約半分。夜間撮影の頻度が低いようならX4 Airのコスパが高いと言える。
| 【価格】X4 Air(56,800円)< X5(84,800円) < X6(118,000円) |
■考察
我家の360°カメラの撮影シチュエーションにおけるX6の導入メリットを考えてみる。光量の少ない夜間や屋内撮影でX6の恩恵を大いに預かれる、我家の撮影環境の殆どはテニス&スノーボードで屋外日中のためX4 Airでも必要十分な画質を得ることが出来る。
| ≫テニス 画質に関していえば基本、テニスのゲーム撮影は日中のため十分な光量を維持できているためX6の恩恵は少ない。真夏炎天下の直射日光による熱暴走問題は熱耐性が強化されているといっても避けることが出ず実際の停止リスクは未知。画質を6Kに落として、自作サンシェードを使っての撮影が良いと思われる。また、X4 Airは4時間のテニス練習会(ゲーム以外は撮影オフ)で2個のバッテリーが必要となるが、8K撮影時間がX4 Airの88分からX6は140分に延長しているため6K撮影なら4時間の練習中にバッテリーを変える必要が無くなるなら最良なのだが。 |
| ≫スノーボード 最近はナイターで滑ることはまずないが、曇天や夕方の滑走時に1インチ相当のセンサーの恩恵を受けることが出来ると思われる。また、気温が低いとバッテリー消費が早いため、撮影時間延長の恩恵も受けることが出来る。但し、X6はX4Airより約32g重いため、自撮り棒の取り回しは悪い。 |
| ≫キャンプ 夜間撮影や曇天や夕方の撮影の際に1インチ相当のセンサーの恩恵を受けることが出来ると思われる。キャンプでは長時間撮影をする機会はほぼないので撮影時間延長の恩恵は少ない。 |
| ≫ダンス 室内と言っても光量が十分確保することが出来ていればX4 Airでも必要十分な画質を担保できる。只、発表会等でライトの明暗等がある場合はやはり1インチ相当センサー搭載のX6は強い。 |
| ≫観光 日中は勿論、夜間屋外撮影や光量の少ない屋内での撮影でも綺麗な画像を残すことが出来るため汎用性は高いと言える。とはいえ人混みに溢れる状況では自撮り棒撮影自体がし難いのでその実撮影機会は少ない。 |
■所感
[Insta360/X6]は1インチ相当センサー搭載で日中夜間を問わず高品質な動画を撮影することが出来る上にバッテリー持続時間も延長し正に死角の無い360°カメラと言える。本体AI自動編集機能や静止画画質の向上については我が家のPCスペックの処理速度を考えるとデータサイズが大きくなるためその実、恩恵は少ない。自撮り棒は既に所有しているため本体のみの購入で済むのだが値段が約12万と超高価なのが難点。
アクションカメラの特性上アウトドアでの撮影機会が多く、落下や衝突の等による破損リスクを考えると価格約12万のカメラを使うのは緊張感がある。結論、急ぎ[Insta360/X6]への買替は保留。夜間撮影の機会が増えるようなら再検討といったところ。せめて価格が10万円を切るのを待ちたい。
ちなみにキャンプ仲間のHKさんは早々に[Insta360/X4]から[Insta360/X6]に買替。夜間撮影のクオリティが半端なく良くなったと1インチ相当のセンサーを絶賛!
