睡蓮ビオトープ2024 ~秋の植替大作戦編 第1段~

睡蓮含む水草の秋の植え替え編!睡蓮のスライド式植替にも初挑戦♪

■タスク

今回のタスクは睡蓮4品種の植替&植付、浮葉及び抽水植物4種の植替。

≫睡蓮の植替

脇芽から水上葉がどんどん出て来て、内鉢がパンパンになっている耐寒性睡蓮3品種の植替、内1品種はスライド式植替にトライ。ムカゴの植付も併せて実施。

・耐寒性睡蓮“ペリーズダブルイエロー”親株鉢⇒スライド式植替
・耐寒性睡蓮“ローズマグノリア”親株鉢⇒植替&内鉢サイズUP
・耐寒性睡蓮“マンカラウボン”子株鉢⇒植替
・熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”⇒ムカゴの植付


 

≫水草の植替

爆殖中の水草4種の植替。

・浮葉植物“ヒメコウホネ”の植替
・抽水植物“アンブリア”“ナガバオモダカ”&“ロタラロトンジフォリア”の植替


 

■用意したもの

・[カインズ/東海化成エコポリポット15cm黒丸x100]898
当初径18cmのポリコットに使用と思っていたが、店頭展示のサイズをみて径15cmに変更。子株用の内鉢として使用予定。


 

・[カインズ/芝の目土14L]398*2
植替え用のメイン用土。


 

・[ダイソー/エコ ニューウェーブプランター]110*5
外寸32.2*16*12.1(h)cm。水草植替用の横長プランター。ウェーブ上で剛性が強く水中で内鉢として使用した際に歪み難いと思われる。また、底面の穴が少ないので肥料漏れが起こし難いのも良い。

■睡蓮のスライド式植替

スライド式植替初トライ!…睡蓮ビオトープ水槽の上に吊るした“オニヤンマ君”の効果は如何に!?



 

≫耐寒性睡蓮“ペリーズダブルイエロー”

親株と子株ゾーンが綺麗に左右に分かれており、正にスライド式植替に打ってつけの配置。


 

ペグで線を入れ、根茎はハサミでカット。右側を親株ゾーンとして残す。

 

ペグで根を切る。


 

親株ゾーンを残し、子株ゾーンを取り外す。

親株ゾーンを成長点を確保するべく左にスライド。

用土と元肥を追加。


 

土表面を赤玉土小粒で多い、水で湿らせ親株のセット完了。


 

[ダイライト/角型容器RL-500L]に沈める。ん~随分とスッキリした。スライド式は植替ダメージが少ないので今季もう1回位花が咲くことを祈る。


 

株分けした子株は3つ。内2つは[カインズ/東海化成エコポリポット15cm黒丸x100]に植付、1つは余っていたプラ内鉢に植付。



 

■睡蓮&水草の通常植替

[カインズ/東海化成エコポリポット15cm黒丸]10個の用土&元肥をセットアップ。子株用で花上りを気にする必要がないため元肥は即効性肥料[カインズ/グリーンそだちEX IBのチカラ500g]を少量使用。遅効性元肥[カインズ/マグァンプK 大粒 500g]は使用せず。


 

[ダイソー/エコ ニューウェーブプランター]5個の用土&元肥をセットアップ。秋植替なので春植替より遅効性元肥[カインズ/マグァンプK 大粒 500g]と遅効性元肥[カインズ/グリーンそだちEX IBのチカラ500g]は気持ち少なめ。2個使わなかったので22Lコンテナにてそのまま保管。





 

≫耐寒性睡蓮“マンカラウボン”

子株鉢の“マンカラウボン”からは5つの子株が取れた。内2つは[カインズ/東海化成エコポリポット15cm黒丸]に植付。残りは植付せずに、五右衛門水槽に浮かべて置く。



 

≫耐寒性睡蓮“ローズマグノリア”

内鉢が歪む程成長した“ローズマグノリア”を株分けし、親株は[セリア/大鉢角型]に、子株は[カインズ/東海化成エコポリポット15cm黒丸]に植付。



 

≫熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”

ベランダで育成したムカゴを[カインズ/東海化成エコポリポット15cm黒丸]に植付。残暑厳しい秋なのでもしかしたら開花するかも。



 

≫浮葉植物“ヒメコウホネ”

“ヒメコウホネ”の根茎が肥大化して用土が内鉢から溢れている(>_<)。緑水化の原因はコレかも。


 

