睡蓮ビオトープ2024 ~ヒメコウホネ 初開花編~

2024年6月中旬の各睡蓮ビオトープ水槽の観察記。そして先シーズン開花に至らなかった“ヒメコウホネ”が今期初開花!

■睡蓮&水草構成

睡蓮&水草及び生体構成一覧がコチラ。睡蓮は親株は(親)、子株は(子)、植付もしくは植替日を付記。ピンク時は2024年新規導入種。黄色背景は親株、緑色背景は子株。子株は欲しい人がいたら随時譲渡。

場所 水槽 水草 生体
屋外 練床水槽(500L) ≫耐寒性睡蓮
・ペリーズファイヤーオパール(親)⇒4/14
・ペリーズダブルイエロー(親)⇒4/14
・ラズベリー(親)⇒6/1
≫ミズトクサ
≫ロタラ ロトンジフォリア
≫ナガバ オモダカ
≫ウォーターミント
タナゴ
ミナミヌマエビ
メダカ針子
練床水槽(300L) ≫耐寒性睡蓮
・マンカラウボン(子)⇒4/14
・ローズマグノリア(子)⇒4/30
≫亜属間交配種睡蓮
・アウグキー(親)⇒6/15
メダカ(複種)
スジシマドジョウ
五右衛門水槽(235L) ≫ホテイソウ
≫シュロガヤツリ
≫ミニシペラス
ランチュウ
ミナミヌマエビ
タライ水槽A(120L) ≫耐寒性睡蓮
・マニーサイアム(親)⇒4/14
・マンカラウボン(親)⇒4/14
≫ウォーターミント
メダカ(単種)
タライ水槽B(120L) ≫耐寒性睡蓮
・ローズマグノリア(親)⇒4/30
・ヘルボラ(子)⇒4/30
≫ウォーターミント
ランチュウ
ミナミヌマエビ
タライ水槽(80L) ≫亜属間交配種睡蓮
・サイアムパープル2(親)⇒3/30
≫ヒメコウホネ
≫アンブリア
≫ホテイソウ
メダカ針子
陶器水槽(35L) ≫耐寒性睡蓮
・マニーサイアム(子)⇒4/14
メダカ(単種)
プラ水槽(22L) ・ペリーズファイヤーオパール(子)⇒5/18
・ペリーズファイヤーオパール(子)⇒6/15
・マンカラウボン(子)⇒5/18
・古代蓮(親)⇒6/15
ミナミヌマエビ
ベランダ プラ水槽(78L) ≫亜属間交配種睡蓮
・フェイマクドナルド(親)⇒6/15
≫ミズトクサ
≫マツモ
≫アオウキクサ
メダカ
スジシマドジョウ
ミナミヌマエビ
発泡スチロール
水槽(25L)
≫耐寒性睡蓮
・ヘルボラ(親)⇒4/30
≫ウォーターミント
≫マツモ
≫アオウキクサ
メダカ針子
ミナミヌマエビ


 

■初開花履歴

今期、初開花の履歴がコチラ。

≫2024.4.14

⇒“ロタラ ロトンジフォリア”&“ナガバ オモダカ”今期初開花!




 

≫2024.4.30

⇒耐寒性睡蓮“ローズマグノリア”今期初開花!



 

≫2024.6.15

⇒“ヒメコウホネ”通期初開花!



 

■庭先ビオトープ

各ビオトープ水槽の水草構成を再セットし、アオミドロや枯葉や穴空き葉を取り除き掃除。

-練床水槽(500L)

AKさんから頂いたタナゴ3種計15匹が主役且つ、所有水槽中最大容量を誇る水槽。新規導入の“ラズベリー”も当水槽に鎮座。“ペリーズダブルイエロー”は所有睡蓮中最大の成長具合で既に開花間近の花芽を3つ保持している。“ペリーズファイヤーオパール”は水上葉も少なくと根を下ろしたばかりといった感じ。いつの間にか孵化していたメダカ針子もタナゴに食べられることなく稚魚迄成長している。遊泳域が違うために混泳が可能なのかもしれない。

水槽 水草 生体
練床水槽(500L) ≫耐寒性睡蓮
・ペリーズファイヤーオパール(親)⇒4/14
・ペリーズダブルイエロー(親)⇒4/14
・ラズベリー(親)⇒6/1
≫ミズトクサ
≫ロタラ ロトンジフォリア
≫ナガバ オモダカ

≫ウォーターミント
≫サルビニア ククラータ
タナゴ
ミナミヌマエビ
メダカ針子




-練床水槽(300L)

