[Insta360/X4 Air] ~ゲレンデ 初導入編~

先のスノボで[Insta360/X4 Air]をゲレンデにて初導入!導入に際しての準備と実際に使ってみての所感と今後の対策のまとめ!

 

■動画プロファイル

[Insta360/X4 Air]は2つのレンズを使った360℃レンズと1つのレンズを使ったシングルレンズモードが選択可能。

≫ツインカメラ(360°動画モード)

360°カメラの肝となる全方位動画撮影モード。動画プロファイルの選択肢一覧がコチラ。今回のスノボでは基本6K/30fbsで撮影。日中の濃淡自動補正のアクティブHDRと夜間の濃淡自動補正機能のアダプティブトーンは何れもONに設定。スノボ滑走中動画撮影のため自動風切り音低減モードは“強”を選択。

解像度 フレームレート アクティブHDR アダプティブトーン
8K 30/25/24fps ○/× ○/×
6K 50/48fps × ×
30/25/24fps
4K 50/48fps × ×
30/25/24fps ○/× ○/×

※正確な仕様は製品HPを参照のこと


 

ちなみにスノボを含めた我家の4つのシチュエーションの置ける録画プロファイルのデフォルト設定がコチラ。全体を通して基本は6K/30fbs/アクティブHDR(ON)/アダプティブトーン(ON)、テニスで事後スロー再生をする場合は6K/50fbs、1プレイヤーにトラッキングズームする場合は8K/30fbsにアレンジ。

状況 キャンプ テニス スノーボード ダンス
屋内外 屋外 屋内
場所 キャンプ場 テニスコート ゲレンデ 体育館
天候 曇天/晴天 曇天/晴天 曇天/晴天
トラッキング なし なし あり あり なし
解像度 6K 6K 8K 6K 6K
フレームレート 30fps 50fps 30fps 30fps 30fps
アクティブHDR ×
アダプティブトーン ×
自撮り棒長 300cm 300cm 114cm/300cm 300cm
自動棒形態 定点/手持ち 定点/手持ち 手持ち 定点/手持ち
定点カメラ位置 テント前方 テニスネット側方/テニスコート後方 舞台前方

※正確な仕様は製品HPを参照のこと

 

≫シングルカメラ(ミーモード)

シングルカメラミーモードはアクティブHDR&アダプティブトーン非対応。今回は2.7K/24bps/超広角モードをベースに撮影。

解像度 フレームレート 視野角
4K 30/25/24fbs 【MAX広角】最も広角で映像の歪みがあり、渓谷や草原等開けた風景の撮影に最適
【超広角】視野が広く登山やハイキング等のアウトドアスポーツの撮影に最適
【デワープ】歪みが極めて少ないのでスキーやブログ等の撮影に最適
【リニア】挟角は歪みがなくブログ等人物を強調するシナリオに最適
2.7K 60/50/48/30/
25/24fbs

※正確な仕様は製品HPを参照のこと

 

■バックパック

-本体

ゲレンデで使用するバックパックはバックカントリー向けの[MAMMUT/ニルヴァナ22L]を使用。容量22Lは500mLのペットボトルとタオル、サイフ、キーケース、バッテリーを入れるだけでは過容量だが、荷物が少なくとも形が崩れにくい。ショルダースタビライザーによるフィッティングはないが滑走時やリフト乗車時に邪魔に感じることも無かった。今回、ゴーグルポケットとヘルメットホルダーは使用したが、スノボアタッチメントは使用せず。また、背面アクセスも使う機会は無かった。



 

-左ショルダー

ゲレンデ移動および滑走中にカメラへのクイックアクセス可能にするために[MAMMUT/ニルヴァナ22L]の左ショルダー部分に[Insta360/マグネット式自撮り棒ホルスター]のマウントを装着。114cm自撮り棒にDリングとリーシュコードとカラビナも装着し不意な転倒時のカメラロストの防止効果を実感するとともに滑走時の干渉がないことが確認できた。滑走時に外れることも1度も無かった。

・[Insta360/マグネット式自撮り棒ホルスター]
・[Etsumi/カメラストラップ用Dリング360]
・[Soshin/リーシュコードII]
・[SK11/アルミカラビナ6*60mm]








 

-右ショルダー

[MAMMUT/ニルヴァナ22L]の右ショルダーには[GraniteGear/アドオンポケットプラス]を装着し6.8インチスマホ[Samsung/Galaxy S24Ultra]を格納。スマホ自体の収まりはジャストなのだが、滑走途中でのアクセスが悪く結局、スノーウェアの左胸ポケットに入れた方がアクセスが容易。左ショルダーには[Insta360/X4 Air]のマウントセットが装着されており、左半身に荷重が偏ってしまうのが難点。外ポケットに入れればアクセスは良いのだが、不意の転倒時のスマホ紛失リスクを考えると避けたいところ。

