[Ratelworks/ボーデンMID(G2)]はフライシート素材の違いによりナイロン生地モデル(NL)とブラッシュファイバー生地(BF)の2つから選ぶことが出来る。我家で導入したのは遮光性の高いTC調のBF生地モデル。BF生地モデルの導入を踏まえて改めて2つのモデルの違いについて整理してみる。
■仕様
展開サイズは両モデルとも同じだが、収納時のサイズはNLの方が一回り小さい。
| [仕様] | ボーデンMID NL(G2) | ボーデンMID BF(G2) | 違い |
| タイプ | クロス型ドーム式拡張2ルーム | – | |
| ポール数(本) | 7 | – | |
| ポール径 | センター13mm(A7001) | – | |
| リッジ/フロント/アーチ13mm(A7001) | – | ||
| バック11mm(A7001) | – | ||
| 外寸(cm) | 445*300*180(h) | – | |
| 外寸乗値(m3) | 24 | – | |
| インナー寸(cm) | 300*205*175(h) | – | |
| 収納寸(cm) | 74*32*32(h) | 76*38*40(h) | BFの方が一回り大きい |
| 収納寸乗値(m3) | 7.6 | 11.6 | BFの方が4m3大きい |
| 対応人数(人) | 3 | – | |
※正確な仕様は各製品HPを参照のこと/一部予測値含む
■価格
BFの方が本体及びオプション価格が若干安めに設定されている。キャノピーポールは2面立上げを想定し2セット4本で試算。
| [価格] | ボーデンMID NL(G2) | ボーデンMID BF(G2) | 違い |
| 本体価格 | ¥92,000 | ¥87,000 | BFの方が¥5,000安い |
| 別売ルーフプロテクタ価格 | ¥11,800 | ¥10,800 | BFの方が¥1,000安い |
| 別売フロントTPUドア価格 | ¥5,900 | ¥4,900 | BFの方が¥1,000安い |
| 別売サイドTPUドア価格 | ¥14,800 | ¥13,800 | BFの方が¥1,000安い |
| 別売170cmポールx4 | ¥10,520 | – | |
| フルセット総計 | ¥135,020 | ¥127,020 | BFの方が¥8,000安い |
※正確な仕様は各製品HPを参照のこと/一部予測値含む
■フライシート
両モデルの主な違いとなるのがフライシート。NLは軽量で生地の伸縮特性上ピン張りし易いが薄いため遮光性は低い。BFは生地の厚みがあり遮光性が高く、フライシート全面に遮光コーティングが施されている上に耐水性も高い。但し、重量があり取り回しが悪い。所有の[Ratelworks/ヴォ―ゲルMID]のフライシートは68Dリップストップポリエステルを採用しており、これまでの3回の実践投入にて生地の薄さ、遮光性の低さが気になったこともあって、我家ではBF生地を選択。ちなみにファミキャン主幕の[Ogawa/ロッジシェルターⅡ]のフライシートも210Dポリエステル生地を採用しており重いが遮光性で気になったことない。軽量さを優先するか遮光性を優先するかがNLとBFを選ぶ上での肝となる。
| [フライシート] | ボーデンMID(G2) | ボーデンMID BF(G2) | 違い |
| 材質 | ナイロン | ポリエステル ブラッシュファイバー |
NL(ナイロン)、BF(ポリエステル) |
| 厚さ | 40D | 150D | BFの方が110D厚い |
| カラー | NLグレージュ | BFグレージュ | NLは光沢あり、BFは光沢なし |
| コーティング | シリコンコーティング | PUコーティング | NLはシリコン、BLはPUコーティング |
| 遮光PUコーティング | リビングのみ | 全面 | BFの方が遮光エリアが広い |
| 耐水圧(mm) | 3,000 | 5,000 | BFの方が2,000mm耐水性が高い |
| UVカット加工 | あり | – | |
| 撥水加工 | あり | – | |
※正確な仕様は各製品HPを参照のこと/一部予測値含む
≫ブラッシュファイバー生地について(メーカーHPより引用)
ブラッシュファイバー生地はポリエステル生地表面の繊維を起毛させ、T/Cやコットンのような重厚感のある生地の風合いをお楽しみ頂ける生地です。乾きやすさ・軽さといったポリエステル生地の特徴を兼ね備えています。