雑種多様なメダカを育成している水槽。今期新規導入の“アウグキー”親株は当水槽に鎮座。“マンカラウボン”は子株ながら成長一縷敷く水上葉を茂らせてる。“ローズマグノリア”の子株は水上葉が少ないが、葉色は悪くないのでこれから成長していくと思われる。1匹錦鯉のようなカッコいいメダカを発見。父親に確認したがいつ購入したのかは不明且つ品種もわからないとのこと。

水槽 水草 生体
練床水槽(300L) ≫耐寒性睡蓮
・マンカラウボン(子)⇒4/14
・ローズマグノリア(子)⇒4/30
≫亜属間交配種睡蓮

・アウグキー(親)⇒6/15
メダカ(複種)
スジシマドジョウ



 

-五右衛門水槽(235L)

“アオウキクサ”が爆殖していた五右衛門水槽の開放水面を確保し水替え。色揚げしていない“ランチュウ”6匹を移動。西日が長時間当たるのと水深があるため底の方にアオミドロが発生し易く定期メンテナンスが難しい。シュロガヤツリが巨大に成長している。

水槽 水草 生体
五右衛門水槽(235L) ≫ホテイソウ
≫シュロガヤツリ
≫ミニシペラス
ランチュウ幼魚
ミナミヌマエビ




-タライ水槽A(120L)

単種メダカを飼育している水槽。“マニーサイアム”は40Lサイズの我家の最大サイズの内鉢に植え付けているのにもかかわらず成長が遅く且つ、水上葉が穴だらけで除去したら寂しい感じになってしまった。“マンカラウボン”の親株の水上葉の成長著しく早々に開花が期待できる。

水槽 水草 生体
タライ水槽A(120L) ≫耐寒性睡蓮
・マニーサイアム(親)⇒4/14
・マンカラウボン(親)⇒4/14
≫ウォーターミント
メダカ(単種



 

-タライ水槽B(120L)

ランチュウを飼育している水槽。15匹稚魚を入れていたが、色が付いていない6匹を五右衛門水槽に移動。緑水化が進行しているせいか“ヘルボラ”の成長は悪い。植替前に開花した“ローズマグノリア”も植替ダメージのせいか、植替時に確認できた花芽は開花に至らず。水上葉は元気なので早々に新たな花芽が出てくるとは思う。

水槽 水草 生体
タライ水槽B(120L) ≫耐寒性睡蓮
・ローズマグノリア(親)⇒4/30
・ヘルボラ(子)⇒4/30
≫ウォーターミント
ランチュウ幼魚
ミナミヌマエビ

 


 

-タライ水槽(80L)

メダカの針子稚魚を飼育している水槽。“サイアムパール2”の親株は当水槽に鎮座。昨年、開花に至らなかった“ヒメコウホネ”は内鉢をサイズアップし植変をしたところ早々に開花(^▽^)/。

水槽 水草 生体
タライ水槽(80L) ≫亜属間交配種睡蓮
・サイアムパープル2(親)⇒3/30植替
≫ヒメコウホネ
≫アンブリア
≫ホテイソウ
メダカ針子



 

-陶器水槽(35L)

単種メダカを飼育いている水槽。“マニーサイアム”は水上葉も少なく根がイマイチ張っていない感じ。

水槽 水草 生体
陶器水槽(35L) ≫耐寒性睡蓮
・マニーサイアム(子)⇒4/14
メダカ(単種)



 

-プラ水槽(22L)

“ペリーズファイヤーオパール”と“マンカラウボン”の子株植付の内鉢と“古代蓮”の種が発芽処理後の種が水上葉が2枚となったので植付。睡蓮は根が張ったら知人に譲渡する予定。

水槽 水草 生体
プラ水槽(22L) ≫耐寒性睡蓮
・ペリーズファイヤーオパール(子)⇒5/18

・ペリーズファイヤーオパール(子)⇒6/15
・マンカラウボン(子)⇒5/18
≫蓮

・古代蓮(親)⇒6/15
ミナミヌマエビ



 

■ベランダビオトープ

現在、ベランダには2つの外鉢を設置。

-プラ鉢水槽(78L)

新規導入した“フェイマクドナルド”は当水槽に鎮座。移動時に根が浮いてしまい、再度植えるのに少々難儀した(´;ω;`)ウッ…。沈める前に根が浮かないように忘れずに石で重しをした方が良い。また移設時に水上葉も数枚傷んでしまい除去したので少し寂しい感じになってしまった。

水槽 水草 生体
プラ水槽(78L) ≫亜属間交配種睡蓮
・フェイマクドナルド(親)⇒6/15
≫ミズトクサ
≫マツモ
≫アナカリス

≫アオウキクサ
メダカ
スジシマドジョウ
ミナミヌマエビ



 

-発泡スチロール水槽(25L)