・[GraniteGear/アドオンポケットプラス]



 

-アクティビティ

左手でスノボを持って移動する際にエッジが自撮り棒に干渉することがあり傷がつくので注意が必要。カメラレンズの破損のリスクもあるため移動中はレンズキャップを付けた置いた方が無難。

・[Insta360/X4 Air]
[Insta360/X4 Air レンズキャップ]

・[Insta360/114cm見えない自撮り棒]
・[Insta360/300cm強化版超長い自撮り棒]

左は114cm自撮り棒仕様のカメラを[Insta360/マグネット式自撮り棒ホルスター]にセットした時の写真。右は300cm自撮り棒仕様。114cm自撮り棒装着時は移動と滑走時に邪魔になることはないが、300cm自撮り棒の場合は自重で勝手に伸長してしまうため自動棒をウェアのポケットに入れて置く必要が出てくる。また滑走中もボディに干渉するためやや滑り難くなる。[Insta360/マグネット式自撮り棒ホルスター]で使用する自撮り棒は標準の114cm見えない自撮り棒(123g)もしくは100cmの見えないアクション自撮り棒(124g)当たりがベストかな。85cm見えない自撮り棒だと滑走時の画角が少し足りない感あり。





 

[MAMMUT/ニルヴァナ22L]はヘルメットホルダーが付いているので、ゲレンデから駐車場に移動する際にヘルメットをアタッチすることも可能。

・[GIRO/NEO MIPS AF Lサイズ]



 

■360℃カメラ for 114cm自撮り棒

滑走中の画角パターン。前後左右の角度での撮影が可能。曇天時の画像は晴天時に比べやや落ちる印象。

リフト乗車時の画角パターン。前後左右に加え下方からの角度での撮影が可能。

114cm自撮り棒を手で目一杯伸ばした際の画角がコチラ。曇天時に比べ晴天時の画質が高いことも分かる。

最小長仕様114cm自撮り棒をショルダーマウントに装着したまま、シングルカメラモードで撮影した画角。両手がフリーになるため滑りやすいが、被写体を画角に収めるのが難しい。

最小長仕様114cm自撮り棒をショルダーマウントに装着したまま、リフトに乗車しシングルカメラモードで撮影した画角。インタビュー動画の作成の際は良いかも。

水滴がレンズに着いたまま撮影するとレンズの映り込みとフレアが生じるため、撮影前にレンズを綺麗にしておいた方が良い。



 

■360℃カメラ for 300cm自撮り棒

300cm自撮り棒を肩に担いだ状態で撮影。360°カメラの動画撮影、事後書き出しした画像がコチラ。ドローン調な画角を得ることが出来る。

 

滑走停止後、周りに人がいないことを確認した後、両手で300cm自撮り棒を持ち替えようとした途端不意に転倒(>_<)。しかもカメラを守るため背中から転倒したためダメージ大(´;ω;`)ウゥゥ。カメラ本体が雪に少し接触したものの幸い破損は見受けらなかった。300cm自撮り棒はバランスが悪いので人気がいるところでの使用は避けた方が良いのと、不意な転倒や木の枝への衝突リスクを考えるとレンズガードもあった方が良いかも知れない。

 

360°カメラの静止画撮影、事後書き出しした画像がコチラ。空撮調の画角を得ることが出来る。



 

■シングルカメラ for 114cm自撮り棒

ミーモードの動画撮影、事後書き出しした画像がコチラ。ミーモードは自撮り棒を持つ撮影者を常に追跡且つフレーミングしてくれるので画角から外れることはなく、自身の滑りをより良くモニターすることが可能。

対して反転ミーモードはカメラ先端から被写体が離れるとと画角内に収まらないケースが多々発生する。被写体への追跡走力がない場合はシングルレンズではなく360°レンズを使い動画を撮影した方がよりミスし難いと思われる。

静止画撮影は綺麗だが接写だと奥側の画像が少し歪む傾向あり。



 

■シームレス操作

ゲレンデでは基本グローブを嵌めているため録画開始及び停止ボタンを押しにくい状況。X4 Airではそんな時に便利なシームレス操作が以下の3種類用意されている。114cm自撮り棒では全て利用可能だが300cm自撮り棒では①のみ利用可能だが本体が遠すぎてオンオフの確認が出来ないため実質使えない。実際に114cm自動棒にてゲレンデで3つのシームレス操作を試してみたが一番精度が高かったのは①ツイスト撮影、次いで②のジェスチャー機能、一番精度が悪かったのは③の音声制御。結局のところ本体の物理ボタンを押してから自動棒を伸ばして撮影することが多かった。自撮り棒を伸ばしたままオンオフを快適に実施するには別途リモコンを用意した方が良いのかもしれない。