流水で用土を洗い落とし、株分け。

親株は外寸26.5*25.5*13(h)cmの[セリア/連結鉢タワーポット] に植替。子株は[カインズ/東海化成エコポリポット15cm黒丸]に植替。



 

≫抽水植物“アンブリア”

“アンブリア”は[ダイソー/エコ ニューウェーブプランター]に植替。



 

≫抽水植物“ナガバオモダカ”&“ロタラロトンジフォリア”

“ナガバオモダカ”と“ロタラロトンジフォリア”は同一の横長プランターに寄せ植えしていたが、藻が密集し水草同士が絡んできたので植替をすることに。

“ナガバオモダカ”は[ダイソー/エコ ニューウェーブプランター]に植替。


 

“ロタラロトンジフォリア”も[ダイソー/エコ ニューウェーブプランター]に植替。深く沈めすぎたせいか茎が寝てしまっている。



 

■ビオトープ水槽の様子

≪庭先ビオトープ水槽@北側≫

北側のビオトープ水槽ゾーンに[コメリ/角型タライジャンボ120]を1つ追加し、子株用のポリコット内鉢として使用。親株が育たなかったとき用のバックアップ及び譲渡用。


 

≫[ダイライト/角型容器RL-500L]
スライド式植替を実施した耐寒性睡蓮“ペリーズダブルイエロー”の密集水上葉が改善されスッキリしている。“ロタラ ロトンジフォリア”と“ナガバ オモダカ”も別々の内鉢に植替。

【睡蓮】耐寒性睡蓮“ペリーズファイヤーオパール”“ペリーズダブルイエロー”“マニーサイアム”、亜属間交配種睡蓮“フェイマクドナルド(子)”
【水草】“ミズトクサ”“ロタラ ロトンジフォリア”“ナガバ オモダカ”“ウォーターミント”
サルビニア ククラータ”
【生体】タナゴ/ランチュウ/黒ランチュウ/メダカ/ミナミヌマエビ


 

≫[コメリ/角型タライジャンボ120ーA]
耐寒性睡蓮“ローズマグノリア”は株分けし親株の内鉢を[セリア/フルーラプランター]から[セリア/大鉢角型]にサイズアップ。耐寒性睡蓮“タンポン”が枯れてしまった[大和/ガレージコンテナ45型]の内鉢もそのまま沈めてある。来季用の耐寒性睡蓮を新たに購入して植付ようかな。

【睡蓮】耐寒性睡蓮“ローズマグノリア”
【水草】湿生植物“ウォーターミント”
【生体】ランチュウ


 

≫[コメリ/角型タライジャンボ120-B]
熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”でムカゴが出来始めている水上葉を茎を10cm程残して千切り、[チャーム/睡蓮鉢14号]に移動。

【睡蓮】熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”
【水草】なし
【生体】ランチュウ、メダカ


 

≫[コメリ/角型タライジャンボ120-C]
今回新たに水張りをした外鉢。子株育成用鉢として使用。

【睡蓮】
・耐寒性睡蓮“ペリーズダブルイエロー”子株*3、“マンカラウボン”子株*2、“ローズマグノリア”子株*2
・亜属間交配種睡蓮“フェイマクドナルド”子株*1
・熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”子株*1
【水草】
・浮葉植物“ヒメコウホネ”子株*1
・抽水植物“ナガバオモダカ”子株*1、“アンブリア”子株*1
【生体】ミナミヌマエビ


 

≫[チャーム/睡蓮鉢14号]
熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”のムカゴ育成外鉢。

【睡蓮】熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”ムカゴ
【水草】なし
【生体】なし



 

≪庭先ビオトープ水槽@南側≫

日照時間の一番長い南側ゾーン。今回の植替睡蓮はない。

≫[ダイライト/角型容器RL-300L]
ベランダから移設した熱帯睡蓮“キングオブサイアム”は花芽を沢山付け、且つ育成睡蓮中最大サイズの水上葉を展開。日照時間延長と外鉢のサイズアップの効果テキメン!

