今回の観察記を元に成長ステータスを更新!立ち上がりの早い品種と遅い品種を一見化。
■各水槽の様子
水上葉の繁り具合だけ見たときのベスト5がコチラ。何れもハウス内越冬品種で立ち上げりが早い。
≫水上葉の繁り具合ベスト5
①耐寒性睡蓮“プッタラクサー”※花芽あり
②耐寒性睡蓮“マンカラウボン”※花芽あり
③耐寒性睡蓮“パラニー”
④耐寒性睡蓮“ローズマグノリア”
⑤亜属間交配種睡蓮“フェイマクドナルド”
≫庭先南側ゾーン
水面上に5枚以上の水上葉を展開しているのは耐寒性睡蓮“ローズマグノリア”“マンカラウボン”の2品種。“マンカラウボン”は立ち上がりが早く、花芽及び水上花蕾が発現!
≫庭先南側ゾーン
水面上に5枚以上の水上葉を展開しているのは亜属間交配種睡蓮“フェイマクドナルド”、耐寒性睡蓮“パラニー”“ヤヤ”“プッタラクサー”の4品種。内、“プッタラクサー”は花芽を確認。熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”はトリミングしてから植付たばかりで水上葉さえ展開はしていないが花芽を確認。
≫ベランダ南側ゾーン
日照時間が短いせいか耐寒性睡蓮“カビンブリ”の水上葉の展開は無し。耐寒性姫睡蓮“ヘルボラ”は水上葉を展開を開始!
■成長ステータス
2025/4/12の一斉水槽リセット&レイアウト変更から開花迄に至る成長ステータスを一見化。育成環境が各々違うので一概には言えないが総じてハウス内越冬組の成長は早い。耐寒性睡蓮“マンカラウボン”と熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”はビニールハウス越冬期間中に開花しているが、水槽リセット時をスタート時点とするためカウントしない。
≪環境の違い≫
【植替タイミング】秋植替⇔春植替
【越冬場所】屋外越冬⇔ハウス内越冬
【日照時間】屋外北側⇔屋外南側⇔屋外西側⇔ベランダ南側
前回、2025/4/12の成長ステータスがコチラ。
≪成長ステータス 其の壱(2025/4/12)≫
■成長ステータス“水中葉”
≫“水中葉”(-) ⇒キングオブサイアム/タイニムファ/花蓮各種
≫“水中葉”(+)⇒マニーサイアム/ヘルボラ/サイアムパープル2/ムラサキシキブ/カビンブリ
≫“水中葉”(++)⇒タンポン/ペリーズダブルイエロー
■成長ステータス“水上葉”
≫“水上葉”(+)⇒ペリーズファイヤーオパール/ラズベリー/アウグキー/ヤヤ
≫“水上葉”(++)⇒グレッグスオレンジビューティー/パラニー/フェイマクドナルド
≫“水上葉”(+++)⇒ローズマグノリア/プッタラクサー/
■成長ステータス“開花”
≫“花芽”(+)⇒マンカラウボン
≫“初咲”(++)
≫“複輪”(+++)
1週間後となる今回、2025/4/19の成長ステータスがコチラ。成長ステータスを更新した箇所を下線で記す。この1週間は快晴が多く日照時間が長く昼間の気温も20℃以上と暖かったためか、睡蓮8品種が成長ステータスを更新。新たに耐寒性睡蓮“プッタラクサー”と熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”の花芽が確認。耐寒性睡蓮“マンカラウボン”については花蕾が水上に出てきたため開花間近と言える。
≪成長ステータス 其の弐(2025/4/19)≫
■成長ステータス“水中葉”
≫“水中葉”(-) ⇒タイニムファ/花蓮各種
≫“水中葉”(+)⇒キングオブサイアム/ヘルボラ/サイアムパープル2
≫“水中葉”(++)⇒カビンブリ
■成長ステータス“水上葉”
≫“水上葉”(+)⇒ペリーズファイヤーオパール/ラズベリー/アウグキー/マニーサイアム/ペリーズダブルイエロー/タンポン
≫“水上葉”(++)⇒グレッグスオレンジビューティー/フェイマクドナルド/ヤヤ
≫“水上葉”(+++)⇒ローズマグノリア/パラニー
■成長ステータス“開花”
≫“花芽”(+)⇒マンカラウボン/プッタラクサー/ムラサキシキブ
≫“初咲”(++)
≫“複輪”(+++)
睡蓮&蓮の品種別の成長ステータスがコチラ。黄色部が今回成長ステータスが更新に至る。耐寒性睡蓮“マンカラウボン”は3季目となるが安定の水上葉(浮葉)の立ち上がりが早く、抜群の安定感を示す。熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”も1週間前に浮葉の大部分をトリミングしてから植替したのにも掛からわず花芽を発現し成長サイクルの速さを伺える。今季導入品種で立ち上がりの速さに目を引くのが耐寒性睡蓮“プッタラクサー”で既に花芽を確認。

■睡蓮&蓮レイアウト
現時点における睡蓮&蓮のレイアウトイメージ。ヤフオクで新たに落札した花蓮“巨椋大黒”を含めると睡蓮&蓮の品種は全27種に及ぶ。
≫2025年育成睡蓮⇒全19種
・温帯睡蓮(耐寒性睡蓮):13品種※姫睡蓮含む
・亜属間交配種睡蓮:3種
・熱帯睡蓮:3種
2025年育成花蓮⇒全8種
・小型蓮:3種
・大型蓮:2種
・古代蓮:3種※3色3種は非同定
■所感
睡蓮&蓮の成長過程を“水中葉”“水上葉”“開花”ステータスの3つに分類。更にそれぞれ3つのステータスに分類し全9段階により総リセット時を起点として随時スタンプ。既存品種では耐寒性睡蓮“マンカラウボン”と熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”、新規導入品種では耐寒性睡蓮“プッタラクサー”と耐寒性睡蓮“パラニー”の立ち上がりが早いと言える。熱帯睡蓮“キングオブサイアム”、耐寒性姫睡蓮“ヘルボラ”や亜属間交配種睡蓮“サイアムパープル2”は立ち上がりは悪いが水中葉は発現しているのでこれからの成長に期待。熱帯睡蓮“タイニムファ”に関しては水中葉未発現で4月中に発現しないようならロストかな。
≫水上葉(浮葉)の立ち上がりが早く開花間近の品種
・耐寒性睡蓮“マンカラウボン”“プッタラクサー”
・熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”
≫水上葉(浮葉)の立ち上がりがやや早い品種
・耐寒性睡蓮“パラニー”
≫水上葉(浮葉)の立ち上がりが悪い品種
・熱帯睡蓮“キングオブサイアム”
・耐寒性姫睡蓮“ヘルボラ”
・亜属間交配種睡蓮“サイアムパープル2”
≫水中葉が出てこない品種
・熱帯睡蓮“タイニムファ”
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