①ツイスト撮影
自撮り棒を軸にして左右に2回捻るだけで、録画の開始・停止や写真撮影が可能。
⇒素手だと上手く認識するのだがグローブを嵌めると精度が落ちる(慣れの問題かも)

②ジェスチャー操作(0.4~1.6m)

「手のひら」「ピースサイン」で撮影開始及び停止
⇒素手だと上手く認識してくれるがグローブを嵌めた状態だとかなり精度が落ちる

③音声制御(1.2m以内)
「写真撮影」「録画開始」「録画停止」「マークする」「電源オフ」
⇒自撮り棒を伸ばしていない状況なら反応するが、周りに人がいてざわついている状況や風が吹いている状況ではほとんど反応しない

※「マークする(Mark)」とは、録画中に特定の瞬間(見どころ)を音声コマンドで記録(マーキング)し、後でアプリ編集で簡単に見つけやすくするための機能。ハイライト場面で「マークする」と話しかけると、その時点に目印がつけられ、後で編集する際にその部分だけを抜き出したり、強調したりするのに便利。



 

■所感

今回初めてスキー場ゲレンデにて360°カメラ[Insta360/X4 Air]を導入!屋外アクティビティは破損リスクが多かれ少なかれあるためレンズプロテクターや本体プロテクターを装着した方が安心感があるが、自撮り棒の先端にカメラ本体を撮影することを考えると本体にはできる限り装飾は省き軽量化した方が取り回しが良いのが悩みどころである。

◎スマホでは得ることのできない画角での撮影が可能
◎手振れ補正機能が素晴らしい
○360°撮影モードでは全方位の動画を記録するため事後トラッキングで特定の人を特定した動画を作成できる
○晴天時の画質は良好

○114cm自撮り棒での滑走中の手持ち撮影はややし難いが許容範囲
○114cm自撮り棒での滑走中の撮影者及び被写体撮影の手ブレはほぼ感じず画角も良い
○シングルレンズミーモードは自身の滑走チェックには最適
○マグネット式自撮り棒ホルスターによりカメラへのクイックアクセスが可能となる上に滑走時も邪魔にならない。
×曇天時の画質はやや悪い

×シングルレンズ反転ミーモードは被写体が画角に収まらないことが多く撮影が難しい
×本体重量165gと言えど114cm自撮り棒の先端に付けての撮影は重みがあり長時間の使用での荷重負荷を感じる
×本体重量165gと言えど300cm自撮り棒の先端に付けての撮影はかなり重みがある上にバランスが悪く滑走中の撮影は難しい(人気のないところ限定で使用)
×ショルダーマウント装着に左手でスノボをもって移動するとエッジで本体及び自撮り棒に傷がつく可能性があるため移動中のレンズキャップ装着は必須


 

■備忘録

スノボ滑走及び移動時の使用を考えるとやはりプロテクター類は合った方が良いと感じた。不覚にもデフォルトで付属していたソフトケースを紛失してしまったため、移動時用の本体ケース、撮影時の不意な転倒や枝への干渉予防用にレンズガードは少なくとも追加補完したい。撮影時のボディプロテクトも欲しい所だが、本体重量増は取り回しが悪くなるため付けるか付けないかは迷いどころである。また、ゲレンデ集合写真用に三脚もあると便利だと感じた。

≫レンズガード&交換キット

・[Insta360/X4 Air 標準レンズガード]
標準のレンズガード。


・[Insta360/X4 Air プレミアムレンズガード]
高品質なレンズガードだが厚みが標準タイプより増す。


 

・[Insta360/X4 Air レンズ交換キット]
レンズ交換キットも標準レンズガードと同程度の価格。画質優先ならレンズガードレスで万一破損した場合はレンズを交換するという手の方が良い。


≫本体カバー

・[AGENIUS/Insta360 X4 Air ケース]
ショルダーマウント仕様時に本体に装着しておけばレンズのみならず、液晶及びボディへのエッジ干渉による傷予防になることを期待。


 

≫三脚

・[Insta360/アウトドア三脚]
114cm自撮り棒を三脚化することが出来る。2段階伸長式の脚でそれなりに安定感がある。


 

・[Insta360/スローポッド内蔵自撮り棒 リモコンキット]
リモコンキットワンタッチ開脚機構付きの最大長117cm/重量229gの自撮り棒。114cm自撮り棒(123g)単体よりも106g重いが、114cm自撮り棒(123g)+アウトドア三脚(187g)の合計重量310gよりも81g軽い。


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