[ネイチャーハイク/Dune10.9] ～インナー4幕 幕内レイアウト検証編～

[ネイチャーハイク/Dune10.9]のインナー4幕のレイアウトを検証してみた。検証時、風が徐々に強くなり、簡易設営であったために時折テントが歪んでいるがご了承を…

■コット&インナー

今回用意したアウター＆インナー。コットはコチラ。

≫アウターテント
アウターテントは3フレーム構成のドーム型テント[ネイチャーハイク/Dune10.9]を使用。ティピー型テントと違い幕壁の角度が無いため端に寄せ易いため、テントコットはハイコット仕様にて検証。

 

≫インナーテント
カンガルースタイルで運用するインナーは全4種。①～③は単独使用の他にコット装着も使用可能。①②④は前後面パネルからの2方向での出入りが可能だが、③は前面パネル1方向のみ。

 

≫コット
コットテントを装着するコットはコチラ。

 

インナーテント4種及びコット仕様の展開サイズ一覧がコチラ。

[メーカ名/製品名]	フロア奥行(cm)	[Soomloom/2wayキャンプコット] ロー：192*69*19.5(h)cm ハイ：190*68*39.5(h)cm
		単独仕様	ローコット仕様	ハイコット仕様
①[Helinox/ソロインナーメッシュ]	70	190*94*95(h)	190*94*114.5(h)	190*94*134.5(h)
②[DRASOUL/コットテントTCソロ]	70	190*70*100(h)	190*70*119.5(h)	190*70*139.5(h)
③[FIELDOOR/ポップアップメッシュテント]	70	230*70*70(h)	230*70*89.5(h)	230*70*109.5(h)
④[Coleman/インスタントアップドームSインナー]	90	210*90*100(h)	–	–

※正確な仕様は各製品HPを参照のこと

■アウターテント⇒[ネイチャーハイク/Dune10.9]

[ネイチャーハイク/Dune10.9]を設営。長フレームポール2本で立ち上げた後に短フレームポールを通そうと思ったが無理だったため、今回はこのままセンターフレームレスにてインナーテントのレイアウトを検証することにした。

 

レイアウト検証なので[Soomloom/2wayキャンプコット]を四隅コットレッグのみ装着しハイコット調にて使用。まずはハイコットのみ背面側にレイアウトしてみた。ソロで使うには広すぎる程のリビングスペースを確保することが出来る。

 

■インナー①⇒[Helinox/ソロインナーメッシュ]

-ハイコット仕様

≫後面配置
ド本命となるアウター後面側のレイアウト。上面奥行が94cmあるためドーム型テントと言えどそれなりに幕壁から離してレイアウトする必要があるが、元々ソロで使うには広めのアウターなので十分な前室スペースを確保することが出来る。

 

テントコットから後面スタンディングテープ迄に距離は95cm、中央スタンディングテープ迄の距離は50cm。

≫側面配置
後面配置より側面の方が上面奥行94cmの影響を受け易く幕側壁から離す必要が出てくる。

 

中央スタンディングテープから約30cmはみ出る。

テントコットとボトム左側面迄の距離は約45cm、ボトム右側面迄の距離は130cm。

■インナー②⇒[DRASOUL/コットテントTCソロ]

-ハイコット仕様

≫後面配置
上面奥行が52cmとインナー①より-42cm短い分、幕壁後面に寄せ易い。ベージュ系の色味なら尚マッチング感が高いのだが残念だがラインナップはない。

 

テントコットから中央スタンディングテープ迄の距離は約70cm、後方スタンディングテープ迄の距離は約70cm。

≫側面配置
側面配置でも上面奥行が52cmとインナー①より-42cm短い分、幕壁側面に寄せ易い。

テントコットから幕壁ボトム左辺迄の距離は約25cm、幕壁ボトム左辺迄の距離は約150cm。

 

■インナー③⇒[FIELDOOR/ポップアップメッシュテント]

-ハイコット仕様

≫後面配置
全幅は230cmと長いが全高が70cmと低いため幕壁後面に寄せることが出来る。惜しむべきは出入口は前面パネルのみで後面パネルがないため、コットテント奥に荷物を置いた際のアクセスが出来ないこと。

 

テントコットから中央スタンディングテープ迄の距離は105cm、後方スタンディングテープ迄の距離は40cm。

≫側面配置
全幅は230cmと長いが全高が70cmと低いため幕壁側面に寄せることが出来る。

テントコットから幕壁ボトム左辺迄の距離は約30cm、幕壁ボトム左辺迄の距離は約160cm。

■インナー④⇒[Coleman/インスタントアップドームSインナー]

-単体仕様

≫後面配置
通常サイズのコットへの装着は出来ないがインナー4幕中、幕壁後面に一番寄せることが出来る。色味もまるで純正が如くのマッチング感♪奥行も他3幕は70cmに対し90cmとよゆうがあるのでコットのベンチ使用を考えないなら、ワンタッチ展開も可能でレイアウト的にも使い勝手が良いと思われる。

 

テントから中央スタンディングテープ迄の距離は105cm、後方スタンディングテープ迄の距離は25cm。

≫側面配置
インナー4幕中、最も幕壁側面に寄せることが出来る。2つのインナーをレイアウトする場合の選択肢として有利。

テントコットから幕壁ボトム左辺迄の距離は約0cm、幕壁ボトム左辺迄の距離は約140cm。

■まとめ

カンガルースタイルでハイコット仕様ならベッド以外でもベンチとしても使用することが出来き、コット下のスペースを荷物置き場として使用することが出来るので便利。

≫インナー4幕の所感

インナー各4幕毎の所感がコチラ。

≫アウター幕壁までの距離

[ネイチャーハイク/Dune10.9]をカンガルースタイル使用する際のインナーとして己のキャンプスタイルで一番使い勝手が良いのは[DRASOUL/コットテントTCソロ]のハイコット仕様の奥側配置と考えられる。2つのインナーをレイアウトするなら幕壁に寄せ易い[Coleman/インスタントアップドームSインナー]を追加するのが良いかな。

[メーカ名/製品名]	仕様	[Soomloom/2wayキャンプコット] ロー：192*69*19.5(h)cm ハイ：190*68*39.5(h)cm	ネイチャーハイク Dune10.9
			バック内壁 距離	サイド距離	実践 可否
[DRASOUL/ コットテントTCソロ]	単独	190*70*100(h)	未測定	未測定	–
	ロー	190*70*119.5(h)	未測定	未測定	–
	ハイ	190*70*139.5(h)	70	25	◎
[Helinox/ ソロインナーメッシュ]	単独	190*94*95(h)	未測定	未測定	–
	ロー	190*94*114.5(h)	未測定	未測定	–
	ハイ	190*94*134.5(h)	95	45	△
[FIELDOOR/ ポップアップメッシュテント]	単独	230*70*70(h)	未測定	未測定	–
	ロー	230*70*89.5(h)	未測定	未測定	–
	ハイ	230*70*109.5(h)	40	30	○
[Coleman/インスタントアップドームSインナー]	単独	210*90*100(h)	25	0	○

※正確最新の仕様は各製品HPを参照のこと

 

≫イメージ図との差異

検証前の予想イメージとの幕壁後面との距離の差異はコチラ。何れもコットテント上部とアウター幕壁との干渉があり、実際にはイメージ図より+20～35cm程距離をとる必要があった。