針子&稚魚育成水槽には“ヘルボラ”親株が鎮座。外鉢容量が25Lと少ないが、超小型姫睡蓮“ヘルボラ”なら大丈夫と思われる。

水槽 水草 生体
発泡スチロール
水槽(25L)
≫耐寒性睡蓮
・ヘルボラ(親)⇒4/30
≫ウォーターミント
≫マツモ
≫アオウキクサ
メダカ針子
ミナミヌマエビ
 

針子育成用のケースにはミジンコが大量発生。ちょっと気持ち悪いがメダカ幼魚の餌になりそうなので放置。

重しを置いて仕切りを外したらあっという間に大量にいたミジンコはメダカとミナミヌマエビに捕食され姿が見えなくなった。




 

■2024年睡蓮一覧

2024年は耐寒性睡蓮1種、亜属間交配種睡蓮2種を加えた全10種の睡蓮を目下育成中!今期は植替が遅かったため花が咲くのも7月以降にずれ込みそう。次回は3月もしくは10月に植え替えて初夏頃に花が咲くように調整したい。また、睡蓮外鉢は容量120Lのタライが価格の面且つ水質安定のバランスが最も良いと思われる。

No. 分類 名称 サイズ 色調 株分
2024
植替日
2024
初開花日
2024
開花
日数

2024
1 耐寒性睡蓮(温帯睡蓮) マニー サイアム S 2024/4/14  
2 ローズ マグノリア M 2024/4/30 2024/4/30 0days
3 ペリーズ ダブル イエロー L × 2024/4/14    
4 ヘルボラ SS 2024/4/30    
5 マンカラウボン M 2024/4/14    
6 ペリーズ ファイヤー オパール L 2024/4/14    
7 ラズベリー L 2024/6/1    
8 亜属間交配種
睡蓮
アウグキー M 2024/6/16    
9 サイアム パープル2 M × 2024/4/30    
10 フェイ マクドナルド M 2024/6/16    

ちなみに2023年に導入した7種の睡蓮の植付日と初開花迄の日数はコチラ。凡そ2~3ヵ月で開花に至る。“マンカラウボン”の初開花迄の日数が106日と長いのは内鉢が小さいのとベランダで日照時間が約5時間程と短いのが要因と思われる。ローズマグノリアは“カインズ”、それ以外の品種は全て“Kazuのメダカ睡蓮ビオトープ”さんより購入。サイズは個人的見解含む。

No. 分類 名称 サイズ 花色 植付日
2023
初開花日
2023
開花日数
2023
1 耐寒性睡蓮(温帯睡蓮) マニー サイアム S 2023/4/28 2023/7/8 71days
2 ローズ マグノリア M 2023/3/30 2023/6/24 86days
3 ペリーズ ダブル イエロー L 2023/4/15 2023/7/6 82days
4 ヘルボラ SS 2023/7/1 2023/8/20 50days
5 マンカラウボン M 2023/4/16 2023/7/31 106days
6 ペリーズ ファイヤー オパール L 2023/4/15 2023/7/11 87days
7 亜属間交配種
睡蓮
サイアム パープル2 M 2023/7/8 2023/9/4 58days


 

■気になる睡蓮種

来期は以下の睡蓮の内、3品種の導入したいと思案中。小型もしくは中型の蓮にも導入してみたい。

≫耐寒性睡蓮

・サイアム ピンク ムーン(L)⇒白色系
・ラッタナ(L)⇒白色系
・スノウレディ(L)⇒白色系
・タンポン(M)⇒白色系
・グレッグズ オレンジ ビューティー(M)⇒黄色系
・プッタラクサー(M)⇒黄色系

・ゴールデン ゴブレット(M)⇒黄色系
・ジャッカファン(M)⇒赤色系

≫亜属間交配種睡蓮

・ピンク クンツァイト⇒赤色系

≫熱帯睡蓮

・タイニムファ(M)⇒赤色系※夜咲
・ティナ(S)⇒青色系


 

■備忘録

今回の記事における備忘録がコチラ。

□耐寒性睡蓮“マンカラウボン”の株分及び植替ダメージが少ない
□睡蓮外鉢は120Lタライの汎用性が高い
□睡蓮植付後は根浮き防止のために重しの石を載せる
□ベランダビオトープ水槽の幹之メダカの墜ち率が高い
□ベランダビオトープ水槽のミナミヌマエビが爆殖
□屋外&ベランダビオトープ水槽のアオウキクサが爆殖
□屋外ビオトープランチュウ用水槽の緑水化が早い
□屋外ビオトープタナゴ用水槽でタナゴの上見が見難い
□針子育成ケースにミジンコ大量発生


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