【睡蓮】熱帯睡蓮“キングオブサイアム”、亜属間交配種睡蓮“アウグキー”“サイアムパープル2”
【水草】なし
【生体】メダカ、スジシマドジョウ


 

≫[ナフコ/角型タライジャンボ120ーA]
浮葉植物“ヒメコウホネ”の根茎が課成長し土が溢れていたため花芽株を残して植替え。水上葉が黄色いのが気になる。成長が早いため元肥は少なめ。緑水化は土が零れ溢れていたため培養土や元肥の栄養素が漏れ出したことと日照時間の長さが原因と思われる。

【睡蓮】耐寒性睡蓮“ラズベリー”
【水草】浮葉植物“ヒメコウホネ”
【生体】メダカ、ミナミヌマエビ


 

≫[ナフコ/角型タライジャンボ120ーB]
モフモフ爆殖していた抽水植物“アンブリア”を植替。緑水化が収まれば良いのだが。

【睡蓮】耐寒性睡蓮“マンカラウボン”、亜属間交配種睡蓮“フェイマクドナルド”
【水草】抽水植物“アンブリア”
【生体】メダカ


 

≫[ナフコ/角型タライジャンボ120-C]
南側ゾーンで唯一緑水化しておらずクリアな外鉢。理由は不明。ガガブタの浄化作用が強いのかな…!?

【睡蓮】耐寒性睡蓮“グレッグスオレンジビューティー”
【水草】浮葉植物“ガガブタ”
【生体】メダカ


 

≪庭先ビオトープ水槽@西側≫

≫五右衛門水槽
ランチュウの成長が良くサイズが大きい。環境が良いのかな。タナゴもステルス化しており見つけ難いが元気に泳いでる。

【睡蓮】耐寒性睡蓮“マンカラウボン”の子株⇒浮かべてある
【水草】浮遊植物“ホテイアオイ”、湿生植物“シュロガヤツリ”
【生体】ランチュウ、タナゴ、レッドラムズホーン


 

■開花睡蓮

今回の開花は全3品種。まずは熱帯睡蓮“ムラサキシキブ”。


 

熱帯睡蓮“キングオブサイアム”。今回の花形は比較的良い。

耐寒性睡蓮“マンカラウボン”。今回の花は厚みがなく薄め。



 

■まとめ

今回、秋の植替を実施した睡蓮は耐寒性製睡蓮“ペリーズダブルイエロー”、“ローズマグノリア”の親株鉢、“マンカラウボン”の子株鉢。“ペリーズダブルイエロー”は初挑戦となるスライド式植替にて実施。スライド式は通常の方法に比べ植替ダメージが少ないため今季中の再開花も期待できる。

分類 No. 名称 サイズ 色調 内鉢
耐寒性
睡蓮
(温帯
睡蓮)
1 ペリーズダブルイエロー L [大和/ガレージコンテナ45型]
※スライド式植替
2 ペリーズファイヤーオパール L [大和/ガレージコンテナ45型]
3 ラズベリー L [大和/ガレージコンテナ45型]
4 グレッグズオレンジビューティー M [大和/ガレージコンテナ45型]
7 ヘルボラ SS [セリア/FL植木鉢6号]
※次回[セリア/大鉢角型]に植替
8 マニーサイアム S [セリア/フルーラプランター]
※次回[セリア/大鉢角型]に植替
9 マンカラウボン
※今回株分けしたのは子株鉢
M [セリア/フルーラプランター]
※次回[セリア/大鉢角型]に植替
10 ローズ マグノリア M [セリア/フルーラプランター]⇒[セリア/大鉢角型]
亜属間
交配種
睡蓮
11 アウグキー M [セリア/大鉢角型]
12 サイアムパープル2 M [セリア/FL植木鉢6号]
※次回[セリア/大鉢角型]に植替
13 フェイマクドナルド M [セリア/大鉢角型]
熱帯睡蓮 14 キングオブサイアム M [セリア/大鉢角型]
15 タイニムファ※夜咲 M [セリア/フタ付きプレーンボックス]
※次回[セリア/大鉢角型]に植替
16 ムラサキシキブ ※ムカゴ S [セリア/FL植木鉢6号]
※次回[セリア/大鉢角型]に植替


 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

睡蓮ビオトープ2024 ~葉月観察記 ベランダ編~

睡蓮ビオトープ2024 ~耐寒性睡蓮“ペリーズファイヤーオパール”開花迄の軌跡~

睡蓮ビオトープ2023 ~亜属間交配種睡蓮の特徴編~

睡蓮ビオトープ2024 ~耐寒性睡蓮“パラニー”導入編~

睡蓮ビオトープ2024 ~植替編 其の壱~

メダカ観察日記2022 ~楊貴妃&幹之メダカ 投入編~