[DDハンモック/DDタープ4×4] ~解剖の儀~

[DDハンモック/DDタープ4×4]を同シリーズ[DDハンモック/DDタープ3×3]、[DDハンモック/DDタープ3.5×3.5]と比較しながら解剖検討してみた。

■仕様

製品HPから抜粋した[DDハンモック/DDタープ4×4]の仕様はコチラ。

【サイズ】4m*4m
【生地】190Tポリエステル
【耐水性】3,000mm
【カラー】オリーブグリーン/コヨーテブラウン/フォレストグリーン
【重量】1,290g※ペグ等を含まない
【付属品】ガイドライン*4/ペグ*4
【アタッチメント】19ヶ所






■シリーズ比較

執筆時、DDハンモックのDDタープシリーズには現在19種類がラインナップされている(稜線長順)。単色カラーとマルチカモカラーは別種類としてラインナップされておりややスペックが違うものあり値段も高い。今回はDDタープ4×4を中心にDDタープ3×3、DDタープ3.5*3.5を解剖検証していく。ちなみに小生はDDタープ3.5×3.5のコヨーテブラウンカラー、キャンプ仲間のYZさんはDDタープ4×4のマルチカモカラーを所有。

No. DDハンモック
DDタープシリーズ
稜線長
(cm)
ルーフ長
(cm)
耐水圧
(mm)
重量
(kg)
アタッチ
メント数
カラー 定価
1 DD Tarp 2×2 200 200 3,000 0.41 9 OG ¥10,340
2 DD SuperLight Tarp 300 290 0.46 19 OG/CB/OR ¥21,780
3 DD Recycled Tarp 3 300 290 3,000 0.77 19 OD/TE ¥12,800
4 DD Tarp S 280 150 3,000 0.45 19 OG/CB ¥9,900
5 DD SuperLight Tarp S 280 150 0.26 19 OG ¥13,200
6 DD Tarp 3×3  300 300 3,000 0.79 19 OG/CB/JB/OR ¥12,100
7 DD Tarp 3×3 MC 300 300 3,000 0.79 19 MC ¥14,520
8 DD Tarp 3×3 UV50+ 300 300 3,000 0.79 19 PG ¥12,780
9 DD Tarp 3×3 PRO MC 300 300 3,000 0.875 21 MC ¥19,120
10 DD Tarp 3×3 PRO 300 300 3,000 0.875 21 OG ¥15,400
11 DD Tarp M 350 250 3,000 0.81 19 OG/CB ¥11,880
12 DD Tarp 3.5×3.5 350 350 3,000 1.05 19 OG/CB/FG ¥14,300
13 DD Tarp 3.5×3.5 MC 350 350 3,000 1.05 19 MC ¥18,480
14 DD Tarp 4×4 400 400 3,000 1.29 19 OG/CB/FG ¥15,180
15 DD Tarp 4×4 MC 400 400 3,000 1.29 19 MC ¥20,130
16 DD Superlight Tarp XL 450 290 3,000 0.69 19 OG ¥28,930
17 DD Tarp XL 450 300 3,000 1.01 19 OG/CB ¥13,750
18 DD Tarp XL MC 450 300 3,000 1.02 19 MC ¥18,480
19 DD Tarp 5×5 MC 500 500 3,000 1.9 25 MC ¥38,280
20 DD Tarp 5×5 500 500 3,000 1.9 25 OG ¥30,580

※正確な仕様は各製品HPを参照のこと

 

■シリーズ3幕イメージ比較

タープ3幕のサイズイメージ比較。サイズアップする毎に両辺が50cmずつ長くなっていく。


 

タープ3幕をメインポール250cm*2+サブポール180cm*4で標準張りした際のイメージ比較。

 


 

標準張りの横見イメージ比較。



 

■ロッジシェルターⅡとの併用イメージ

[オガワ/ロッジシェルターⅡ]にオガワ張りイメージ。セッティングテープの長さを長くすればタープ下の使用スペースは拡大、短くすれば過保護張り調に使用可能。


 