■重量
BFはNLよりフライ重量が重く取り回しが悪い。但し、フライを地面に広げた際に風で捲れるリスクは若干低いと思われる。フライの重量差が2.3kgは許容範囲なので遮光性を優先するならBF生地を選ぶ価値はあると思われる。
| [重量] | ボーデンMID NL(G2) | ボーデンMID BF(G2) | 違い |
| カタログ重量(kg) | 13.3※ツールバッグ除く | 15.6※ツールバッグ除く | BFの方が2.3kg重い |
| 収納袋(kg) | 0.3 | – | |
| ルーフフライ重量(kg) | 6.9※予測値 | 9.2※実測値 | BFの方が2.3kg重い |
| ポール重量(kg) | 3.9 | – | |
| インナー重量(kg) | 2.8 | – | |
| グランドシート重量(kg) | 0.6 | – | |
| ツールバッグ(kg) | 4.4 | – | |
| 別売ルーフプロテクト(kg) | 1.4※予測値 | 1.6※実測値 | BFの方が0.2kg重い |
| 単体重量計(kg) | 20.3 | 22.8 | BFの方が2.5kg重い |
※正確な仕様は各製品HPを参照のこと/一部予測値含む
■機能
ベンチレーションやパネルアレンジ、スカート等の機能は同等で違いはない。
| [機能] | ボーデンMID NL(G2) | ボーデンMID BF(G2) | 違い |
| 常時開放型ベンチレーション | 2ヵ所 | – | |
| 前面パネル上部ベンチレーション | 1ヵ所 | – | |
| ビルディングテープ収納ポケット | あり | – | |
| ループ付スカート | あり | – | |
| フライを地面に広げる行程 | あり | – | |
| ペグダウンなしで自立 | 可能 | – | |
| メッシュアレンジ | 四方六面(側面は各2面計4面) | – | |
| サイドハーフメッシュ | 側面2面 | – | |
| オープンアレンジ | 四方四面(側面は前室部分のみ) | – | |
| キャノピーアレンジ | 三方三面(前室部分のみ) | – | |
※正確な仕様は各製品HPを参照のこと/一部予測値含む
■考察
私見だが、重量と取り回しの良さを優先するならNLモデル、遮光性の高さを優先するならBFモデルが良い。NLモデルは遮光性が低いと言っても前室部分には遮光コーティングがあり、別売ルーフプロテクトを装着することにより遮光性を高めたりタープを併用することで日除けスペースもアレンジすることが出来る。対してBFモデルは全面遮光コーティングが施され、ルーフプロテクトなしでも高い遮光性を有し、キャノピー立上げ時の影も濃くテント単体での遮光性が高い。但し、遮光性が高い反面、フルクローズ時に昼間でも幕内は暗め。遮光性の低いNLは晴天時、幕内が明るく且つ暖かいためむしろ冬キャンでは強みにもなる。
展開サイズ:NL≒BF
耐水性:NL≒BF ※値は違うが何れも必要十分な耐水性といえる
収納サイズ:NL>BF
重量:NL>BF
ピン張りのし易さ:NL>BF
価格:NL<BF
質感:NL<NF
遮光性:NL<BF
遮光エリア:NL<BF
■まとめ
私見による各幕の強み弱みをザックリまとめるのがコチラ。2モデルとも甲乙付け難いが、我家は夏シーンズンの炎天下ファミキャンを想定して遮光性を優先しBFモデルを導入。冬のソロもしくはデュオキャンメインなら軽量で収納時のサイズもコンパクトなNLモデルが良い。ちなみにレギュラーサイズのボーデン BFの重量はかなり重いので軽量なNLを選ぶ価値はあるがMIDサイズならBFの方が良いかな~。
| モデル | ボーデンMID NL(G2) | ボーデンMID BF(G2) |
| 強み | ○軽く取り回しが良い ○収納時のサイズがコンパクト ○ピン張りし易い |
○遮光性が高い ○遮光エリアが広い ○質感が高い ○フライを地面に広げた際、風で捲れ難い ○値段が若干安い ○オプションの値段が若干安い |
| 弱み | ×遮光性が低い ×遮光エリアが狭い ×質感は普通 ×フライを地面に広げた際、風で捲れ易い ×値段が若干高い ×オプションの値段が若干高い |
×重く取り回しが悪い ×収納時のサイズが大きい ×ピン張りし難い |