[オガワ/ロッジシェルターⅡ]に密着式過保護張り張りイメージ。雨が降る前にセッティングできれば雨天撤収時にテント本体が水で濡れて重くなることを防ぐことが出来るかもしれない。。



 

■シェルターGHとの併用イメージ

目下気になっているドーム型テント[ミニマルワークス/シェルターGH]との併用イメージ。[DDハンモック/DDタープ4×4]のタープ稜線をテント全幅に対して平行に並列配置。雨天時、タープからテントに雨が流れてしまうが、テント出入口側にポールが無いので動線が良い。シェルターGHはソロを想定しているため明らかにタープ下の有効スペースが広く持て余してしまう。ゲストが沢山いるなら別だが。


 

タープ稜線をテント全幅に対して平行に並列配置。雨天時、雨は左右に流れるが、テント出入口センターにメインタープポールが位置するため動線が悪くなる。


 

オガワ張りのイメージ図。タープ稜線が長いのでサブポールは4本使用。セッティングテープの長さを調節することにより過保護張り調にも使用可能。


 

タープ稜線をテント全幅に対して垂直もしくは水平方向に過保護張りしたイメージ図。雨天時にタープを先行設営することによりタープ下で雨に濡れ難い状態でテントが設営可能。


 

両辺が50cmずつ短い[DDハンモック/DDタープ3.5×3.5]とシェルターGHの併用イメージ。タープ稜線をテント全幅に垂直方向にすれば過保護張りも可能。テントとタープの動線を考えるとテント入口にメインポールが位置しないタープ稜線をテント全幅に水平方向に並列張りをするか、オガワ張りが動線が良く使い易いかな。


 

両辺が100cmずつ短い[DDハンモック/DDタープ3×3]とシェルターGHの併用イメージ。ソロならこれが一番バランスが良い。過保護張りは出来ないので、雨天と動線を考えるとオガ張りが一番使い勝手が良いかな。



 

■まとめ

[DDハンモック/DDタープ4×4]はサイズが大きいのでテントと併用して使用する場合はソロというよりファミリー幕との相性が良い。タープ泊を想定するなら別だが。我家に導入するとしたら[オガワ/ロッジシェルターⅡ]との併用が主となるが当面[DDハンモック/DDタープ3.5×3.5]を使ってみてサイズアップのニーズが出てくれば追加したいと考えている。以下所有タープに[DDハンモック/DDタープ]3製品加え稜線の短い順に並べた比較表。[DDハンモック/DDタープ4×4]は2番目に大きいサイズ感に位置する。

所有 [メーカー名/製品名] 形状 稜線長
(cm)
ウィング長
(cm)
総重量
(kg)
フライ重量
(kg)
耐水圧
(mm)
生地
1 [Soomloom/レクタタープTC] レクタ 250 295 3 TC
2 [GOGlamping/スクエアタープTC] スクエア 295 295 2.7 500 TC
3 [オガワ/システムタープペンタ3×3] ペンタ 300 300 1.02 0.56 1,800 PE
4 [DDハンモック/DDタープ3×3]※未所有 スクエア 300 300 0.79 3,000 PE
5 [オガワ/システムタープレクタ] レクタ 350 295 2.2 1.5 1,800 PE
6 [DDハンモック/DDタープ3.5×3.5] スクエア 350 350 1.05 3,000 PE
7 [オガワ/フィールドタープレクタTC] レクタ 350 420 4.1 3.5 350 TC
8 [テンマクデザイン/ムササビウィング13TC] ペンタ 390 380 2.15 1.9 500 TC
9 [DDハンモック/DDタープ4×4]※未所有 スクエア 400 400 1.29 3,000 PE
10 [オガワ/システムタープヘキサDX] ヘキサ 480 570 4.1 2.4 1,800 PE

※正確な仕様は各製品HPを参照のこと


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